IPパケットフィルタでファイアウォールの設定を行います
Fedoraでは、iptablesを利用しています。iptablesはパケットフィルタのテーブルを設定・管理・検査するために用いられます。
iptablesは設定ファイル /etc/sysconfig/iptablesを以下の順序で解釈します。

  1. チェインを上から順番にチェック
  2. マッチしたルールに従いパケットフィルタリングを行い、以降のルールはスルーする
  3. マッチするルールが無ければスルーする

ローカル宛のパケットであれば、受信時にINPUTチェインを、送信時にOUTPUTチェインを評価し、
ローカル宛のパケットでなければFORWARDチェインを用いてルールを評価します。

+----------+  +-----------+  +-------+ +-----------+
|パケット受信|→|ルーティング|→|Forward|→|パケット送信|
*----------+  +-----------+  +-------+ +-----------+
                ↓         ↑
               +------+         +------+ 
        |INPUT |         |OUTPUT|
             +------+         +------+
         ↓         ↑
               +---------------------------+
             |ロ ー カ ル プ ロ セ ス |
             +---------------------------+


iptablesの設定

最終更新:2010年09月20日 22:42