東北関東大地震地域の子どもたちに本を通じて出来る支援を


 2011年3月11日(金)に発生した東北関東大地震では、いまだに被害の全貌がつかめず、救助と復興にはまだ長い時間がかかることが予想されます。

 生命や生活に関わる一次的な支援に携わることが出来ないことに、もどかしい思いが募りますが、一方で、復興の過程で、必ず子どもたちへの心やケアや教育支援が必要となることもまた明らかで、子どもと本に関わるものとして、そのための取り組みを始めたいと思います。

 現時点では、まだどのような支援が可能になるか定かではありませんが、被災地の子どもたちの心を慰め、日常生活や学校生活に復帰するための支えとなる本をリストアップすることから始めたいと思います。今後考えられる展開は以下のとおりです。

1.ブックリスト(あるいはデータベース)の完成
2.被災地送付用の選書パッケージの作成
3.図書の調達(そのための寄付や募金活動など)
4.配布先の決定
5.配布の方法
6.図書を用いた読書支援活動の支援(ボランティアグループなどへの図書の提供)

上記について具体的なご提案をお持ちの方は管理者までご連絡ください。

 このページはどなたでも編集可能です(現在はメンバーログインモードに設定しています)。左のメニューから「本を登録」を選び、フォーマットに推薦する図書の情報を入力してください。最終的に被災地の子どもたちに届ける本を選ぶ際の情報として活用できればと思います。

 その他、記入の方法がわからない方や被災地から連絡を受けたものについての代行入力の場合は、その旨明記し、情報共有にご協力ください。図書館や本の関係者の声だけではなく、心のケアの専門家、大災害の被災体験者の方のご意見なども非常に有用だと思われます。

 皆さんのご協力をお願い申し上げます。

                                              (2011年3月14日)

 このサイトの管理は、河西由美子とSLLS(学びの場としての学校図書館)研究会有志が担当しています。
最終更新:2011年04月26日 22:36