Vox Brian May Special VBM-1

モード

  • Low Gain
  • High Gain
  • Gain
  • Volume

イコライザー

  • Tone

機能

  • Treble Booster Out
  • Phones Out(ミニジャックではない)
  • Extra Speaker Out (8Ω)

スピーカー

  • 1x6.5" Custom Full Range Speaker

出力

  • 10w

概要

Vox製のソリッドステートアンプ。クイーンのギタリスト、ブライアン・メイが初期に使っていたアンプ、通称ディーキーアンプをモチーフにして作られた限定生産品。
ディーキーアンプとは、これまたクイーンのベーシストであるジョン・ディーコンが車に搭載されていたオーディオユニットを取り外してアンプにしたもので、ボリュームつまみすら無く、ブライアンがお手製のトレブルブースターとギター側のボリューム、トーン調整で音を作ってたとかなんとか。これといくつかのエフェクターなどで初期のクイーンサウンドを構築していた。
VoxはAC30のブライアン仕様のアンプも出していて、それのプロモ的な感じでコレを出したものと思われる。
まずクリーンが無く、ローゲインかハイゲインのどちらかを選ぶ。多分ブライアンのギター、Red Special用にチューンナップされているのかもしれないが、シングルコイルのギターだとローゲインモードのゲイン調整で太いクリーン~オーバードライブが堪能出来るが、ハムバッカー系だとすぐにファズになる。
ハイゲインモードも同じで、シングルコイル系だとゲインフルテンでも何とかオーバードライブとファズの中間という感じだが、ハムバッカーだと即座にファズになる。
トーン調整は、要はトレブルブースターのシミュレートで、高域の調整用。ただし上げると、最初から独特のイコライジングがされている為、強烈な鼻詰まりのトーンが出現してくる。これもディーキーアンプのオマージュ。
Treble Booster Outは、他の機器でブライアン製トレブルブースターを堪能したい時に、エフェクターとして機能するもの。中高域が持ち上がります。またゲインのモードスイッチが適用されるので、クリーンにはローゲイン、歪にはハイゲインが望ましいと思う。
余談だけど、独特の鼻詰まり感以外は、同社のVox Pathfinder 10と歪み方からインターフェイスまでかなり似通っている。

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最終更新:2014年11月19日 21:55