Peavey Bandit 112

トーン

  • Clean: Vintage/Classic/Warm切り替えスイッチ
  • Clean Bass
  • Clean Middle
  • Clean Treble
  • Clean Volume
  • Clean/Overdrive切り替えスイッチ
  • Overdrive: High Gain/Modern/Classic Lead切り替えスイッチ
  • Overdrive Pre Gain
  • Overdrive Bass
  • Overdrive Middle
  • Overdrive Treble
  • Overdrive Post Gain

その他機能

  • Spring Reverb
  • Master Boost
  • Damping SW

インプット・アウトプット

  • High/Low Input
  • Send/Return
  • Extra Speaker Out (8Ω)
  • Speaker Emulated Out

スピーカー

  • 1x12" Blue Marvel

出力

  • 80/40/20w(アッテネーター搭載)

概要

5150などで有名なピーヴィーのソリッドステートアンプ、Bandit。こちらも練習用の枠に括られず多くのアーティストに使用されている有名な機種である。
ピーヴィーのソリッドステートアンプは全面的に独自のアナログ回路「Transtube」というものを使用している。これは他の企業と同じく、真空管の音やニュアンスをトランジスタで限りなく再現したものである。
クリーン、オーバードライブ共々3種類ずつあり、クリーンは高域が高めなVintage、フラットで癖の無いClassic、ゲインと中域を増し、やや歪んだクリーンを再現したWarmの3種類からなる。この機能のおかげで、エフェクターなどを使う際は、肝心のクリーン設定でより細かな設定が可能。
オーバードライブは全体的に乾いた歪となっており、古いマーシャルのようなClassic、デュアルレクチのように歪量が多く中域の削れているModern、歪が最も強く、中域が強調されたHigh Gainの3種。いずれも使い勝手は良く、トランスチューブフィルターのおかげで耳に突き刺さらない、温かみのあるドライブサウンドとなっている。
イコライザーはクリーンとODで分かれている。いずれも極端に変わるわけではなく、アンプ自体に設定された3種類ずつのクリーン若しくはODの補助的な役割となっている。
ブーストノブはゲインの補正に関っており、シングルコイルやハムバッカーに合わせて適宜調整可能。
リバーブは癖が無く使い勝手は良い方。フェンダー系とは違った方向の掛かり方をする。
アッテネーターが付いており(100、50、25%)、マスターを上げ目にして音量を絞る事も出来る万能型。
インプットは2つあり、エフェクターなどを使う際はLow、アンプ直ならHighと使い分ける必要がある。
数少ない欠点としては、クリーンとODそれぞれEQが独立している事からも分かる通り、筐体が自宅用とは思えないほど大きい。「安くて古くから評判のソリッドステートアンプの銘機」という名目に釣られ、ネットショッピングでポチった後日、部屋に入らないほどのダンボール&中身で愕然とすること間違いなし。ちゃんと寸法を確認しましょう。
またノイズが多いという意見も聞かれるが、昇圧トランス(120V)である程度回避可能。
Speaker Emulated Outが付いており、レコーディングなどでライン出力出来、またDampingスイッチで低域の最終的な補正も出来る万能型。

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最終更新:2024年07月13日 10:57