篠崎 孝太

篠崎 孝太


「しぶちょーしぶちょー、ご飯食べますかー?しぶちょー」

よみ:しのざき こうた
システム:ダブルクロス3rd
PL:よこもじ
NPC登場:可

基本情報

コードネーム:火神《カグツチ》
年齢:15 性別:男 星座:乙女座
身長:163 体重:49 血液型:O型
ワークス/カヴァー:UGNチルドレンB/高校生
ピュアブリード:モルフェウス
一人称/二人称:僕/あなた、支部長、しぶちょー
消費経験点:55

ロイス

関係 名前 感情
友人 ミスティアース ○憧憬/疎外感 目指すべき目標。隣を歩きたい。
上司 山田 誠司 ○尊敬/不安 依存相手。父親の代用。
Dロイス 生還者

詳細

幼少の頃ジャームに襲われ、目の前で母親が殺されることでオーヴァードとして覚醒する。
無事生き残ることが出来たが、父親には化け物として見られ、UGNに半ば捨てられる形で引き渡された。
大切な家族を失ったトラウマから、非常に内向的な性格になってしまい、UGNの組織の中で浮いた存在となってしまう。
決定的だったのは、初めての実戦の時、恐怖で身体が動かず、仲間のチルドレンを見殺しにしてしまったことである。
そのことから、周囲から完全に邪魔者扱いされ、UGNに居場所がなくなった。

しかし、N市に移されたとき、運命的な出会い(笑)を果たすことになる。
支部長こと山田 誠司から、オーヴァードとなって初めて人間的な情を向けられたのだ。
孝太にとって、その姿はまるで父親のように映り、彼に依存していくことになる。

その後、研究所の護衛に任命され、支部長と別れることとなるが、そこでも運命の出会い(パート2)が待っていた。
永見 昴である。彼女は、人と関わることが苦手な孝太に気兼ねなく接し、孝太もまた、少しずつ心を開いていった。
支部長が父親なら、彼女は孝太にとって母親のような存在だったと言えるだろう。
歪ではあるが、それでも周りに支えられ、自分の足で立とうとしていた矢先に、事件は起こった。
永見 昴が死んだのだ。
このことによって、孝太の心は再び壊れることとなった。
彼女を死なせてしまったことと、母親を守れなかったことが重なり、より強いトラウマとなって蝕んでいく。

研究所は崩壊し、N市の支部へと戻ることになったが、彼は昔以上に殻に閉じこもるようになった。
任務での外出を除けば、自分の能力で作り出した家からは一歩も出ず、支部長以外の他人との関わりを一切拒絶するようになる。

そんな毎日を過ごしていると、ある日、見知った顔の女性を発見する。それはスバルだった。少なくとも、彼は彼女が生き返ったのだと信じ込んだ。
もちろんそんなことはなく、彼も事実を知ったのだが、しかし、頭では理解してもそれを受け入れられず、彼女をスバルとして見ることとなる。
彼女を守ることは、ひいては永見 昴、そして母親を守ることと同じ意味を持っているのだと錯覚し、病的に彼女の保護をするようになった。

そのような関係が長続きするはずもなく、彼女は孝太の元から姿を消してしまう。
孝太はまさしく半狂乱といった形で、N市を駆けずり回った末、再びスバルと出会うが、拒絶される。
彼の幼い心では、彼女の気持ちを理解することなど出来ず、ただひたすら困惑することとなった。

その後、学校で再会したとき、スバルは自身をミスティアースと名乗り、さらなる混乱が彼を襲う。
しかし、ミスティアースの言葉により、ようやく(本当にようやく)スバルと永見 昴が別の存在であることをはっきりと自覚することとなった。
昴は死んだ。死んだ人間は生き返らない。そんな簡単なことを、ようやく知った。
初めて、昴ではなくミスティアースとして対面し、彼女の心の強さに素直に尊敬したのである。
辛い立場にあったというのに、それでも、誰に頼るでもなく、自分の力で、自分の足で歩こうとする彼女のことを格好良いとさえ思うようになったのだ。

昴の死を認識し、彼女への片想いは終わりを告げる。
彼女の墓に自分の想いを置いてきたのは、過去のトラウマとの決別を意味し、同時に母性からの脱却だった。

ミスティアースが旅立った日、次に再会した時は、彼女と同じくらい強くなっていることを決意する。
今現在、彼がどれだけ成長しているのかは、PLにも不明である。
いまだに支部長に依存しているのかもしれないし、また引きこもっているのかもしれない。
しかし、彼と共に多くの戦いを経験し、悩み、苦しみ、駆け抜けた身である私は、彼が一人立ちしていることを心より願う。

参加セッション


プレイヤーコメント

トラウマキャラをやったらトラウマになったでござる。
いや、もともとはただの引きこもりという設定だけだったのですがね、
どんどん駄目なキャラになっていってしまい、設定を付けることで言い訳してみました。
というか長々と書きすぎました。申し訳ないです。

キャンペーンの最中はとにかくPC、PLともに心に大ダメージを受けまくり、なんとかしようと右往左往していました。
何ともなりませんでした。
全部支部長をはじめとした他のPCの方々が事態を解決してくれました。
最初から最後まで成長しなかった孝太君は、場を引っかき回すことしかしていなかったのかも知れません。
当時のことは、思い出すだけで軽くふさぎ込みたくなるほどです。
しかし、初めてのDXキャラということもあって、非常に感慨深いキャラとなりました。
いつかまた、孝太君を使ってみたいですね。その時は、出来るだけ成長しているロールを心がけようと思います。
一緒に頑張ろう! 孝太君!

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最終更新:2011年12月12日 23:45