最後に登場するのはドミナントを用いたアプローチである
これまで通り、アプローチ方法にはまったく違いはない
単純にアプローチを行う音の種類が違うだけで、用法としては同じなのだ
このアプローチでは後に来る対象となるコードのドミナントコードに値するコードを挿入するのだ
基本的にディミニッシュアプローチと考え方は同じになってくる
セカンダリードミナント的なアプローチでもある
CからDmへ進行する際に
間にA7を挟み込むという至ってシンプルな仕組みである
CからEmへ進行するのであればB7を挟み込む
音形は挟み込むコードの音形に準じて、ボイスリーディングをしっかりとやる事で
音の安定性が増す