何らかの影響で人間でありながら怪異を保有してしまった者のことです。
人間に戻ることはなく、怪異持ちとして生きていくか怪異になってしまうかの選択しかありません。
半分は怪異であるため、微量ながら記憶調整が適用され一般人からはただの人間として認識されます
多く見られるのは「生まれつき怪異持ちだった」と「怪異事件に巻き込まれた」という原因です。
しかしながら他の要因でなる人もいるそうです。
また、遺伝の関係も良く分かっておらず、遺伝する怪異持ちもいれば、突然生まれた怪異持ちもいます。
怪異持ちは特殊な「能力」と「代償」を保持しています。
代償のおかげで怪異にならずにいられるのです。
能力は怪異に等しい力を発揮できます。ある特定怪異を使役したり、怪異に変身したり、超能力的な力を発揮したりと人それぞれです。
代償は能力に等しいかそれ以上の力で怪異持ち自身に精神的、肉体的苦痛を与えたり、日常生活に支障をきたすものや、大切な人を失うなどといった苦痛を与えます。
代償の大きさは 能力=代償か能力<代償といった風に能力以下になることは少ないです。
能力に全然関係ないものが代償として払われる人もまれにいます。
怪異事件が解決しない場合、その中心怪異は消滅と同時に近くの怪異持ちを怪異に変えてしまいます。
元怪異持ちである怪異は強力なモノが多く、さらにそこから怪異事件が発生する可能性があります。
代償から解放されますが、同時に人間としての自我を失い、人を襲い始めるケースが多いです。しかし元怪異持ちの怪異は人を襲うことに抵抗して事件を起こさないようにする者や、怪異と怪異持ちのみを襲う者になる可能性が高いです。