Roland Blues Cube 60

トーン

  • Ch Select Switch
  • Normal Crunch Switch(Normal、Crunch1、2)
  • Lead Boost Switch
  • (Normal/Lead) Volume
  • (Normal/Lead) Bass
  • (Normal/Lead) Middle
  • (Normal/Lead) Treble
  • Master Presence
  • Master Volume

エフェクト・その他機能など

  • Reverb
  • Loop Out Danping(Line/Pedal)
  • Rectifex(Diode/Tube)

インプット・アウトプット

  • Loop
  • Footswitch Ch Select
  • Footswitch Reverb Switching

スピーカー

  • 1x12"

出力

  • 60w

概要

ローランド社のソリッドステートアンプ。現在はCubeやJS-10などDSP系のモデリングアンプに力を入れているが、当時は専らトランジスタ回路によるチューブアンプのモデリングに専念していた。このアンプもそうだが、「チューブの弾き心地をトランジスタで再現した」アンプは、よっぽど酷いものでなければ長く語り継がれる名機になる傾向がある(これの他にMarshall Lead12、Fender Champion 110、現行物ではBanditやEnvoyなどのトランスチューブアンプやTech21 TM-30など)。
これもローランド製品ではJC-120に次ぐ人気を誇り、ディスコンの現在でも追い求める人が多い。
まずクリーンとODでヴォリューム、EQ、各種ゲイン調整が分かれており、それぞれのチャンネルで設定しておける便利仕様(30wの方は共用になってる)。
また先程述べたチューブのトーンが再現されており、通称Tube Logic Technologyという回路で構成されている。このトーンも軒並み評判で、Blues Cubeの人気が根強い理由の一つにもなっている。
クリーンはヴィンテージ系の温かみのあるサウンド。JC-120とは懐を別つも、太いトーンに締まったピッキングの音は味わいがある。更にクランチモードが2つ搭載されているのだが、単にゲインを追加して不自然な感じにする仕様ではなく、クリーンっぽさを残しつつ若干ダーティになる、チューブアンプらしさを保っている。この年代のアンプにしてはトランジスタでここまで秀逸なクランチを作れるのは凄い。
対してODはエッジを極力丸くしてはいるが、やはりトランジスタらしい歪。Lead12に近い歪み方をしている。特に低音のブヨブヨした感じの音が顕著。
エフェクトはリバーブのみ。エフェクトループで繋いだエフェクターの掛かり具合を調節可能。


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最終更新:2014年05月27日 00:06