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妖精界 - (2008/02/08 (金) 00:29:03) のソース

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*妖精界
エルフ、ダークエルフ、ドワーフ、トロールなどが支配する世界。文明レベルは人間界とほぼ同等だが、社会構造や生活習慣などに関しては独自の文化を持つ。
1000年ほど昔、エルフの国・アルヘイムとダークエルフの国・アルカウムの間で戦争が起こり、双方共に大きな犠牲を産んだという歴史がある。その時の事を教訓として、二つの種族は同盟を結び、現在は安定した世界を築いている。しかしここ数十年は、再び両国の間に不穏な気配が漂いつつある。
4つの世界の中で、最も魔法という存在が社会に溶け込んだ世界である。魔法使いの数も多い(もともと、適正を持つものが多い)。
魔法の力と最新のテクノロジーの融合に関する研究も進んでおり、魔法は、社会の基盤を支える動力源としていたるところで活用されている。 

**二大勢力
***アルヘイム
美しい外見と高い知性を持つ、エルフ族の国。
高位のエルフたちが、長老として国のトップに君臨している。

レイ・ノガレが父方の祖父母宅で育てられた地。

-非公式
アールヴヘイム (Alfheim)は北欧神話において、光の妖精の国。

***アルカウム
剛健な体と高い戦闘能力を持つ、ダークエルフ族の国。
かつてはエルフによって虐げられた存在であったが、1000年前の大戦以降、表面上は平和協定を結び、現在に至っている。
総じて戦闘を好み、美や知性よりも権力や力を重視する傾向がある。

国の研究機関では、魔法学について実用的な研究をしているようだ。
ルース・オルセンは、魔法学史の編纂セクションに所属。臨床系の研究機関もあるらしい。
初出:3話前編・4章

**その他の国々
***ドゥベルドムス
ドワーフ族の国。
独自の文化を築き、主に岩場や洞窟などの多い地域に暮らす。
体はエルフ族よりも小柄であり、顔つきも童顔の者が多く、一見すると子供のようにも見える。
派手な事や他種族との争いごとは好まず、自分たちの社会を堅実に発展させ、豊かにするという事を大切にしている。

***クエルドルミーレ
トロル族の国。
他の種族との交わりを絶ち、辺境の森に隠れ里のような集落を作って暮らす。
体はドワーフと同等の小柄な者が多く、小人のような姿の者や、小動物に似た者など様々。
小心で警戒心が強く、異種族との関わりを嫌っている。

**人種
エルフの国、アルヘイムの国民性は均一ではない。
草原のエルフたちは活動的で戦闘能力に長け、森のエルフたちは思索的で静けさを好む、といったように、住む場所によってその特性も異なる。
ダークエルフ、ドワーフ、トロルについては、種族内の分類は知られていない。

***光のエルフ(ルチア・アルブム)
ソレンティア生徒会長ライナー・バストンや、
ティファレト女子寮の副寮長レティ・オランジェが属する種族。

***風のエルフ(ヴェンティ・アルブム)
ケセド男子寮の寮長クラエス・シェルストが属する種族。

***大地のエルフ(テラ・アルブム)
風紀委員会の委員長ミゲル・ラフンテが属する種族。

***水のエルフ(アクア・アルブム)
校史編纂委員会の委員長セシル・ブレインが属する種族。

***森のエルフ(ヌメル・アルブム)
ネツァク女子寮の寮長オードリー・エブラールが属する種族。
レイ・ノガレは父方にこの血を引いている。
初出:1話目7章

**その他
***ヒカリツバメ
翼の内側と胸から腹部分の羽毛が陽光を反射し、飛行時に強い光を発することからこの名がついた。 
ツバメの仲間であることからも分かるとおり、繁殖地と越冬地を往復する漂鳥である。
ソレンティアに持ち込まれた種は環境に馴染み、一箇所で生活をする留鳥となった。中庭で姿を見ることができる。

***妖精の寿命
妖精の寿命は、百五十年から二百年と、やや長命の傾向がある。
ソレンティアに在学できる12~26歳の若年層に関して言うと、成長速度は多種族とほぼ同じ。

***長老
エルフの中には、数千年もの年月を生き続ける「長老」のような特別な存在があると言われている。

***キャンディーローズの紅茶
キャンディーローズの花びらから作った紅茶。 
少量しか採ることができず、アルカウムの外にはほとんど流通していないらしい。 

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