外貨建ての債権・債務を管理するときは、債務ごとに各債券・債務をネット(純額)で考える。
いくらの債権債務が為替リスクを有しているかを計算して、その金額に対して対応策を練る必要がある。
その為替リスクのヘッジ手法の代表格が、為替予約である。
200万ドルの為替予約を100円/ドルで契約(100円/ドル時に債権を購入と仮定)
| 内訳 | 金額 | 為替レート(円/ドル) | ||
| 80 | 100 | 120 | ||
| 外貨建債権 | 200万ドル | -40 | 0 | +40 |
| 為替予約 | -200万ドル | +40 | 0 | -40 |
100円を各通貨で5年間運用,ドル円レートは95円とする。
日本円のスワップレートが1%とすると、100 * (1+0.01)^5 = 105.1
ドルのスワップレートが3%とすると、100 * (1+0.03)^5 = 115.9
となるが、デリバティブの世界ではリスクなしに儲ける事はないが前提。
つまり、円での金利収入とドルでの金利収入が等しくなるように為替予約レートが計算される。
円の5年後の価値=100 * (1+0.01)^5
ドルの5年後の価値=100 / 95 * (1+0.03)^5 * 為替予約レート
為替予約レート = 86.13円/ドルとなる。
ちなみに為替予約レートは将来の為替レートを計算している訳ではない。何の関係もない。
最もシンプルな金利スワップは変動金利と固定金利の交換。
LIBORやTIBORといった変動金利での借入をしている会社が、
将来の支払利息の金額を確定したいときに利用する。
所謂、金利上昇リスクの軽減
金利スワップの契約書には、下記の事項が記されている。
金利スワップの評価(2年間を想定)![]()
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| 想定元本 | 100百万円 |
| 受渡サイクル | 6ヶ月 |
| 受け取りサイド | ||
| 固定・変動 | 固定金利 | |
| 金利 | 2.00% | |
| 受取金利 | ||
| 元本 | 受取利率 | 受取金利(百万円) |
| 100 | 2.00% | 1.00 |
| 100 | 2.00% | 1.00 |
| 100 | 2.00% | 1.00 |
| 100 | 2.00% | 1.00 |
計 4.00
| 支払いサイド | |||
| 固定・変動 | 変動金利 | ||
| 金利 | LIBOR | ||
| 支払金利 | |||
| 元本 | DF | 支払利率(IFR) | 支払金利(百万円) |
| 100 | 0.99919 | 1.00% | 0.50 |
| 100 | 0.99385 | 1.08% | 0.54 |
| 100 | 0.98799 | 1.18% | 0.59 |
| 100 | 0.98469 | 0.67% | 0.34 |
計 1.97
| 受取金利 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 4.0 |
| 支払金利 | 0.50 | 0.54 | 0.59 | 0.34 | 1.97 |
| 差額 | 0.50 | 0.46 | 0.41 | 0.66 | 2.03 |
| DF | 1.00 | 0.99 | 0.99 | 0.98 | |
| 現在価値 | 0.50 | 0.46 | 0.40 | 0.65 | 2.01 |
金利スワップの現在価値 2.01