注意書き

  • 失敗すると、元の HDD のデータが完全になくなります。
  • このページは個人の覚書です。正確さを保証するものではありません。
  • 省略してある情報も多々あります。(マスタ・スレーブ設定など)
  • ぱっと見て、理解できない部分がある場合は、挑戦しないほうが賢明です。どうしてもやりたい場合は、元 HDD の完全なバックアップを取っておいてください。

概要

  • 作業は 2007/03/01 - 2007/03/03
  • Windows2000 をインストールしてあるマシンの HDD を換装した
  • 元の HDD は 80G Seagate Barracuda ATA IV ST380021A 静かで有名だったモデル。全容量を1パーティションで切ってある。PC で TV 番組を録画するマシンを作るために買った。
  • 換装先 HDD は 320G 日立 HDT725032VLAT80、ドスパラで 9,880円。
  • 肝は、Windows 2000 の 137G の壁を越える方法
  • 必要な機材は、Linux マシンと 137G 越えの HDD に対応した Windows 2000マシン。

成功した手順

  • 元 HDD のサイズを確認。今回は 74.52G(コンピューターの管理->ディスクの管理で)。
  • 換装先 HDD を、137G 越えに対応した Win2000マシンに接続し、元 HDD と同じサイズのパーティションを換装先 HDD の先頭に、残りの容量を1パーティションに切る。このときパーティションサイズ入力が 'G' ではなく 'M' なので注意。
    • 74.52G = 74.52 * 2^30 = 80015240724.48 Byte
    • 780015240724.48 / 2^20 = 76308.48M

  • 元 HDD と換装先 HDD を Linux マシンにつなぐ。fdisk で、両方の HDD の最初のパーティションが同じサイズのことを確認。dd if=/dev/hd(元)1 of=/dev/hd(換装先)1 bs=(実装メモリの8掛け)M を実行。ちなみに、ここで of と if を間違えると元 HDD の内容が完全に消去される。bs=160M で実行した場合、1時間弱で終了。そのあと、fdisk で換装先のパーティションタイプを HPFS/NTFS に変更する。

  • 換装先 HDD を元のマシンに接続し、起動。この時点では、「システムにページング ファイルがないか、ページング ファイルが小さすぎます。」みたいなメッセージを表示するダイアログが出て、Windows の起動が最後まで行かない。

  • MS のHPの指示に従って、フロッピーから DOS を起動して、FDISK /MBR を実行。使ったのは IBM DOS バージョン J5.02/V。

  • 換装先 HDD から起動。この時点では、HDD は 136G までしか認識しない。このページの情報を参考にレジストリを変更、再起動すると HDD の 137G 越えが見える。

  • 換装先の HDD の二つ目のパーティションをフォーマットして終了。クイックフォーマットでいけた。


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最終更新:2007年03月03日 14:23