squidサーバの設定

#contentsx


confファイルの編集

デフォルトでは/etc/squid/squid.conf

HTTPポートの設定(ポートを"8080"に)

#Default:
# http_port 3128
http_port 8080

キャッシュメモリの設定

多く設定すればキャッシュをメモリから読み出すので快適。実搭載メモリ量を考慮する。

#Default:
cache_mem 16 MB

キャッシュフォルダの設定

キャッシュフォルダの設定をします。
キャッシュサイズ1024MB、サブディレクトリの階層構造は16×256、/var/spool/squid ディレクトリにキャッシュを保存するように設定。

#Default:
cache_dir ufs /var/spool/squid 1024 16 256

アクセス制御

"local"って名前で"192.168.0.0/24"を定義
"access allow local"で許可
記述位置の注意("access deny all"の前に"

acl all src 0.0.0.0/0.0.0.0
acl manager proto cache_object
acl localhost src 127.0.0.1/255.255.255.255
acl to_localhost dst 127.0.0.0/8
acl SSL_ports port 443 563
acl Safe_ports port 80 # http
acl Safe_ports port 21 # ftp
acl Safe_ports port 443 563 # https, snews
acl Safe_ports port 70 # gopher
acl Safe_ports port 210 # wais
acl Safe_ports port 1025-65535 # unregistered ports
acl Safe_ports port 280 # http-mgmt
acl Safe_ports port 488 # gss-http
acl Safe_ports port 591 # filemaker
acl Safe_ports port 777 # multiling http
acl CONNECT method CONNECT

acl local src 192.168.0.0/255.255.255.0

http_access allow manager localhost
http_access deny manager
http_access deny !Safe_ports
http_access deny CONNECT !SSL_ports

http_access allow local

http_access allow localhost
http_access deny all
http_reply_access allow all
icp_access allow all

接続元のローカルIPを漏らさない設定

#Default:
forwarded_for off

その他

"visible_hostname"と"unique_hostname"を入力していないとキャッシュの初期化が出来なかった。
cache_effective_user squid
cache_effective_group squid
cache_mgr root@localhost
visible_hostname none
unique_hostname none

webminをインストールして、そっちで設定した方が楽(^^;

階層コード

squidがどのように要求を処理したかの記録 NONE TCP Hit, TCP failures,cachemgr リクエスト,それとすべてのUDPリクエストの場合に記録されます。これらは階層に関する情報がありません。

DIRECT オブジェクトはソースのサーバから入手されました。
SIBLING_HIT オブジェクトはUDP_HITでで応じた兄弟サーバから入手されました。
PARENT_HIT オブジェクトはUDP_HITでで応じた親サーバから入手されました。
DEFAULT_PARENT ICPリクエストは送られませんでした。設定ファイルで"default"とされていた親が選ばれました。
SINGLE_PARENT オブジェクトは、与えられたURLに適した親から入手されました。
FIRST_UP_PARENT オブジェクトは親リストの最初の親から入手されました。
FIRST_UP_PARENT オブジェクトは、URLの為の親がいなかったので、ソースのサーバからダイレクトに入手されました。
FIRST_PARENT_MISS オブジェクトはもっとも早く反応した親から返されました。
CLOSEST_PARENT_MISS この親サーバが、ソースサーバまでのもっとも小さいRTTをもっていたので選ばれました。
CLOSEST_PARENT 親の選択は、自分のRTT測定に基づきました。
CLOSEST_DIRECT 自身のRTT測定の結果がどんな親より早いでした。
NO_DIRECT_FAIL オブジェクトはファイヤーウォールの構成のために返されませんでした。
SOURCE_FASTEST PINGにもっとも早く反応したので、ソースサーバが選ばれました。
ROUNDROBIN_PARENT 設定ファイルでラウンドロビンとして設定してあった親から、もっとも回数の少ないのを選びICPの返事を受け取りました。
CACHE_DIGEST_HIT キャッシュダイジェストがヒットを予測したので、同輩は選ばれました。 後で親と兄弟を見分けるためにこのオプションを取り替えました。
CD_PARENT_HIT キャッシュダイジェストによりオブジェクトヒットを予告されたので、この親が選ばれました。
CD_SIBLING_HIT キャッシュダイジェストによりオブジェクトヒットを予告されたので、この兄弟が選ばれました。
NO_CACHE_DIGEST_DIRECT このアウトプットは使われていないようですが?
CARP ピアはCARPによって選ばれました。
ANY_PARENT src/peer_select.c:hier_strings[]の部分。
INVALID CODE src/peer_select.c:hier_strings[]の部分。
最終更新:2010年09月20日 22:41