税関(帝國)

部品構造


  • 大部品: 帝国版税関 RD:83 評価値:10
    • 大部品: 税関とは RD:5 評価値:4
      • 部品: 税関とはなにか
      • 部品: 税関の歴史
      • 部品: 現代の税関
      • 部品: 税関設置の背景(帝國)
      • 部品: 帝國税関の協力体制
    • 大部品: 税関の業務 RD:11 評価値:6
      • 部品: 税率の確認
      • 部品: 麻薬等の摘発
      • 部品: 危険物の摘発
      • 部品: 知財管理に反するもの
      • 部品: その他の不正品(偽造クレカなど)
      • 部品: 保護された動植物でないか
      • 部品: 不開港の監視
      • 部品: 事後調査
      • 部品: 統計データの集約
      • 部品: 企業への広報活動
      • 部品: 一般向け広報活動
    • 大部品: 税関に期待される効果 RD:5 評価値:4
      • 部品: 「安心安全な社会をつくる」
      • 部品: 密輸の摘発
      • 部品: テロ防止
      • 部品: 不正コピー品の摘発による権利保護
      • 部品: 生態系保全への寄与
    • 大部品: 税関の組織形態 RD:8 評価値:5
      • 部品: 組織形態の概要
      • 部品: 総務課
      • 部品: 管理課
      • 部品: 関税課
      • 部品: 監視課
      • 部品: 業務課
      • 部品: 調査課
      • 部品: 国際交渉課
    • 大部品: 税関の形態 RD:5 評価値:4
      • 部品: 本関
      • 部品: 支所
      • 部品: 出張所
      • 部品: 研修所
      • 部品: 監視署
    • 大部品: 税関の設置場所 RD:7 評価値:5
      • 部品: 設置場所の選定基準
      • 部品: 港湾
      • 部品: 国境チェックポイント
      • 部品: 空港
      • 部品: 環状線駅
      • 部品: 高速道路
      • 部品: その他の設置場所
    • 大部品: 税関の施設 RD:9 評価値:5
      • 部品: 広報展示室
      • 部品: 押収物保管施設
      • 部品: 職員寮、仮眠施設
      • 部品: 事務棟
      • 部品: 税関にあるその他の施設
      • 大部品: 検査場の設備と装備 RD:4 評価値:3
        • 部品: 荷物検査用機材
        • 部品: 監視艇
        • 部品: 車両
        • 部品: その他検査場の設備と装備
    • 大部品: 税関で働くものたち RD:29 評価値:8
      • 大部品: 福利厚生 RD:4 評価値:3
        • 部品: 公務員としての待遇
        • 部品: 家賃補助、寮制度
        • 部品: 健康診断
        • 部品: 研修制度
      • 大部品: 税関職員(帝国共通) RD:13 評価値:6
        • 部品: 概要
        • 部品: 制服
        • 大部品: 税関職員になるためには RD:3 評価値:3
          • 部品: 資格
          • 部品: 訓練期間
          • 部品: 業務の習熟チェックシート
        • 大部品: 保税蔵置場 RD:3 評価値:3
          • 部品: 設置の許可
          • 部品: 役割
          • 部品: 外国貨物と内国貨物とは
        • 大部品: 仕事 RD:5 評価値:4
          • 部品: 調査の程度
          • 部品: 方法
          • 部品: 啓蒙
          • 部品: 提出させる書類様式の作成
          • 部品: やり取りをする相手
      • 大部品: 通関士 RD:8 評価値:5
        • 部品: 通関の目的
        • 大部品: 通関士になるためには RD:3 評価値:3
          • 部品: 資格試験
          • 部品: 通関士の訓練期間
          • 部品: 通関士の業務の習熟チェックシート
        • 部品: 守秘義務
        • 大部品: 仕事内容 RD:3 評価値:3
          • 部品: 手続きの代行
          • 部品: 税関とのやりとり
          • 部品: 提出書類の内容
      • 部品: 警備員
      • 部品: 運転手
      • 部品: 麻薬探知犬
      • 部品: D3担当職員
    • 大部品: 帝國における各国の共同歩調 RD:4 評価値:3
      • 部品: 情報共有体制
      • 部品: 緊急時の協力体制
      • 部品: 合同研修
      • 部品: 物理域対応
    • 大部品: 税関の国ごとによる特色 RD:0 評価値:0



部品定義


部品: 税関とはなにか

税関とは関税や国内消費税などの徴収、輸出入貨物の関通・密輸不正入国の取り締まりなどを目的とした行政機関のことです。

部品: 税関の歴史

ニューワールドにおいて、これまでも今と変わらない機能を持つ税関はあるにはありましたが、これは国別に管理され、藩国ごとに独立していました。

部品: 現代の税関

現代において税関の役割とはただ危険なものを防ぐ役目だけではなく、帝國の防衛ネットワークの一部としてとらえられていて、各国の税関同士の協力体制も重要視されています。

部品: 税関設置の背景(帝國)

税関が帝國共通で設置されることになったのは、主にテロを発見し防ぐ役目を期待してのことです。物や人の動きを見ることができれば、犯罪をいち早く発見することができるからです。

部品: 帝國税関の協力体制

色々な人や物が行き交う税関で得られた情報は、帝國各藩国の税関同士で、情報交換や合同研修などを行い、有事に協力体制がとれるよう備えています。

部品: 税率の確認

税関職員が輸出入を扱う企業(通関業者)から提出された書類を受け付け、申告された税率が正しいかチェックしています。

部品: 麻薬等の摘発

麻薬・覚せい剤の輸入はこれを厳しく禁止しています。手荷物、国外からの輸入貨物全て調べ、特に貨物は不審と感じた場合には受け取り主の同意がなくとも開封も許可されています。

部品: 危険物の摘発

銃火器(強化された玩具も同様)・爆発物・化学薬品・他にも許可されていない危険物などの持ち込みや貨物での輸入はこれを厳しく取り締まっています。


部品: 知財管理に反するもの

国外ブランドの模造や偽造品の持ち込みを禁止します。また、公安・風俗を著しく害する書籍、図画、彫刻・児童ポルノの持ち込みも禁止されています。


部品: その他の不正品(偽造クレカなど)

貨幣・紙幣・銀行券・印紙や切手・有価証券の偽造・変造・模造品や偽造カードの持ち込みを一切禁止しています。

部品: 保護された動植物でないか

希少な動植物の許可のない持ち込みは禁止されています。輸入品に不審を感じた税関職員は手元の資料などと見比べ、それと判断された場合にはこれを没収します。

部品: 不開港の監視

国外との通商・貿易を許可されていない港・空港はこれを監視し、密輸入があった場合これを取り締まります。武力を用いる必要があるときは関係各機関と連携し行います。通関業者から申請があり、やむを得ず不開港での輸出入がある場合これに立ち会います。

部品: 事後調査

故意に輸入禁止品の持ち込みをしている業者や個人などを特定した場合、警察など関係機関と連携し事後調査を行っています。

部品: 統計データの集約

故意の脱税・輸入禁止品の持ち込みなどがあった場合これをデータベースに保管し今後の調査や犯罪・テロなどの発見に役立てます。


部品: 企業への広報活動

通関業者へ向け、輸入禁止品の項目の公開や不明な場合の問い合わせ窓口への案内などをアナウンスしています。

部品: 一般向け広報活動

摘発された物品の一部公開、特に麻薬等・知財管理の輸入禁止項目のお知らせとそれを持ち込み所持していた場合の連絡受付などをお知らせしています。

部品: 「安心安全な社会をつくる」

税関では、適正で公平な課税を行うことで経済・社会秩序を維持し、セキュリティ向上と円滑な処理の両方に取り組むことで、貿易の秩序維持と健全な発展を目指している。

部品: 密輸の摘発

内外関係機関との連携や情報交換を積極的に行い、手口が多様化・大口化する密輸に対応した取り締まり体制の整備に取り組んでいる。
その具体的効果は、「テロ防止」「不正コピー品の摘発による権利保護」「生態系保全への寄与」などに表されている。

部品: テロ防止

薬物、銃器をはじめ、テロで使用されるような危険物をいちはやく発見・押収し、その輸出入に関わった人物・組織を洗い出すことでテロを未然に防ぐことが税関には求められている。

部品: 不正コピー品の摘発による権利保護

知的財産権を侵害している不正コピー品を摘発することで、その権利を所有している個人や会社、ひいては国の経済活動を保護することにも繋がっている。

部品: 生態系保全への寄与

取引が禁止されている動植物の中には、希少なもの以外にも、その動植物が侵入することで在来の生態系に害を及ぼすような繁殖力・捕食力を持つものも含まれている。
これらの密輸を水際で防ぐことで、その国の生態系の保全にも一役買っている。

部品: 組織形態の概要

税関は大きく7つの課に分かれており、それぞれに役割が異なっています。ここでは税関における各担当課の役割を説明します。

部品: 総務課

総務課では税関の所掌事務の総合調整や職員の任用、服務、人事及び給与の決定。職員の福利厚生、税関についての広報及び広聴なども取り扱っています。

部品: 管理課

管理課では会計、行政財産及び物品の管理などを取り扱っています。税関で押収された物品などは管理課の押収物保管施設に保管されます。

部品: 関税課

関税課では、税関職員が本当に正しい税率で審査を行ったか抜き出して再チェックしたり、新しい輸入品目が加えられたときにかかる関税が適正に設定されているか審査を行っています。関税にかかわる資料作成・更新も行っています。

部品: 監視課

監視課では船舶、航空機の監視取締り、旅客、乗組員の携帯品等の取締り、検査及び徴税。輸出入貨物に係る検査や保税地域等の許可又は承認及び取締りなどを行っています。危険を伴う任務のため、警察や郷土軍などと共に行動することが多い課でもあります。

部品: 業務課

業務課では輸出入貨物に係る審査、許可及び承認、輸入貨物に係る関税等の税率の適用、確定及び徴収。輸出入貨物の分析、鑑定。国際郵便物の検査及び徴税を主な仕事としています。また、通関業の許可、通関業者の監督及び通関士試験などもここで行われます。

部品: 調査課

調査課では輸出入された貨物の調査、犯則事件の調査及び処分。情報の管理及び分析、外国貿易統計の作成等を行っています。警察や調査依頼のために専門機関とのかかわりが深い課でもあります。

部品: 国際交渉課

国際交渉課では国際犯罪者や危険物、ウイルスなど、広範囲に影響のある情報について、各藩国にある税関同士で情報を交換しています。ここで得た情報はいち早く各国の政庁に届けられ、対応されます。

部品: 本関

本関とは税関の統括総本部のことです。すべての課の大本がここに入っており、ここで支所・出張所の管理、研修所の運営などを行っています。

部品: 支所

支所とは主な開港・税関空港等において税関事務を行うところです。荷物の行き来がある場所に必ず設置され、すべての渡航者・輸入品はここで検査されます。

部品: 出張所

出張所とは業務需要が比較的密集している地域に設置され、周辺の業務を分担する役割を担います。開港・税関空港外で業務を行うところです。

部品: 研修所

研修所とは、税関職員が研修を受けられる場所です。日々更新される関税項目や注意すべき情報などを学びます。また、税関職員の採用試験や通関士試験もここで行われます。

部品: 監視署

監視所とは不開港における船舶の入港、貨物の授受、積卸等の監視取締りを行うところです。その性質から警察や郷土軍に護衛についてもらうことが多くあります。

部品: 設置場所の選定基準

税関施設は、各藩国内で必要のあると認められる場所に設置される。出入国をおこなう場所、貨物の輸出入がおこなわれる場所、輸入された物資が集積される場所などである。

部品: 港湾

川や海を挟んだ人や物の往来の中継地となるのが港湾である。なかでも国際的に開かれた港湾は税関施設の設置が必須の場所である。

部品: 国境チェックポイント

陸の国境線は藩国によっては長く、そのところどころに出入国や輸出入のためのチェックポイントが設けられている。こういった場所も税関施設の設置場所となる。

部品: 空港

空を介した人や物のやりとりもまた、税関によるチェックが必要とされる。特に航空機等はテロの標的になった場合は被害が大きく、厳重なチェックが求められる。

部品: 環状線駅

帝國環状線は、武器の持ち込みが禁じられており、テロ対策も独自に実施されている。これに各国税関のチェックが加わることで、さらに安全性が高まる。

部品: 高速道路

帝國環状線に次ぐインフラ事業として建設された高速道路においても、テロ対応は実施されている。しかし、車両を使った密輸等には税関によるチェックが欠かせない。

部品: その他の設置場所

これら以外にも税関施設の設置対象になる場所はある。事後調査のため各藩国内における輸入物資の集積地に、また、密輸等の監視のために未開港近隣などに施設が設置されることがある。

部品: 広報展示室

一般人向けに税関の職務について広報・体験が行われる場所。一般人が出入りする場所のため、基本的には建物脇や1階にあることが多い。
税関の歴史、密輸の手口やコピー商品の一部、輸出入が禁止されているものについて、一般人にも分かりやすく展示されている。
体験コーナーでは、ブランド品の「本物」と「偽物」を見分けたり、荷物の中に巧妙に隠された密輸品を探す職業体験ができる。
また、たとえ一般人であっても密輸等を実際に行えば厳しく罰せられることを広く知ってもらうため、中~高物理国家では映像で、低物理国家では紙芝居などで密輸取締りの様子を伝えている。

部品: 押収物保管施設

税関で押収されたもののうち、動物やその加工品(これらは原産国に返還される)以外のものを保管しておく場所。
職員が作成したリストをもとに押収日や種類によって分けられ、厳重に管理されている。
事件性があるものや法令で取引が禁止されているものは適正な手続きを踏んだ上で、警察に証拠として引き渡されることもある。

部品: 職員寮、仮眠施設

藩国によって寮がない場合もあるが(その場合でも家賃補助は出る)、税関施設のそばに職員寮を置いているところが多い。寮の様式も国の気候や文化によって様々である。
また、交代制になっているとはいえ、非常に忙しく疲れが溜まりやすい職務内容のため、施設内に職員用の仮眠施設も設置されている。

部品: 事務棟

事務作業を行う職員が働くところ。税関の心臓部である。おもに書類作成や作成した資料の管理、支所・出張所との連絡が行われ、政庁や警察など外部組織との会合もここで催される。

部品: 税関にあるその他の施設

会議室、警備員室、医務室、備品倉庫、麻薬探知犬の訓練施設、食堂、トイレ、そのほか職員が働く上で必要とされる施設や設備は高物理・低物理の差はあれどもほぼどの国でも共通して備えられている。

部品: 荷物検査用機材

輸入貨物は検査場での検査に合格することで、輸入国側に持ち込むことができる。
その際に中~高物理域国家ではX線検査装置で貨物の中身を調べ、低物理国家では(国にもよるが)魔法使いや罠解除に長けた職員がその知識と経験を活かして検査を行う。
異常があれば、十分警戒した上で職員による開披検査がなされる。

部品: 監視艇

海上の船舶などに対して監視を行う、税関が保有する船。大きさや材質、装備は国によって異なる。
必要であれば、護衛を連れた上で直接あやしい船舶に乗り込み、船内検査を行うこともある。

部品: 車両

荷下ろし場から検査場に貨物を運ぶための乗り物。各国によってその形態は様々である。
貨物を積む段階で異変を感じた場合は動かさず、検査担当の職員と警備員・警察官に連絡を取ること。

部品: その他検査場の設備と装備

貨物検査している間の輸入業者用待合室、検査場で働く人のための休憩室、警備員室や派出所などがある。
緊急時用としては、消火装置や警報装置、密輸業者やテロリストが攻撃してきた場合の応戦用装備(警官や警備員が使用)も置かれている。

部品: 公務員としての待遇

税関職員は国家公務員であり、それぞれの国の中で金額が決定され、安定して給金を得られる傾向にあります。

部品: 家賃補助、寮制度

税関職員は支署や出張所に移動になることがあります。その場合給料とは別に家賃の補助や寮を利用することができます。

部品: 健康診断

税関に努める職員は毎年1回総合健康診断の受診が義務づけられています。結果が芳しくない職員には通院を勧めています。

部品: 研修制度

新規の関税品目、注意すべき団体や人物、危険物や取扱を注意すべき輸入品などさまざまな項目が日々更新されています。税関職員の持つ情報を更新・技能向上のための研修、各国税関との合同研修に向けての勉強会などが行われます。全員が受けなければならない研修と希望者制の研修とがあります。

部品: 概要

外国とやり取りする際に、適切なもののみを取り扱うかどうか確認する。また、輸入されるものに国から定められた関税を徴収することもある。
不適切なものは国により個別に定めることができるが、主に犯罪によりやり取りされているもの、兵器や武器である。

部品: 制服

自らの身分を開示するために必要である。仕事時以外の着用は好ましくなく、仕事を行うもの以外が所持することのないよう管理される

部品: 資格

その職務の内容上、適切な知識や規律を守ることができるか重要である。また、国家資格である。業務上知りえたことをみだりに伝えることはできない。

部品: 訓練期間

業務に関する知識に習熟している者の下で、指導を受けながら業務を行い、支障なく遂行できるようになる必要がある。最低でも3年は期間を要する。

部品: 業務の習熟チェックシート

一人で問題なく業務を行うことが出来るかどうか可視化したもの。簡単なことや、全体の流れを知る事から始まり、最後まで行うと訓練期間の終了である。

部品: 設置の許可

適切に管理・運営することが可能であると税関長が許可した場合のみ、設置をすることが出来る。
3年ごとに再度申請をする必要があり、問題があれば許可の取り消しとなる。
また、適切に管理が行えないと税関長が判断すれば即座に許可を取り消すことが出来る。

部品: 役割

外国貨物を保管しておく場所である。業務に必要な最低限の人と物の出入りが可能である。
この場所に保管されているものがなくなると税関検査を受けずに流出する恐れがあるので管理は厳正である。


部品: 外国貨物と内国貨物とは

外国貨物とは外国に輸出する準備ができたものであり、内国貨物は国内に輸入する準備ができたものである。
輸出の流れとして、内国貨物を税関検査を経て外国貨物となる。
輸入の流れとして、外国貨物を税関検査を経て内国貨物となる。

部品: 調査の程度

やり取りする数が膨大である場合、調査の度合いを大まかに決める。よく不法なものが紛れ込んでくる国や外装はおおよそ見当がつくので、そういったものは詳しく調査する。

部品: 方法

書類があれば書類を確認する。次に中身を開け調べていく。不適切なものがあれば保留する。犯罪性が高いものに関しては警察に連絡する。また、中身を空けずに不適切なものがあるかどうか選別するために探知犬やX線検査を行う国もある。

部品: 啓蒙

水際で阻止することも重要であるが、より多くの人に不法なもののやり取りをしないようにすることも重要なので広報活動を行っている。

部品: 提出させる書類様式の作成

審査が必要な物のやり取りを行う際に、審査を円滑に行うため必要な書類の様式や内容を決定する。税関長の許可が必要。物の名前、個数、量が簡潔に分かりやすく記載されている必要がある。

部品: やり取りをする相手

税関職員は物の調査を行うのみである。郵便局から渡された物を調査し、調査が終われば郵便局に物を返す。税関長が適切と判断する会社と物をやり取りする場合もある。

部品: 通関の目的

不適切な物のやり取りを防ぎ、またどのような物がやり取りされているかデータとして収集する目的も兼ねている。

部品: 資格試験

通関士として業務を行うにあたって、必要な法律の知識を身に着けている必要がある。また、通関書類作成のための知識も必要である。

部品: 通関士の訓練期間

通関士として業務を遂行できるまでに最低3年は必要とする。
通関士の資格として法令関係の知識は必要であるが、これの取得にかかった期間は含まれない。
書類の作成や、イレギュラーなものに対する対応が難しいのである。


部品: 通関士の業務の習熟チェックシート

通関士の資格で必要となった知識以外に、現場での作業を身に着ける必要がある。
調査対象を作業内容と着手順に並べ、依頼人からの問い合わせに回答し、代行作業を行う。
おおよそこのような順番で習熟していく。


部品: 守秘義務

業務上知りえたことを業務外で正当な理由なく利用してはならない。この業務から離れたものも同様に護り続けなければならない

部品: 手続きの代行

輸出入者に代わり、必要な書類作成の代行、税関への異議申し立ての代行、を行う。輸出入に際して、不当なものの出入りを絶つという目的のため、必然書類などは専門の知識を備えたものが作成しなければ目的を達成することが出来ない。

部品: 税関とのやりとり

通関に関して、判断は通関士のみが行うのではなく、税関と協調して行われる。正当な物流を目指すために、お互いの見解をすりあわせ法に触れる物かどうか相談している。

部品: 提出書類の内容

物の名前、個数、量。これらが過不足なく記載され、簡潔に分かりやすい必要がある。円滑な物のやり取りの為にこれらは最低限必要である。

部品: 警備員

様々な貨物が集まり、頻繁に人の往来がある税関はテロや犯罪組織に狙われやすい側面もあるため、連携が取れる範囲で点々と要所に警備員が配置されている。
税関の警備員として働くには、前述のような者たちに狙われた時に動けるよう、警察や軍人並みの体力や知識をつける訓練を積まなければならない。
警備中はツーマンセル以上で警備し、警備員室への定時連絡を欠かさないように徹底されている。

部品: 運転手

税関における運転手とは、おもに職員・来館者の送迎、貨物を載せた乗り物の操縦を担っている者を指す。
藩国によって使われる乗り物は様々であり、その免許制度や試験内容などは乗り物に準じたものになっており、同じ乗り物であれば細かいルール差はあれど帝國共通のものになっている(例えば車であれば車用の、馬であれば馬用の帝國共通免許)。
もちろん、その乗り物用の免許を所持していることが第一の採用条件である。
また、貨物を載せる運転手の場合はとくに危険と隣り合わせのため、ある程度の護身訓練と緊急時対応訓練を受けている。

部品: 麻薬探知犬

たくさんの貨物の中から麻薬の類を鋭い嗅覚で嗅ぎ分けて見つけ出し、密輸を水際で防止する役割を担っている犬。
どんな犬でもなれるわけではなく、ハンドラーの指示に従えることが大前提であり、活発、人見知りをせず攻撃的でない、生真面目で淡々と仕事をこなす性格のものが向いている。
また、麻薬探知犬として働けるまでにはハンドラーとともに数々の訓練をこなし、認定試験に合格しなければならない。
麻薬探知犬のほかにも、銃器探知犬や爆発物探知犬の訓練を行っているところもある。
引退後の生活場所は藩国にもよるが、ハンドラーやボランティア、訓練所の引退施設でのんびりと余生を過ごしていることが多い。
なお、ハンドラーは各藩国で養成され、探知犬育成やブリーディング業なども行っている

部品: D3担当職員

税関で活躍する麻薬捜査探知犬(銃器探知犬や爆発物探知犬も含めた)のハンドラーのこと、通称でこう呼ばれます。D3担当職員につくには、まず税関職員としての資格とドックトレーナーの資格の両方を有していなければなることができず、通常の税関職員より狭き門なことは言うまでもありません。D3担当職員は(税関限定の)麻薬探知犬の育成と訓練を行います。麻薬探知犬候補生たちと4か月間の高度な訓練を修了したあと、試験に合格すると麻薬探知犬とそのハンドラーと認定されます。(通称のD3とはDrug detection dog(麻薬探知犬)の頭文字からとられています。)

部品: 情報共有体制

平時の帝國税関では新たに定められた関税品目のお知らせや、特に顕著に動いている人や物などへの注意など、さまざまな情報を共有させています。

部品: 緊急時の協力体制

有事の際の帝國税関同士での協力体制は、合同研修で十分に訓練されており、危険度の高い物や人物など、それぞれの情報がいち早く届けられます。また税関で得られた情報は、すぐに各藩国の政庁にも共有されます。

部品: 合同研修

合同研修では、国ごとの関税品目の更新リストの配布や要注意人物や犯罪組織、出回りそうな危険物の周知。有事での協力体制の確認や事件が起こった際の対処方法や連絡方法について話し合われます。

部品: 物理域対応

ニューワールドでは国ごとに低物理域を扱う国があっても高~中物理域のものが動かなくなることはありませんが、それでも暮らし方によって電気や電波が届かないところ、自動車ではなく馬を使っているなど国ごとに特色があります。各国の税関ではそれぞれの国の事情に合わせて協力体制が考えられています。そしてこのように各国事情があるため、政庁の許可なくその藩国のテックレベルを激変させるようなものを持ち込むことは特に厳重に禁じられています。



提出書式


 大部品: 帝国版税関 RD:83 評価値:10
 -大部品: 税関とは RD:5 評価値:4
 --部品: 税関とはなにか
 --部品: 税関の歴史
 --部品: 現代の税関
 --部品: 税関設置の背景(帝國)
 --部品: 帝國税関の協力体制
 -大部品: 税関の業務 RD:11 評価値:6
 --部品: 税率の確認
 --部品: 麻薬等の摘発
 --部品: 危険物の摘発
 --部品: 知財管理に反するもの
 --部品: その他の不正品(偽造クレカなど)
 --部品: 保護された動植物でないか
 --部品: 不開港の監視
 --部品: 事後調査
 --部品: 統計データの集約
 --部品: 企業への広報活動
 --部品: 一般向け広報活動
 -大部品: 税関に期待される効果 RD:5 評価値:4
 --部品: 「安心安全な社会をつくる」
 --部品: 密輸の摘発
 --部品: テロ防止
 --部品: 不正コピー品の摘発による権利保護
 --部品: 生態系保全への寄与
 -大部品: 税関の組織形態 RD:8 評価値:5
 --部品: 組織形態の概要
 --部品: 総務課
 --部品: 管理課
 --部品: 関税課
 --部品: 監視課
 --部品: 業務課
 --部品: 調査課
 --部品: 国際交渉課
 -大部品: 税関の形態 RD:5 評価値:4
 --部品: 本関
 --部品: 支所
 --部品: 出張所
 --部品: 研修所
 --部品: 監視署
 -大部品: 税関の設置場所 RD:7 評価値:5
 --部品: 設置場所の選定基準
 --部品: 港湾
 --部品: 国境チェックポイント
 --部品: 空港
 --部品: 環状線駅
 --部品: 高速道路
 --部品: その他の設置場所
 -大部品: 税関の施設 RD:9 評価値:5
 --部品: 広報展示室
 --部品: 押収物保管施設
 --部品: 職員寮、仮眠施設
 --部品: 事務棟
 --部品: 税関にあるその他の施設
 --大部品: 検査場の設備と装備 RD:4 評価値:3
 ---部品: 荷物検査用機材
 ---部品: 監視艇
 ---部品: 車両
 ---部品: その他検査場の設備と装備
 -大部品: 税関で働くものたち RD:29 評価値:8
 --大部品: 福利厚生 RD:4 評価値:3
 ---部品: 公務員としての待遇
 ---部品: 家賃補助、寮制度
 ---部品: 健康診断
 ---部品: 研修制度
 --大部品: 税関職員(帝国共通) RD:13 評価値:6
 ---部品: 概要
 ---部品: 制服
 ---大部品: 税関職員になるためには RD:3 評価値:3
 ----部品: 資格
 ----部品: 訓練期間
 ----部品: 業務の習熟チェックシート
 ---大部品: 保税蔵置場 RD:3 評価値:3
 ----部品: 設置の許可
 ----部品: 役割
 ----部品: 外国貨物と内国貨物とは
 ---大部品: 仕事 RD:5 評価値:4
 ----部品: 調査の程度
 ----部品: 方法
 ----部品: 啓蒙
 ----部品: 提出させる書類様式の作成
 ----部品: やり取りをする相手
 --大部品: 通関士 RD:8 評価値:5
 ---部品: 通関の目的
 ---大部品: 通関士になるためには RD:3 評価値:3
 ----部品: 資格試験
 ----部品: 通関士の訓練期間
 ----部品: 通関士の業務の習熟チェックシート
 ---部品: 守秘義務
 ---大部品: 仕事内容 RD:3 評価値:3
 ----部品: 手続きの代行
 ----部品: 税関とのやりとり
 ----部品: 提出書類の内容
 --部品: 警備員
 --部品: 運転手
 --部品: 麻薬探知犬
 --部品: D3担当職員
 -大部品: 帝國における各国の共同歩調 RD:4 評価値:3
 --部品: 情報共有体制
 --部品: 緊急時の協力体制
 --部品: 合同研修
 --部品: 物理域対応
 -大部品: 税関の国ごとによる特色 RD:0 評価値:0
 
 
 部品: 税関とはなにか
 税関とは関税や国内消費税などの徴収、輸出入貨物の関通・密輸不正入国の取り締まりなどを目的とした行政機関のことです。
 
 部品: 税関の歴史
 ニューワールドにおいて、これまでも今と変わらない機能を持つ税関はあるにはありましたが、これは国別に管理され、藩国ごとに独立していました。
 
 部品: 現代の税関
 現代において税関の役割とはただ危険なものを防ぐ役目だけではなく、帝國の防衛ネットワークの一部としてとらえられていて、各国の税関同士の協力体制も重要視されています。
 
 部品: 税関設置の背景(帝國)
 税関が帝國共通で設置されることになったのは、主にテロを発見し防ぐ役目を期待してのことです。物や人の動きを見ることができれば、犯罪をいち早く発見することができるからです。
 
 部品: 帝國税関の協力体制
 色々な人や物が行き交う税関で得られた情報は、帝國各藩国の税関同士で、情報交換や合同研修などを行い、有事に協力体制がとれるよう備えています。
 
 部品: 税率の確認
 税関職員が輸出入を扱う企業(通関業者)から提出された書類を受け付け、申告された税率が正しいかチェックしています。
 
 部品: 麻薬等の摘発
 麻薬・覚せい剤の輸入はこれを厳しく禁止しています。手荷物、国外からの輸入貨物全て調べ、特に貨物は不審と感じた場合には受け取り主の同意がなくとも開封も許可されています。
 
 部品: 危険物の摘発
 銃火器(強化された玩具も同様)・爆発物・化学薬品・他にも許可されていない危険物などの持ち込みや貨物での輸入はこれを厳しく取り締まっています。
 
 
 部品: 知財管理に反するもの
 国外ブランドの模造や偽造品の持ち込みを禁止します。また、公安・風俗を著しく害する書籍、図画、彫刻・児童ポルノの持ち込みも禁止されています。
 
 
 部品: その他の不正品(偽造クレカなど)
 貨幣・紙幣・銀行券・印紙や切手・有価証券の偽造・変造・模造品や偽造カードの持ち込みを一切禁止しています。
 
 部品: 保護された動植物でないか
 希少な動植物の許可のない持ち込みは禁止されています。輸入品に不審を感じた税関職員は手元の資料などと見比べ、それと判断された場合にはこれを没収します。
 
 部品: 不開港の監視
 国外との通商・貿易を許可されていない港・空港はこれを監視し、密輸入があった場合これを取り締まります。武力を用いる必要があるときは関係各機関と連携し行います。通関業者から申請があり、やむを得ず不開港での輸出入がある場合これに立ち会います。
 
 部品: 事後調査
 故意に輸入禁止品の持ち込みをしている業者や個人などを特定した場合、警察など関係機関と連携し事後調査を行っています。
 
 部品: 統計データの集約
 故意の脱税・輸入禁止品の持ち込みなどがあった場合これをデータベースに保管し今後の調査や犯罪・テロなどの発見に役立てます。
 
 
 部品: 企業への広報活動
 通関業者へ向け、輸入禁止品の項目の公開や不明な場合の問い合わせ窓口への案内などをアナウンスしています。
 
 部品: 一般向け広報活動
 摘発された物品の一部公開、特に麻薬等・知財管理の輸入禁止項目のお知らせとそれを持ち込み所持していた場合の連絡受付などをお知らせしています。
 
 部品: 「安心安全な社会をつくる」
 税関では、適正で公平な課税を行うことで経済・社会秩序を維持し、セキュリティ向上と円滑な処理の両方に取り組むことで、貿易の秩序維持と健全な発展を目指している。
 
 部品: 密輸の摘発
 内外関係機関との連携や情報交換を積極的に行い、手口が多様化・大口化する密輸に対応した取り締まり体制の整備に取り組んでいる。
 その具体的効果は、「テロ防止」「不正コピー品の摘発による権利保護」「生態系保全への寄与」などに表されている。
 
 部品: テロ防止
 薬物、銃器をはじめ、テロで使用されるような危険物をいちはやく発見・押収し、その輸出入に関わった人物・組織を洗い出すことでテロを未然に防ぐことが税関には求められている。
 
 部品: 不正コピー品の摘発による権利保護
 知的財産権を侵害している不正コピー品を摘発することで、その権利を所有している個人や会社、ひいては国の経済活動を保護することにも繋がっている。
 
 部品: 生態系保全への寄与
 取引が禁止されている動植物の中には、希少なもの以外にも、その動植物が侵入することで在来の生態系に害を及ぼすような繁殖力・捕食力を持つものも含まれている。
 これらの密輸を水際で防ぐことで、その国の生態系の保全にも一役買っている。
 
 部品: 組織形態の概要
 税関は大きく7つの課に分かれており、それぞれに役割が異なっています。ここでは税関における各担当課の役割を説明します。
 
 部品: 総務課
 総務課では税関の所掌事務の総合調整や職員の任用、服務、人事及び給与の決定。職員の福利厚生、税関についての広報及び広聴なども取り扱っています。
 
 部品: 管理課
 管理課では会計、行政財産及び物品の管理などを取り扱っています。税関で押収された物品などは管理課の押収物保管施設に保管されます。
 
 部品: 関税課
 関税課では、税関職員が本当に正しい税率で審査を行ったか抜き出して再チェックしたり、新しい輸入品目が加えられたときにかかる関税が適正に設定されているか審査を行っています。関税にかかわる資料作成・更新も行っています。
 
 部品: 監視課
 監視課では船舶、航空機の監視取締り、旅客、乗組員の携帯品等の取締り、検査及び徴税。輸出入貨物に係る検査や保税地域等の許可又は承認及び取締りなどを行っています。危険を伴う任務のため、警察や郷土軍などと共に行動することが多い課でもあります。
 
 部品: 業務課
 業務課では輸出入貨物に係る審査、許可及び承認、輸入貨物に係る関税等の税率の適用、確定及び徴収。輸出入貨物の分析、鑑定。国際郵便物の検査及び徴税を主な仕事としています。また、通関業の許可、通関業者の監督及び通関士試験などもここで行われます。
 
 部品: 調査課
 調査課では輸出入された貨物の調査、犯則事件の調査及び処分。情報の管理及び分析、外国貿易統計の作成等を行っています。警察や調査依頼のために専門機関とのかかわりが深い課でもあります。
 
 部品: 国際交渉課
 国際交渉課では国際犯罪者や危険物、ウイルスなど、広範囲に影響のある情報について、各藩国にある税関同士で情報を交換しています。ここで得た情報はいち早く各国の政庁に届けられ、対応されます。
 
 部品: 本関
 本関とは税関の統括総本部のことです。すべての課の大本がここに入っており、ここで支所・出張所の管理、研修所の運営などを行っています。
 
 部品: 支所
 支所とは主な開港・税関空港等において税関事務を行うところです。荷物の行き来がある場所に必ず設置され、すべての渡航者・輸入品はここで検査されます。
 
 部品: 出張所
 出張所とは業務需要が比較的密集している地域に設置され、周辺の業務を分担する役割を担います。開港・税関空港外で業務を行うところです。
 
 部品: 研修所
 研修所とは、税関職員が研修を受けられる場所です。日々更新される関税項目や注意すべき情報などを学びます。また、税関職員の採用試験や通関士試験もここで行われます。
 
 部品: 監視署
 監視所とは不開港における船舶の入港、貨物の授受、積卸等の監視取締りを行うところです。その性質から警察や郷土軍に護衛についてもらうことが多くあります。
 
 部品: 設置場所の選定基準
 税関施設は、各藩国内で必要のあると認められる場所に設置される。出入国をおこなう場所、貨物の輸出入がおこなわれる場所、輸入された物資が集積される場所などである。
 
 部品: 港湾
 川や海を挟んだ人や物の往来の中継地となるのが港湾である。なかでも国際的に開かれた港湾は税関施設の設置が必須の場所である。
 
 部品: 国境チェックポイント
 陸の国境線は藩国によっては長く、そのところどころに出入国や輸出入のためのチェックポイントが設けられている。こういった場所も税関施設の設置場所となる。
 
 部品: 空港
 空を介した人や物のやりとりもまた、税関によるチェックが必要とされる。特に航空機等はテロの標的になった場合は被害が大きく、厳重なチェックが求められる。
 
 部品: 環状線駅
 帝國環状線は、武器の持ち込みが禁じられており、テロ対策も独自に実施されている。これに各国税関のチェックが加わることで、さらに安全性が高まる。
 
 部品: 高速道路
 帝國環状線に次ぐインフラ事業として建設された高速道路においても、テロ対応は実施されている。しかし、車両を使った密輸等には税関によるチェックが欠かせない。
 
 部品: その他の設置場所
 これら以外にも税関施設の設置対象になる場所はある。事後調査のため各藩国内における輸入物資の集積地に、また、密輸等の監視のために未開港近隣などに施設が設置されることがある。
 
 部品: 広報展示室
 一般人向けに税関の職務について広報・体験が行われる場所。一般人が出入りする場所のため、基本的には建物脇や1階にあることが多い。
 税関の歴史、密輸の手口やコピー商品の一部、輸出入が禁止されているものについて、一般人にも分かりやすく展示されている。
 体験コーナーでは、ブランド品の「本物」と「偽物」を見分けたり、荷物の中に巧妙に隠された密輸品を探す職業体験ができる。
 また、たとえ一般人であっても密輸等を実際に行えば厳しく罰せられることを広く知ってもらうため、中~高物理国家では映像で、低物理国家では紙芝居などで密輸取締りの様子を伝えている。
 
 部品: 押収物保管施設
 税関で押収されたもののうち、動物やその加工品(これらは原産国に返還される)以外のものを保管しておく場所。
 職員が作成したリストをもとに押収日や種類によって分けられ、厳重に管理されている。
 事件性があるものや法令で取引が禁止されているものは適正な手続きを踏んだ上で、警察に証拠として引き渡されることもある。
 
 部品: 職員寮、仮眠施設
 藩国によって寮がない場合もあるが(その場合でも家賃補助は出る)、税関施設のそばに職員寮を置いているところが多い。寮の様式も国の気候や文化によって様々である。
 また、交代制になっているとはいえ、非常に忙しく疲れが溜まりやすい職務内容のため、施設内に職員用の仮眠施設も設置されている。
 
 部品: 事務棟
 事務作業を行う職員が働くところ。税関の心臓部である。おもに書類作成や作成した資料の管理、支所・出張所との連絡が行われ、政庁や警察など外部組織との会合もここで催される。
 
 部品: 税関にあるその他の施設
 会議室、警備員室、医務室、備品倉庫、麻薬探知犬の訓練施設、食堂、トイレ、そのほか職員が働く上で必要とされる施設や設備は高物理・低物理の差はあれどもほぼどの国でも共通して備えられている。
 
 部品: 荷物検査用機材
 輸入貨物は検査場での検査に合格することで、輸入国側に持ち込むことができる。
 その際に中~高物理域国家ではX線検査装置で貨物の中身を調べ、低物理国家では(国にもよるが)魔法使いや罠解除に長けた職員がその知識と経験を活かして検査を行う。
 異常があれば、十分警戒した上で職員による開披検査がなされる。
 
 部品: 監視艇
 海上の船舶などに対して監視を行う、税関が保有する船。大きさや材質、装備は国によって異なる。
 必要であれば、護衛を連れた上で直接あやしい船舶に乗り込み、船内検査を行うこともある。
 
 部品: 車両
 荷下ろし場から検査場に貨物を運ぶための乗り物。各国によってその形態は様々である。
 貨物を積む段階で異変を感じた場合は動かさず、検査担当の職員と警備員・警察官に連絡を取ること。
 
 部品: その他検査場の設備と装備
 貨物検査している間の輸入業者用待合室、検査場で働く人のための休憩室、警備員室や派出所などがある。
 緊急時用としては、消火装置や警報装置、密輸業者やテロリストが攻撃してきた場合の応戦用装備(警官や警備員が使用)も置かれている。
 
 部品: 公務員としての待遇
 税関職員は国家公務員であり、それぞれの国の中で金額が決定され、安定して給金を得られる傾向にあります。
 
 部品: 家賃補助、寮制度
 税関職員は支署や出張所に移動になることがあります。その場合給料とは別に家賃の補助や寮を利用することができます。
 
 部品: 健康診断
 税関に努める職員は毎年1回総合健康診断の受診が義務づけられています。結果が芳しくない職員には通院を勧めています。
 
 部品: 研修制度
 新規の関税品目、注意すべき団体や人物、危険物や取扱を注意すべき輸入品などさまざまな項目が日々更新されています。税関職員の持つ情報を更新・技能向上のための研修、各国税関との合同研修に向けての勉強会などが行われます。全員が受けなければならない研修と希望者制の研修とがあります。
 
 部品: 概要
 外国とやり取りする際に、適切なもののみを取り扱うかどうか確認する。また、輸入されるものに国から定められた関税を徴収することもある。
 不適切なものは国により個別に定めることができるが、主に犯罪によりやり取りされているもの、兵器や武器である。
 
 部品: 制服
 自らの身分を開示するために必要である。仕事時以外の着用は好ましくなく、仕事を行うもの以外が所持することのないよう管理される
 
 部品: 資格
 その職務の内容上、適切な知識や規律を守ることができるか重要である。また、国家資格である。業務上知りえたことをみだりに伝えることはできない。
 
 部品: 訓練期間
 業務に関する知識に習熟している者の下で、指導を受けながら業務を行い、支障なく遂行できるようになる必要がある。最低でも3年は期間を要する。
 
 部品: 業務の習熟チェックシート
 一人で問題なく業務を行うことが出来るかどうか可視化したもの。簡単なことや、全体の流れを知る事から始まり、最後まで行うと訓練期間の終了である。 
 
 部品: 設置の許可
 適切に管理・運営することが可能であると税関長が許可した場合のみ、設置をすることが出来る。
 3年ごとに再度申請をする必要があり、問題があれば許可の取り消しとなる。
 また、適切に管理が行えないと税関長が判断すれば即座に許可を取り消すことが出来る。
 
 部品: 役割
 外国貨物を保管しておく場所である。業務に必要な最低限の人と物の出入りが可能である。
 この場所に保管されているものがなくなると税関検査を受けずに流出する恐れがあるので管理は厳正である。
 
 
 部品: 外国貨物と内国貨物とは
 外国貨物とは外国に輸出する準備ができたものであり、内国貨物は国内に輸入する準備ができたものである。
 輸出の流れとして、内国貨物を税関検査を経て外国貨物となる。
 輸入の流れとして、外国貨物を税関検査を経て内国貨物となる。
 
 部品: 調査の程度
 やり取りする数が膨大である場合、調査の度合いを大まかに決める。よく不法なものが紛れ込んでくる国や外装はおおよそ見当がつくので、そういったものは詳しく調査する。
 
 部品: 方法
 書類があれば書類を確認する。次に中身を開け調べていく。不適切なものがあれば保留する。犯罪性が高いものに関しては警察に連絡する。また、中身を空けずに不適切なものがあるかどうか選別するために探知犬やX線検査を行う国もある。
 
 部品: 啓蒙
 水際で阻止することも重要であるが、より多くの人に不法なもののやり取りをしないようにすることも重要なので広報活動を行っている。
 
 部品: 提出させる書類様式の作成
 審査が必要な物のやり取りを行う際に、審査を円滑に行うため必要な書類の様式や内容を決定する。税関長の許可が必要。物の名前、個数、量が簡潔に分かりやすく記載されている必要がある。
 
 部品: やり取りをする相手
 税関職員は物の調査を行うのみである。郵便局から渡された物を調査し、調査が終われば郵便局に物を返す。税関長が適切と判断する会社と物をやり取りする場合もある。
 
 部品: 通関の目的
 不適切な物のやり取りを防ぎ、またどのような物がやり取りされているかデータとして収集する目的も兼ねている。
 
 部品: 資格試験
 通関士として業務を行うにあたって、必要な法律の知識を身に着けている必要がある。また、通関書類作成のための知識も必要である。
 
 部品: 通関士の訓練期間
 通関士として業務を遂行できるまでに最低3年は必要とする。
 通関士の資格として法令関係の知識は必要であるが、これの取得にかかった期間は含まれない。
 書類の作成や、イレギュラーなものに対する対応が難しいのである。
 
 
 部品: 通関士の業務の習熟チェックシート
 通関士の資格で必要となった知識以外に、現場での作業を身に着ける必要がある。
 調査対象を作業内容と着手順に並べ、依頼人からの問い合わせに回答し、代行作業を行う。
 おおよそこのような順番で習熟していく。
 
 
 部品: 守秘義務
 業務上知りえたことを業務外で正当な理由なく利用してはならない。この業務から離れたものも同様に護り続けなければならない
 
 部品: 手続きの代行
 輸出入者に代わり、必要な書類作成の代行、税関への異議申し立ての代行、を行う。輸出入に際して、不当なものの出入りを絶つという目的のため、必然書類などは専門の知識を備えたものが作成しなければ目的を達成することが出来ない。
 
 部品: 税関とのやりとり
 通関に関して、判断は通関士のみが行うのではなく、税関と協調して行われる。正当な物流を目指すために、お互いの見解をすりあわせ法に触れる物かどうか相談している。
 
 部品: 提出書類の内容
 物の名前、個数、量。これらが過不足なく記載され、簡潔に分かりやすい必要がある。円滑な物のやり取りの為にこれらは最低限必要である。
 
 部品: 警備員
 様々な貨物が集まり、頻繁に人の往来がある税関はテロや犯罪組織に狙われやすい側面もあるため、連携が取れる範囲で点々と要所に警備員が配置されている。
 税関の警備員として働くには、前述のような者たちに狙われた時に動けるよう、警察や軍人並みの体力や知識をつける訓練を積まなければならない。
 警備中はツーマンセル以上で警備し、警備員室への定時連絡を欠かさないように徹底されている。
 
 部品: 運転手
 税関における運転手とは、おもに職員・来館者の送迎、貨物を載せた乗り物の操縦を担っている者を指す。
 藩国によって使われる乗り物は様々であり、その免許制度や試験内容などは乗り物に準じたものになっており、同じ乗り物であれば細かいルール差はあれど帝國共通のものになっている(例えば車であれば車用の、馬であれば馬用の帝國共通免許)。
 もちろん、その乗り物用の免許を所持していることが第一の採用条件である。
 また、貨物を載せる運転手の場合はとくに危険と隣り合わせのため、ある程度の護身訓練と緊急時対応訓練を受けている。
 
 部品: 麻薬探知犬
 たくさんの貨物の中から麻薬の類を鋭い嗅覚で嗅ぎ分けて見つけ出し、密輸を水際で防止する役割を担っている犬。
 どんな犬でもなれるわけではなく、ハンドラーの指示に従えることが大前提であり、活発、人見知りをせず攻撃的でない、生真面目で淡々と仕事をこなす性格のものが向いている。
 また、麻薬探知犬として働けるまでにはハンドラーとともに数々の訓練をこなし、認定試験に合格しなければならない。
 麻薬探知犬のほかにも、銃器探知犬や爆発物探知犬の訓練を行っているところもある。
 引退後の生活場所は藩国にもよるが、ハンドラーやボランティア、訓練所の引退施設でのんびりと余生を過ごしていることが多い。
 なお、ハンドラーは各藩国で養成され、探知犬育成やブリーディング業なども行っている
 
 部品: D3担当職員
 税関で活躍する麻薬捜査探知犬(銃器探知犬や爆発物探知犬も含めた)のハンドラーのこと、通称でこう呼ばれます。D3担当職員につくには、まず税関職員としての資格とドックトレーナーの資格の両方を有していなければなることができず、通常の税関職員より狭き門なことは言うまでもありません。D3担当職員は(税関限定の)麻薬探知犬の育成と訓練を行います。麻薬探知犬候補生たちと4か月間の高度な訓練を修了したあと、試験に合格すると麻薬探知犬とそのハンドラーと認定されます。(通称のD3とはDrug detection dog(麻薬探知犬)の頭文字からとられています。)
 
 部品: 情報共有体制
 平時の帝國税関では新たに定められた関税品目のお知らせや、特に顕著に動いている人や物などへの注意など、さまざまな情報を共有させています。
 
 部品: 緊急時の協力体制
 有事の際の帝國税関同士での協力体制は、合同研修で十分に訓練されており、危険度の高い物や人物など、それぞれの情報がいち早く届けられます。また税関で得られた情報は、すぐに各藩国の政庁にも共有されます。
 
 部品: 合同研修
 合同研修では、国ごとの関税品目の更新リストの配布や要注意人物や犯罪組織、出回りそうな危険物の周知。有事での協力体制の確認や事件が起こった際の対処方法や連絡方法について話し合われます。
 
 部品: 物理域対応
 ニューワールドでは国ごとに低物理域を扱う国があっても高~中物理域のものが動かなくなることはありませんが、それでも暮らし方によって電気や電波が届かないところ、自動車ではなく馬を使っているなど国ごとに特色があります。各国の税関ではそれぞれの国の事情に合わせて協力体制が考えられています。そしてこのように各国事情があるため、政庁の許可なくその藩国のテックレベルを激変させるようなものを持ち込むことは特に厳重に禁じられています。
 
 


インポート用定義データ


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           {
             "title": "統計データの集約",
             "description": "故意の脱税・輸入禁止品の持ち込みなどがあった場合これをデータベースに保管し今後の調査や犯罪・テロなどの発見に役立てます。\n",
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             "title": "企業への広報活動",
             "description": "通関業者へ向け、輸入禁止品の項目の公開や不明な場合の問い合わせ窓口への案内などをアナウンスしています。",
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             "title": "一般向け広報活動",
             "description": "摘発された物品の一部公開、特に麻薬等・知財管理の輸入禁止項目のお知らせとそれを持ち込み所持していた場合の連絡受付などをお知らせしています。",
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         "title": "税関に期待される効果",
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             "title": "「安心安全な社会をつくる」",
             "description": "税関では、適正で公平な課税を行うことで経済・社会秩序を維持し、セキュリティ向上と円滑な処理の両方に取り組むことで、貿易の秩序維持と健全な発展を目指している。",
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             "title": "密輸の摘発",
             "description": "内外関係機関との連携や情報交換を積極的に行い、手口が多様化・大口化する密輸に対応した取り締まり体制の整備に取り組んでいる。\nその具体的効果は、「テロ防止」「不正コピー品の摘発による権利保護」「生態系保全への寄与」などに表されている。",
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             "title": "テロ防止",
             "description": "薬物、銃器をはじめ、テロで使用されるような危険物をいちはやく発見・押収し、その輸出入に関わった人物・組織を洗い出すことでテロを未然に防ぐことが税関には求められている。",
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             "description": "知的財産権を侵害している不正コピー品を摘発することで、その権利を所有している個人や会社、ひいては国の経済活動を保護することにも繋がっている。",
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             "description": "取引が禁止されている動植物の中には、希少なもの以外にも、その動植物が侵入することで在来の生態系に害を及ぼすような繁殖力・捕食力を持つものも含まれている。\nこれらの密輸を水際で防ぐことで、その国の生態系の保全にも一役買っている。",
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           {
             "title": "組織形態の概要",
             "description": "税関は大きく7つの課に分かれており、それぞれに役割が異なっています。ここでは税関における各担当課の役割を説明します。",
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             "title": "総務課",
             "description": "総務課では税関の所掌事務の総合調整や職員の任用、服務、人事及び給与の決定。職員の福利厚生、税関についての広報及び広聴なども取り扱っています。",
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             "title": "管理課",
             "description": "管理課では会計、行政財産及び物品の管理などを取り扱っています。税関で押収された物品などは管理課の押収物保管施設に保管されます。",
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             "title": "関税課",
             "description": "関税課では、税関職員が本当に正しい税率で審査を行ったか抜き出して再チェックしたり、新しい輸入品目が加えられたときにかかる関税が適正に設定されているか審査を行っています。関税にかかわる資料作成・更新も行っています。",
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             "title": "監視課",
             "description": "監視課では船舶、航空機の監視取締り、旅客、乗組員の携帯品等の取締り、検査及び徴税。輸出入貨物に係る検査や保税地域等の許可又は承認及び取締りなどを行っています。危険を伴う任務のため、警察や郷土軍などと共に行動することが多い課でもあります。",
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             "title": "業務課",
             "description": "業務課では輸出入貨物に係る審査、許可及び承認、輸入貨物に係る関税等の税率の適用、確定及び徴収。輸出入貨物の分析、鑑定。国際郵便物の検査及び徴税を主な仕事としています。また、通関業の許可、通関業者の監督及び通関士試験などもここで行われます。",
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             "description": "調査課では輸出入された貨物の調査、犯則事件の調査及び処分。情報の管理及び分析、外国貿易統計の作成等を行っています。警察や調査依頼のために専門機関とのかかわりが深い課でもあります。",
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             "description": "国際交渉課では国際犯罪者や危険物、ウイルスなど、広範囲に影響のある情報について、各藩国にある税関同士で情報を交換しています。ここで得た情報はいち早く各国の政庁に届けられ、対応されます。",
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             "description": "本関とは税関の統括総本部のことです。すべての課の大本がここに入っており、ここで支所・出張所の管理、研修所の運営などを行っています。",
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             "description": "支所とは主な開港・税関空港等において税関事務を行うところです。荷物の行き来がある場所に必ず設置され、すべての渡航者・輸入品はここで検査されます。",
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             "description": "出張所とは業務需要が比較的密集している地域に設置され、周辺の業務を分担する役割を担います。開港・税関空港外で業務を行うところです。",
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             "description": "研修所とは、税関職員が研修を受けられる場所です。日々更新される関税項目や注意すべき情報などを学びます。また、税関職員の採用試験や通関士試験もここで行われます。",
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             "description": "税関施設は、各藩国内で必要のあると認められる場所に設置される。出入国をおこなう場所、貨物の輸出入がおこなわれる場所、輸入された物資が集積される場所などである。",
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             "description": "川や海を挟んだ人や物の往来の中継地となるのが港湾である。なかでも国際的に開かれた港湾は税関施設の設置が必須の場所である。",
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             "description": "帝國環状線は、武器の持ち込みが禁じられており、テロ対策も独自に実施されている。これに各国税関のチェックが加わることで、さらに安全性が高まる。",
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             "description": "帝國環状線に次ぐインフラ事業として建設された高速道路においても、テロ対応は実施されている。しかし、車両を使った密輸等には税関によるチェックが欠かせない。",
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             "description": "これら以外にも税関施設の設置対象になる場所はある。事後調査のため各藩国内における輸入物資の集積地に、また、密輸等の監視のために未開港近隣などに施設が設置されることがある。",
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             "title": "広報展示室",
             "description": "一般人向けに税関の職務について広報・体験が行われる場所。一般人が出入りする場所のため、基本的には建物脇や1階にあることが多い。\n税関の歴史、密輸の手口やコピー商品の一部、輸出入が禁止されているものについて、一般人にも分かりやすく展示されている。\n体験コーナーでは、ブランド品の「本物」と「偽物」を見分けたり、荷物の中に巧妙に隠された密輸品を探す職業体験ができる。\nまた、たとえ一般人であっても密輸等を実際に行えば厳しく罰せられることを広く知ってもらうため、中~高物理国家では映像で、低物理国家では紙芝居などで密輸取締りの様子を伝えている。",
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             "title": "押収物保管施設",
             "description": "税関で押収されたもののうち、動物やその加工品(これらは原産国に返還される)以外のものを保管しておく場所。\n職員が作成したリストをもとに押収日や種類によって分けられ、厳重に管理されている。\n事件性があるものや法令で取引が禁止されているものは適正な手続きを踏んだ上で、警察に証拠として引き渡されることもある。",
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             "title": "職員寮、仮眠施設",
             "description": "藩国によって寮がない場合もあるが(その場合でも家賃補助は出る)、税関施設のそばに職員寮を置いているところが多い。寮の様式も国の気候や文化によって様々である。\nまた、交代制になっているとはいえ、非常に忙しく疲れが溜まりやすい職務内容のため、施設内に職員用の仮眠施設も設置されている。",
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             "title": "事務棟",
             "description": "事務作業を行う職員が働くところ。税関の心臓部である。おもに書類作成や作成した資料の管理、支所・出張所との連絡が行われ、政庁や警察など外部組織との会合もここで催される。",
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             "description": "会議室、警備員室、医務室、備品倉庫、麻薬探知犬の訓練施設、食堂、トイレ、そのほか職員が働く上で必要とされる施設や設備は高物理・低物理の差はあれどもほぼどの国でも共通して備えられている。",
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             "title": "検査場の設備と装備",
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                 "title": "荷物検査用機材",
                 "description": "輸入貨物は検査場での検査に合格することで、輸入国側に持ち込むことができる。\nその際に中~高物理域国家ではX線検査装置で貨物の中身を調べ、低物理国家では(国にもよるが)魔法使いや罠解除に長けた職員がその知識と経験を活かして検査を行う。\n異常があれば、十分警戒した上で職員による開披検査がなされる。",
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                 "description": "海上の船舶などに対して監視を行う、税関が保有する船。大きさや材質、装備は国によって異なる。\n必要であれば、護衛を連れた上で直接あやしい船舶に乗り込み、船内検査を行うこともある。",
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                 "description": "荷下ろし場から検査場に貨物を運ぶための乗り物。各国によってその形態は様々である。\n貨物を積む段階で異変を感じた場合は動かさず、検査担当の職員と警備員・警察官に連絡を取ること。",
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                 "title": "その他検査場の設備と装備",
                 "description": "貨物検査している間の輸入業者用待合室、検査場で働く人のための休憩室、警備員室や派出所などがある。\n緊急時用としては、消火装置や警報装置、密輸業者やテロリストが攻撃してきた場合の応戦用装備(警官や警備員が使用)も置かれている。",
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                 "description": "税関職員は国家公務員であり、それぞれの国の中で金額が決定され、安定して給金を得られる傾向にあります。",
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                 "title": "家賃補助、寮制度",
                 "description": "税関職員は支署や出張所に移動になることがあります。その場合給料とは別に家賃の補助や寮を利用することができます。",
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                 "description": "税関に努める職員は毎年1回総合健康診断の受診が義務づけられています。結果が芳しくない職員には通院を勧めています。",
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                 "description": "新規の関税品目、注意すべき団体や人物、危険物や取扱を注意すべき輸入品などさまざまな項目が日々更新されています。税関職員の持つ情報を更新・技能向上のための研修、各国税関との合同研修に向けての勉強会などが行われます。全員が受けなければならない研修と希望者制の研修とがあります。",
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                 "description": "外国とやり取りする際に、適切なもののみを取り扱うかどうか確認する。また、輸入されるものに国から定められた関税を徴収することもある。\n不適切なものは国により個別に定めることができるが、主に犯罪によりやり取りされているもの、兵器や武器である。",
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                 "title": "制服",
                 "description": "自らの身分を開示するために必要である。仕事時以外の着用は好ましくなく、仕事を行うもの以外が所持することのないよう管理される",
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                     "title": "業務の習熟チェックシート",
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                 "title": "保税蔵置場",
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                     "description": "税関職員は物の調査を行うのみである。郵便局から渡された物を調査し、調査が終われば郵便局に物を返す。税関長が適切と判断する会社と物をやり取りする場合もある。",
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                     "title": "通関士の業務の習熟チェックシート",
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             "description": "税関で活躍する麻薬捜査探知犬(銃器探知犬や爆発物探知犬も含めた)のハンドラーのこと、通称でこう呼ばれます。D3担当職員につくには、まず税関職員としての資格とドックトレーナーの資格の両方を有していなければなることができず、通常の税関職員より狭き門なことは言うまでもありません。D3担当職員は(税関限定の)麻薬探知犬の育成と訓練を行います。麻薬探知犬候補生たちと4か月間の高度な訓練を修了したあと、試験に合格すると麻薬探知犬とそのハンドラーと認定されます。(通称のD3とはDrug detection dog(麻薬探知犬)の頭文字からとられています。)",
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             "description": "ニューワールドでは国ごとに低物理域を扱う国があっても高~中物理域のものが動かなくなることはありませんが、それでも暮らし方によって電気や電波が届かないところ、自動車ではなく馬を使っているなど国ごとに特色があります。各国の税関ではそれぞれの国の事情に合わせて協力体制が考えられています。そしてこのように各国事情があるため、政庁の許可なくその藩国のテックレベルを激変させるようなものを持ち込むことは特に厳重に禁じられています。",
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最終更新:2017年12月07日 22:03