元々はヴェラリア市という、ソフィア王国北東部最大の地方都市であった。しかし、王党派、議会派の内戦で苦戦する王党派がヴェラリア市を拠点として行動するようになると、都市は要塞へと改造されていった。郊外から1㎞も歩けば、縦深5㎞にも及ぶ塹壕が建設され、市内部も複雑に要塞化されている。市は極めて厳重な管理化にあり、環境衛生も悪化、住民は大変不便で不快な生活を強いられている。
王党派軍集団や王女クラーラは兎も角、役所や警察などの腐敗が酷く、市長、警察、病院関係者などが癒着して、医療用麻酔薬を麻薬として横流ししたり、金を持っていそうな市民をスパイ容疑で殺し、その上その財産を押収して着服したりしている。王党派総司令部は勿論、ヴェラリアに拠点を置くクラーラでさえその事に気づいていない。
最終更新：2010年12月22日 22:58
