コード表記
コードとは和音を表す用語である
コードを表現する時にディグリーネーム(度数)で表す場合と、コードネームを用いて表す場合がある
ディグリーネームとはローマ数字で現在のコードを表現し、度数で表す為アナライズや和声などでよく用いられる
ディグリーネームで表記する場合、直感的になんの音を弾くべきなのかが判断に困る為直接どの音を弾くのかを瞬時に判断できるようにコードネームは誕生した
たとえばローマ数字のIがあったとする
Iと書かれていただけでは、どのキーのIなのかが分からない
そこでKey of C のIと説明してあげなくてはならない
これをただ単にCと書くだけで弾くべきコードが直感的に分かるようになる
Key of C のI も コードネームCもほぼ同義だ(突き詰めていくと違うのだが、この段階では便宜的にイコールとしてしまっても良い)
コード表記にはコードネームが用いられ直感的にコードをかき鳴らす類の音楽にとっては、もはや日常的なものとなっている
コードの表記は英語で表され、ドイツ語に慣れてしまっている方はHをBとBをBbと読み替える必要が出てくる
Key of Cの標準的なコードネームは
C Dm Em F G7 Am Bm-5 となる
ちなみにディグリーネームでは
I IIm IIIm IV V VIm VIIm-5 となる
最終更新:2007年03月26日 17:58