netshコマンドの使い方メモ。
コマンドの特徴
コマンドプロンプトからnetshコマンドに引き続きコマンドラインオプションを指定することで、非対話モードで実行します。
一方netshとのみタイプすることで、対話モードへ入ります。
スクリプトを記述したテキストファイルを指定して一括設定を行うことも可能です。
コンテキストとは、netshコマンドの設定対象を示します。
例えば
netsh interface
の場合、inerfaceというコンテキストはNetworkインターフェースに関する設定項目・コマンドを提供します。
内部的にはコンテキストはnetshヘルパDLLとして、netshの拡張コマンド的な扱いで実装されているようです。
コマンドは実際に、対象に対して行う命令です。
例 IPアドレスの設定表示
netsh interface ip show address
大体の場合において、各コマンドの後ろに?かhelpをつけることで、コマンドの詳細が分かるので、それで問題ありません。
オンラインモードでは、netshコマンドによる設定変更を随時行います。
オフラインモードでは、netshコマンドによる設定変更をcommitコマンド実行時あるいはオンラインモードに変更された際に行います。
よく使いそうな構文
IP設定のダンプ
netsh interface ip dump
IPv4の設定をダンプします。
ダンプ結果を見ると、順番に実行することで同じ設定状態に戻せそうな感じです。
結果(例)
# ----------------------------------
# インターフェイス IP 構成
# ----------------------------------
pushd interface ip
# "内部接続" のインターフェイス IP 構成
set address name="内部接続" source=static addr=192.168.1.2 mask=255.255.255.0
set address name="内部接続" gateway=192.168.1.253 gwmetric=0
set dns name="内部接続" source=static addr=192.168.1.253 register=PRIMARY
set wins name="内部接続" source=static addr=none
popd
# インターフェイス IP 構成の最後
最終更新:2009年05月06日 04:54