作成者:平林
部品構造
- 大部品: ため池 RD:16 評価値:6
- 部品: ため池とはなにか
- 大部品: ため池の機能 RD:7 評価値:5
- 部品: 農業用水の確保
- 部品: 生活用水としての利用
- 部品: 冷害予防
- 部品: 洪水調整
- 部品: 生物の生育場所
- 部品: 共同体の憩いの場
- 部品: 養殖業をおこなうことも
- 大部品: ため池の造成 RD:3 評価値:3
- 部品: ため池の種類
- 部品: 堤防の造成
- 部品: 水路の開削
- 大部品: ため池の保守 RD:5 評価値:4
- 部品: 堤防の保全
- 部品: 水門や樋の保守
- 部品: 堆積土砂の浚渫
- 部品: 水質管理
- 部品: 外来種対策
部品定義
部品: ため池とはなにか
ため池とは、農業生産のための降水量や河川が充分でない地域や、渇水の可能性のある地域で、
農業用水確保のために人工的に造成された池のことである。
部品: 農業用水の確保
ため池に期待される第一の機能は、農業用水の確保である。ほとんどのため池は、この目的のために造成される。
部品: 生活用水としての利用
農業用水に限らず、生活用水としての利用が期待される場合もある。その場合、農業用水よりも水質管理がシビアになる。
部品: 冷害予防
一部のため池では、雪解け水などを一時的にためておくことで温度を上げ、そのあとで田畑に引き入れ、冷害を防止する目的で運用される。
部品: 洪水調整
大雨の際、河川に一気に水が流れ込むことを防止し、洪水リスクに対し減災効果を期待することができる。ただし、ため池の堤防が決壊するおそれのある際は放水したり、一定以上に貯水しないようあらかじめ水の逃げ口を作る場合もある。
部品: 生物の生育場所
水辺の生物にとって、ため池はまたとない生育場所になる。また、渡り鳥にとっても一時の住処になる。人工物ではあるが、生物多様性に寄与する施設である。
部品: 共同体の憩いの場
おもに集落など共同体によって管理されるため池は、共同体にとっての憩いの場にもなる。公園が併設されたり、堤に美しい花の咲く木が植えられたりもする。
部品: 養殖業をおこなうことも
用水利用だけでなく、魚類やエビなど内水面養殖業とも併用されることがある。ヒシやハス、ホテイアオイ等の食用・観賞用植物の栽培場所にもなりうる。ただし、敵対的外来種になりうる品種の養殖にあたっては充分に注意し、藩国ごとの法令を遵守する。
部品: ため池の種類
ため池は、自然の谷筋を利用した谷池と、平地に造成された皿池の2種に大別される。皿池の場合は特に、造成が大変である。
部品: 堤防の造成
ひとたび堤防が崩れれば、下流の農地や集落は無傷では済まないだろう。そのため、堤防造成は安全性を重視して行われる。
部品: 水路の開削
効率的に農地に用水を分配するためには、機能的な水路の開削が必要となる。高低差や流路を綿密に計算し、水路がつくられる。
部品: 堤防の保全
いかに頑丈な堤防であっても老朽化することはある。毎年水量が増える前には入念に点検し、必要に応じて強度を増すための盛土や植物の植え付けなどを行う。
部品: 水門や樋の保守
水門や樋も、年々老朽化していくものである。毎年水量が減った時期に状態を確認し、必要応じてメンテナンスや交換を行う。
部品: 堆積土砂の浚渫
池の底には、水とともに流れ込む土砂や砂が徐々にたまり、貯水量を減らしていく。毎年収穫が終わると、一旦水を抜いて堆積物を確認し、必要に応じて浚渫を行う。
部品: 水質管理
化学物質を含むゴミが投げ込まれたり、上流からこれまでと異なる水質の水が流れ込んでいないか、定期的に確認を行う。食の安全を確保するために、水の管理は大変重要だ。
部品: 外来種対策
外来種、特に敵対的外来種が、ため池で大繁殖するという例は多い。生態系に影響が出れば、農業生産に打撃を与えることも考えられる。見慣れぬ生き物がいないか、日々それとなく見ておくことが大事である。
提出書式
大部品: ため池 RD:16 評価値:6
-部品: ため池とはなにか
-大部品: ため池の機能 RD:7 評価値:5
--部品: 農業用水の確保
--部品: 生活用水としての利用
--部品: 冷害予防
--部品: 洪水調整
--部品: 生物の生育場所
--部品: 共同体の憩いの場
--部品: 養殖業をおこなうことも
-大部品: ため池の造成 RD:3 評価値:3
--部品: ため池の種類
--部品: 堤防の造成
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--部品: 堤防の保全
--部品: 水門や樋の保守
--部品: 堆積土砂の浚渫
--部品: 水質管理
--部品: 外来種対策
部品: ため池とはなにか
ため池とは、農業生産のための降水量や河川が充分でない地域や、渇水の可能性のある地域で、農業用水確保のために人工的に造成された池のことである。
部品: 農業用水の確保
ため池に期待される第一の機能は、農業用水の確保である。ほとんどのため池は、この目的のために造成される。
部品: 生活用水としての利用
農業用水に限らず、生活用水としての利用が期待される場合もある。その場合、農業用水よりも水質管理がシビアになる。
部品: 冷害予防
一部のため池では、雪解け水などを一時的にためておくことで温度を上げ、そのあとで田畑に引き入れ、冷害を防止する目的で運用される。
部品: 洪水調整
大雨の際、河川に一気に水が流れ込むことを防止し、洪水リスクに対し減災効果を期待することができる。ただし、ため池の堤防が決壊するおそれのある際は放水したり、一定以上に貯水しないようあらかじめ水の逃げ口を作る場合もある。
部品: 生物の生育場所
水辺の生物にとって、ため池はまたとない生育場所になる。また、渡り鳥にとっても一時の住処になる。人工物ではあるが、生物多様性に寄与する施設である。
部品: 共同体の憩いの場
おもに集落など共同体によって管理されるため池は、共同体にとっての憩いの場にもなる。公園が併設されたり、堤に美しい花の咲く木が植えられたりもする。
部品: 養殖業をおこなうことも
用水利用だけでなく、魚類やエビなど内水面養殖業とも併用されることがある。ヒシやハス、ホテイアオイ等の食用・観賞用植物の栽培場所にもなりうる。ただし、敵対的外来種になりうる品種の養殖にあたっては充分に注意し、藩国ごとの法令を遵守する。
部品: ため池の種類
ため池は、自然の谷筋を利用した谷池と、平地に造成された皿池の2種に大別される。皿池の場合は特に、造成が大変である。
部品: 堤防の造成
ひとたび堤防が崩れれば、下流の農地や集落は無傷では済まないだろう。そのため、堤防造成は安全性を重視して行われる。
部品: 水路の開削
効率的に農地に用水を分配するためには、機能的な水路の開削が必要となる。高低差や流路を綿密に計算し、水路がつくられる。
部品: 堤防の保全
いかに頑丈な堤防であっても老朽化することはある。毎年水量が増える前には入念に点検し、必要に応じて強度を増すための盛土や植物の植え付けなどを行う。
部品: 水門や樋の保守
水門や樋も、年々老朽化していくものである。毎年水量が減った時期に状態を確認し、必要応じてメンテナンスや交換を行う。
部品: 堆積土砂の浚渫
池の底には、水とともに流れ込む土砂や砂が徐々にたまり、貯水量を減らしていく。毎年収穫が終わると、一旦水を抜いて堆積物を確認し、必要に応じて浚渫を行う。
部品: 水質管理
化学物質を含むゴミが投げ込まれたり、上流からこれまでと異なる水質の水が流れ込んでいないか、定期的に確認を行う。食の安全を確保するために、水の管理は大変重要だ。
部品: 外来種対策
外来種、特に敵対的外来種が、ため池で大繁殖するという例は多い。生態系に影響が出れば、農業生産に打撃を与えることも考えられる。見慣れぬ生き物がいないか、日々それとなく見ておくことが大事である。
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最終更新:2017年11月25日 16:45