部品構造
- 大部品: 蒼梧藩国の燃料採掘地 RD:450 評価値:15
- 大部品: 発展の経緯 RD:3 評価値:3
- 部品: 国土の大規模な開拓・発展
- 部品: 防衛上の必要性
- 部品: 多様な気候と豊かな資源
- 大部品: 広海洋上採掘基地 RD:287 評価値:13
- 部品: 需要に適した立地
- 部品: 造船技術の獲得と平行して
- 大部品: 海上燃料プラットフォーム概要(帝國共通版) RD:173 評価値:12
- 大部品: 石油プラットフォームの構造と安全対策 RD:18 評価値:7
- 部品: 化石燃料の掘削・生産のための海上構造物
- 部品: 人工島もしくは浮かせた構造物
- 部品: 設置における大陸棚もしくは深海対応
- 部品: 指向性の掘削技術による技術向上
- 部品: アンビリカルケーブルに接続された遠隔坑井
- 部品: プラットフォームはいくつかの異なる種類に分類される
- 部品: 衝撃に耐えられる人工島構造
- 部品: 海底に設置されている重力着底型構造物
- 部品: 防火壁で区画された複数のモジュールで構成
- 部品: 安全基準としてのシステムつくりとその義務
- 部品: 安全構造として消化ポンプや非常口
- 部品: 石油プラットフォームの事故と安全リスク
- 部品: 自己軽減のためのリグの分割
- 部品: テロの攻撃目標化とみなす対策
- 部品: プラットフォーム攻撃への対処訓練・避難訓練
- 部品: 環境への影響とプラットフォームの廃棄リスク
- 部品: 解体未了のプラットフォームによる漁船の損害
- 部品: プラットフォームの人工漁礁に転用および、その未来への展望
- 大部品: プラットフォームの構造的な違いと種類 RD:31 評価値:8
- 大部品: 固定式プラットフォームの構造 RD:8 評価値:5
- 部品: 固定式の概要とその構造
- 部品: 固定式のコンクリートや鋼鉄でできた脚
- 部品: 固定式の掘削設備や石油の生産設備
- 部品: 固定式の長期間の使用を想定しての設計思想
- 部品: 固定式の素材は鋼鉄やコンクリート
- 部品: ケーソンのコンディープと呼ばれる構想
- 部品: 固定式のタンクとケーソンによる浮揚
- 部品: 固定式の深さの経済的指標
- 大部品: コンプライアント・タワー RD:3 評価値:3
- 部品: 細くて柔軟な塔状の構造物を積み重ねた基礎の上に設備を収容
- 部品: コンプライアント・タワーの深さの経済的指標
- 部品: コンプライアント・タワーの輸送と投下と海底への着底
- 大部品: 半潜水式プラットフォーム(セミサブ型、半潜水型)とは RD:6 評価値:4
- 部品: 半潜水式の脚部は海の中にある
- 部品: 半潜水式は浮力と重量を持つ
- 部品: 半潜水式は場所や深度を移動させることが可能
- 部品: 半潜水式と自動船位保持装置
- 部品: 半潜水式の深さの経済的指標
- 部品: 半潜水式は海象の厳しい海域での稼働が可能
- 大部品: 甲板昇降式プラットフォーム RD:2 評価値:2
- 部品: 甲板昇降式の移動と稼動方式について
- 部品: 甲板昇降式の深さの経済的指標
- 大部品: 緊張係留式プラットフォーム(TLP) RD:4 評価値:3
- 部品: 水に浮く構造物をケーブルで海底に固定
- 部品: 構造物には強い浮力が掛かるように設計
- 部品: 緊張係留式の深さの経済的指標
- 部品: MOSES mini TLPについて
- 大部品: 無人設備(Normally unmanned installation) RD:2 評価値:2
- 部品: 無人設備の構成と小型対応
- 部品: 無人設備による遠隔制御
- 大部品: 掘削船あるいはDrillshipの運用 RD:6 評価値:4
- 部品: 掘削設備を備えた船
- 部品: 補修・仕上げ作業の石油プラットフォーム
- 部品: 新規建造もしくはタンカーの船体を改造
- 部品: 2500m以上の深海で掘削する能力
- 部品: 掘削するためのライザーと防噴装置
- 部品: 探査掘削を行う手段のうちの1つ
- 大部品: プラットフォームへの整備と輸送と補給 RD:15 評価値:6
- 部品: エネルギーと水の供給
- 部品: 生産設備は環境への影響を最小限に設計
- 部品: 生産した原油やガスの貯蔵と輸送について
- 部品: 石油やガスの生産・処理に用いられる装置
- 部品: 緊急支援船による問題対応
- 部品: 牽引船による補給・救難・消防
- 大部品: プラットフォーム補給船(PSV: Platform Supply Vessels) RD:9 評価値:5
- 部品: 補給船が常にプラットフォームへ補給を行う。
- 部品: 海上の石油プラットフォームへ補給を行うための設計
- 部品: 支援船の機能と任務
- 部品: 支援船の積み荷と主な機能
- 部品: 支援船のスペース内容物
- 部品: 支援船では物資輸送であって原油輸送には用いない
- 部品: 支援船の甲板上の設置
- 部品: 支援船の任務遂行と消防能力
- 部品: 支援船の石油流出抑制と除去設備
- 大部品: 石油タンカーについて RD:39 評価値:9
- 大部品: 石油タンカーの構造と運用 RD:12 評価値:6
- 部品: 石油タンカーの基本的な分類
- 部品: 原油タンカーとプロダクトタンカー
- 部品: 大きさによるタンカーの分類
- 部品: 特殊化した石油タンカー
- 部品: 独立区画に分割されている石油タンク
- 部品: 防油区画(cofferdam)
- 部品: 防油区画の船体配置箇所
- 部品: タンカーの積み荷配管につながるポンプ室
- 部品: バラスト水を入れて安定させる
- 部品: 二重船殻設計の利点と安全性メリット
- 部品: 二重船殻設計のバラストタンクの整備・清掃性
- 部品: 二重船殻設計の欠点と構造的デメリット
- 大部品: 不活性ガスシステムについてその運用 RD:6 評価値:4
- 部品: 不活性ガスシステム防衛機構
- 部品: 不活性ガスを注入するその目的
- 部品: 蒸気が発火できる最小濃度
- 部品: 燃焼可能範囲が消滅する濃度
- 部品: 酸素の濃度が5%未満の空気
- 部品: ガスを安全に追い出す作業
- 大部品: 石油の積み込み RD:6 評価値:4
- 部品: 石油を船のタンクに流し込む
- 部品: タンク内の空気の移送先
- 部品: 積み込みは低圧でゆっくりと開始
- 部品: 満タンになる状態はとても危険な時期
- 部品: タンクの複数の異なる計量装置
- 部品: バルブの動作による最終的な停止
- 大部品: タンカーからの積み降ろし RD:4 評価値:3
- 部品: 船に設置された積み荷ポンプ
- 部品: 接続がきちんとしていることを確認
- 部品: タンクの石油残量・接続箇所や船のポンプ室
- 部品: 地上側の受け入れ設備と緊密な連絡
- 大部品: 石油タンクの清掃とその諸注意 RD:11 評価値:6
- 部品: 石油の種類の変更にともなうタンクの清掃
- 部品: 石油蒸気の無い状態の確保への保守検査
- 部品: 専用の原油洗浄システム
- 部品: 可搬式の自動タンク洗浄装置
- 部品: 回転式の高圧ウォータージェット
- 部品: 原油を抜いてから入念な洗浄作業
- 部品: スロップタンク(Slop tank)
- 部品: スロップタンク内の汚水とその行き先
- 部品: 新鮮な空気をタンクに送り込んでガスを追い出す
- 部品: 石油蒸気が無い(free)状態
- 部品: 手作業での清掃作業とその必要装備・人員
- 大部品: LNGタンカーの解説 RD:36 評価値:8
- 大部品: LNGタンカーの概要と構造システム RD:5 評価値:4
- 部品: LNGとタンカーの運用形態
- 部品: LNGタンカーの低温断熱タンクと特徴的な外観
- 部品: LNGタンカーの喫水線上の船体シルエット
- 部品: LNGタンカーの加圧タンクや断熱層と輸送積載量利点
- 部品: LNGタンカーの船体構造体と安全配慮
- 大部品: LNGタンカーのタンクの構造と種類 RD:15 評価値:6
- 部品: LNGタンカーのタンクの形状と列配置など
- 部品: LNGタンカーのタンクの断熱材と保護構造
- 部品: 球形タンク方式の概要と素材内容
- 部品: 球形タンク方式の構成を支える強靭な合金
- 部品: 球形タンク方式の熱変化に対応する形状の趣旨
- 部品: 球形タンク方式の支持と船体への溶接
- 部品: 球形タンク方式の構造解析と安全性による検査空間の確保
- 部品: 球形タンク方式の生産性と整備性と品質管理
- 部品: 球形タンク方式の空間利用効率のデメリット
- 部品: 球形タンク方式の衝撃吸収度による安全性の高さ
- 部品: メンブレン方式による改善案とその構造
- 部品: メンブレン方式の柔軟な強度とその素材内容
- 部品: メンブレン方式の船体との設置とその強度負担分散
- 部品: メンブレン方式の見晴らしの良さと重量メリット
- 部品: メンブレン方式の空間利用効率メリット
- 大部品: LNGタンカーの船体構造と設計趣旨 RD:6 評価値:4
- 部品: LNGタンカーの二重船殻構造安全性
- 部品: LNGタンカーの二重船殻設計の歴史的経緯
- 部品: LNGタンカーの極低温による船体の脆性破壊を避ける工夫
- 部品: LNGタンクにかかる衝撃の加速度想定
- 部品: タンク内壁の破損を避けるための隔壁設計
- 部品: 安全空間の確保とその設計理念
- 大部品: LNGタンカーの運用各種設備の解説 RD:10 評価値:5
- 部品: LNGタンカーの燃料と推進プラント
- 部品: LNGタンカーの今後の展望と新規推進機関
- 部品: バラストタンク
- 部品: 荷役のポンプ
- 部品: 双方の加圧状態を保つ
- 部品: イナートガスと空気を入れ替える安全対応
- 部品: 救急救命艇の配備
- 部品: 救命艇の準備対応と射出
- 部品: 救命艇の散水システムと避難
- 部品: 救命艇の酸素確保と耐火装備
- 大部品: 浮体式貯蔵設備の内容・分類・運用 RD:13 評価値:6
- 部品: 浮体式生産貯蔵積出設備(floating production, storage and offloading)
- 部品: 石油の処理設備を備えた大きな船
- 部品: 浮体式生産システムの種類
- 部品: 船舶状の形状をしているプラットフォーム
- 部品: 浮体式の取出・貯蔵・輸送システム
- 部品: 海洋沖で利用される生産貯蔵システム
- 部品: 浮体式の建設期間の短縮化が可能
- 部品: 浮体式の費用削減・移動柔軟性
- 部品: ターレットスタイルの繋留システム
- 部品: タンカーの船体を流用される場合
- 部品: 生産設備を持たず、貯蔵・積出のみ主目的とする場合
- 部品: 液化天然ガスを積み下ろし常温・常圧化し貯蔵する場合
- 部品: 再ガス化工程を伴わず貯蔵を主目的とする場合
- 大部品: プラットフォーム乗組員・作業者 RD:14 評価値:6
- 部品: 個別の乗組員の人数や構成
- 部品: 作業員の作業時間とシフト体系
- 部品: プラットフォームの使用設備と福利厚生
- 部品: プラットフォームの各運用スペースと区画
- 部品: プラットフォームの調理と食事の対応、栄養補給の完備
- 大部品: プラットフォームの常勤の乗組員 RD:7 評価値:5
- 部品: 業務管理
- 部品: プラットフォームの最高責任者
- 部品: 運用基幹要員
- 部品: 石油生産の船舶運用責任者
- 部品: 石油生産要員
- 部品: 設備構築要員
- 部品: 施設周辺要員
- 大部品: 必要時に配置される要員 RD:2 評価値:2
- 部品: 掘削関連の乗組員
- 部品: 坑井管理の乗組員
- 大部品: 生産支援船舶の乗組員と対応設備 RD:6 評価値:4
- 部品: 各支援船の乗員と契約周り
- 部品: 乗員の休暇とシフト
- 部品: 船上生活におけるスペース
- 部品: メインデッキの運用など
- 部品: 船上生活の居住性とその内容
- 部品: 船上生活での調理と食事と調理設備
- 部品: 流用実績
- 大部品: 油井と採掘のプロセス RD:69 評価値:10
- 大部品: 油井の概要と探査によるサイトの捜索 RD:7 評価値:5
- 部品: 油田において原油を採掘するために使う井戸
- 部品: 油井の探索に用いる様々な化学的知見
- 部品: 油田探索は地質学者の仕事による
- 部品: 三次元地震探鉱技術
- 部品: 見逃されていた油田の探索
- 部品: 時間軸を加味した新たなる探鉱技術
- 部品: 継続して行う事による極限までの抽出
- 大部品: 試し掘りのプロセスにともなう探索方法 RD:9 評価値:5
- 部品: 油田の存在の可能性が高いと思われるサイトに試し掘りを行う
- 部品: ボーリングコアと呼ばれる地下のサンプル
- 部品: 試掘井と区別する場合は探鉱井と呼称する
- 部品: 自噴が発生した時の注意
- 部品: 暴噴からの安全性との避難
- 部品: 遮断スイッチの機能とバルブ閉鎖
- 部品: 油田とガス田の区別について
- 部品: 生産井の掘削の複数化
- 部品: 効率性のための集油・送油・貯油施設
- 大部品: 基本的な石油・天然ガス掘削方法 RD:22 評価値:7
- 部品: 石油・天然ガス掘削のロータリー方式構成
- 部品: 油井やぐらと掘削管の構造
- 部品: 泥水の構成内容と薬品類
- 大部品: ドリルとその回転力 RD:7 評価値:5
- 部品: 動力とドリルの連動性
- 部品: ギアからの回転とドリルビット
- 部品: ドリル・ストリング
- 部品: 回転の伝わりの構造と非連動性
- 部品: ケリーパイプとドリルカラー
- 部品: ドリルビットとその種類の使い分け
- 部品: ドリルビットの地層対応による素材運用
- 大部品: 泥水の構造と運用目的 RD:3 評価値:3
- 部品: 泥水の移動経路
- 部品: 泥水は先端のドリルビットから噴出して摩擦熱を奪う
- 部品: 泥水は掘削孔の内部を保護し水の浸入を防ぐ
- 大部品: 生産井の運用と各種開設 RD:4 評価値:3
- 部品: 管の周囲をコンクリートで固める
- 部品: チュービングと呼ばれる掘削管
- 部品: パッカーと呼ばれる閉鎖部
- 部品: クリスマスツリーと呼ばれる坑口装置
- 大部品: 掘削技術とその詳細解説 RD:5 評価値:4
- 部品: トップドライブ方式
- 部品: 作業の手間と時間が1/3に削減
- 部品: 傾斜掘り・水平掘り
- 部品: 10度ほど屈曲したドリル先端部を使って屈曲部を掘り進む
- 部品: ダウンホール・タービン
- 大部品: ポンプ採油とその種類・方法各種 RD:8 評価値:5
- 部品: 採油するためのポンプの種類と運用
- 部品: 最適な方式を選定する必要がある
- 部品: サッカーロッド・ポンプ
- 部品: 最初期から登場し現在でも使用されている
- 部品: サブマーシブル・ポンプ
- 部品: 小型の電動モーター付き多段タービン・ポンプ
- 部品: ガスリフト・ポンプ
- 部品: ハイドローリック・ポンプ
- 大部品: 汲み出しの各種方法の解説 RD:22 評価値:7
- 大部品: 一次回収(通常ポンプ汲み上げ) RD:4 評価値:3
- 部品: 一次回収(Primary recovery)
- 部品: 一次回収のガスキャップと回収総量
- 部品: ガスキャップがない場合の膨張と泡の内容
- 部品: 一次回収終了からの更なる方法
- 大部品: 二次回収(注入加圧汲み上げ) RD:6 評価値:4
- 部品: 二次回収(Secondary recovery)
- 部品: 水攻法または、ガス圧入法 = 回復法
- 部品: 回復法の初期運用
- 部品: 二次回収:水攻法の水押し効果と回収総量
- 部品: 二次回収:ガス圧入法の利用経緯
- 部品: 二次回収:天然ガスの利用と再生産
- 大部品: 三次回収(強制回収汲み上げ) RD:11 評価値:6
- 部品: 三次回収(Enhanced Oil Recovery,EOR)
- 部品: 原油の流動性を改善する
- 部品: 水蒸気攻法による凝結した水と共に流動化
- 部品: ハフ・アンド・パフ法
- 部品: 炭素ガス攻法(気体又は水に溶かした二酸化炭素を圧入する)
- 部品: 二酸化炭素は石油にはさらによく溶ける
- 部品: 界面活性剤(洗剤)を圧入する洗剤攻法
- 部品: 洗剤により岩石や砂との接着がはずれて流動性が増す
- 部品: ミシブル攻法
- 部品: ブタン・プロパンと共に回収するガス
- 部品: 熱を加えて石油の流動性を高める火攻法
- 部品: 終了時の生産井の閉鎖
- 部品: 流用実績
- 大部品: 燃料資源についての概要 RD:43 評価値:9
- 大部品: 石油という鉱物資源 RD:6 評価値:4
- 部品: 石油の概要
- 部品: 石油と原油の意味
- 部品: 石油の種類に産する連産品
- 部品: 石油の精製と分留
- 部品: 石油の成分と炭化水素の混合物
- 部品: 石油の成分分化と製品
- 大部品: 石油の精製生産工程 RD:15 評価値:6
- 部品: 石油精製という工業プロセス
- 部品: 原油分留の精製施設
- 部品: 石油精製工場と各種付帯設備の概要
- 部品: 常圧蒸留工程
- 部品: 白油化工程:減圧蒸留装置(Vacuum Distillation)
- 部品: 流動接触分解装置(FCC)
- 部品: 水素化分解装置(Hydro Cracker)
- 部品: 高粘度指数基油の原料
- 部品: 水素化による効能
- 部品: 熱分解装置(Delayed Coker)
- 部品: 混合物の蒸留分離
- 部品: 重質留分からの分解装置
- 部品: 不純物除去と性状改善
- 部品: 石油精製施設の付帯設備
- 部品: 精製施設における安全対策とその施設
- 大部品: 液化天然ガスについての概要 RD:8 評価値:5
- 部品: 天然ガスとは化石燃料である炭化水素ガス
- 部品: 液化天然ガス(LNG)とは冷却液化したもの
- 部品: 天然ガスの液化による減体積
- 部品: LNG化による貯蔵と輸送
- 部品: LNG製造プロセス
- 部品: LNGタンカーによる海上輸送
- 部品: 受入基地とLNG気化装置
- 部品: ピークシェービングを目的とするLNG貯蔵
- 大部品: 液化天然ガスの生産工程 RD:7 評価値:5
- 部品: ガス原油セパレータ不純物分離工程
- 部品: コンデンセート・セパレータ分離工程
- 部品: 脱湿処理工程
- 部品: 天然ガス不純物除去工程
- 部品: ハイドレートの腐食対応
- 部品: ヘリウムの処理内容
- 部品: LNGの出荷形態
- 大部品: ピークシェービング RD:6 評価値:4
- 部品: 需要に対応する効率的供給システム
- 部品: 需要の時間的変動とホルダーによる対応の限界
- 部品: ピーク期間の需要に合わせた製造能力と調整
- 部品: 天然ガスによるガス事業の問題
- 部品: パイプラインの設備投資額
- 部品: ピーク時期にだけ運転するなどの工夫
- 部品: 流用実績
- 大部品: バイオ燃料生成施設(蒼梧藩国) RD:33 評価値:8
- 部品: 大規模な穀倉地帯を活かした
- 大部品: バイオ燃料生成施設(詩歌) RD:32 評価値:8
- 大部品: バイオ燃料 RD:10 評価値:5
- 大部品: バイオコークス RD:7 評価値:5
- 部品: バイオコークスの概要説明
- 部品: 生成の原料
- 部品: 重量収率が非常に高い
- 大部品: 保管性が高い(バイオコークス) RD:4 評価値:3
- 部品: 固形燃料
- 部品: 硬く強度が高い
- 部品: 耐水性
- 部品: 発火温度が高い
- 大部品: バイオマスエタノール RD:2 評価値:2
- 部品: セルロシック・エタノール
- 部品: 炭水化物からの生成
- 部品: 様々な種類のバイオ燃料
- 大部品: 精製過程で生じた廃棄物の活用 RD:3 評価値:3
- 部品: 廃棄物削減によるコスト低下
- 部品: 飼料肥料への活用
- 部品: 抽出残滓の成分の利用
- 部品: 圧縮低温加熱施設
- 部品: 乾燥施設
- 部品: 粉砕施設
- 部品: 発酵によるアルコール抽出設備
- 大部品: 精製施設 RD:2 評価値:2
- 部品: 添加設備
- 部品: 環境への負荷低減
- 大部品: 働く人たち RD:10 評価値:5
- 大部品: 管理部門 RD:6 評価値:4
- 部品: 生産管理
- 部品: 安全管理
- 部品: 衛生管理
- 部品: 資材・運搬管理
- 部品: 設備管理
- 部品: 事務部門
- 部品: 総合的品質管理
- 部品: 人事部門
- 部品: 作業員
- 部品: 施設長
- 部品: バイオ燃料生成施設(詩歌)の流用実績
- 大部品: 発電施設 RD:104 評価値:11
- 部品: 豊かな自然の恩恵を受けたエネルギー
- 大部品: 大規模総合発電システム RD:86 評価値:11
- 部品: 運用形態
- 大部品: 各施設構成 RD:17 評価値:7
- 大部品: 各種発電施設 RD:12 評価値:6
- 大部品: 中型太陽熱発電施設 RD:4 評価値:3
- 部品: 中型太陽熱発電施設の概要
- 部品: 蒸気タービン式の発電施設
- 部品: 技術の特色
- 部品: 常に順番にメンテナンスを行っている
- 大部品: 中型海流発電施設 RD:3 評価値:3
- 部品: 中型海流発電施設の概要
- 部品: 水平軸プロペラタービン方式
- 部品: 発電施設用作業港
- 大部品: 可燃ゴミ焼却発電施設 RD:2 評価値:2
- 部品: 可燃ゴミ焼却発電施設の概要
- 部品: 河川の水を利用している
- 大部品: 中規模風力発電施設 RD:3 評価値:3
- 部品: 中規模風力発電施設の概要
- 部品: 並行プロペラ型のタービン方式
- 部品: 風力発電施設の立地
- 部品: 事務施設
- 部品: 送電施設
- 部品: 変電施設
- 部品: 併設医療施設
- 部品: 併設消防施設
- 大部品: 補助発電システム RD:6 評価値:4
- 部品: 補助発電システムの概要
- 部品: 小規模雨水発電装置
- 部品: 小規模風力発電装置
- 部品: 小規模太陽光発電装置
- 部品: 蓄電装置
- 部品: 電力メーター
- 大部品: 発電施設の保安 RD:37 評価値:8
- 部品: 施設保安について
- 大部品: テロ対策体制 RD:27 評価値:8
- 部品: 概要
- 部品: テロ対策の重要性
- 大部品: 担当者について RD:2 評価値:2
- 大部品: 日常体制 RD:8 評価値:5
- 部品: 避難経路の整備
- 部品: パトロール
- 部品: 施設などの対策強化
- 部品: 日常広報
- 部品: 担当者の日常訓練と教育、研究
- 部品: 政府担当部門や警察との連絡体制
- 部品: 情報収集
- 部品: 勤務体制
- 大部品: 監視カメラシステム RD:7 評価値:5
- 部品: システムの概要
- 部品: 情報の制限と守秘義務
- 部品: カメラ設置の手法
- 部品: データ解析
- 部品: 指揮部署との連絡
- 大部品: 設備 RD:2 評価値:2
- 大部品: 不審物対応 RD:2 評価値:2
- 部品: 不審物に対する対処
- 部品: 危険物処理について
- 大部品: 自爆テロ対応 RD:2 評価値:2
- 大部品: 車両テロへの対応 RD:1 評価値:1
- 大部品: テロ発生時における対応 RD:2 評価値:2
- 部品: テロ対策体制流用実績
- 大部品: 指揮所 RD:9 評価値:5
- 部品: 指揮所の概要
- 大部品: 指揮所の体制 RD:2 評価値:2
- 大部品: 指揮所の設備 RD:2 評価値:2
- 大部品: 指揮所の構成員 RD:4 評価値:3
- 部品: 指揮者
- 部品: 作業者
- 部品: 担当者特別契約
- 部品: 担当者選抜基準
- 大部品: 従業員用の住居施設サービス RD:25 評価値:8
- 部品: 従業員用の住居施設サービスの概要
- 大部品: 小さな集合住宅 RD:5 評価値:4
- 部品: 住宅の建物
- 部品: 複数の部屋
- 部品: 内装の特徴
- 部品: 公共設備
- 部品: 管理体制
- 大部品: 託児施設 RD:2 評価値:2
- 部品: 託児施設の概要
- 部品: 就学年齢までの子供をあずかる
- 大部品: 発電施設併設の商用施設 RD:17 評価値:7
- 部品: 併設商用施設の概要
- 大部品: 商店街 RD:7 評価値:5
- 部品: 概要
- 部品: 風景
- 部品: 店舗
- 部品: 運営会議
- 部品: お得ポイント
- 部品: 地域交流
- 部品: 流用実績
- 大部品: 屯所(交番) RD:9 評価値:5
- 部品: 交番の定義と意義
- 部品: 交番の規模
- 大部品: 交番施設 RD:5 評価値:4
- 部品: 正面玄関
- 部品: 受付
- 部品: 執務スペース
- 部品: 通信施設
- 部品: 仮眠施設
- 部品: 交番間の連係
- 部品: 派出所
- 大部品: 風車 RD:17 評価値:7
- 部品: 概要と動力の利用方法
- 部品: ランドマークとしての活用方法(観光資源)
- 部品: 製粉機としての役割
- 部品: 小麦の粉を挽くための装置
- 部品: 低地での排水のために設置する
- 部品: 電力源にも利用可能
- 部品: 非枯渇性エネルギーの一種(風力エネルギー概要)
- 部品: 風力発電のメカニズムと最大限風を受けるための作り
- 部品: 水平軸型風車(構造が比較的簡単で力を動力に変換する効率が高い)
- 部品: 水平軸型風車を分類分けする(揚力型と抗力型に分かれる)
- 部品: 垂直軸型風車(どの方向の風も利用できるため風向に左右されにくい)
- 部品: 垂直軸型風車の内訳(大きく二種に分かれ、ダリウス式など種類は多様)
- 部品: 設置する場所を考える
- 部品: 気を付けるべきことと設置の際に考えられるクレーム
- 部品: 土砂崩れと水質汚染の可能性が高まる
- 部品: 住民やペットへの騒音被害
- 部品: 破損したときの民家への被害の可能性
- 大部品: 燃料繊維畑 RD:16 評価値:6
- 部品: 「何故か出来た」を再現可能に
- 部品: 今はもう失われた技術
- 大部品: 綿花畑(帝国版) RD:11 評価値:6
- 大部品: 綿花畑とは RD:2 評価値:2
- 大部品: 綿花畑の経営方法 RD:2 評価値:2
- 大部品: 綿花の特徴 RD:5 評価値:4
- 部品: 生育環境と品種改良
- 部品: 種まきから収穫までの基本
- 部品: 綿花の水やりの基本
- 部品: 害虫駆除の悩み
- 部品: 綿花の使い道
- 大部品: 綿花畑で働くもの RD:2 評価値:2
- 大部品: 燃料繊維 RD:3 評価値:3
- 部品: 燃料繊維とは
- 部品: 特性
- 部品: 取り扱い方法
- 大部品: 緊急時の対処 RD:7 評価値:5
- 大部品: 警備体制 RD:4 評価値:3
- 部品: 検問による入場管理
- 部品: 周辺の警備体制
- 部品: 警備の連携
- 部品: 警備員の選別・入れ替え
- 大部品: 事故発生時の対応 RD:3 評価値:3
- 部品: 薬品被害や火災用の対応設備
- 部品: 緊急連絡先の周知
- 部品: 事故発生時の連携
部品定義
部品: 国土の大規模な開拓・発展
蒼梧藩国ではT21からT22にかけて国家主導で大規模な国土改造計画が行われた。各地で土地の利用法の見直しなどが行われ、より住みやすく特色のある街づくりが行われた。その一環として、土地を有効活用し、国内に必要な燃料が行き渡るようにするために燃料採掘地の開発も行われていった。
部品: 防衛上の必要性
この発展には国内の事情だけではなく、帝國全体としての対外的な問題も関わっていた。T22においてB世界からの大規模進行が予見されていたのである。それに備えるためにも、防衛上必要となる燃料の採掘地の拡大は急務であった。
部品: 多様な気候と豊かな資源
蒼梧藩国は幅広い気候と豊かな資源を有する土壌に恵まれているため、帝國各国から技術を学び取りながらそれを模倣していくことにより、比較的短い時間で大規模な採掘地を開発することに成功した。
部品: 需要に適した立地
通呉の南方、昇竜島の西方にあたる位置に存在する洋上基地。事前調査の結果として適した候補の中から資源運搬の効率性など複数の要素から検討して最も適していたのがこの立地だった。
部品: 造船技術の獲得と平行して
洋上で資源採掘を行う以上、その建設にも資源の運搬にも船は必須である。そのため洋上資源開発に先立ちつつ並行する形で造船技術の獲得も行われていった。
部品: 化石燃料の掘削・生産のための海上構造物
石油プラットフォームは、海底から石油や天然ガスを掘削・生産するために必要な労働者や機械類を収容する、海上に設置される大きな構造物である。
部品: 人工島もしくは浮かせた構造物
石油プラットフォームは、環境に応じて、プラットフォームを海底につないで人工島にするか、あるいは浮かせた状態にする。
部品: 設置における大陸棚もしくは深海対応
一般的に、石油プラットフォームは大陸棚に設置されるが、技術の進歩に伴いより深海での掘削・石油生産が可能になり、石油価格の高騰に伴いコスト的にも見合うものとなる。
部品: 指向性の掘削技術による技術向上
指向性の掘削技術により、1つのプラットフォームから異なる深度の複数の場所(約8km以内)に向けて、30ほどの坑井の掘削を行うことが可能である。
部品: アンビリカルケーブルに接続された遠隔坑井
多くのプラットフォームでは、アンビリカルケーブルに接続された遠隔坑井があり、そこからさらに多数の坑井に分岐していることもある。
部品: プラットフォームはいくつかの異なる種類に分類される
石油プラットフォームは、移動可能な構造物としては比較的大きい部類に属する。プラットフォームはいくつかの異なる種類に分類される。
部品: 衝撃に耐えられる人工島構造
プラットフォームはギザギザの淵を持っていて氷山の衝撃に耐えられるようになっており、小さなコンクリート製の島のように設計されている。
部品: 海底に設置されている重力着底型構造物
海底に設置されている重力着底型構造物は、貯蔵タンク以外の部分はバラストで占められており常にその安定性に寄与している。
部品: 防火壁で区画された複数のモジュールで構成
プラットフォームは、防火壁で区画された複数のモジュールで構成されている。安全上の考慮により危険な工程は人員を配置する場所から離れて行われるよう各モジュールは設計されている。
部品: 安全基準としてのシステムつくりとその義務
プラットフォームの安全基準として、情報伝達の瑕疵・防火壁の不十分さを避けるシステムつくりを義務付けられている。
部品: 安全構造として消化ポンプや非常口
安全構造として、ガスラインを閉鎖し消火ポンプを作動させる安全システムの構築、従業員の非常口を充足させることが義務付けられている。
部品: 石油プラットフォームの事故と安全リスク
石油プラットフォームの典型例として、厳しい環境の中で、しばしば非常に高圧で振る舞いの予想しづらい物質を掘り出すというその運営の本質上、リスクを含んでおりごく稀に事故に見舞われる可能性がある。
部品: 自己軽減のためのリグの分割
事故に見舞われる可能性を軽減するために、石油採掘に使うリグから居住区画を離して別なリグに設置するという教訓が得られている。
部品: テロの攻撃目標化とみなす対策
石油業界に絡む反対運動や陰謀、あるいは石油や天然ガスの経済に占める重要度から、プラットフォームはテロリストの攻撃目標になりうると考えられている。
部品: プラットフォーム攻撃への対処訓練・避難訓練
テロリストの攻撃目標になりうると考えられているため、海上のテロ対策に関係する当局は、しばしばプラットフォーム攻撃への対処訓練・避難訓練を行っている。
部品: 環境への影響とプラットフォームの廃棄リスク
プラットフォームを撤去するのに、浮力タンクに溜まった重金属が水の中に浸透するという問題が、その廃棄に際してはリスクがある。
部品: 解体未了のプラットフォームによる漁船の損害
完全に解体されずに残ったプラットフォームの位置を船舶が通過する時の問題もあり、漁船が網を引っ掛けるなどの問題がある。
部品: プラットフォームの人工漁礁に転用および、その未来への展望
多大な費用を掛けて撤去するのではなく、人工漁礁に転用されている。その地域の魚種にとってプラットフォームが隠れ場所となっていることを発見したためである。
部品: 固定式の概要とその構造
ジャッキアップ型、甲板昇降型とも呼ばれる。石油掘削装置を搭載した主たる船体部分と、昇降可能な脚で構成される。
部品: 固定式のコンクリートや鋼鉄でできた脚
固定式プラットフォームは、コンクリートや鋼鉄でできた脚(レグ)を持ち、その脚を直接海底に固定して建設される。
部品: 固定式の掘削設備や石油の生産設備
固定式プラットフォームは、脚の上に掘削設備や石油の生産設備、作業員のための設備などを設置するデッキを載せている。
部品: 固定式の長期間の使用を想定しての設計思想
固定式プラットフォームは、固定されていて動かない性質を利用して、長期間の使用を想定して設計されていることが主である。
部品: 固定式の素材は鋼鉄やコンクリート
固定式プラットフォームの素材としては、鋼鉄やコンクリートのケーソンなどが用いられる。鋼鉄のケーソンは、中空の鋼鉄の管のようなものを使い、海底にねじ込まれる。
部品: ケーソンのコンディープと呼ばれる構想
コンクリートのケーソンは、コンディープと呼ばれる構想によって使われるようになり、内部が石油を貯蔵できるタンクになっていることが多い。
部品: 固定式のタンクとケーソンによる浮揚
タンクはケーソンを浮かせるためによく用いられ、海岸付近で建設して設置位置まで輸送して、海底に沈めて設置するために用いられる。
部品: 固定式の深さの経済的指標
固定式プラットフォームは、その構造上、約520mほどまでの深さならば経済的であると言われる。これは深度による掘削限界との兼ね合いである。
部品: 細くて柔軟な塔状の構造物を積み重ねた基礎の上に設備を収容
コンプライアント・タワーは、細くて柔軟な塔状の構造物を積み重ねた基礎の上に、掘削生産設備を収容したデッキを載せているものである。
部品: コンプライアント・タワーの深さの経済的指標
コンプライアント・タワーは横方向の大きなたわみや力に耐えられるように設計され、深さが450mから900mくらいまでの範囲で使用される。
部品: コンプライアント・タワーの輸送と投下と海底への着底
コンプライアント・タワーは、横倒しにして艀で運送される。そのあと海中に投下し、直立させたうえ海底へ着底させる。
部品: 半潜水式の脚部は海の中にある
半潜水式プラットフォーム(セミサブ型、半潜水型)は、全体としては海に浮いている構造である。脚部は海の中にある。
部品: 半潜水式は浮力と重量を持つ
半潜水式プラットフォームは、構造物を浮かせられるだけの浮力を持ちながら、構造物の上部を上に向けて立っていられるだけの重さを持っている。
部品: 半潜水式は場所や深度を移動させることが可能
半潜水式プラットフォームは、場所を移動させることが可能で、浮力タンクに水を入れることで上下させることも可能である。
部品: 半潜水式と自動船位保持装置
半潜水式プラットフォームは通常、掘削作業中は錨を入れて固定するが、自動船位保持装置によっても場所を設定することができる。
部品: 半潜水式の深さの経済的指標
半潜水式プラットフォームは、180mから1800mほどまでの深さで使用可能でで、水深の深い海底油田の掘削が可能となる。
部品: 半潜水式は海象の厳しい海域での稼働が可能
半潜水式プラットフォームは、船体の揺れも少なく安定していることから、海象の厳しい海域での稼働が可能である。
部品: 甲板昇降式の移動と稼動方式について
甲板昇降式プラットフォームは、ジャッキアップ式とも呼ばれ、船のように移動して、備え付けられた脚を海底に降ろして接地させる。
部品: 甲板昇降式の深さの経済的指標
甲板昇降式プラットフォームは、潮流などの自然環境に合わせて甲板をジャッキアップして設置する。浅い海でのみ用いられる。
部品: 水に浮く構造物をケーブルで海底に固定
緊張係留式プラットフォーム(TLP: Tension-leg platform)は、水に浮く構造物をケーブルで海底に、ほとんどの縦方向の動きが起きないような方法で固定したものである。
部品: 構造物には強い浮力が掛かるように設計
緊張係留式プラットフォームは、構造物には強い浮力が掛かるように設計されており、ケーブルで海底へ強く引っ張ることでほとんど移動しない構造物を実現している。
部品: 緊張係留式の深さの経済的指標
緊張係留式プラットフォームは、2000mほどの深さまで使用される。従来からの緊張係留式プラットフォームは、セミサブのような4つのコラムを備えた構造をしている。
部品: MOSES mini TLPについて
MOSES mini TLPと言われるものはより低コストで、200mから1100mほどの範囲で使用される。mini TLPは深海探査における初期生産プラットフォームなどとしても用いられる。
部品: 無人設備の構成と小型対応
無人設備(Normally unmanned installation)は、デッキとヘリパッド、緊急のシェルターで構成された小さなプラットフォームである。
部品: 無人設備による遠隔制御
通常の運営では遠隔制御で動くように設計されており、定期保守作業やその他の作業の必要な時にだけ作業員が訪問する。
部品: 掘削設備を備えた船
掘削船あるいはドリルシップ(Drillship)は、掘削設備を備えた船である。主に深海において新しい油井の探査掘削を行ったり、科学探査を行ったりするために用いられる。
部品: 補修・仕上げ作業の石油プラットフォーム
油井に管を通したりバルブを取り付けたりといった補修・仕上げ作業の石油プラットフォームとして用いられることもある。
部品: 新規建造もしくはタンカーの船体を改造
海上油田の業者や出資者の設計と仕様に基づいて建造されるが、タンカーの船体を改造して油井上に位置を保つための自動船位保持装置を搭載して造られることもある。
部品: 2500m以上の深海で掘削する能力
掘削船が持つ最大の利点は、2500m以上の深海で掘削する能力があり、高速で移動できるので油田の間を移動するための時間を節約でき、半潜水式掘削装置やジャッキアップ・リグなどと比べて完全に自立していることである。
部品: 掘削するためのライザーと防噴装置
掘削するために、掘削船からライザー(Marine riser tensioner)と呼ばれるパイプが海底へ下ろされ、その最下部に油井と接続する防噴装置(Blowout preventer)が取り付けられている。
部品: 探査掘削を行う手段のうちの1つ
掘削船は探査掘削を行う手段のうちの1つであり、他に半潜水式掘削装置(セミサブマーシブル)やジャッキアップリグなどで行うことができる。
部品: エネルギーと水の供給
典型的な石油プラットフォームはエネルギーと水の供給については自給自足で、発電設備を備え海水の脱塩処理により水を作り出している。
部品: 生産設備は環境への影響を最小限に設計
石油やガスを生産するために必要な設備も全て備えられており、全ての生産設備は環境への影響を最小限にするように設計されている。
部品: 生産した原油やガスの貯蔵と輸送について
生産した原油やガスは、石油タンカーかLNGタンカーかパイプラインで地上へ送られるか、浮体式貯蔵設備や積出設備に送られるようになっている。
部品: 石油やガスの生産・処理に用いられる装置
石油やガスの生産・処理に用いられる装置は、坑口装置(wellhead)、分岐管(manifold)、不純物分離装置(セパレータ、production separator)、ガス乾燥装置、ガス圧縮装置、注水ポンプ、石油・ガス計量装置、主油ポンプ(main oil line pump)などである。
部品: 緊急支援船による問題対応
大型のプラットフォームは、小さな緊急支援船(ESV: Emergency Support Vessels)に支援されており、例えば捜索救難活動が必要になった場合など、何か問題が起きた場合に呼び出される。
部品: 牽引船による補給・救難・消防
牽引船(AHTS: Anchor Handling Tug Supply Vessels)も補給を行うと共に、プラットフォームを所定の位置へ牽引し、救難・消防船として待機している。
部品: 補給船が常にプラットフォームへ補給を行う。
通常の運営が行われている時は、プラットフォーム補給船(PSV: Platform Supply Vessels)が常にプラットフォームへ補給を行う。
部品: 海上の石油プラットフォームへ補給を行うための設計
プラットフォーム補給船(Platform supply vessel、略PSV)は、海上の石油プラットフォームへ補給を行うために特別に設計された船である。
部品: 支援船の機能と任務
これらの支援船は全長が20~100mほどあり、様々な任務をこなす。これらの船の主な機能は石油プラットフォームやその他の沖合い施設へ、あるいは施設から、物資や人員を輸送することである。
部品: 支援船の積み荷と主な機能
プラットフォーム補給船の主な機能は、石油プラットフォームへ補給物資を輸送し、その他の積み荷を陸へ持ち帰ることである。
部品: 支援船のスペース内容物
ばら積み貨物のスペースには、掘削によって発生した泥、粉末セメント、ディーゼル油、飲料・非飲料用水、掘削過程で用いられる化学薬品などのタンクがある。
部品: 支援船では物資輸送であって原油輸送には用いない
石油プラットフォームは燃料、水、化学薬品をほとんど常時必要としている。ある種の化学薬品は適切にリサイクルし廃棄するために陸へ返却する必要があるが、油井で産出した原油は通常はプラットフォーム補給船によって輸送することはない。
部品: 支援船の甲板上の設置
これらの船の大きな甲板を使って、一般的な道具やまた専門的な道具を輸送する。多くの場合、甲板上の積み荷と甲板下のばら積み貨物タンクの両方で組み合わせて輸送する。
部品: 支援船の任務遂行と消防能力
多くの船はある特定の仕事を遂行するように建造され、あるいは改造されている。これらの船の中には石油プラットフォーム火災に対して消防能力を備えているものもある。
部品: 支援船の石油流出抑制と除去設備
石油流出を抑制し、海に漏れた石油を除去するための設備を備えているものもある。また、既存の油井に対してその生産能力を増大させるための道具や化学薬品、人員を乗せている船もある。
部品: 石油タンカーの基本的な分類
石油タンカーは、石油をばら積みで運ぶために設計された船である。石油タンカーには2つの基本的な分類があり、原油タンカーとプロダクトタンカーに分けられる。
部品: 原油タンカーとプロダクトタンカー
原油タンカーは大量の原油を油田から製油所まで輸送する。プロダクトタンカーは一般的にかなり小さく、石油化学製品を製油所から消費市場の近くまで輸送するために設計されている。
部品: 大きさによるタンカーの分類
石油タンカーは、その使用目的だけではなく大きさによっても分類されている。載貨重量トン数にして数千トン程度の内水面・沿岸用タンカーから、巨大なマンモススーパータンカーまである。
部品: 特殊化した石油タンカー
特殊化した石油タンカーとして、動いている船に燃料を補給することのできる補給艦がある。標準の石油タンカーの設計の派生形としては他に、鉱石・石油兼用船などがある。
部品: 独立区画に分割されている石油タンク
石油タンカーは一般に8つから12のタンクを備えている。各タンクは前後方向の間仕切りにより2つから3つの独立区画に分割されている。
部品: 防油区画(cofferdam)
石油タンカーの防油区画(cofferdam)は、熱・火災・衝突防護のために2つの間仕切りの間に空けられた小さな区画である。
部品: 防油区画の船体配置箇所
タンカーは通常タンクの最前部および最後部に防油区画を備えており、個別のタンクの間に備えていることもしばしばある。
部品: タンカーの積み荷配管につながるポンプ室
ポンプ室にはタンカーの積み荷配管につながっている全てのポンプを収容している。ポンプ室は通常船の全幅に渡って設置されている。
部品: バラスト水を入れて安定させる
二重船殻設計の利点としては、緊急事態に際してバラスト水を入れて安定させることが容易であり、積み荷のタンクに海水をバラスト水として入れる必要を減じて腐食を少なくしている。
部品: 二重船殻設計の利点と安全性メリット
環境保護の観点から好ましく、積み荷の積み降ろしがより速く完全で簡単にでき、タンクの洗浄が効率的で、衝撃の小さな衝突事故や座礁事故に際して保護となる。
部品: 二重船殻設計のバラストタンクの整備・清掃性
二重船殻設計の欠点として、建造価格が高価で、バラストタンクの換気と清掃が困難で、バラストタンクの継続的な監視と整備が必要である。
部品: 二重船殻設計の欠点と構造的デメリット
横方向の自由表面を広げ、保守しなければならない表面積が増え、蒸気検出システムが必ず備わっていなければならないことがある。
部品: 不活性ガスシステム防衛機構
燃料油それ自体はとても発火しづらいが、その炭化水素ガスはある濃度で空気と混合されると爆発性がある。石油タンカーの不活性ガスシステムはその防衛機構である。
部品: 不活性ガスを注入するその目的
不活性ガスシステムの目的は、不活性ガスを注入し、タンクの内側に炭化水素ガスが燃えることのできないような環境を作ることである。
部品: 蒸気が発火できる最小濃度
炭化水素ガスと空気の混合しているところに不活性ガスが送り込まれることにより、蒸気が発火できる最小濃度(下限界)が大きくなる。
部品: 燃焼可能範囲が消滅する濃度
不活性ガスが送り込まれることにより、蒸気が発火できる最大濃度(上限界)も下がる。タンク内の酸素の濃度が11%以下になった時、上限界と下限界は収束して燃焼可能範囲が消滅する。
部品: 酸素の濃度が5%未満の空気
不活性ガスシステムは酸素の濃度が5%未満の空気を送る。タンクから積み荷が排出されるにつれて、この不活性ガスが充填されて次の積み荷が積み込まれるまで安全な状態を保つ。
部品: ガスを安全に追い出す作業
タンクから炭化水素ガスを安全に追い出す作業は、炭化水素ガスの濃度が約1%を下回るまで不活性ガスで追い出すことによって実施される。その結果、不活性ガスを空気が置き換えても、炭化水素ガスの濃度は下限界まで到達することはなく安全である。
部品: 石油を船のタンクに流し込む
石油タンカーへの積み込みは、ポンプで石油を船のタンクに流し込むことによって行われる。石油がタンクに入るにつれて、タンク内の空気を何らかの方法で排出する必要がある。
部品: タンク内の空気の移送先
タンク内の空気は大気中に放出されるか、あるいは空気戻し配管によりポンプステーションへ送り返される。また、釣り合いを保つために積み込み作業中にバラスト水を移動させることが普通である。
部品: 積み込みは低圧でゆっくりと開始
積み込みは、設備がうまく動作していて接続がきちんとしていることを確認するために、低圧でゆっくりと開始される。
部品: 満タンになる状態はとても危険な時期
積み込みが安定した圧力になり、タンクがほぼ一杯になった「topping-off(満タン)」の段階まで維持される。満タンになる状態は石油を扱う上でとても危険な時期であり、取り扱い手順は特に注意深く行われる。
部品: タンクの複数の異なる計量装置
タンクの計量装置により担当者はあとどれくらいタンクに空間が残っているかを知ることができるようになっており、全てのタンカーは少なくとも複数の異なる計量装置を備えている。
部品: バルブの動作による最終的な停止
タンカーが石油で満たされるにつれて、乗員はバルブを開いたり閉じたりして石油の流れを変え、ポンプ設備と緊密に連絡をとって石油の流れを減らし最終的に止めるようにする。
部品: 船に設置された積み荷ポンプ
タンカーから石油を積み降ろすのは積み込みの逆回しに似るが、その際に石油を陸上へ送るために用いられるのは船に設置された積み荷ポンプである。
部品: 接続がきちんとしていることを確認
積み込みのときと同じ様に、設備がうまく動作していて接続がきちんとしていることを確認するために、低圧でゆっくりと開始される。その後、安定した圧力となり積み降ろし作業中維持され
部品: タンクの石油残量・接続箇所や船のポンプ室
積み降ろし作業中、タンクの石油残量が注意深く監視され、またマニフォールドの接続箇所や船のポンプ室など重要な場所も監視される。
部品: 地上側の受け入れ設備と緊密な連絡
担当者の指示の下、船員がバルブを開いたり閉じたりして石油の流れを変え、地上側の受け入れ設備と緊密な連絡を取って石油の流れを減らし、最終的に停止させる。
部品: 石油の種類の変更にともなうタンクの清掃
時によって異なるが様々な理由によりタンクを清掃する必要がある。タンク内に入れて輸送する石油の種類を変更するということがあるためである。
部品: 石油蒸気の無い状態の確保への保守検査
タンク内に入って検査したり保守したりする必要がある時には、単に清掃するだけではなく石油蒸気の無い状態にしなければならない。
部品: 専用の原油洗浄システム
ほとんどの原油タンカーでは清掃用に専用の原油洗浄システムが備えられており、タンク洗浄システムを通じて積み荷の一部を循環させることで、ワックスやアスファルト状物質を取り除くようになっている。
部品: 可搬式の自動タンク洗浄装置
粘り気の少ない積み荷を輸送するタンクは水で洗浄される。高圧ウォータージェットでタンクを洗浄する備え付け、あるいは可搬式の自動タンク洗浄装置が広く用いられている。
部品: 回転式の高圧ウォータージェット
こうしたシステムの中には回転式の高圧ウォータージェットによってタンク内面すべてに湯を吹き付けるために用いるものもある。
部品: 原油を抜いてから入念な洗浄作業
船舶は検査や修理のために定期的な入渠が求められるが、その前には必ず原油を抜いてから入念な洗浄作業を行う。この時、使用される洗浄作業によって汚れた海水は、油槽の底からポンプで吸い出されて船内のスロップタンク(Slop tank)へ送られる。
部品: スロップタンク(Slop tank)
スロップタンクは、原油輸送時には他の油槽と同様に原油で満たされるが、油槽の洗浄時には油水分離槽として用いられる。
部品: スロップタンク内の汚水とその行き先
スロップタンク内の汚水は十分な時間の後に油が上に浮いた下側のほぼ清浄な海水だけが船外へ排出され、油は適正な成分か確認されてから陸上施設へと送られる。
部品: 新鮮な空気をタンクに送り込んでガスを追い出す
タンクが洗浄された後、タンクは石油蒸気の無い状態にされることがある。これは新鮮な空気をタンクに送り込んで溜まっていたガスを追い出すなどの方法がある。
部品: 石油蒸気が無い(free)状態
特別に訓練された人員が環境中の炭化水素ガス濃度を計測できる携帯ガス計測器によりタンクの環境を監視する。濃度がタンカーの規制で定められたある値を下回ると、タンク内に石油蒸気が無い(free)状態と宣言される。
部品: 手作業での清掃作業とその必要装備・人員
石油蒸気がなくなった後、手作業での清掃作業がさらに行われることがある。この作業には、閉鎖環境への立ち入り手続き、防護服、指定された安全管理者、人工呼吸器の使用が必要である。
部品: LNGとタンカーの運用形態
LNGタンカー(liquefied natural gas tanker)あるいはLNG船(LNG carrier)は液化天然ガス(LNG)を専門に輸送する船舶である。液化天然ガスは比重が軽く0.5以下であり、メタンを主成分としていて-161.5℃以下でなければ常圧下で液体とはならない。
部品: LNGタンカーの低温断熱タンクと特徴的な外観
LNGタンカーには、大型の低温断熱タンクを船体内に複数備えているため特徴的な外観である。内部には極低温のLNGが充填される。
部品: LNGタンカーの喫水線上の船体シルエット
LNGタンカーは、船体に対する荷の体積が必然的に大きくなり、船体のシルエットでも喫水線上の部分が大きく見える。
部品: LNGタンカーの加圧タンクや断熱層と輸送積載量利点
LNGタンカーは、加圧タンクや断熱層を備えているが、原油の比重約0.85と比べてもかなり軽いため、他のタンカーと比べても輸送量が大きい事が特徴。
部品: LNGタンカーの船体構造体と安全配慮
LNGタンカーは、超低温条件下でも船体構造材が脆性破壊を起こさない工夫や火気に対する安全配慮が図られている。なお天然ガスの発火温度は632℃であり、火焔速度は38cm/秒と比較的遅い。
部品: LNGタンカーのタンクの形状と列配置など
タンクの形状には独立球型、メンブレン型、独立角型、独立円筒型などがあり、4個から10個程度のタンクを船体内に一列に備え、上部は甲板上に出ていることが多い。
部品: LNGタンカーのタンクの断熱材と保護構造
メンブレン型を除けば、独立支持タンクがLNGに圧力をかけて保持しており、その周囲は断熱材で囲まれている。いずれの形式でも船体は二重船殻構造をとり、事故からタンクを保護している。
部品: 球形タンク方式の概要と素材内容
タンクが船体から独立しており、それ自身で内部のLNGを閉じ込めるための圧力を維持し、LNGの重量を受け止める方式。アルミ合金、9%ニッケル鋼、ステンレス鋼が使われている。
部品: 球形タンク方式の構成を支える強靭な合金
極低温に曝されるLNGタンクを構成する部材は、極低温下でもタンク内を高圧に保つために強靭でなければならない為、極低温にも耐える合金が使われる。モス(Moss)方式などLNGタンカーの古くからの方式。
部品: 球形タンク方式の熱変化に対応する形状の趣旨
高圧に耐えると同時に内部への熱の侵入を最小にするために球形となる。熱変化による膨張と収縮が起きるため、船体への固定方法にも工夫が求められる。
部品: 球形タンク方式の支持と船体への溶接
船体からは独立した球形タンクの赤道部が円筒状の金属製のタンク支持部(スカート)の上端で支えられ、支持部下端は台座甲板と呼ばれる船倉内壁に溶接される。
部品: 球形タンク方式の構造解析と安全性による検査空間の確保
力学的な構造解析が完璧に出来るため、安全性を確保しながら部材厚を薄く出来ると共に、検査や保守の為の空間が船倉内で確保されている。
部品: 球形タンク方式の生産性と整備性と品質管理
溶接箇所が少なく単純な突合せ溶接のみで建造できるため、短工期で作られて、品質管理が容易となる。また自動溶接にも対応しやすい
部品: 球形タンク方式の空間利用効率のデメリット
球形であるため船倉の空間利用効率が悪く、もともと重量の割りに大きな体積を占めるLNGという貨物の特徴もあり、大きな球状タンクの上部が上甲板から大きく飛び出した位置での積載が求められてしまう。
部品: 球形タンク方式の衝撃吸収度による安全性の高さ
スロッシング衝撃が小さい(船体の揺れによる被害を緩和できる)また、船体の多少のひずみがそのままタンクの変形とはならないため、他船との衝突や座礁などの事故発生時にも漏洩などに対する安全性が高い。
部品: メンブレン方式による改善案とその構造
メンブレン方式とは、球形独立タンクの欠点を改善するために開発された方式。内部のLNGの圧力と重量をタンクだけでなく船体も使って受け止める方式。
部品: メンブレン方式の柔軟な強度とその素材内容
タンクは薄膜と呼んでも良いくらいの厚みの低温対応のインバー合金で作り、タンク支持を兼ねる断熱材をはさんで船体そのものによって保持され強度が保たれている。収縮による変形にも柔軟に対応することができる。
部品: メンブレン方式の船体との設置とその強度負担分散
タンク外壁は船倉内壁と密着しており、薄いタンクは密閉と超低温を維持する機能だけを担い、圧力や重量の支持は船体が負担する。
部品: メンブレン方式の見晴らしの良さと重量メリット
四角い船倉空間を無駄なく使えるために上甲板からの突出が少ないため見晴らしが良く、タンクの重量も軽く出来るという利点が大きい。
部品: メンブレン方式の空間利用効率メリット
船倉の空間利用効率が良いため、搭載量増大と上甲板上の突出を最小限に出来る。タンクの熱容量が小さいために積卸時の熱の無駄が少ない。
部品: LNGタンカーの二重船殻構造安全性
二重船殻構造安全性や断熱性、タンクの特殊な形状を吸収する必要性などによって、全てのLNGタンカーは二重船殻構造を備える。
部品: LNGタンカーの二重船殻設計の歴史的経緯
二重船殻構造は初期のLNG船の設計においてLNGが漏れた場合にタンクを収めた船倉部に海水を導入することで極低温のLNGが直接船体を冷やすことがないように考慮された名残でもある。
部品: LNGタンカーの極低温による船体の脆性破壊を避ける工夫
二重船殻構造設計は「Floodable cofferdam」と呼ばれ、極低温による船体の脆性破壊を避ける工夫であったが、船倉に海水が入っても十分な浮力を確保するために二重船殻とされたものである。
部品: LNGタンクにかかる衝撃の加速度想定
LNG船では安全のためにLNGタンクにかかる衝撃を加速度として規定されている。前と左右で0.5G、後ろで0.25Gである。
部品: タンク内壁の破損を避けるための隔壁設計
隔壁タンク内のLNGは流動性を持ち「復原性に対する自由水影響」による船体の不安定化や「スロッシング」によるタンク内壁の破損を避けるために、隔壁によって仕切られている。
部品: 安全空間の確保とその設計理念
機関室は安全のため、タンクの後方に配置し、タンクとの間を空き部屋やポンプルーム、燃料油により隔離するように設計されている。
部品: LNGタンカーの燃料と推進プラント
航行中に気化した天然ガス(ボイルオフガス(BOG))を再液化するのは難しかったため、LNGと重油の両方を燃料とする「二元燃料ディーゼル・エンジン」(DFD)や重油のみを燃料とする「重油専燃ディーゼル・エンジン」(DRL)の採用がある。
部品: LNGタンカーの今後の展望と新規推進機関
二元燃料ディーゼル・エンジンでは、ボイルオフガスの再液化を船上で行なえる小型再液化装置の実用化が要因となっており、今後は二元燃料ディーゼル発電・電気推進機関を筆頭にいくつかの電気推進船が登場している。
部品: バラストタンク
LNGタンカーはその荷物の性質上、常に片道は荷物を積まない状態で運航されている。そのような、タンク内が空の時には、専用のバラストタンクに海水を注水して浮力の相殺を行なう。
部品: 荷役のポンプ
搭載時には積荷であるLNGは陸上よりLNGタンカーにポンプで送り込まれるが、揚荷の場合にはLNG船側のポンプによって送出される。
部品: 双方の加圧状態を保つ
受け取る側のタンクからは同容積のLNGガスをやはり送る側がポンプによって送出することで、双方の加圧状態を保ち、空気の侵入を許さない。
部品: イナートガスと空気を入れ替える安全対応
荷役時や検査のためにLNGタンクを空にして空気で満たす場合など、LNGタンク内部がLNGガスと空気の混合状態になるあらゆる場合に、空気の代わりに一度イナートガスを送り込んで、LNGガスが十分排出された後にイナートガスと空気を入れ替える。これにより爆発・燃焼といった事故が防げる。
部品: 救急救命艇の配備
油槽船やLNG船で火災が発生した場合には大きな火炎となって周囲を焼き尽くす事態が考えられるため、これらのタンカーでは特別に設計された救命艇が装備されている。
部品: 救命艇の準備対応と射出
45度ほどに傾けて後部甲板等に用意された自由降下式救命艇に必要な避難乗員が搭乗して準備が整うと、斜めの角度で海面に向けて落下して衝撃と共にはずみで火災現場である本船から遠ざかる。
部品: 救命艇の散水システムと避難
この救命艇は全体が密封可能なカプセル状になっており、低速ながら自航して屋根に散水しながら避難が可能となっている。
部品: 救命艇の酸素確保と耐火装備
火炎によって周囲の酸素が失われる場合に備えて、1時間ならば艇内に備え付けの酸素ボンベによって乗員の呼吸が可能になっている。
部品: 浮体式生産貯蔵積出設備(floating production, storage and offloading)
浮体式生産貯蔵積出設備(floating production, storage and offloading、略称:FPSO)は海洋上で石油や天然ガスを生産・貯蔵・積出する浮体式施設である。
部品: 石油の処理設備を備えた大きな船
浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)は、いわば石油の処理設備を備えた大きな船であり、長期間にわたって一地点に固定されて使用される。
部品: 浮体式生産システムの種類
浮体式生産システムには、浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)、浮体式貯蔵積出設備(FSO: Floating Storage and Offloading)、浮体式貯蔵設備(FSU: Floating Storage Unit)などの種類がある。
部品: 船舶状の形状をしているプラットフォーム
浮体式生産貯蔵積出設備の多くが船舶状の形状をしている石油プラットフォームの一種で、炭化水素を処理し貯蔵する施設を持つ。
部品: 浮体式の取出・貯蔵・輸送システム
近隣の石油プラットフォームか海中のテンプレートから炭化水素を輸送し石油やガスを取出・貯蔵し、タンカーで積み出すか、パイプラインで輸送する。
部品: 海洋沖で利用される生産貯蔵システム
浮体式生産貯蔵積出設備は比較的容易に設置出来、石油輸送の為の固定パイプラインの設置が必要ではないため、主に海洋沖で利用される。
部品: 浮体式の建設期間の短縮化が可能
浮体式生産貯蔵積出設備により陸上基地では必要となる土建工事やLNGタンク建設工事が不要となり、また現地での規制による手続きが比較的早いため、建設期間の短縮化が可能となる。
部品: 浮体式の費用削減・移動柔軟性
石油生産の費用を削減でき、設備は移動させることが可能であり、緊急対応や他場所への転用が可能となる、生産の柔軟性などが得られるという長所がある。
部品: ターレットスタイルの繋留システム
浮体式生産貯蔵積出設備は通常海底に繋留されている。天候が荒れる傾向のある地域では、ターレットスタイルの繋留システムが用いられることがある。ターレットシステムにより設備を回転させて海のうねりと風の影響が最小になるようにできる。
部品: タンカーの船体を流用される場合
浮体式貯蔵積出設備や浮体式生産貯蔵積出設備はしばしば役目を終えた古いタンカーから改造されるが、新しい船体が建造されることもある。
部品: 生産設備を持たず、貯蔵・積出のみ主目的とする場合
生産設備を持たず、貯蔵・積出のみを目的としたものはFPSOの中でもFSO(浮体式貯蔵積出設備、floating storage and offloading vessel)と呼ばれる。
部品: 液化天然ガスを積み下ろし常温・常圧化し貯蔵する場合
液化天然ガスをLNGタンカーから積み下ろし常温・常圧化し貯蔵、その後陸上パイプラインなどに送出する浮体式設備は、FSRU(浮体式貯蔵再ガス化設備floating storage and regasification unit)と呼ばれる。
部品: 再ガス化工程を伴わず貯蔵を主目的とする場合
液化天然ガスの再ガス化工程を伴わず貯蔵を主目的とする場合はFSU(浮体式貯蔵設備、floating storage unit)と呼ぶ。
部品: 個別の乗組員の人数や構成
プラットフォームにより乗組員の人数や構成は大きく異なっている。プラットフォームは本質的にかなりのコストが掛かるものである。
部品: 作業員の作業時間とシフト体系
作業員は日勤と夜勤の8~12時間程度までのシフト勤務として、2チームの完全な乗組員の組み合わせが常時乗り組んでいる。作業員は定期的に交代しており、2週間から4週間程度の陸上での休暇がある。
部品: プラットフォームの使用設備と福利厚生
プラットフォームには、作業員のための居住スペースとして寝台、ロッカー、私物収納スペースなどがある。また洗面台、シャワー、トイレなどがある。
部品: プラットフォームの各運用スペースと区画
プラットフォームには、メイン作業指揮施設、機械区画、居住・調理スペースがある。娯楽スペースやカフェテリアを備えているものもある。
部品: プラットフォームの調理と食事の対応、栄養補給の完備
プラットフォームには、調理・食事スペースとして、想定される期間に十分な食料品が保管されている。冷蔵庫や冷凍庫、業務用のオーブンなどが調理担当者のために用意されている。
部品: 業務管理
ここに示した全ての職種が全てのプラットフォームにあるわけでは必ずしもなく、小さなプラットフォームでは1人が複数の分野を受け持っていることもある。
部品: プラットフォームの最高責任者
OIM(Offshore Installation Manager):勤務シフトの間、プラットフォームの運営に関して決定を行う最高責任者
部品: 運用基幹要員
OTL(Operations Team Leader):プラットフォームにおける作業運営上の責任者
OOE(Offshore Operations Engineer):プラットフォームにおける技術上の責任者
部品: 石油生産の船舶運用責任者
Dynamic Positioning Operator:航法、船の操作、プラットフォームの管理、事故時の消防設備の操作
2nd Mate、3rd Mate:旗国の定める人員要求を満たす、救難船の操作、貨物の取り扱い、消防班のリーダー
部品: 石油生産要員
石油生産要員
管制室オペレータ:特に生産設備のあるプラットフォームに必要
生産技術者:生産プラントの運営
バラスト管理者:バラストの管理、消火システムの操作
部品: 設備構築要員
設備構築要員
クレーン操縦手:プラットフォームの周りでのクレーンによる荷役作業
足場職人:高所作業が必要な時に作業員用の足場を組む
機械・電気の保守技術者
部品: 施設周辺要員
施設周辺要員
給仕:料理・洗濯・掃除などの雑用
舵取り:救命ボートの管理と操作
ヘリコプターパイロット:ヘリコプターにより乗務員を他のプラットフォームへあるいは陸上へ輸送する
部品: 掘削関連の乗組員
掘削関連の乗組員は掘削作業時にのみ配置される。
リグ管理者(Tool pusher)
掘削作業員(Roughneck、Roustabout)
会社側の代表者(Company man):運営・探査会社側の代表者。
泥水技術者(Mud engineer):掘削に際して先端部の泥の除去、潤滑などを行う。
デリック扱い手(Derrickhand):デリックを操作してボーリングのパイプを取り扱う。
地質学者(Geologist)
部品: 坑井管理の乗組員
坑井管理の乗組員は坑井管理を行う時に配置される。
坑井管理管理者(well services supervisor)
ワイヤ・管操作員(wireline or coiled tubing operator)
ポンプ操縦員(pump operator)
部品: 各支援船の乗員と契約周り
各支援船の乗員は最大20人ほどである。乗務員は通常、3週間から6週間、時にはもっと長い期間、船上で働き生活する契約をしている。
部品: 乗員の休暇とシフト
船の所有者や運航者にもよるが、2週間から4週間程度の陸上での休暇がある。他の多くの船と同じように、プラットフォーム補給船での作業は8~12時間程度までのシフト勤務として編成されている。
部品: 船上生活におけるスペース
船上生活では、各船員・作業員は1日のうちどれかの部分を受け持つシフトを組んでいる。船には、運航するための船橋、機械スペース、居住スペース、調理・食事スペースがある。
部品: メインデッキの運用など
作業スペースや娯楽スペースを備えているものもある。広いメインデッキは時折プレハブ小屋を建てるために使われることもある。
部品: 船上生活の居住性とその内容
居住スペースには、寝台、ロッカー、私物収納スペースなどがある。また洗面台、シャワー、トイレなどがある。上級船員の居住スペースは小さな作業机、個人用の洗面台やシャワー、トイレなどを備えていることもある。
部品: 船上生活での調理と食事と調理設備
調理・食事スペースには、想定される航海の期間に十分な食料品が保管されている。ウォークインタイプの冷蔵庫や、大きなシンク、貯蔵庫やカウンターなどが調理担当者のために用意されている。
部品: 流用実績
以後、個別のアイドレスを全て文殊に一括して記録しております。
帝國軍の【帝國軍高物理資源生産地】に流用されました。
宰相府藩国の【医師団の燃料生産地】に流用されました。
土場藩国の【土場ここほれワンワン油田】に流用されました。
部品: 油田において原油を採掘するために使う井戸
油井とは、油田において原油を採掘するために使う井戸のこと。地上もしくは海上から油層(原油を含有する地層)にボーリング穴を穿ち、パイプが入れられる。
部品: 油井の探索に用いる様々な化学的知見
最新科学的知見とデータ分析、電気検層、人工衛星による地質写真、人工地震探査、地上の目視探査、海上からの音響探査などを用いる。
部品: 油田探索は地質学者の仕事による
油田探索のプロセスは全て地質学者の仕事である。各種走査により、油田の存在の可能性が高いと思われるサイトを特定する。
部品: 三次元地震探鉱技術
三次元地震探鉱技術では、人工地震探査や音響探査のデータをコンピュータの高速演算によって解析することが出来る。
部品: 見逃されていた油田の探索
地下の立体的な内部構造が手に取るように判るようになったためにこれまで見逃されていた油田が見つかるようになっている。
部品: 時間軸を加味した新たなる探鉱技術
油の汲み出しをはじめてからも探鉱を行い続けて操作する方法は、三次元地震探鉱に時間軸が加わるために四次元地震探鉱技術と呼ばれる。
部品: 継続して行う事による極限までの抽出
油の汲み出しをはじめてからも三次元地震探鉱を行い続けることで地下での原油の移動状況が判るため、地下に残る原油を減らすことが可能となっている
部品: 油田の存在の可能性が高いと思われるサイトに試し掘りを行う
探索によって油田の存在の可能性が高いと思われるサイトにおいて試し掘りを行う。試し掘りによって油層が発見できれば次の段階へと進むが、発見できなければ探索を続行する。
部品: ボーリングコアと呼ばれる地下のサンプル
試し掘りでは随時「(ボーリング)コア」と呼ばれる地下のサンプルが掘り出されるので、それによっても油層が付近に存在するかといった情報が得られる。
部品: 試掘井と区別する場合は探鉱井と呼称する
試掘井の近くにさらに井戸を複数掘る場合があり、それらは最初の試掘井と区別する場合には主に探鉱井と呼ばれる。
部品: 自噴が発生した時の注意
試し掘りにおいて、幸い油層に当り、内部の圧力が高い状態では原油や天然ガスは自ら噴出する(自噴する)ので注意しなくてはいけない。
部品: 暴噴からの安全性との避難
可燃性や高い毒性を持つ高圧の噴出物を受け入れる準備が出来ていないうちでの噴出は暴噴(Blowout)と呼ばれ、作業者は直ちに遮断スイッチを押して避難する。
部品: 遮断スイッチの機能とバルブ閉鎖
遮断スイッチは深さ数百フィート、又は地表面にあらかじめ固定されているサーフェース・ケーシング(Surface casing)と呼ばれる装置の頭部のブローアウト・プリベンター(Blowout preventer、BOP、防噴装置)を作動させてBOPのバルブを閉鎖する。
部品: 油田とガス田の区別について
試し掘りの段階で採算が取れるだけの原油または原油とガスが採れる油田(ガス油田)と、天然ガスしか出ないガス田に分かれる。
部品: 生産井の掘削の複数化
普通は試掘井とは別に、原油汲み出し用の生産井をいくつか掘る。これは試掘井が石油の無い深さに穴をあけていたりするためでもある。
部品: 効率性のための集油・送油・貯油施設
生産井の建設・掘削と同時平行で、効率性のために生産井の周囲地上に集油・送油・貯油施設の建設が行なわれることが多い。
部品: 石油・天然ガス掘削のロータリー方式構成
石油掘削の基本的なロータリー方式での基本的な構成は「やぐら」「掘削管」「泥水」の大きく3つに大別させられる。
部品: 油井やぐらと掘削管の構造
油井やぐらは、ロータリー装置、クレーン類、エンジン類(電動、蒸気、ディーゼル)に分岐され、掘削管はドリルビットを主とする。
部品: 泥水の構成内容と薬品類
泥水調整剤(水、油、ベントナイト、バライト、クロム、化学薬品)、ポンプやフィルター、泥水ピット、ホースと配管類に分岐される。
部品: 動力とドリルの連動性
エンジンで作られた力はドローウォークと呼ばれる回転輪を介してやぐらの基部中央にあるロータリー・テーブルの回転ギヤを回す。
部品: ギアからの回転とドリルビット
ギヤによってロータリー・テーブルは50-300回/分で回され、四角形の中央の穴に通されたケリーパイプを回す。ケリーパイプの回転は掘削パイプを経由して先端のドリルカラー、ドリルビットに伝えられる。
部品: ドリル・ストリング
クレーンで吊り下げられたパイプ類の全体は、地下深くに長く連なるために、まとめて「ドリル・ストリング」と呼ばれる。
部品: 回転の伝わりの構造と非連動性
クレーンで吊り下げられた部分は上から、トラベリング・ブロック、フック、ロータリー・スイベルと続き、ロータリー・スイベルは自由に回転することでこの上部につながれたホースに回転が伝わらないようになっている。
部品: ケリーパイプとドリルカラー
スイベルの下に断面が四角のケリーパイプがぶら下がり、ケリーパイプの下に多数のドリルパイプが接続されている。先端部にはドリルカラーと呼ばれるパイプがあり、その最も端にドリルビットがある。
部品: ドリルビットとその種類の使い分け
掘削パイプの先端部に付けられたドリルビットが地層を削ってゆく。地層には柔らかいものや硬いものがあり、種類によって使い分ける。
部品: ドリルビットの地層対応による素材運用
柔らかい地層では刃先が鋼鉄でも問題無いが、硬い地層では刃先にタングステン・カーバイドやダイヤモンドが使われる。
部品: 泥水の移動経路
泥水は油井脇のプール(泥水ピット)で泥水調整剤によって調合され、ポンプで油井上部から掘削管内部へと送られる。
部品: 泥水は先端のドリルビットから噴出して摩擦熱を奪う
掘削管を通った泥水は先端のドリルビットから噴出して掘削の為の回転に伴う摩擦熱を奪う。泥水は、ドリルビットによって地下岩石などが粉砕された掘りクズと一緒に掘削管の外側を上昇して地上に到達する。
部品: 泥水は掘削孔の内部を保護し水の浸入を防ぐ
地上に戻ってきた泥水は、フィルターによって大きな掘りクズが取り除かれ元のプールに返される。泥水は掘削孔の内部に横の壁が崩れる事や、地層中に水が浸入するのを防いでいる。
部品: 管の周囲をコンクリートで固める
生産井の掘削では油層直上の不透層まで通常通り掘り、掘削管を抜いて先端が開いた「水止管」や「ケーシング」と呼ばれる鉄管を入れなおして管の周囲をコンクリートで固める。
部品: チュービングと呼ばれる掘削管
この管の内部に細めの「チュービング」と呼ばれる掘削管を通して不透層を掘りぬき、目的の油層で再び掘削管を抜く。
部品: パッカーと呼ばれる閉鎖部
チュービングの先端部に小さな穴がたくさん開いた採油管を入れて生産井は完成する。油層上部付近のケーシングとチュービングの間には「パッカー」と呼ばれる閉鎖部が設けられる。
部品: クリスマスツリーと呼ばれる坑口装置
自噴する生産井の地上部には「クリスマスツリー」と呼ばれる坑口装置が取り付けられる。クリスマスツリーはバルブ、圧力計、温度計、流量計、流量制御チョーク等により構成されている。
部品: トップドライブ方式
トップドライブ方式ロータリー・テーブルとケリーパイプを使わずロータリースイベルの下に減速機付き電動モーターを備えたトップドライブ方式が使用されている。
部品: 作業の手間と時間が1/3に削減
トップドライブ方式によって従来では、1本の掘削パイプの継ぎ足しごとに掘削が停止されていたが、掘削パイプが3本程度が1つにつなげられているため作業の手間と時間が1/3に削減できる。
部品: 傾斜掘り・水平掘り
掘削中に屈曲部を作ることで傾斜掘りとなり、更に屈曲を行なえばドリルの掘り進む方向が水平方向となって水平掘りになる。
部品: 10度ほど屈曲したドリル先端部を使って屈曲部を掘り進む
従来方式では曲げたい箇所にくると、掘削先端に鋼鉄のクサビ型ブロックを置いてドリルの方向を変えたが、
現在では元々10度ほど屈曲したドリル先端部を使って屈曲部を掘り進む。
部品: ダウンホール・タービン
このドリルは加圧された泥水の流れによって回転力が作られるダウンホール・タービンのため、直線掘りにしたい場合は地上から先端を含むパイプ全体をゆっくり回転させることで屈曲掘りを避けることが出来る。
部品: 採油するためのポンプの種類と運用
自噴しない油層からオイルを汲み上げる方法の1つはポンプを使用する事である。採油するためのポンプには、いくつかの種類がある。
部品: 最適な方式を選定する必要がある
各々固有の機構および特性を有するので、その適用にあたっては、対象坑井における油層条件、坑井条件、地域条件および経済的条件を十分考慮し、最適な方式を選定する必要がある。
部品: サッカーロッド・ポンプ
サッカーロッド・ポンプとは、地上に往復運動をする装置を設置して、サッカーロッドを経由してパイプの底のピストンを駆動し、原油を汲み上げる。
部品: 最初期から登場し現在でも使用されている
サッカーロッド・ポンプは、ポンプジャック、ビームポンプとも呼ばれる。最初期から登場し、現在でも使用されているが、徐々に他のより効率の良い方法に変わってきている。
部品: サブマーシブル・ポンプ
サブマーシブル・ポンプは、水用の井戸と同様にパイプの底にポンプを沈め、原油を汲み上げる方法で、くみ上げ能力が大きい。
部品: 小型の電動モーター付き多段タービン・ポンプ
小型の電動モーター付き多段タービン・ポンプをチュービングの下端に設置して、採油する地上設備も場所をとらないことから、海上油田での適用例が多い。
部品: ガスリフト・ポンプ
ガスリフト・ポンプは、二重になった内部のパイプからパイプ先端へガスを吹き込み、ガスの圧力と上昇力を利用して、外側のパイプで底から原油を押し上げる。ガスは再利用される。
部品: ハイドローリック・ポンプ
ハイドローリック・ポンプは、地上から原油を二重になった内部のパイプに圧力をかけて送り込み、この力で先端部のピストン・ポンプを上下に駆動して外側のパイプで底から原油を押し上げる。
部品: 一次回収(Primary recovery)
油層の圧力が高い状態では原油は自ら噴出する(自噴する)が、油層の圧力が低い状態では自噴せずポンプによって原油を汲み上げる。これらの方法を一次回収(Primary recovery)という。
部品: 一次回収のガスキャップと回収総量
天然ガスが油層の上部に溜まっている場合は、原油の汲み上げによってこのガスキャップが膨張し原油を押し出す。一次回収によって回収できる原油は総量の概算40%になる。
部品: ガスキャップがない場合の膨張と泡の内容
ガスキャップがない場合は、原油の中に溶け込んだ天然ガスが泡となって膨張するだけであり、一次回収によって回収できる原油は総量の概算20%になる。
部品: 一次回収終了からの更なる方法
一次回収で回収できるのは油層に含まれる原油の一部でしかなく、一次回収では生産ができなくなった油井ではさらなる方法を用いて回収する。
部品: 二次回収(Secondary recovery)
二次回収(Secondary recovery)とは、原油を分離して後の水や天然ガスを油層に注入し残った原油を加圧して回収することである。
部品: 水攻法または、ガス圧入法 = 回復法
水を注入する方法は「水攻法」(Water flooding)、ガスを注入する方法は「ガス圧入法」(Gas injection)と呼ばれ、総称して回復法(Improved Oil Recovery)と呼ぶこともある。
部品: 回復法の初期運用
回復法によって総合的に回収量が増えると見込まれる場合には、一次回収の最初から水やガスを注入するようになっている。
部品: 二次回収:水攻法の水押し効果と回収総量
水攻法の「水押し効果」で回収できる原油は、内部で水が既に自然に接している場合で、一次回収分を含めて総量の概算60%になる。
部品: 二次回収:ガス圧入法の利用経緯
ガス圧入法は水押しほど有効ではないが、圧入する天然ガスは原油の回収に伴って産出されるガスであり、従来はガスフレアによって焼却処分されていた程である。
部品: 二次回収:天然ガスの利用と再生産
天然ガスは有効に利用されるため焼却処分はあまり行なわれないが、いずれにしても油井の現場にふんだんにあって原油を十分汲み出した後でも再び取り出せるため、ガス圧入法として利用される事が多い。
部品: 三次回収(Enhanced Oil Recovery,EOR)
二次回収でも残った原油を回収するために三次回収(Enhanced Oil Recovery,EOR)または強制回収法と呼ばれる技術の開発、実用化が進んでいる。
部品: 原油の流動性を改善する
三次回収または強制回収法は、水蒸気・炭酸ガス・界面活性剤(洗剤)などを注入して原油の流動性を改善する方法である。
部品: 水蒸気攻法による凝結した水と共に流動化
水蒸気を圧入する方法は「水蒸気攻法」(Steam floods)と呼ばれ、水蒸気によって沈積した粘度の高い石油を温めてパラフィンとアスファルトを温め溶かして、凝結した水と共に流動化させる方法である。
部品: ハフ・アンド・パフ法
水蒸気を回収井とは別の井戸から圧入する場合と「ハフ・アンド・パフ法」(Huff and paff)と呼ばれる水蒸気の注入と石油の回収を1つの回収井戸で交互に行なう方法がある。
部品: 炭素ガス攻法(気体又は水に溶かした二酸化炭素を圧入する)
二酸化炭素を圧入する方法は「炭素ガス攻法」(Carbon dioxiside floods)と呼ばれ気体又は水に溶かした二酸化炭素を圧入する方法である。
部品: 二酸化炭素は石油にはさらによく溶ける
二酸化炭素は水にも溶けるが、石油にはさらによく溶けるために、二酸化炭素を圧入すれば石油に溶け込み石油が膨張するために回収が容易となる。回収した石油からは二酸化炭素を分離させて再び圧入に使用する。
部品: 界面活性剤(洗剤)を圧入する洗剤攻法
界面活性剤(洗剤)を圧入する方法は「洗剤攻法」(Detargent floods)と呼ばれ、水に少量の洗剤を溶かして圧入する。
部品: 洗剤により岩石や砂との接着がはずれて流動性が増す
洗剤が油を細かな粒に包み込むため岩石や砂との接着がはずれて流動性が増す。浅い油層に対して効果が高く、深い層では高温のために洗剤が分解されてしまうため使用されない。
部品: ミシブル攻法
「ミシブル攻法」(Miscible floods)と呼ばれる方法を使えば回収率が100%近くになる。これはブタン、プロパンといった液化ガスを注入する事で油層から原油を洗い流す方法である。
部品: ブタン・プロパンと共に回収するガス
ブタン、プロパンといったガスは比較的高価であるため、油層に漏れがなく水も含まれていない場合に限り、原油の回収後にこれらのガスも回収できる見込みがあれば実施される。
部品: 熱を加えて石油の流動性を高める火攻法
空気を吹き込んで火を付ける「火攻法」(Fire floods)と呼ばれる方法もある(空気の量を調整するので、油層内の石油が全て燃えたりすることはない)熱を加えて石油の流動性を高める方法である。
部品: 終了時の生産井の閉鎖
汲み出しが終了した後、原油とガスともに汲み出された後は穴は閉鎖され、装置類は全ては取り除かれて地上の場合は更地にされる。
部品: 流用実績
以後、個別のアイドレスを全て文殊に一括して記録しております。
帝國軍の【帝國軍燃料採掘地】に流用されました。
土場藩国の【土場ここほれワンワン油田】に流用されました。
部品: 石油の概要
石油とは、炭化水素を主成分として、ほかに少量の硫黄・酸素・窒素などさまざまな物質を含む液状の油で、鉱物資源の一種である。
部品: 石油と原油の意味
石油の中でも、地下の油田から採掘後、ガス、水分、異物などを大まかに除去した精製前のものを特に原油という。
部品: 石油の種類に産する連産品
石油製品は連産品と呼ばれる。これは原油を精製してガソリンや灯油などを作る場合、ある特定の製品のみを作ることは出来ず、必ず全部の種類の油が生産されてしまうため、こう呼ばれている。
部品: 石油の精製と分留
石油の精製とは油を性質の違いで分ける事(分留)なので、精製する元の原油の種類によって、生産される製品の割合(留分)が異なってくる。留分の中でも需要の多いガソリンはより重い油を改質することで作ることができる。
部品: 石油の成分と炭化水素の混合物
石油の成分のほとんどは炭化水素であり、色々な炭化水素の混合物から構成されている。その他、硫黄化合物、窒素化合物、金属類も含まれている。
部品: 石油の成分分化と製品
工業的に有用な石油製品を作るためには、分留によって成分を分ける。精製することにより、天然ガス、ナフサ(ガソリン)、灯油、軽油、重油、潤滑油、アスファルトなどが製品として得られる。
部品: 石油精製という工業プロセス
石油精製とは、原油を精製して燃料油、石油化学製品など多種多様な製品を製造する工業プロセスである。分化する事により用途に合わせた消費をおこなう事ができる。
部品: 原油分留の精製施設
原油を蒸留していくつかの留分にわけ、必要により分解、改質、化学処理、混合などの工程を加えてガソリン、灯油などの各種石油製品を製造する石油精製を行う工場・精製施設を製油所という。
部品: 石油精製工場と各種付帯設備の概要
石油精製工場は、原料受入から製品(他の装置の原料として使用される中間製品も含む)を製造する設備と各種付帯設備からなる。これらの設備は、その機能によって次のように分類できる。
部品: 常圧蒸留工程
原油(Crude Oil)は、上図左手の常圧蒸留装置(Atmospheric Distillation)に掛けられ、ナフサ(化学・ガソリン原料)・灯油(Kerosine)・軽油・A重油(Diesel Fuel)等を沸点分留で搾られる。残った絞り滓が常圧残渣油=C重油である。
部品: 白油化工程:減圧蒸留装置(Vacuum Distillation)
常圧蒸留装置の絞り滓の残渣油(常圧残渣油=C重油)が減圧蒸留装置(Vacuum Distillation)に掛けられて減圧軽油を搾られる。残渣の減圧残油は、アスファルトなどの原料にも使わ
部品: 流動接触分解装置(FCC)
軽質減圧軽油は、流動接触分解装置(FCC: Fluid Catalytic Cracker)で分解され、ブテン(合成ゴムやオクタン価向上剤原料)とナフサ・(灯油)・FCC軽油を産出する。触媒に析出した石油コークスは、空気吹き込みで燃焼され反応熱を供給する。
部品: 水素化分解装置(Hydro Cracker)
重質減圧軽油は、水素化分解装置(Hydro Cracker)で分解され、LPG・ブテン・ガソリン・(灯油)・軽油を産出する。
部品: 高粘度指数基油の原料
燃料生成のみが目的の場合、水素化分解工程で残留したボトム留分は通常リサイクルされるが、水素化分解によりパラフィンリッチと潤滑油原料に適した組成となっているため高粘度指数基油の原料として利用される事もある。
部品: 水素化による効能
水素化で鎖を切って軽い留分にするのでコークス析出はないが、水素を消費する。減圧軽油の代わりにパーム油などの植物油を水素化分解装置に掛けても、LPG・ブテン・ナフサ・ガソリン・(灯油)・軽油が取れることがわかっている。
部品: 熱分解装置(Delayed Coker)
減圧残渣油熱分解装置(Delayed Coker)に掛けられ、熱分解でナフサ・暖房軽油(Gas OIL)と石油コークス(Petro Coke)を産出する。石油コークスは、石炭の代替品として使用可能。
部品: 混合物の蒸留分離
蒸留は、混合物を各成分の沸点の差によって分離するプロセスである。原油を直接蒸留する常圧蒸留装置(トッパー)や、そこから得られる重油をさらに蒸留分離する減圧蒸留装置がある。蒸留によって分離された各生成物は、留分と呼ばれる。
部品: 重質留分からの分解装置
分解反応によって高沸点の重質留分から軽質油を得るプロセスである。流動接触分解(FCC)、熱分解、水素化分解(ハイドロクラッキング)などのプロセスがある。
部品: 不純物除去と性状改善
触媒の存在下で原料油に水素を加えて反応させ、硫黄などの不純物を除去する水素化精製や、触媒反応によってガソリンのオクタン価を高める接触改質が代表的である。
部品: 石油精製施設の付帯設備
製造設備が消費する電力、水、燃料、蒸気、圧縮空気などを供給するユーティリティー設備、廃水処理設備などの環境関連施設、入出荷に関わるタンク、パイプライン、貯油施設、港湾施設などがある。
部品: 精製施設における安全対策とその施設
火災防止のためタンクに固定泡
消火設備、消火栓を完備している。また、漏油防止のため、オイルフェンスや吸着剤、回収船を備えている。
部品: 天然ガスとは化石燃料である炭化水素ガス
天然ガス(natural gas)とは、一般に天然に産する化石燃料である炭化水素ガスで、一般に、メタン、続いてエタンといった軽い炭素化合物を多く含み、その他の炭素化合物も含む。
部品: 液化天然ガス(LNG)とは冷却液化したもの
液化天然ガスとは、メタンを主成分とする天然ガスを、水分、硫黄化合物、二酸化炭素などの不純物を除去した後、超低温に冷却、液化したもの。LNGと略称する。
部品: 天然ガスの液化による減体積
天然ガスは約-160℃で液化するが、液化すると気体の約1/600の体積となり、輸送・貯蔵のために便利となる。
部品: LNG化による貯蔵と輸送
天然ガスの保存管理の手段としてLNG化して一時貯蔵したり、遠方であったり供給地域が分散してパイプラインによる天然ガス輸送が困難な場合、LNG化して輸送される。
部品: LNG製造プロセス
生産地で生産された天然ガスは、油田またはガス田で生産された天然ガスから、液化基地における脱水プロセス、酸性ガス除去プロセス、水銀除去プロセスで、水分、酸性ガス、水銀などが除去され、重質分が抽出される。
部品: LNGタンカーによる海上輸送
精製された天然ガスはLNG製造プロセスで冷却液化され、LNGタンクに一時貯蔵される。LNGタンカーで海上輸送される。
部品: 受入基地とLNG気化装置
受入基地のLNGタンクに貯蔵された後、LNG気化装置によって天然ガスに戻され、パイプラインによって消費者に供給される。
部品: ピークシェービングを目的とするLNG貯蔵
ピークシェービングを目的とするLNG貯蔵は、天然ガス供給が広域にわたって大規模に普及している地域を中心に世界各地で行われている。
部品: ガス原油セパレータ不純物分離工程
採ガス井で地表へと取り出されたものにはガス・油・水などが混ざっているため、まず、ガス原油セパレータに送られて、ガス、原油が分離される。ガス原油セパレータは単純に重さの違いによって分けるものである。
部品: コンデンセート・セパレータ分離工程
ガス原油セパレータで分離されなかった油分は、コンデンセート・セパレータで分離される。コンデンセートはLPGや石油化学の原料として扱われる。残った水は環境汚染物質を除いた後に多くが地下へ圧入される。
部品: 脱湿処理工程
ガス成分だけがこの工程に送られる。グリコール・デハイドレータで、ガス成分にグリコールを接触させて残った水の成分である湿気を除去す
部品: 天然ガス不純物除去工程
重質炭化水素、硫黄、硫化水素、二酸化炭素、水銀を除去する。硫化水素(H2S)や二酸化炭素(CO2)はアミン溶液を使って、水銀は活性炭によって除去される。
部品: ハイドレートの腐食対応
ハイドレートは配管を詰まらせる原因となり、硫化物は配管を含むあらゆる下流工程での処理装置を腐蝕させるため、硫化水素では4ppm以下、二酸化炭素では100ppm以下、水は1ppm以下にまで除去される。最終製品となった時の公害防止にも役立つ。
部品: ヘリウムの処理内容
ヘリウムが多く含まれる(0.4%以上程度の)ガスでは、この工程で分離される。産出されるガス成分や下流工程での要求性状の違いによって処理内容が変わってくる。
部品: LNGの出荷形態
冷凍工程LNGとして流通させる場合には-162℃以下に冷却して液化してから製品として出荷する。パイプラインによる出荷では、気体のままで製品とされる。
部品: 需要に対応する効率的供給システム
液体・固体の商品の場合は、需要変動対策は貯蔵とその払出しの計画的運用で対処できるが、ガスの場合は必ずしも容易ではない。ピークシェービングとは、時間的に変動する需要のピークに対応するための、効率的供給システムのことである。
部品: 需要の時間的変動とホルダーによる対応の限界
需要の時間的変動には日間変動(時間変動)と年間変動(季節変動)とがあるが、ガス供給事業の場合、日間変動に対してはガス・ホルダーによる一種の貯蔵で対応できるが、季節変動となると量が大きすぎてホルダーでは間に合わない。
部品: ピーク期間の需要に合わせた製造能力と調整
製造ガスの場合にはピーク期間の需要に合わせた製造能力をもつか、ピーク期間中だけLPG、天然ガスなどを補充するかの方法があるが、ガス組成を調整することが問題となる。
部品: 天然ガスによるガス事業の問題
ピークシェービングが特に問題となるのは、天然ガスによるガス事業の場合である。一般に天然ガスはガス田からパイプラインによって供給される。
部品: パイプラインの設備投資額
パイプラインの設備投資額は大きいので、その稼働率が事業全体の経済性に大きく影響し、ピーク需要に合わせた能力の設備を設置することは不経済である。
部品: ピーク時期にだけ運転するなどの工夫
このために特にピーク時に供給量を補う手段の工夫が問題となる。天然ガスと似た組成のガス(SNG)を製造する装置を備えて、ピーク時期にだけ運転するといったピークシェービング法もある。
部品: 流用実績
以後、個別のアイドレスを全て文殊に一括して記録しております。
帝國軍の【帝國軍燃料採掘地】に流用されました。
土場藩国の【土場ここほれワンワン油田】に流用されました。
部品: 大規模な穀倉地帯を活かした
蒼梧藩国中流域の黄漢平原には大規模な穀倉地帯が広がっている。その近くにある常昭、そしてその付近の邑に点在しているのがこのバイオ燃料生成施設である。食品として商品にならないものや廃棄してしまうものの再利用手段として、それをバイオ燃料の原料とするのである。あくまで再利用手段であるため、これによる燃料生成は燃料自給率に占める割合は僅かでしかないが、農家が食品として商品にならない在庫に価値をつけるための手段として有効に利用されている。
部品: バイオコークスの概要説明
バイオマス原料から作られた固形燃料。水分を低くして粉砕した原料を圧縮加熱して製造する。石炭コークスの代替燃料が位置づけとして近い。
部品: 生成の原料
基本的にどんなバイオマス原料でも作れるが加工時には水分を低くして小さな破片状にする必要があるのでこれに近い原料は加工費が浮く。
部品: 重量収率が非常に高い
バイオコークス製造時の重量収率(原料から製品への重量変化率)は、ほぼ100%のため廃棄物が排出されず製造効率が高い。
部品: 固形燃料
燃料を扱いやすい形に加工した固体燃料。主に輸送携行時や使用時の利便性を高めるために加工される。個人用では使い切りしやすいサイズが多い。
部品: 硬く強度が高い
ひびや欠けが発生しにくく破損しにくい。そのため梱包材等の消費が減り輸送方法の幅が増え、管理輸送コストが下がる。
部品: 耐水性
水との接触によって吸水、腐敗、浸水等の変質が起こりにくいことを示す耐性。十分に高ければ水中での動作も可能。
部品: 発火温度が高い
自然発火の危険性が低いが、着火が遅いという問題点もある。他の燃料と同時に投入することで着火を早めることが出来る。
部品: セルロシック・エタノール
非主食植物や植物性廃棄物を利用して生成する。セルロースを分離分解したのちアルコールへ変更する。この施設で非主食植物は食料生産に影響を与えない範囲で用いている。
部品: 炭水化物からの生成
バイオマスエタノールの原料は炭水化物を含む植物である。エタノールに変換する糖質成分澱粉質が多い植物ほど生産効率が高い。
部品: 様々な種類のバイオ燃料
原料の持つ成分、抽出方法によって出来上がるバイオ燃料は多岐にわたる。抽出成分によっては加工精製次第で複数種類の燃料や原料になるだろう。
部品: 廃棄物削減によるコスト低下
過程で生まれた廃棄物を活用することで処理される廃棄物を減らし、輸送,処理コストを下げる。モノによっては収入となりうる。
部品: 飼料肥料への活用
廃棄物の中でも成分抽出精製の残り滓は安全や実際の効果を確かめつつ、家畜の飼料や農作物の肥料として活用する。
部品: 抽出残滓の成分の利用
抽出し終えた残滓にも油脂を抽出したなら糖質成分が残っているように抽出したのとは別の有効に使える成分が残留してる場合がある。その成分を利用して原料成分やバイオ燃料を生み出す。
部品: 圧縮低温加熱施設
圧縮しながら低温加熱することでバイオコークスを製造する。熱で分子間の結合を弱めた状態で加圧することで石炭化に近い現象を起こす。
部品: 乾燥施設
原料を乾燥させる施設。特定の水分量まで減らすことで加工の条件を満たすようにする。加温乾燥、除湿乾燥等がある。
部品: 粉砕施設
原料を粉砕して細かくする施設。細かくすることで加工しやすくする。金属の混入を防ぐ磁選機や粉塵対策が施されている。
部品: 発酵によるアルコール抽出設備
酵母や菌によって糖類成分をアルコールと二酸化炭素に分解させる。その後低濃度のアルコール溶液を精製(濃縮・脱水)することでほぼ100%のアルコールとなる。
部品: 遠心機(遠心分離機)
対象を回転させることで遠心力をかけ密度差による分離を起こす機器。様々な種類があり用途に合わせて大きさ,回転角度,回転速度を考える必要がある。
部品: 蒸留施設
混合物を熱し、対象の成分を気化させることで分離させる施設。物質の沸点の差を利用している。帰化した成分は冷やして液体にすることが多い。
部品: 添加設備
バイオ燃料に添加することで燃料基準をクリアしたり性質を変化させる。特定の用途に必要な燃焼力や成分を添加することで付与し使い先を広げる。
部品: 環境への負荷低減
廃水等の産業廃棄物は再利用できるものは再利用し、無理な場合は無害化や環境に影響が出にくいように処理を行う。
部品: 生産管理
原料の消費数,調達時間等と従業員や機材による生産数を把握しつつ、納品や需要を鑑みて生産のスケジュールを組む仕事。
部品: 安全管理
従業員の安全を確保し労働災害を防ぐ仕事。主な活動は作業内容や環境の整備、安全教育の実施、器具や設備の点検、またそれらが安全に配慮されて設計配置使用されているかなど。
部品: 衛生管理
労働者の健康を確保する仕事。主な活動は作業環境,施設等の衛生整備、衛生教育,健康診断の実施、労働者の健康統計作製、救急用具等の設置と点検など。
部品: 資材・運搬管理
資材の移動,積み降ろしから保管,管理などの資材の取り扱いを搬入搬出を含めて一貫して総合的に管理する仕事。
部品: 設備管理
設備の保全を行う仕事。定期的な設備の点検・修理等を行い設備の故障を予防する。また故障時に原因を調査し修理を行う。設備の運用や改修にも関わる。
部品: 事務部門
机の上で行われる作業が主となる仕事。会計や福利厚生などの書類の作製・整理を始めとして外部との折衝を担当することもある。
部品: 総合的品質管理
トップダウン型で製造部門だけでなく非製造部門も含んで行われる総合的な品質管理。PDCAサイクルを基本として改善、再発防止、標準化という流れで行われる。
部品: 人事部門
採用異動退職などを始めとした従業員の労働状況の管理を行う仕事。適切な人事制度を構築し適切な評価や処遇を行う。
部品: 作業員
特別な役職を持たずに作業や労働を行う従業員の総称。従業員の多数は作業員であり彼らの練度や環境が大きい影響を持つ。
部品: 施設長
施設で一番上位の権限を持つ人。様々な会議や報告を聞き、承認をしたり施設の運営方針を定める。外部との関わりも多い。
部品: バイオ燃料生成施設(詩歌)の流用実績
部品: 豊かな自然の恩恵を受けたエネルギー
蒼梧藩国ではその多様な国土と豊かな自然を活かした発電を中心に複数の発電施設が存在している。国家主導のもと環境への影響をコントロールし、自然との共存を目指している。
部品: 運用形態
藩国営規模の発電システムであり送変電施設を通して民間の売電業者に電力を分電販売している。施設の一つ一つは大きくないが複数施設の総合的な運用管理が特徴となっている。
部品: 中型太陽熱発電施設の概要
通常、地上の複数箇所に設けられる中型の発電施設。周囲に設置されたの多くの反射ミラーと建屋屋上にある塔のような集光部が特徴的な形状をしている。
部品: 蒸気タービン式の発電施設
ミラーによって集めた太陽光の熱を利用し蒸気タービンを回して発電を行っている、保守的な方式の発電施設である。
部品: 技術の特色
一見技術力の低い印象を受けるが、タービンの軸受けやミラー材、集光部の設備材などにFVB宇宙施設技術からフィードバックされた最新技術が使用されており、従来型よりも発電効率は良い。
部品: 常に順番にメンテナンスを行っている
複数の発電施設は順番に改修やメンテナンスが行われ、安定した稼働状態を維持できるように運用されている。
部品: 中型海流発電施設の概要
藩国地上部の近海海中にタービン発電施設を複数箇所設置し、海流によって発電を行う施設。安定した発電が可能となっている。
部品: 水平軸プロペラタービン方式
発電機は大型のプロペラタービンを海流によって回転させ発電する方式である。常に海流の状況をモニターしており変化に合わせて発電機の調整やメンテナンスを行う。
部品: 発電施設用作業港
海中施設をメンテナンスするための船舶が停泊する施設の作業港。事務所や施設従業員用の住居などの施設などもここにある。
部品: 可燃ゴミ焼却発電施設の概要
通常、都市近郊などに複数設けられる、ゴミ焼却施設の廃熱を利用した蒸気タービン発電施設である。従来型に比べ発電効率がわずかに上がっている。
部品: 河川の水を利用している
発電用に使用する水は隣接する河川の水をろ過して利用することが多い。排水時においてもなるべく環境に影響を与えないようにろ過処理を行っている。
部品: 中規模風力発電施設の概要
発電用の風力タービン塔が多く立ち並ぶ集合型の風力発電施設である。中規模とはいえ設置面積が大きい理由で、多くの場合、海上や開けた土地に敷設される。
部品: 並行プロペラ型のタービン方式
同規模のものとしては比較的小型軽量のプロペラタービンを持つが一般的な発電機である。複数台を広く設置することでメンテナンスや比較的安定した発電を行う。
部品: 風力発電施設の立地
風力発電施設は多くの場合都市部より離れた場所に敷設される。そのため近隣に従業員用の住居サービス施設がもうけられることが多い。
部品: 事務施設
総合発電システムを管理運営する事務施設。地上ドーム都市にある本部事務所と各施設に所在する事務所があり電力のモニターや、設備管理や各種事務手続き、広報業務を行っている。
部品: 送電施設
各地にある発電施設を結ぶ送電線や電線を架ける鉄塔、電柱や電線を敷設する地下共同溝の事を指す。さまざまな形式の送電施設を通り電力は供給されることとなる。
部品: 変電施設
様々な規模と設備の変電施設。電力は発電所より高電圧で送電され、利用する商業施設や一般家庭の付近においては低電圧に順次電圧を落としていくように送電する。そのための電圧変換を行っている施設である。
部品: 併設医療施設
各施設には施設の規模によった大きさの医療施設が設けられている。医師が常駐し急病時の対応も可能となっている。
部品: 併設消防施設
施設の規模によっては併設された消防施設が設けられている箇所もある。消防士や救急隊が勤務しており緊急対応が可能な体制となっている。
部品: 補助発電システムの概要
主に複数の施設に設置される、小規模な複合発電システムユニットである。大きな発電量は持たないが独立性が高く緊急時には貴重なエネルギーユニットとなる。
部品: 小規模雨水発電装置
建物の高低差を利用した雨水管を落ちる雨水の力で発電する装置。補助発電システムの中でも特に補助的な役割を持つ。
部品: 小規模風力発電装置
小さなダリウス型風力発電機。主に高めの建物やドーム都市の外延部に設置されビル風などを利用して発電している。
部品: 小規模太陽光発電装置
宇宙施設用の太陽光発電ユニットを地上用に小型製品化した太陽光発電装置である。宇宙のもの同様のぼり旗を連想する形状の太陽光パネルを持つ。
部品: 蓄電装置
それぞれの発電機で発電される電力は一旦この装置によって蓄電され、安定した電力に変換して送電線に送られることとなる。
部品: 電力メーター
発電と送電される電力データを測る各種の電力計。各地の補助発電システムの送電状況や蓄電量などのデータを事務所でモニターすることが出来る。
部品: 施設保安について
施設やその周辺には一般警備員をはじめとする保安要員が警備をしており、万が一のテロや犯罪防止に備えている。また普段より警察や藩国政府との情報交換を密にしており緊急連絡体制を確保している。
部品: 概要
元は重要施設の防犯能力の改善のために、後に様々なテロ対策システムを研究し導入されたテロ対策体制のことである。
部品: テロ対策の重要性
不断の対策の改良実施によって、産業や生活に直接攻撃を加えるテロ攻撃の被害を可能な限り減らし、市民が安心して生活していくことの重要性は高い。
部品: 担当者とは
主に警察官や警備会社職員、または各藩国軍や企業警備部の職員などが該当する。テロ対策を行う部署職員の事である。
部品: 資格
重要性が高く、負う義務も大きいという勤務内容から、担当人員には能力はもとより確かな身元や責任能力、高い倫理意識が求められている。装備や法的な権限は各地域の法律によってさまざまである。
部品: 避難経路の整備
施設などの避難経路を整備確認する業務である。非常灯や非常口への誘導灯、避難経路のスペースの確保点検などが該当する。
部品: パトロール
日常の担当部署の巡回や、重要施設の警戒など、また多人数が集まる催し物会場での警戒業務など様々な形態のパトロールがある。
部品: 施設などの対策強化
普段より警戒対象の施設等では動線や死角のチェック、十分にスペースを設ける、巡回路の改良、ゴミ箱の撤去などといった防犯体制の改善強化などを行っている。
部品: 日常広報
最近の情勢などの新しい情報を担当者以外の人々に分かりやすく伝える広報活動。抑止効果も高めることができる。
部品: 担当者の日常訓練と教育、研究
担当者のスキルや対策システムの改善を図る目的で、各種訓練や、研修、システムの研究が日々行われている。
部品: 政府担当部門や警察との連絡体制
藩国間のテロリスト情報の交換といった国際協力、警察や政庁各部門との情報連絡体制を日頃から構築している。
部品: 情報収集
藩国内の政府各部門との情報交換や情勢の追跡研究を行い、資料を集積する。各担当者部署への広報を通して広く最新の情報を共有することを図る。
部品: 勤務体制
休日を十分とった交代制勤務体制をとる。危険手当や成績優秀者の昇給制度、復学者支援制度も整備されている。その他福利厚生は地域の法律に準じたものとなっている。
部品: システムの概要
複数の防犯監視カメラを使用した監視システム。あくまでテロ対策として法律に則って事件捜査に使われたり、プライベートに最大限配慮したうえで、記録映像が情報解析に使用されることがある。
部品: 情報の制限と守秘義務
カメラによって記録される映像は厳重に取り扱われ、法的正当性がない限り捜査に使用したり、閲覧や情報利用することは出来ない。
部品: カメラ設置の手法
主に重要な施設の周囲や通路屋内にそれぞれ視角をカバーするように複数個設置される。プライバシーエリアには設置されない。またダミーカメラを設置して抑止効果を狙った手法も存在する。
部品: データ解析
記録映像は法に則った手段でデータ解析が行われることがある。プライバシーに最大限配慮した上で、人々の流れの解析や犯行パターンの研究などに使用される。
部品: 指揮部署との連絡
通常、記録だけではなくモニタールームなどでのリアルタイム監視業務も行われている。テロ発生などの非常事態となれば担当者はすみやかに指揮部署に報告を上げその指揮下に入ることになる。
部品: 監視カメラ
様々な形態のビデオカメラ。信頼あるメーカーの品物が選ばれ専門家によってセキュリティチェックを受けた後に用いられる。
部品: 情報端末
カメラの映像を処理する情報端末。様々な形式のものがあり、記録された映像情報を解析することができる。またバックアップシステムも備えているものが一般的である。基本的にスタンドアロンタイプのシステムでネットワークに接続することは無い。
部品: 不審物に対する対処
不審物に対する対処方法は各部署ごとに告知され、それに従って行われる。明らかに危険なものと判断された場合は、専門担当者によって処理されることとなる。
部品: 危険物処理について
訓練を受けた処理対応担当者が行う。高度な専門知識を必要とするためこのレベルの対応は警察や藩国軍の専門部隊があたることが多い。
部品: 荷物チェック
多くの人が集まる催し物や、要人が集まる会場周辺では警備体制がしかれ、人々の荷物チェックを行うこともある。
部品: 動作や服装への注意
爆発物などの危険物を身に着けた自爆テロ犯は、その緊張や装備の大きさを隠す必要があり、独特の動作や服装をする傾向がある。警戒に当たる担当者は良くこの点に注意して警戒に当たることになる。
部品: 重要施設の防衛体制の強化
特に危険度の高い施設などに施す主に車爆弾に対する対策。コンクリート防壁を設置したり、十分な強度を持つゲートを設けたり、隠蔽された複数の監視所を設けるといった防衛体制の強化があげられる。
部品: 緊急展開
テロ発生時における交通の封鎖や周辺施設の警備出動など担当者が緊急展開する場合がある。テロ発生時には一般的に藩国軍、警察がこれにあたる。
部品: 避難誘導
すみやかに担当誘導員は安全と判断された経路に人々を誘導する。連絡を取り合い無駄のない動きが重要となる。
部品: テロ対策体制流用実績
【テロ対策体制】は、
以上のアイドレスに流用されております。
(その他、帝國藩国さまのご利用を募集しております。文字数合わせ失礼します)
部品: 指揮所の概要
主にセキュリティや大規模事故対応、その他の緊急時対応を行う指揮所。複数の担当部署情報を統合し、全体指揮業務を効率的に行う目的で設置される。通常業務時には最低限の運営人員が配備されており、迅速な対応を求められる緊急時に増員召集される。
部品: 通常時訓練
各種ケースを想定した訓練が計画されており、通常時業務の傍らで様々な訓練を行う。これにより、各人の能力見極めとスキルの向上を図っている。
部品: 交代制
指揮所は通常時と緊急時に関わらず、不断に運営されており、緊急時の最大増員状態においても連続して機能することを要求されている。そのため各担当者はシフトを組み、交代して休息をとることで指揮所機能を継続することが可能となっている。
部品: コールセンター
担当規模によった人数の通信交換手が勤務する、電話回線を使用したコールセンター。各人が担当部署との連絡を取り継ぐ。連絡を受けた情報は直ちに直属責任者に伝えられる。また、指揮者から受けた指示を担当部署に伝える場合もある。
部品: 大型の地図
指揮所中心に備えられた大型の地図。コールセンターより伝えられた各部署の状況を示す駒やマーカーを担当作業員が配置し、情報の推移に従い操作する。縦型、横型など用途別に数種類が存在する。
部品: 指揮者
担当上位責任者や指揮官が務める。マーカーや駒によって状況が示された大型の地図やその他資料の情報などから状況を判断し、各部署に連絡指示を与え全体指揮を執る。
部品: 作業者
指揮者やコールセンターより伝えられる情報をそれぞれの対象に伝達したり、地図上のマーカーや駒を動かす作業を行う。
部品: 担当者特別契約
その業務の性格上の理由から、担当者は機密保守契約を中心とした特別業務契約を結ぶことになる。違反者に対する罰則は厳しいものとなる。
部品: 担当者選抜基準
その業務性格上の理由から、担当者を選抜する基準は高いものとなっている。能力や適性、身元の確認、素行などが考課対象となっている。
部品: 従業員用の住居施設サービスの概要
各発電施設の近郊には従業員用の住居サービス施設が置かれ、従業員が安心して働けるような環境を用意している。
部品: 住宅の建物
建てやすい構造と建材で作られた建物で高級さは漂わない。最低限の強度と、それなりの断熱力、防音性を持っている。主に1~2階建ての小規模な集合住宅である。
部品: 複数の部屋
同じ間取となっている複数の部屋がある構造で、各部屋に住民が住む形態である。各部屋数は様々であるが一般的に1、2部屋である。建物の出入口が一つである構造のものと、各部屋それぞれにドアがある構造のものとがある。
部品: 内装の特徴
各部屋に水道、電気、燃料が引かれている物がほとんどである。それぞれの部屋にキッチンとトイレを持ち、シャワールームやバスルームといった設備を備えている。その他電話線やテレビアンテナ線が引かれている物が一般的である。
部品: 公共設備
住宅によっては公共のエントランスがあったり、集団ポストや地域掲示板、ごみ収集場所などの公共設備を持つ。
部品: 管理体制
一般的には月極めなどの期間契約での賃貸形式をとり、管理人や大家が建物の保全を行う業務を行い、場合によっては管理業者に委託されることもある。
部品: 託児施設の概要
主に各施設付近に建てられた複数箇所ある従業員用の託児施設。子供の数に余裕がある施設は一般の受け入れも行っている。
部品: 就学年齢までの子供をあずかる
あずかる子どもの年齢は就学年齢までである。時間外延長あずかり制度も備えており従業員の労働時間に対応する試みがなされている。
部品: 併設商用施設の概要
都市から離れた場所にある発電施設には、従業員用に商用施設が設けられている。都市ほどにぎやかではないがささやかに住環境改善がなされている。
部品: 概要
雑多なお店が道路の両側に並び、集まっている箇所のこと。
大通りだけではなく路地にも店舗があるケースも多く、線というよりも面で形成されることもある。
ここに来ると普段使う物からこれ何に使うんだろうというニッチなものまでたいてい揃う。
部品: 風景
下町の情緒を感じさせるごちゃごちゃとしたものから、綺麗に整備されたものまで多岐にわたる。
雨の日でも顧客を逃さないよう、アーケード商店街となっていることもある。
総じて人通りが多く、店番に店舗を任せた商店街の店主同士やその家族、顔なじみの常連の姿も見受けられる。
部品: 店舗
大通りには食料品店、服飾店、雑貨店、食事処、喫茶店、家電店、宝飾店などが軒を連ねている。
少し裏道に入れば専門的に特化したお店や小規模な雑貨店など、多種多様な店舗もある。
大通り沿いに小さな公園や休憩スペースも設置されており、街の人の憩いの場となっている。
部品: 運営会議
月に一度店主同士の定例会議が開かれ、商店街の運営について話し合う。
大きな商店街になると区画ごとに分けられ、代表者のみが参加する。
定期的に顔合わせをすることで店主同士の結束が生まれる。
部品: お得ポイント
商店街内で使えるポイントカードを発行しており、ポイントを貯めるとちょっとだけお得にお買い物をすることができる。
この試みは各地で行われており、電子カードであったりスタンプカードであったりと形態はさまざま。
部品: 地域交流
商店街とその周辺の住民だけではなく、それ以外からも広くお客さんを集めるために、定期的なイベントが開催される。
ある商店街では年に一度、商店街全体で開催される屋台の出店をやっており、遠方からいくる人もいるほど大人気だ。
部品: 流用実績
【T20流用実績】
よんた藩国さんの【よんた藩国商店街】に使用されました。
詩歌藩国さんの【詩歌藩国の商店街】に使用されました。
後ほねっこ男爵領さんの【迷宮前商店街(T20版)】に使用されました。
部品: 交番の定義と意義
市街地の区域内に設置された、警察組織の出張施設。警察暑の目が行き届かない地域において、複数の警察官が常駐するパトロールや地域との連絡のための拠点とし、地域の治安維持と住民の利便性の向上を図ったもの。屯所ともいう。
部品: 交番の規模
担当エリアの人口や治安状況によって規模が代わり、人口が多い地域の交番では各種申請や届出の受付も可能となる。
部品: 正面玄関
近隣に交番の所在をアピールする赤い灯火が24時間365日、交番の正面に点されている。正面扉は明るく入りやすい雰囲気のもの。その傍らには指名手配書や防犯ポスターが掲示されている。
部品: 受付
交番に入ってすぐの受付スペースで、当番の警察官に事故や事件の届けをおこなう場所で、簡易な椅子や書き物のためのスペースが用意され、周囲の壁には注意事項が書かれた啓蒙ポスターや指名手配書等が張られている。
部品: 執務スペース
警察官が報告のための事務書類を作成したり、簡易な聞き取りをするためのスペース。書類ロッカーやテーブル、金庫等が置かれている。
部品: 通信施設
電話機や無線機など、地域の住民からの通報や連絡を受けたり、本部となる警察暑に報告をしたり指示を受けるための通信設備が設置されている。
部品: 仮眠施設
常に複数の警察官が待機しているため、畳敷きの部屋に布団など仮眠スペースも用意されており、食事も執務スペースかこの仮眠施設の隅でとることが多い。
部品: 交番間の連係
交番には原則として受け持ち区域が定められているが、周囲に与える影響の大きい事件や事故が大きい場合は、応援として各交番から最低限の留守番役を残して出動する。
部品: 派出所
過疎地など遠隔地にあり、警察官の移動や通勤が困難な地域には、交番の代わりに派出所が置かれる。派出所には交番施設に加えて居住施設が付随し、派遣された警察官が家族を連れて長期間赴任する。
部品: 概要と動力の利用方法
風車とは、製粉や発電などに用いる動力を得るための大型装置である。風力によって上部に取り付けてある羽根車が回り、中の装置が作動する。日ごろから強風が吹くような地域に有効である。
部品: ランドマークとしての活用方法(観光資源)
見栄えがいいため、ランドマークとして観光名所やデートスポットとなりえる。特に干拓用や製粉用の風車の外観は観光向き。
部品: 製粉機としての役割
風車には脱穀や製粉としての役割がある。小屋になっていて、内部に粉を挽く装置がある。麦や米の籾を取ったり、挽いて粉にしたりする。粉になった小麦はパンや麺などの料理に使われる。また、鉱石などを砕くこともでき、粉は絵の具に使われる。
部品: 小麦の粉を挽くための装置
小麦粉は主食であるパンや麺類などの材料となる。風車はこの小麦粉の生産を可能とする。小屋の中には石臼があり、粉を挽くための装置が組み込まれている。
部品: 低地での排水のために設置する
風車は水路の排水をする役割も担っている。特に、低地は水が溜まりやすく、不必要な分は排水が必要である。この干拓作業を風車は可能とする。
部品: 電力源にも利用可能
風車は電力源としても利用可能である。形状は製粉用のものとは違い、小屋ではなく支柱の上に羽根車が取り付けてある。風が吹く環境であれば24時間稼働することができる。
部品: 非枯渇性エネルギーの一種(風力エネルギー概要)
風力エネルギーとは非枯渇性のエネルギーの一種である。時間、空間からの要因で安定して供給することは難しいが環境への悪影響が少ない。風を受ける物体の面積と空気の密度と風速の3乗に比例し、風速が2倍になれば風力エネルギーは8倍になる。
部品: 風力発電のメカニズムと最大限風を受けるための作り
風の力を使い上部の羽根車を回し、その運動を発電する機械に送り電気を起こす。羽根車が風の吹く方向へ羽根車を動かし常に最大限風を受けるような作りになっている。
部品: 水平軸型風車(構造が比較的簡単で力を動力に変換する効率が高い)
水平軸型風車の特徴は、構造が比較的簡単であり、力を動力に変換する効率が高いことが挙げられる。また、発電用に適していることも特筆するべき長所である。
部品: 水平軸型風車を分類分けする(揚力型と抗力型に分かれる)
水平軸型風車は揚力型と抗力型に分かれる。それを細かく分類すると、揚力型はプロペラ式(アップウィンド方式、ダウンウィンド方式)に、抗力型はセイルウィング式、オランダ式、多翼式に分かれる。
部品: 垂直軸型風車(どの方向の風も利用できるため風向に左右されにくい)
垂直軸型風車の特徴はどの方向の風も利用できるため、風向に左右されにくい。しかし、水平軸型と比較すると発電する効率は劣る。
部品: 垂直軸型風車の内訳(大きく二種に分かれ、ダリウス式など種類は多様)
垂直軸型も揚力型と抗力型に分類することができる。細かくすると、揚力型はダリウス式、直線翼式に、抗力型はサボニウス式、バドル式、クロスフロー式、S型ローター式に分かれる。
部品: 設置する場所を考える
風車を設置する場所は、主に平地や山の尾根、海岸沿などの日常的に強風が吹く地形に多い傾向である。製粉用の風車は畑などの近くに設置されることが多い。
部品: 気を付けるべきことと設置の際に考えられるクレーム
風車設置の際は気を付けなければならないことがいくつかある。注意を怠るとクレームにつながることもある。
部品: 土砂崩れと水質汚染の可能性が高まる
まず公害についてだ。山の尾根に風車を設置する際に、機材運搬のため木を大量に伐採する必要がある。木を切ることで土砂崩れの危険性が高まり水質汚染につながる。伐採の後は植樹などの対策をとることが必要。
部品: 住民やペットへの騒音被害
風車の風切り音は人や動物に悪影響を及ぼす。特に24時間稼働しているため、夜に眠れなくて体調が悪くなるなどの被害が考えられる。なるべく居住区から離れた場所に設置するなど対策が必要。
部品: 破損したときの民家への被害の可能性
台風や落雷などにより、破損することがある。その場合、風向きによっては人が住む場所まで欠けた部品が飛んでいくこともある。
部品: 「何故か出来た」を再現可能に
元々燃料繊維はかつて蒼梧藩国で行われていた強化繊維研究の副産物として偶然生まれたものである。耐火性のある繊維をつくっていたら何故か燃焼効率の良い繊維が生まれた。まあ研究とは往々にしてそういうものである。この燃料繊維は以後エアバイクの燃料として用いられるようになる。そのため、その需要に応じて燃料繊維の栽培の研究が行われた。
部品: 今はもう失われた技術
燃料繊維栽培の需要が高まったため、通常の研究施設からの生産では足りず、大規模な栽培が必要になった。そこで通常の綿花から品種改良によって燃料繊維を作り出す方法が確立された。これにより、綿花畑から燃料繊維畑が生み出された。なお、この品種改良技術は危険視され既に禁止されて伝えられていないため、もう知るものは200年以上前の記憶を持つものだけである。そのため、現在以上に燃料繊維畑の数が増えることはないだろう。いまでは引火防止のため他と隔離されて、蚕星の一部で栽培されるのみである。
部品: 概要
綿花畑とは、綿花を栽培する畑である。ここで作られた綿花は、服飾用の布の原材料になったり、布団やクッションの中綿などに使われる。
部品: 綿花畑の特徴
収穫期になると、白い綿の花がいっぱいに咲いて大変美しい光景が見られる。それを見るために遠くから訪れる者もいるという。
部品: ブランドへのこだわり
綿花畑を営む者の中には、特に安全な栽培方法を用い、また栽培者を明確にすることで、ひとつのブランドとして確立している者もいる。
部品: 大規模栽培
綿花畑で効率よく収入をあげるために、広い土地で大規模栽培をしていることも多い。そのため、家業にしたり、会社や組合を作って栽培することもある。
部品: 生育環境と品種改良
綿花は元々、水はけがよく、日当たりのよい土地でよく育つ性質がある。しかし、生活に深く関わる農作物であることから品種改良がすすみ、寒さや日陰に強いものなどが開発された。
部品: 種まきから収穫までの基本
綿花は夏前に種をまき、秋頃になると実がはじけて収穫できるようになる。はじめの内は生育が悪いので、育っていないと勘違いしないようにしないといけない。
部品: 綿花の水やりの基本
綿花は根腐れを起こしやすいが、真夏にはよく成長するので、この頃は水を充分に与えないといけない。各藩国の環境にあった水やり用の道具や機械を導入すると、よく育つだろう。
部品: 害虫駆除の悩み
綿花にはアブラムシをはじめとした害虫がつきやすく、栽培者はこれに頭を悩ませる。マリーゴールドのような害虫の嫌う植物を植えたり、適切な農薬を使うことで害を防ぐことができる。
部品: 綿花の使い道
収穫した綿花は紡績工場へ買い取られ、そこで糸や布になって広く使われるようになる。また、きれいに洗浄した綿花が、そのまま綿として使われることも多い。
部品: 農家
綿花畑では栽培者として農家が働いている。彼らは綿花の育成の仕方を熟知し、安全な農薬の選択や農業器具の
使い方ができる。
部品: 農業道具
特に綿花の収穫を手作業で行うのは大変な労力を必要とするので、各藩国の環境に合った農業器具を導入していることが多い。
部品: 燃料繊維とは
蒼梧藩国内で活発な繊維技術が発展して生み出された燃料。まだ研究中の部分もあるため、用途は乗り物の燃料に限定されている。扱いには藩王の認可が必要となる。
部品: 特性
人体・環境への影響がないこと、運用上の危険性が少ないことを第一に開発されている。高効率で便利な燃料ではあるが、蒼梧藩国内でしか精製出来ないのが難点
部品: 取り扱い方法
特別製のタンクに入れて、自動車やエアバイクの燃料として使用する。その補給には藩王の認可によって設置されている燃料繊維補給所を用いる。なおここで提供される燃料繊維の価格はTODA率いる政府のチームが監査を行い適正になるよう調整されている。
部品: 検問による入場管理
採掘資源が、密輸やテロなどによって、脅かされないよう、採掘場の出入り口には検問を設置し、入退出記録をとって管理する。終業後に入退出記録に齟齬があれば、確認を行う。
部品: 周辺の警備体制
採掘場の入口だけでなく、周囲にも警備員による巡回や監視カメラにより、非正規なルートからの入退出を防ぐ。
部品: 警備の連携
不法な入退出者については、その危険度に応じて、警察や軍へのホットラインで通報し対処する。
例:不審者、密輸違法採掘者は警察へ、武装したテロリストや犯罪者は軍へ連絡する。
部品: 警備員の選別・入れ替え
警備員の腐敗を防ぐため、人員は国が面接や試験などを課して選別し、身辺調査を行って信頼できる人物に依頼する。また、定期的に人員や配置の入れ替えを行い、スパイ行為などを防ぐ。
部品: 薬品被害や火災用の対応設備
薬品が漏れ出した場合には、吸着剤や土嚢により外部への流出を防ぐ。火災発生時は消火剤により初期消火を行う。
部品: 緊急連絡先の周知
消防署のホットラインは作業現場、監督者デスク、警備員室に設置。警察へのホットラインは、監督者デスクと警備員室に設置。軍へのホットラインは、警備員室に設置する。それぞれ混線を避ける為、単独専用線とする。
部品: 事故発生時の連携
火災や怪我などの事故発生時、初期対応は、採掘場内に設けた消火設備と、内部で専任した自治消防担当者で対応する。初期対応と平行して、消防署や警察、軍へ報告し、本格的な対処を依頼する。
最終更新:2017年12月06日 01:02