考察 > パッケージの構成

インストール処理に必要な機能



バージョンの考え方

表記について

A.B.C x (y)
A MAJOR RLEASE
B MINOR RELEASE
C FIX RELEASE
x HotFix
y BUILD NUMBER

  • 1.0 (MAJOR RELEASE)
    • 1.0 HotFix1 ... 不具合修正
    • 1.0 HotFix2
    • :
    • 1.0 HotFix N
    • 1.0.1 (FIX RELEASE) ... 累積的にHotFixを含むリリース
      • 1.0.1 HotFix1
      • 1.0.1 HotFix2
      • :
      • 1.0.1 HotFixN
    • 1.0.2 (FIX RELEASE)
    • :
    • 1.0.N (FIX RELEASE)
  • 1.1 (MINOR RELEASE) ... 累積的なFotFixと機能追加・強化を含むリリース
  • 1.2 (MINOR RELEASE)
  • :
  • 1.N (MINOR RELEASE)
  • 2.0 (MAJOR RELEASE)

互換性について

同一MINOR VERSION間は動作互換性を保つように実装する。


ファイルレイアウト

  • プログラム
    • 本体
  • 設定ファイル保存先
  • データ保存先
  • データベース

新しいバージョンをインストールする際に古いバージョンをどうするのか?

基本的にはファイルの上書き先を一式バックアップしておく。
切り戻しが容易になるように、まとめてバックアップを取る
(1ファイル単位でのバックアップは取らない)。

コピーを取った上で、ファイルを上書きしていく。

*


インストール処理

  • 処理全体の仕様
    • 環境の確認 → 適用対象の選択
      • OSバージョン
      • アーキテクチャ
    • プログラムバージョンの確認 → 適用可否の確認
    • 事前処理
      • 関連するサービスの状態確認・操作
    • インストール処理
      • ファイルの更新・検証
      • 設定の更新・検証
      • データの更新・検証
    • 事後処理

各処理がチェックポイントとなっていて、検証で「失敗」になった場合は、切り戻しされる。

  • ファイル操作
    • 上書き確認
    • 古いファイルの退避
    • ファイルのコピー
    • 権限付与

  • サービス操作
    • 状態確認
    • 起動
    • 再起動
    • 停止
    • サービスの登録
    • サービスの解除
    • サービスの自動起動設定

  • 設定の更新
    • 設定項目の追加
    • 設定項目の変更
    • 設定項目の削除

  • データの更新
    • データベースの拡張
      • スキーマ(テーブル)拡張
    • レコードの追加
    • レコードの変更
    • レコードの削除
    • データファイルの更新


最終更新日 : [2013-07-06]
最終更新:2013年07月06日 15:54