歴史
- 1986年、カナダのモントリオールでSoftimage社が設立される。創立者はアニメーター出身のDaniel Langlois氏。
- 1988年、SOFTIMAGE 3Dの最初のバージョン「Creative Environment」を発表した。
- 1990年、同社は画期的なアニメーション作成方法であるインバース・キネマティクスを発表。3Dアニメーション産業の中心的な企業へと急速に成長するきっかけになった。インバース・キネマティクスは後にSOFTIMAGE 3Dの標準機能として実装される。
- 1994年、マイクロソフトがSoftimage社を吸収合併した。Windows NT用にSOFTIMAGE 3Dを書き直したため、低価格のNTワークステーションでも使うことができるようになった。
- 1998年、カナダのAvid社はSoftimage社を買収し、子会社化。SOFTIMAGEシリーズ製品を大幅に値下げした。
- 1999年、SIGGRAPHでSOFTIMAGE 3Dの次世代バージョンのプロトタイプ「Sumatra」を発表。
- 2000年、SOFTIMAGE|XSI 1.0出荷開始。最初のバージョンはバグが多く不安定で、ポリゴンモデリング機能がないなど非常に厳しい出発だった。
- 2000年、SOFTIMAGE|XSI 1.5 モデリング機能の正式サポート Subdivision Surface搭載
- 2001年、SOFTIMAGE|XSI 2.0 コンポジット機能 FXtree搭載 Version 2.01でHair/Furサポート
- 2002年、SOFTIMAGE|XSI 3.0 リアルタイムシェーダ搭載・新クラウドシミュレーション
- 2003年、SOFTIMAGE|XSI 3.5 半年でのスピードリリース 互換性・ワークフローの改善
- 2004年、SOFTIMAGE|XSI 4.0 シミュレーション Syflex搭載(ADV) 新パッケージ"Foundation"発表
- 2005年、SOFTIMAGE|XSI 5.0 64bit版登場 ギガポリゴンコアのサポート・Hair/Syflexの機能向上・リジッドボディ AGEIA^(TM) physX^(TM)統合
- 2006年、SOFTIMAGE|XSI 6.0 SDKの新機能として外部レンダラの組み込みの容易化・DELTAリファレンス搭載
- 2007年、SOFTIMAGE|XSI 6.5 HDRレンダマップサポート SDK/APIの追加 Audio機能強化
- 2008年、SOFTIMAGE|XSI 7.0 ビジュアルプログラミング環境 ICE搭載 エフェクト関係の機能向上 マルチスレッド機能向上 "Foundation"の開発・提供終了
- 2008年、Avid Technology社がAutodesk社へSoftimage社の全ての事業を売却することで合意にいたる。
- 2009年、Autodesk Softimage 7.5 UV生成機能強化 Syflexマルチスレッド対応 ライセンス形式変更
最終更新:2009年08月05日 01:31