Peavey Special Chorus 212

トーン

  • Clean Chorus SW
  • Clean Volume
  • Clean Low
  • Clean Mid
  • Clean High
  • Clean Presence
  • Clean/Lead SW
  • Lead Chorus SW
  • Lead Gain Boost SW
  • Lead Mid Scoop SW
  • Lead Pre Gain
  • Lead Low
  • Lead Mid
  • Lead High
  • Lead Post Gain

エフェクト・その他機能など

  • Chorus Depth
  • Chorus Speed
  • Spring Reverb
  • Master Volume

インプット・アウトプット

  • Send/Return
  • Foot SW(コーラス、リバーブのOn/Off、ch切替、Boost On/Off)

スピーカー

  • 2x12" Blue Marvel

出力

  • 100w

概要

Peavey社の12インチスピーカー2基搭載アンプ。JC-120より価格を大幅に抑え、アナログコーラスを積み対抗馬として出したものと思われるが、如何せんJC-120とは違ったキャラクターのように見える。
JC-120はトランジスタらしいサウンドのJCクリーンや外部入力用にステレオリターンなどを搭載しているが、こちらはTranstube回路を搭載している為、出音は真空管らしいニュアンスが加わり、リターンもモノラル仕様となっており、ステレオ仕様のエフェクターはあまり効果を発揮しない。
またJC-120はCh1とCh2をリンクさせるチャンネルリンクなど出来たが、こちらはインプットジャックが1つの為出来ない。この点でJC-120とは使い方が大きく異なる。
コーラスはJC-120と同じ空間合成式。但し「現行の」JC-120のコーラスはアナログかDSPかは分からず(所期型はBBD MN3007を積んだアナログ式)、Special Chorusは堂々とアナログと謳っている。また、クリーンch、リードchそれぞれでコーラスの使用の有無を決められる。
JC-120とは違い、こちらはクリーンとリードそれぞれのチャンネルがあり、それぞれのチャンネルでEQが独立しており、クリーンとリードそれぞれ個別にトーンを決められる(JCも2ch式だが、ジャックを差し替えないといけない、ch2のみディストーション、コーラス/ヴィブラート、リバーブが使えるという不便仕様)。
更にSpecial Chorusはリードchに余程力を入れてるのか、ゲインブースト機能やミドルカット機能まで備えている。(まるでク○と云われているJCのディストーションへのあてつけに見えなくも無い・・・)
確かに歪に関してはTranstube効果もあり、Special Chorusの方がかなり抜きん出ている、というか単体で使える。ただし人によっては、JCのディストーションの調整でクリーンブースターとして使っている人もいるので、一概にJCの歪をク○と決め付けることは出来ない。
個人的にはやはりJC-120の代替品になり得るとは思えないし、BanditやEnvoyが有る中で敢えてコレを選ぶメリットは無さそうな気がする・・・。

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最終更新:2015年07月16日 09:38