よく使うコマンドのメモ
アーカイヴ
ログのアーカイヴや、ディレクトリ丸ごとバックアップを行う際に使う。
(例)
tar -phcvf hoge.tar hoge/
指定したフォルダ以下をパーミッション情報およびシンボリックリンク先の実体をコピーしてアーカイヴするコマンド。
【参考】オプション
-p |
パーミッションの保持 |
-h |
シンボリックリンクの先の実態をたどってコピー |
hオプションを付けない場合は、シンボリックリンクはサイズ0のファイルになってしまうため注意。
アーカイヴその2
(例)
tar -prvf hoge.tar /etc/httpd/httpd.conf
指定したファイルを、フルパスにて、アーカイヴに追加するコマンド。
-p |
パーミッション情報を保持 |
-r |
アーカイヴに追加 |
-v |
詳細を表示 |
-f |
ファイルに出力 |
別のオプションを付けないと、基本的にtar内部に絶対パスでファイルを格納することはできない。
またtarアーカイヴからファイルをとりだす時は、必ず-tvfオプションを使用して、ファイルが絶対パスで格納されていないか確認してから、行うべきである。
(上書き確認が表示されるとは思うが)
古いファイルの検索
キャシュファイルの削除や、不要になったログのクリアなどの際に使う。
(例)
find . -name "*.log" -type f –atime +7 –print0
7日以上前のアクセス日付の *.log という名前の ファイル を検索するコマンド。
【参考】他のオプション
-name "*.log" |
拡張子が .log になっているファイルのフィルタ |
-type f |
ファイルのみ(ディレクトリは対象外) |
-atime +7 |
7日以上前のアクセス日付 |
-print0 |
区切り文字をNULL終端のみで処理 |
CD/DVD ROMドライブのマウント
autofsで自動的にマウントするのを待たずに、手動でマウントする方法。
cd /media
mkdir ROM
mount /dev/cdrom /media/ROM
Redhat系なんかだと、GUIが起動していないと?何故かautofsで自動マウントされないので、上記のようなコマンドラインを実行する必要がある。
ボリュームラベル名のマウントポイントを作る場合は
cd /media
mkdir `volname /dev/cdrom`
mount /dev/cdrom `volname /dev/cdrom`
のようにする。
CD/DVD ROMドライブのマウント2
cd /misc
cd cd
/mnt以下にフォルダが見えなくても、cdコマンドでcdディレクトリに移動すると、自動的にマウント処理が走ってCD/DVDがマウントされる。
RPMを使ったインストール・アンインストール
インストールされているパッケージの検索
rpm -qa | grep 検索
パッケージの正当性チェック(ファイル署名)
rpm --checksig パッケージ
公開鍵を持っていない場合のインポート方法
rpm --import 鍵ファイル(*.asc)
パッケージの依存関係のチェック
rpm -q --whatrequires パッケージ
インストールテスト
rpm -ivh --test パッケージ
インストール
rpm -ivh パッケージ
アンインストール
rpm -e パッケージ
変更履歴の確認
rpm -q パッケージ --changelog
(例)
rpm -q httpd --changelog
* 木 4月 03 2014 Johnny Hughes <johnny@centos.org> - 2.2.15-30.el6.centos
- Roll in CentOS Branding
* 木 3月 20 2014 Jan Kaluza <jkaluza@redhat.com> - 2.2.15-30
- mod_dav: add security fix for CVE-2013-6438 (#1078174)
- mod_log_config: add security fix for CVE-2014-0098 (#1078174)
:
略(続く)
:
yumを使ったインストール・アップデート・削除操作
最終更新:2014年09月27日 09:47