作成者:平林
部品構造
- 大部品: 九江天啓府の地形(T22) RD:48 評価値:9
- 大部品: 首都圏地域の地勢・沿革 RD:5 評価値:4
- 部品: 蒼江デルタ
- 部品: デルタ地帯の豊かさ
- 部品: 首都の形成
- 部品: 治水対策
- 部品: 放水路の開鑿
- 大部品: 天啓府の環境アセスメント RD:7 評価値:5
- 部品: 河川の浚渫と護岸工事
- 部品: 天啓府の排水処理
- 部品: 河川・水路の環境整備(天啓府)
- 部品: 環境アセスメントのモデル
- 部品: 水路の街特有の現象
- 部品: 魚種豊かな天啓府
- 部品: 天啓府周辺の固有種
- 大部品: 天啓府の各区 RD:36 評価値:8
- 部品: 天啓七区
- 大部品: 臨高区 RD:6 評価値:4
- 部品: 官公庁エリア・臨高区
- 部品: 帝國環状線蒼梧中央駅
- 部品: 蒼梧藩国政庁城
- 部品: 政庁城の機能
- 部品: 九江蛇神社
- 部品: 九江蛇神社門前市
- 大部品: 常安区 RD:4 評価値:3
- 部品: 北の下町・常安区
- 部品: 天啓廟
- 部品: 江伯
- 部品: 蘆橋街
- 大部品: 翰林区 RD:7 評価値:5
- 部品: 商業エリア・翰林区
- 部品: 平林藩王邸
- 部品: 大把街
- 部品: 文宝街
- 部品: 翰林市場
- 部品: 魚丈
- 部品: 陽東匯
- 大部品: 福田区 RD:3 評価値:3
- 部品: 旅人たちの止まり木・福田区
- 部品: 汕頭仔(スワトウツァイ)
- 部品: 天河賓館(ミルキーウェイ・ホテル)
- 大部品: 富文区 RD:4 評価値:3
- 部品: 文教エリア・富文区
- 部品: 九江稷公廟
- 部品: 大学建設計画
- 部品: 政庁職員寮
- 大部品: 楓木区 RD:4 評価値:3
- 部品: 住宅エリア・楓木区
- 部品: 楓木公園
- 部品: 晋安タワー
- 部品: スーパー丸芳・楓木中央店
- 大部品: 坡心区 RD:7 評価値:5
- 部品: 海沿いの下町・坡心区
- 部品: 坡心寧楽夜市
- 部品: 烏歌老巷
- 部品: 黄金旅社(ゴールデン・ホテル)
- 部品: 天ぷらの名店・天五郎
- 部品: 滇霞干潟
- 部品: 空港建設計画
部品定義
部品: 蒼江デルタ
蒼江の河口部は広大なデルタ地帯を形成している。かつては氾濫のたびにその数や形を変えたが、現在では9つの自然河川と、1つの放水路に分流して海に注いでいる。
部品: デルタ地帯の豊かさ
温暖な気候にも恵まれた蒼江デルタは、藩国有数の豊かな地域であった。蒼江が運ぶ養分豊かな土は農業に適し、ミネラルを含んだ水が流れ込むことで海産物で溢れる海は手づかみでも魚がとれた。そして、小河川は格好の流通路となった。
部品: 首都の形成
豊かな蒼江デルタには、古来より多くの人が集まった。ここに営まれた邑が境を接して一体化し、巨大都市に成長したのが首都・九江天啓府である。一時は水没し臨時首都移転もしたが、内戦復興を経て現在では再び首都に戻っている。
部品: 治水対策
天啓府の治水対策として、地盤強化と土砂移入によりゼロメートル地帯をなくす作業、堤防や防潮林、防潮堤の設置、中流域における遊水池設定などが実施された。
部品: 放水路の開鑿
治水対策の中でももっとも大がかりなものが、放水路の開鑿である。この蒼梧藩国を挙げた公共事業により、都江放水路が完成し、デルタ地帯の治水は一定の達成を見た。
部品: 河川の浚渫と護岸工事
河川の底に溜まる土砂の浚渫や、治水のための護岸の整備は経済活動や防災のために必要な行為である。ただし、それらは生物多様性にとってマイナスの結果をもたらすこともある。
部品: 天啓府の排水処理
生活排水と工業排水は、下水処理後に水路および河川に流される。上下水道の普及率は95パーセントを超えており、浄化槽も含めればほぼ100パーセントとなる。
部品: 河川・水路の環境整備(天啓府)
護岸工事は防災のために必要であるが、生物多様性維持のため、葦原やわんど、たまりを残し、水路にも魚道や落ちた生物が這い上がれるような壁面構造を取り入れている。
部品: 環境アセスメントのモデル
天啓府の環境アセスメントは、藩国内のモデルケースとして地方政府にも取り入れられており、今後開発が進む地域では、より洗練された環境と共生するまちづくりが進められる計画となっている。
部品: 水路の街特有の現象
天啓府は水路の多い街である。大きな水路や、そこにかかる橋には手すりが備え付けられることもあるが、小さな水路にはそんなものはなく、人や自転車がよく落ちる。人間は自力か助けを得て上がってくるが、自転車は次の水路浚渫を待つことになる。
部品: 魚種豊かな天啓府
大都市圏でありながら、天啓府周辺は魚種が豊富である。藩王の影響もあり釣りを楽しむ国民が多いこと、母なる蒼江を大切にする国民性、藩国の環境保護政策の相乗効果であると言える。
部品: 天啓府周辺の固有種
蒼江は生物の宝庫として知られ、中流域には固有種のソウコウカワイルカが棲息する。下流の天啓府付近にも、ソウゴオオナマズをはじめとする10種を超える魚種が固有種として知られる。
部品: 天啓七区
天啓府は現在、7つの区からなる。臨高区、常安区、翰林区、福田区、富文区、楓木区、坡心区である。周辺地域が区に昇格して天啓府に編入される可能性もある。
部品: 官公庁エリア・臨高区
臨高区(りんこうく)は、官公庁エリアとして知られる。藩国政庁城もここに所在するほか、警察消防の本部、国軍司令部も置かれている。
部品: 帝國環状線蒼梧中央駅
帝國環状線「わんだふるエクスプレス」との連結駅となる蒼梧中央駅は、九江天啓府の北部、隣高区の北の端に所在する。ここから国内路線が延びている。T22現在、更なる延伸や駅の増設も計画中である。
部品: 蒼梧藩国政庁城
九江天啓府の中心部・臨高区に、藩国政庁が所在する。かつて城郭都市であったころの名残で、政庁の四方は堀で囲まれ、門に通じる橋が架かっている。メイン建築物である政庁は簡素なビルだが、復興後の建築であるため機能性・減災性にはすぐれている。
部品: 政庁城の機能
藩王をはじめとする藩国首脳部は、通常時はここで政務を執る。政庁城内には各省庁の中枢機能も集められており、多くの政庁職員たちが日々藩国のために働いている。また、王犬ソウゴウ号は、政庁城の一角に自室を持つ。
部品: 九江蛇神社
九江蛇神社(きゅうこうじゃしんしゃ)は、天啓府の蛇神信仰の中心地である。臨高区のオフィスビルの谷間に鎮守の森(熱帯性の木が多い)に囲まれて鎮座する。
部品: 九江蛇神社門前市
毎年、シーズン開幕時に行われる祭りで、屋台が数十並ぶ。なお、門前には年中たこ焼き屋とお好み焼き屋の屋台が出ている。
部品: 北の下町・常安区
常安区(じょうあんく)は天啓府の北に位置する下町エリアである。商店街や安価な飲み屋などが多く、庶民の活気にあふれている。
部品: 天啓廟
天啓廟(てんけいびょう)は、下町エリアにあたる常安区に位置する廟である。天啓府の守護神とされる江伯(こうはく)を主神として祀る。廟の前庭は公園になっており、市民の憩いの場としても親しまれる。
部品: 江伯
江伯は蒼江下流域、特に天啓府の一帯で信仰される神で、漢服で髭を蓄えた穏やかな壮年男性の姿で描写される。治水伝説を持ち、富貴を司るともされる。
部品: 蘆橋街
蘆橋街(ろきょうがい)は常安区に位置する問屋街で、特に漢方薬と干物を扱う店が軒を連ねる。小売りも行うが、主要な顧客は仕入れに訪れる商人たちである。
部品: 商業エリア・翰林区
翰林区(かんりんく)は商業エリアとして知られる。福田区に隣接するため、高級店や観光客向けの免税店も多い。
部品: 平林藩王邸
平林藩王の自宅は、商業エリアである翰林区にある。小さいが戸建の屋敷となっている。ここに居を構えるのは、政庁城への近さ、商業エリアであるため民の暮らしに接する、釣りに行きやすいなどの理由がある。
部品: 大把街
大把街(だいばがい)は翰林区に位置する。小規模なものを中心に
飲食店が集まり、藩国じゅうの料理が味わえる場所として愛されている。
部品: 文宝街
文宝街(ぶんぽうがい)は翰林区に位置し、元は紙や筆、硯などを扱っていた。現在は事務用品の卸問屋が軒を連ねているが、小売も行なっている。小規模な印刷所も数軒あり、主に名刺やカタログ、パンフレット、同人誌の印刷を行なっている。
部品: 翰林市場
天啓府にいくつかある市場の中でも、もっとも大きなものが翰林市場である。藩国各地の物産が並び、庶民や観光客で連日賑わう。日の出に市場の門が開き、日没後程なく閉まる。毎月、第2第4月曜日は閉場となる。
部品: 魚丈
魚丈(うおたけ)は、翰林市場内の老舗鮮魚店である。海産物全般を扱うが、深海魚やマイナー貝類なども仕入れるアグレッシブさが持ち味。平林藩王も時折覗きに来て、昇竜沖産のソコダラを買って行ったりする。
部品: 陽東匯
陽東匯(ようとうかい)は、翰林区に所在する民間金融会社。各国の金融機関と提携し、海外への送金を行うことができるほか、他国からの送金を受け取ることもできる。藩国政府の承認を得て営業している。
部品: 旅人たちの止まり木・福田区
福田区(ふくでんく)は元々農地が多かったが、現在はホテルなどが多く建つ。ビジネスホテルから高級ホテルまで100軒近いホテルが営業している。
部品: 汕頭仔(スワトウツァイ)
福田区の南端、九江湾に面した場所で、湾奥のため非常に波が穏やかである。かつては台風などに際して500を超える水上民の船が避難することもあった。現在は水上民は減り、一部の護岸は釣り公園となっている。
部品: 天河賓館(ミルキーウェイ・ホテル)
天河賓館は福田区に所在する高級ホテルである。高級ホテルの名に恥じぬサービスと厳重なセキュリティが売りで、他国の富裕層が好んで利用する。国賓の滞在先になることもある。
部品: 文教エリア・富文区
富文区(ふぶんく)は学校、公共施設などが集まる藩国屈指の文教エリアとなっている。もともと、学問の神である稷公(しょくこう)を祀る廟の門前町であった。
部品: 九江稷公廟
学問の神・稷公を祀る廟。稷公は稷阜由来の神格で、古の稷阜王とも言われる。杖を持つ白面の美青年の姿で象られ、信仰するものに智慧を与えるという。
部品: 大学建設計画
藩国の未来を担う人材を育成するため、国有地を利用した大学建設計画が進められており、政財界のみならず学界の期待をも集めている。
部品: 政庁職員寮
政庁職員のための寮は富文区に所在する。単身者向けは1DKのマンション、家族持ちは3DKのメゾネットに入居できる。いずれも藩国政府の補助で、安価に入居できる。幹部職員になると、独身でも寮からは追い出される。経済を回しなさいということである。
部品: 住宅エリア・楓木区
楓木区(ふうぼくく)は住宅エリアとして知られる。東側は庶民向けのマンションが立ち並び、西側は高級住宅地となっている。
部品: 楓木公園
楓木区のマンション内にある都市公園で、中心に池がある。蓮が育てられており、毎年開花の季節になると大勢の人で賑わう。
部品: 晋安タワー
晋安(ふあん)タワーは、楓木区にある高層マンション。25階建て550戸。管理組合がしっかりしていることでも知られ、修繕積立金で行き届いたメンテナンスを行う。
部品: スーパー丸芳・楓木中央店
スーパー丸芳(まるよし)は、天啓府を中心に20店舗を展開する生鮮食品チェーン。楓木中央店は本店にあたる。朝9時から夜22時まで営業。年末年始と月に2度店休日がある。
部品: 海沿いの下町・坡心区
坡心区(はしんく)も下町として知られるエリアである。天啓府の南西の端にあたり、家賃が安い。他地域から上京してきた国民が居を構えやすいことから、人口が増加傾向にある。
部品: 坡心寧楽夜市
坡心寧楽夜市(はしんねいらくよいち)は、坡心区の寧楽路沿いに出る夜市である。月曜日を除く毎晩、夕暮れから23時頃まで、100を超える屋台が出て、庶民の舌を楽しませる。
部品: 烏歌老巷
烏歌老巷(うかろうこう)は、坡心区の一角で、手工業の工房が立ち並ぶ。木彫りの食器類や判子、絵葉書、小物類などを扱う店が100軒以上あり、観光客にも人気がある。最近はお洒落なカフェも増えてきた。
部品: 黄金旅社(ゴールデン・ホテル)
黄金旅社は、坡心区に位置するバックパッカー向けホテルである。狭いがシャワーと扇風機付きの個室があり、古いなりに一応メンテもされている。グレードの割に安全で便もよく、バックパッカーに愛されている。
部品: 天ぷらの名店・天五郎
天五郎(てんごろう)は、坡心区に所在する天ぷら屋である。カウンター10席、小上がり8席の小さな店だが、天啓府の海の幸を中心に、ごま油で揚げた天ぷらを安価に提供することで人気である。
部品: 滇霞干潟
天啓府の南東端にあたる滇霞(てんか)には、広大な干潟があり、豊かな生態系が広がっている。汚染からの回復後は、調査と保全が行われている。
部品: 空港建設計画
滇霞の干潟を避けつつ、首都の南西に空港を建設する計画がある。現在、環境アセスメントや予算、工法につき検討が行われている。
提出書式
大部品: 九江天啓府の地形(T22) RD:48 評価値:9
-大部品: 首都圏地域の地勢・沿革 RD:5 評価値:4
--部品: 蒼江デルタ
--部品: デルタ地帯の豊かさ
--部品: 首都の形成
--部品: 治水対策
--部品: 放水路の開鑿
-大部品: 天啓府の環境アセスメント RD:7 評価値:5
--部品: 河川の浚渫と護岸工事
--部品: 天啓府の排水処理
--部品: 河川・水路の環境整備(天啓府)
--部品: 環境アセスメントのモデル
--部品: 水路の街特有の現象
--部品: 魚種豊かな天啓府
--部品: 天啓府周辺の固有種
-大部品: 天啓府の各区 RD:36 評価値:8
--部品: 天啓七区
--大部品: 臨高区 RD:6 評価値:4
---部品: 官公庁エリア・臨高区
---部品: 帝國環状線蒼梧中央駅
---部品: 蒼梧藩国政庁城
---部品: 政庁城の機能
---部品: 九江蛇神社
---部品: 九江蛇神社門前市
--大部品: 常安区 RD:4 評価値:3
---部品: 北の下町・常安区
---部品: 天啓廟
---部品: 江伯
---部品: 蘆橋街
--大部品: 翰林区 RD:7 評価値:5
---部品: 商業エリア・翰林区
---部品: 平林藩王邸
---部品: 大把街
---部品: 文宝街
---部品: 翰林市場
---部品: 魚丈
---部品: 陽東匯
--大部品: 福田区 RD:3 評価値:3
---部品: 旅人たちの止まり木・福田区
---部品: 汕頭仔(スワトウツァイ)
---部品: 天河賓館(ミルキーウェイ・ホテル)
--大部品: 富文区 RD:4 評価値:3
---部品: 文教エリア・富文区
---部品: 九江稷公廟
---部品: 大学建設計画
---部品: 政庁職員寮
--大部品: 楓木区 RD:4 評価値:3
---部品: 住宅エリア・楓木区
---部品: 楓木公園
---部品: 晋安タワー
---部品: スーパー丸芳・楓木中央店
--大部品: 坡心区 RD:7 評価値:5
---部品: 海沿いの下町・坡心区
---部品: 坡心寧楽夜市
---部品: 烏歌老巷
---部品: 黄金旅社(ゴールデン・ホテル)
---部品: 天ぷらの名店・天五郎
---部品: 滇霞干潟
---部品: 空港建設計画
部品: 蒼江デルタ
蒼江の河口部は広大なデルタ地帯を形成している。かつては氾濫のたびにその数や形を変えたが、現在では9つの自然河川と、1つの放水路に分流して海に注いでいる。
部品: デルタ地帯の豊かさ
温暖な気候にも恵まれた蒼江デルタは、藩国有数の豊かな地域であった。蒼江が運ぶ養分豊かな土は農業に適し、ミネラルを含んだ水が流れ込むことで海産物で溢れる海は手づかみでも魚がとれた。そして、小河川は格好の流通路となった。
部品: 首都の形成
豊かな蒼江デルタには、古来より多くの人が集まった。ここに営まれた邑が境を接して一体化し、巨大都市に成長したのが首都・九江天啓府である。一時は水没し臨時首都移転もしたが、内戦復興を経て現在では再び首都に戻っている。
部品: 治水対策
天啓府の治水対策として、地盤強化と土砂移入によりゼロメートル地帯をなくす作業、堤防や防潮林、防潮堤の設置、中流域における遊水池設定などが実施された。
部品: 放水路の開鑿
治水対策の中でももっとも大がかりなものが、放水路の開鑿である。この蒼梧藩国を挙げた公共事業により、都江放水路が完成し、デルタ地帯の治水は一定の達成を見た。
部品: 河川の浚渫と護岸工事
河川の底に溜まる土砂の浚渫や、治水のための護岸の整備は経済活動や防災のために必要な行為である。ただし、それらは生物多様性にとってマイナスの結果をもたらすこともある。
部品: 天啓府の排水処理
生活排水と工業排水は、下水処理後に水路および河川に流される。上下水道の普及率は95パーセントを超えており、浄化槽も含めればほぼ100パーセントとなる。
部品: 河川・水路の環境整備(天啓府)
護岸工事は防災のために必要であるが、生物多様性維持のため、葦原やわんど、たまりを残し、水路にも魚道や落ちた生物が這い上がれるような壁面構造を取り入れている。
部品: 環境アセスメントのモデル
天啓府の環境アセスメントは、藩国内のモデルケースとして地方政府にも取り入れられており、今後開発が進む地域では、より洗練された環境と共生するまちづくりが進められる計画となっている。
部品: 水路の街特有の現象
天啓府は水路の多い街である。大きな水路や、そこにかかる橋には手すりが備え付けられることもあるが、小さな水路にはそんなものはなく、人や自転車がよく落ちる。人間は自力か助けを得て上がってくるが、自転車は次の水路浚渫を待つことになる。
部品: 魚種豊かな天啓府
大都市圏でありながら、天啓府周辺は魚種が豊富である。藩王の影響もあり釣りを楽しむ国民が多いこと、母なる蒼江を大切にする国民性、藩国の環境保護政策の相乗効果であると言える。
部品: 天啓府周辺の固有種
蒼江は生物の宝庫として知られ、中流域には固有種のソウコウカワイルカが棲息する。下流の天啓府付近にも、ソウゴオオナマズをはじめとする10種を超える魚種が固有種として知られる。
部品: 天啓七区
天啓府は現在、7つの区からなる。臨高区、常安区、翰林区、福田区、富文区、楓木区、坡心区である。周辺地域が区に昇格して天啓府に編入される可能性もある。
部品: 官公庁エリア・臨高区
臨高区(りんこうく)は、官公庁エリアとして知られる。藩国政庁城もここに所在するほか、警察消防の本部、国軍司令部も置かれている。
部品: 帝國環状線蒼梧中央駅
帝國環状線「わんだふるエクスプレス」との連結駅となる蒼梧中央駅は、九江天啓府の北部、隣高区の北の端に所在する。ここから国内路線が延びている。T22現在、更なる延伸や駅の増設も計画中である。
部品: 蒼梧藩国政庁城
九江天啓府の中心部・臨高区に、藩国政庁が所在する。かつて城郭都市であったころの名残で、政庁の四方は堀で囲まれ、門に通じる橋が架かっている。メイン建築物である政庁は簡素なビルだが、復興後の建築であるため機能性・減災性にはすぐれている。
部品: 政庁城の機能
藩王をはじめとする藩国首脳部は、通常時はここで政務を執る。政庁城内には各省庁の中枢機能も集められており、多くの政庁職員たちが日々藩国のために働いている。また、王犬ソウゴウ号は、政庁城の一角に自室を持つ。
部品: 九江蛇神社
九江蛇神社(きゅうこうじゃしんしゃ)は、天啓府の蛇神信仰の中心地である。臨高区のオフィスビルの谷間に鎮守の森(熱帯性の木が多い)に囲まれて鎮座する。
部品: 九江蛇神社門前市
毎年、シーズン開幕時に行われる祭りで、屋台が数十並ぶ。なお、門前には年中たこ焼き屋とお好み焼き屋の屋台が出ている。
部品: 北の下町・常安区
常安区(じょうあんく)は天啓府の北に位置する下町エリアである。商店街や安価な飲み屋などが多く、庶民の活気にあふれている。
部品: 天啓廟
天啓廟(てんけいびょう)は、下町エリアにあたる常安区に位置する廟である。天啓府の守護神とされる江伯(こうはく)を主神として祀る。廟の前庭は公園になっており、市民の憩いの場としても親しまれる。
部品: 江伯
江伯は蒼江下流域、特に天啓府の一帯で信仰される神で、漢服で髭を蓄えた穏やかな壮年男性の姿で描写される。治水伝説を持ち、富貴を司るともされる。
部品: 蘆橋街
蘆橋街(ろきょうがい)は常安区に位置する問屋街で、特に漢方薬と干物を扱う店が軒を連ねる。小売りも行うが、主要な顧客は仕入れに訪れる商人たちである。
部品: 商業エリア・翰林区
翰林区(かんりんく)は商業エリアとして知られる。福田区に隣接するため、高級店や観光客向けの免税店も多い。
部品: 平林藩王邸
平林藩王の自宅は、商業エリアである翰林区にある。小さいが戸建の屋敷となっている。ここに居を構えるのは、政庁城への近さ、商業エリアであるため民の暮らしに接する、釣りに行きやすいなどの理由がある。
部品: 大把街
大把街(だいばがい)は翰林区に位置する。小規模なものを中心に飲食店が集まり、藩国じゅうの料理が味わえる場所として愛されている。
部品: 文宝街
文宝街(ぶんぽうがい)は翰林区に位置し、元は紙や筆、硯などを扱っていた。現在は事務用品の卸問屋が軒を連ねているが、小売も行なっている。小規模な印刷所も数軒あり、主に名刺やカタログ、パンフレット、同人誌の印刷を行なっている。
部品: 翰林市場
天啓府にいくつかある市場の中でも、もっとも大きなものが翰林市場である。藩国各地の物産が並び、庶民や観光客で連日賑わう。日の出に市場の門が開き、日没後程なく閉まる。毎月、第2第4月曜日は閉場となる。
部品: 魚丈
魚丈(うおたけ)は、翰林市場内の老舗鮮魚店である。海産物全般を扱うが、深海魚やマイナー貝類なども仕入れるアグレッシブさが持ち味。平林藩王も時折覗きに来て、昇竜沖産のソコダラを買って行ったりする。
部品: 陽東匯
陽東匯(ようとうかい)は、翰林区に所在する民間金融会社。各国の金融機関と提携し、海外への送金を行うことができるほか、他国からの送金を受け取ることもできる。藩国政府の承認を得て営業している。
部品: 旅人たちの止まり木・福田区
福田区(ふくでんく)は元々農地が多かったが、現在はホテルなどが多く建つ。ビジネスホテルから高級ホテルまで100軒近いホテルが営業している。
部品: 汕頭仔(スワトウツァイ)
福田区の南端、九江湾に面した場所で、湾奥のため非常に波が穏やかである。かつては台風などに際して500を超える水上民の船が避難することもあった。現在は水上民は減り、一部の護岸は釣り公園となっている。
部品: 天河賓館(ミルキーウェイ・ホテル)
天河賓館は福田区に所在する高級ホテルである。高級ホテルの名に恥じぬサービスと厳重なセキュリティが売りで、他国の富裕層が好んで利用する。国賓の滞在先になることもある。
部品: 文教エリア・富文区
富文区(ふぶんく)は学校、公共施設などが集まる藩国屈指の文教エリアとなっている。もともと、学問の神である稷公(しょくこう)を祀る廟の門前町であった。
部品: 九江稷公廟
学問の神・稷公を祀る廟。稷公は稷阜由来の神格で、古の稷阜王とも言われる。杖を持つ白面の美青年の姿で象られ、信仰するものに智慧を与えるという。
部品: 大学建設計画
藩国の未来を担う人材を育成するため、国有地を利用した大学建設計画が進められており、政財界のみならず学界の期待をも集めている。
部品: 政庁職員寮
政庁職員のための寮は富文区に所在する。単身者向けは1DKのマンション、家族持ちは3DKのメゾネットに入居できる。いずれも藩国政府の補助で、安価に入居できる。幹部職員になると、独身でも寮からは追い出される。経済を回しなさいということである。
部品: 住宅エリア・楓木区
楓木区(ふうぼくく)は住宅エリアとして知られる。東側は庶民向けのマンションが立ち並び、西側は高級住宅地となっている。
部品: 楓木公園
楓木区のマンション内にある都市公園で、中心に池がある。蓮が育てられており、毎年開花の季節になると大勢の人で賑わう。
部品: 晋安タワー
晋安(ふあん)タワーは、楓木区にある高層マンション。25階建て550戸。管理組合がしっかりしていることでも知られ、修繕積立金で行き届いたメンテナンスを行う。
部品: スーパー丸芳・楓木中央店
スーパー丸芳(まるよし)は、天啓府を中心に20店舗を展開する生鮮食品チェーン。楓木中央店は本店にあたる。朝9時から夜22時まで営業。年末年始と月に2度店休日がある。
部品: 海沿いの下町・坡心区
坡心区(はしんく)も下町として知られるエリアである。天啓府の南西の端にあたり、家賃が安い。他地域から上京してきた国民が居を構えやすいことから、人口が増加傾向にある。
部品: 坡心寧楽夜市
坡心寧楽夜市(はしんねいらくよいち)は、坡心区の寧楽路沿いに出る夜市である。月曜日を除く毎晩、夕暮れから23時頃まで、100を超える屋台が出て、庶民の舌を楽しませる。
部品: 烏歌老巷
烏歌老巷(うかろうこう)は、坡心区の一角で、手工業の工房が立ち並ぶ。木彫りの食器類や判子、絵葉書、小物類などを扱う店が100軒以上あり、観光客にも人気がある。最近はお洒落なカフェも増えてきた。
部品: [[黄金旅社(ゴールデン・ホテル)]]
黄金旅社は、坡心区に位置するバックパッカー向けホテルである。狭いがシャワーと扇風機付きの個室があり、古いなりに一応メンテもされている。グレードの割に安全で便もよく、バックパッカーに愛されている。
部品: 天ぷらの名店・天五郎
天五郎(てんごろう)は、坡心区に所在する天ぷら屋である。カウンター10席、小上がり8席の小さな店だが、天啓府の海の幸を中心に、ごま油で揚げた天ぷらを安価に提供することで人気である。
部品: 滇霞干潟
天啓府の南東端にあたる滇霞(てんか)には、広大な干潟があり、豊かな生態系が広がっている。汚染からの回復後は、調査と保全が行われている。
部品: 空港建設計画
滇霞の干潟を避けつつ、首都の南西に空港を建設する計画がある。現在、環境アセスメントや予算、工法につき検討が行われている。
インポート用定義データ
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},
{
"title": "デルタ地帯の豊かさ",
"description": "温暖な気候にも恵まれた蒼江デルタは、藩国有数の豊かな地域であった。蒼江が運ぶ養分豊かな土は農業に適し、ミネラルを含んだ水が流れ込むことで海産物で溢れる海は手づかみでも魚がとれた。そして、小河川は格好の流通路となった。",
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},
{
"title": "首都の形成",
"description": "豊かな蒼江デルタには、古来より多くの人が集まった。ここに営まれた邑が境を接して一体化し、巨大都市に成長したのが首都・九江天啓府である。一時は水没し臨時首都移転もしたが、内戦復興を経て現在では再び首都に戻っている。",
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},
{
"title": "治水対策",
"description": "天啓府の治水対策として、地盤強化と土砂移入によりゼロメートル地帯をなくす作業、堤防や防潮林、防潮堤の設置、中流域における遊水池設定などが実施された。",
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},
{
"title": "放水路の開鑿",
"description": "治水対策の中でももっとも大がかりなものが、放水路の開鑿である。この蒼梧藩国を挙げた公共事業により、都江放水路が完成し、デルタ地帯の治水は一定の達成を見た。",
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{
"title": "天啓府の環境アセスメント",
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{
"title": "河川の浚渫と護岸工事",
"description": "河川の底に溜まる土砂の浚渫や、治水のための護岸の整備は経済活動や防災のために必要な行為である。ただし、それらは生物多様性にとってマイナスの結果をもたらすこともある。",
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},
{
"title": "天啓府の排水処理",
"description": "生活排水と工業排水は、下水処理後に水路および河川に流される。上下水道の普及率は95パーセントを超えており、浄化槽も含めればほぼ100パーセントとなる。",
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},
{
"title": "河川・水路の環境整備(天啓府)",
"description": "護岸工事は防災のために必要であるが、生物多様性維持のため、葦原やわんど、たまりを残し、水路にも魚道や落ちた生物が這い上がれるような壁面構造を取り入れている。",
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},
{
"title": "環境アセスメントのモデル",
"description": "天啓府の環境アセスメントは、藩国内のモデルケースとして地方政府にも取り入れられており、今後開発が進む地域では、より洗練された環境と共生するまちづくりが進められる計画となっている。\n",
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},
{
"title": "水路の街特有の現象",
"description": "天啓府は水路の多い街である。大きな水路や、そこにかかる橋には手すりが備え付けられることもあるが、小さな水路にはそんなものはなく、人や自転車がよく落ちる。人間は自力か助けを得て上がってくるが、自転車は次の水路浚渫を待つことになる。\n",
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},
{
"title": "魚種豊かな天啓府",
"description": "大都市圏でありながら、天啓府周辺は魚種が豊富である。藩王の影響もあり釣りを楽しむ国民が多いこと、母なる蒼江を大切にする国民性、藩国の環境保護政策の相乗効果であると言える。",
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{
"title": "天啓府周辺の固有種",
"description": "蒼江は生物の宝庫として知られ、中流域には固有種のソウコウカワイルカが棲息する。下流の天啓府付近にも、ソウゴオオナマズをはじめとする10種を超える魚種が固有種として知られる。",
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],
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{
"title": "天啓府の各区",
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{
"title": "天啓七区",
"description": "天啓府は現在、7つの区からなる。臨高区、常安区、翰林区、福田区、富文区、楓木区、坡心区である。周辺地域が区に昇格して天啓府に編入される可能性もある。",
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{
"title": "臨高区",
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{
"title": "官公庁エリア・臨高区",
"description": "臨高区(りんこうく)は、官公庁エリアとして知られる。藩国政庁城もここに所在するほか、警察消防の本部、国軍司令部も置かれている。",
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},
{
"title": "帝國環状線蒼梧中央駅",
"description": "帝國環状線「わんだふるエクスプレス」との連結駅となる蒼梧中央駅は、九江天啓府の北部、隣高区の北の端に所在する。ここから国内路線が延びている。T22現在、更なる延伸や駅の増設も計画中である。\n",
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},
{
"title": "蒼梧藩国政庁城",
"description": "九江天啓府の中心部・臨高区に、藩国政庁が所在する。かつて城郭都市であったころの名残で、政庁の四方は堀で囲まれ、門に通じる橋が架かっている。メイン建築物である政庁は簡素なビルだが、復興後の建築であるため機能性・減災性にはすぐれている。\n",
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},
{
"title": "政庁城の機能",
"description": "藩王をはじめとする藩国首脳部は、通常時はここで政務を執る。政庁城内には各省庁の中枢機能も集められており、多くの政庁職員たちが日々藩国のために働いている。また、王犬ソウゴウ号は、政庁城の一角に自室を持つ。\n",
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{
"title": "九江蛇神社",
"description": "九江蛇神社(きゅうこうじゃしんしゃ)は、天啓府の蛇神信仰の中心地である。臨高区のオフィスビルの谷間に鎮守の森(熱帯性の木が多い)に囲まれて鎮座する。",
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{
"title": "九江蛇神社門前市",
"description": "毎年、シーズン開幕時に行われる祭りで、屋台が数十並ぶ。なお、門前には年中たこ焼き屋とお好み焼き屋の屋台が出ている。\n",
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{
"title": "常安区",
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{
"title": "北の下町・常安区 ",
"description": "常安区(じょうあんく)は天啓府の北に位置する下町エリアである。商店街や安価な飲み屋などが多く、庶民の活気にあふれている。",
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{
"title": "天啓廟",
"description": "天啓廟(てんけいびょう)は、下町エリアにあたる常安区に位置する廟である。天啓府の守護神とされる江伯(こうはく)を主神として祀る。廟の前庭は公園になっており、市民の憩いの場としても親しまれる。",
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},
{
"title": "江伯",
"description": "江伯は蒼江下流域、特に天啓府の一帯で信仰される神で、漢服で髭を蓄えた穏やかな壮年男性の姿で描写される。治水伝説を持ち、富貴を司るともされる。",
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},
{
"title": "蘆橋街",
"description": "蘆橋街(ろきょうがい)は常安区に位置する問屋街で、特に漢方薬と干物を扱う店が軒を連ねる。小売りも行うが、主要な顧客は仕入れに訪れる商人たちである。",
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{
"title": "翰林区",
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{
"title": "商業エリア・翰林区 ",
"description": "翰林区(かんりんく)は商業エリアとして知られる。福田区に隣接するため、高級店や観光客向けの免税店も多い。\n",
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{
"title": "平林藩王邸",
"description": "平林藩王の自宅は、商業エリアである翰林区にある。小さいが戸建の屋敷となっている。ここに居を構えるのは、政庁城への近さ、商業エリアであるため民の暮らしに接する、釣りに行きやすいなどの理由がある。",
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{
"title": "大把街",
"description": "大把街(だいばがい)は翰林区に位置する。小規模なものを中心に飲食店が集まり、藩国じゅうの料理が味わえる場所として愛されている。",
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{
"title": "文宝街",
"description": "文宝街(ぶんぽうがい)は翰林区に位置し、元は紙や筆、硯などを扱っていた。現在は事務用品の卸問屋が軒を連ねているが、小売も行なっている。小規模な印刷所も数軒あり、主に名刺やカタログ、パンフレット、同人誌の印刷を行なっている。\n",
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{
"title": "翰林市場",
"description": "天啓府にいくつかある市場の中でも、もっとも大きなものが翰林市場である。藩国各地の物産が並び、庶民や観光客で連日賑わう。日の出に市場の門が開き、日没後程なく閉まる。毎月、第2第4月曜日は閉場となる。",
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{
"title": "魚丈",
"description": "魚丈(うおたけ)は、翰林市場内の老舗鮮魚店である。海産物全般を扱うが、深海魚やマイナー貝類なども仕入れるアグレッシブさが持ち味。平林藩王も時折覗きに来て、昇竜沖産のソコダラを買って行ったりする。",
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{
"title": "陽東匯",
"description": "陽東匯(ようとうかい)は、翰林区に所在する民間金融会社。各国の金融機関と提携し、海外への送金を行うことができるほか、他国からの送金を受け取ることもできる。藩国政府の承認を得て営業している。",
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{
"title": "福田区",
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{
"title": "旅人たちの止まり木・福田区 ",
"description": "福田区(ふくでんく)は元々農地が多かったが、現在はホテルなどが多く建つ。ビジネスホテルから高級ホテルまで100軒近いホテルが営業している。",
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{
"title": "汕頭仔(スワトウツァイ)",
"description": "福田区の南端、九江湾に面した場所で、湾奥のため非常に波が穏やかである。かつては台風などに際して500を超える水上民の船が避難することもあった。現在は水上民は減り、一部の護岸は釣り公園となっている。",
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{
"title": "天河賓館(ミルキーウェイ・ホテル)",
"description": "天河賓館は福田区に所在する高級ホテルである。高級ホテルの名に恥じぬサービスと厳重なセキュリティが売りで、他国の富裕層が好んで利用する。国賓の滞在先になることもある。",
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{
"title": "富文区",
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{
"title": "文教エリア・富文区",
"description": "富文区(ふぶんく)は学校、公共施設などが集まる藩国屈指の文教エリアとなっている。もともと、学問の神である稷公(しょくこう)を祀る廟の門前町であった。\n",
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{
"title": "九江稷公廟",
"description": "学問の神・稷公を祀る廟。稷公は稷阜由来の神格で、古の稷阜王とも言われる。杖を持つ白面の美青年の姿で象られ、信仰するものに智慧を与えるという。",
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{
"title": "大学建設計画",
"description": "藩国の未来を担う人材を育成するため、国有地を利用した大学建設計画が進められており、政財界のみならず学界の期待をも集めている。",
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{
"title": "政庁職員寮",
"description": "政庁職員のための寮は富文区に所在する。単身者向けは1DKのマンション、家族持ちは3DKのメゾネットに入居できる。いずれも藩国政府の補助で、安価に入居できる。幹部職員になると、独身でも寮からは追い出される。経済を回しなさいということである。",
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{
"title": "楓木区",
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{
"title": "住宅エリア・楓木区 ",
"description": "楓木区(ふうぼくく)は住宅エリアとして知られる。東側は庶民向けのマンションが立ち並び、西側は高級住宅地となっている。",
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{
"title": "楓木公園",
"description": "楓木区のマンション内にある都市公園で、中心に池がある。蓮が育てられており、毎年開花の季節になると大勢の人で賑わう。",
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{
"title": "晋安タワー",
"description": "晋安(ふあん)タワーは、楓木区にある高層マンション。25階建て550戸。管理組合がしっかりしていることでも知られ、修繕積立金で行き届いたメンテナンスを行う。",
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{
"title": "スーパー丸芳・楓木中央店",
"description": "スーパー丸芳(まるよし)は、天啓府を中心に20店舗を展開する生鮮食品チェーン。楓木中央店は本店にあたる。朝9時から夜22時まで営業。年末年始と月に2度店休日がある。",
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{
"title": "坡心区",
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{
"title": "海沿いの下町・坡心区 ",
"description": "坡心区(はしんく)も下町として知られるエリアである。天啓府の南西の端にあたり、家賃が安い。他地域から上京してきた国民が居を構えやすいことから、人口が増加傾向にある。",
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{
"title": "坡心寧楽夜市",
"description": "坡心寧楽夜市(はしんねいらくよいち)は、坡心区の寧楽路沿いに出る夜市である。月曜日を除く毎晩、夕暮れから23時頃まで、100を超える屋台が出て、庶民の舌を楽しませる。",
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{
"title": "烏歌老巷",
"description": "烏歌老巷(うかろうこう)は、坡心区の一角で、手工業の工房が立ち並ぶ。木彫りの食器類や判子、絵葉書、小物類などを扱う店が100軒以上あり、観光客にも人気がある。最近はお洒落なカフェも増えてきた。",
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{
"title": "黄金旅社(ゴールデン・ホテル)",
"description": "黄金旅社は、坡心区に位置するバックパッカー向けホテルである。狭いがシャワーと扇風機付きの個室があり、古いなりに一応メンテもされている。グレードの割に安全で便もよく、バックパッカーに愛されている。",
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{
"title": "天ぷらの名店・天五郎",
"description": "天五郎(てんごろう)は、坡心区に所在する天ぷら屋である。カウンター10席、小上がり8席の小さな店だが、天啓府の海の幸を中心に、ごま油で揚げた天ぷらを安価に提供することで人気である。",
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{
"title": "滇霞干潟",
"description": "天啓府の南東端にあたる滇霞(てんか)には、広大な干潟があり、豊かな生態系が広がっている。汚染からの回復後は、調査と保全が行われている。",
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"title": "空港建設計画",
"description": "滇霞の干潟を避けつつ、首都の南西に空港を建設する計画がある。現在、環境アセスメントや予算、工法につき検討が行われている。",
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最終更新:2017年11月09日 00:02