総合×習字を巡るドタバタ劇

続編「掃除時間に二人きり」はこちらから

~まえがき~
さてさて、早いものであっと言う間に帰りのSHRの時間になっちまった。
別に俺達の学校が毎日1時間しかないってわけじゃないので一つ弁明しておきたい。
SHRが終わっちまったら学生としては避けられない掃除の時間に突入するわけだけど・・・
どうやら朝のSHRで決め忘れてたらしい。まぁ席替えのクジ引きで結構手間取ったからな。
ってな訳で今回はその掃除場所の分担を巡るゴタゴタの話ってわけ。
今までまったくと言っていいほど役に立っていないのは「数学」だけ
3㌢の汚名を払拭するほどの活躍が望まれるが・・・はてさてどうなることやら・・・ by国語


掃除場所を巡る駆引き


音楽「朝の時間に掃除当番の分担まで決められなかったので
   私が勝手に作った班編成で掃除場所を決めたいと思います。」
カキカキカキッ
黒板の文字左上から順番に
班編成:a[保健・習字・美術・情報・総合]b[社会・体育・理科・英語・数学]c[国語・生物・家庭科・漢文・技術]
    d[私・生活・音楽・化学・宗教]e[道徳・フリーザ・ヤムチャ・ベジータ・(故)古典]
掃除場所:[教室][音楽室①][音楽室②][体育倉庫][特殊部隊スペツナズ(休み班、ただし時々召集有)]

情報(フフフ、音楽を買収しといたのは正解だったね。
   道徳から譲ってもらった生活のゆすりネタ写真(コラだけど)のおかげだよ。
   これで掃除の時間はししょーと一緒だ~ぃ!!♪)
数学(ふむ。情報のやつも中々いい班構成に仕組ませたものだ。
   自信満々に『任せといて!!』等と言っていたが、
   僕と体育で理科の動きを牽制しつつ自分は習字の動向を随時監視できる位置にいる。
   保健のことは・・・この際目を瞑っといてやるとして・・・
   美術と総合か・・・まぁ気にするような影響はないだろう。
   ただ・・・どうせなら社会を入れて保健を出せばよかったものを、
   あまり私利私欲に動くと大局を見失うぞ・・・って!あれ!?
   習字と社会を別の班なんかにしたら結局は二班合同でやる
   音楽室しか選べなくなってるじゃないか!!
   見失ってるよ・・・完全に見失っちゃってるよ、大局・・・orzはぁ・・・仕方が無い。
   おそらく体育に任せたところで
   体育倉庫なんて薄暗くて汗臭い魔空間しかやりたがらないだろうからな)
数学「じゃあ僕達は音楽室でもやらせていただこう。
   他の班だと女子比率が高くなって一人当たりの労力が大きくなるだろうから
   できたらもう一つの班は保健のところがいいのだが、どうだろう?」
情報・体育『な、何ぃっ!?』
体育(音楽室ってあの目が動く肖像画とか誰も居ないのに鳴り出すピアノとかが置いてある場所だろ!?
   何故だ!?何故数学はそんな呪われた空間へ行こうとする・・・どうせなら体育倉庫のほうが・・・)
情報(どうして社会が居る班なんかと同じ場所をやらなきゃならないんだい?
   道徳からわざわざ買収用の写真まで買ったって言うのに・・・
   その代償を無駄にするつもりなのかいっ?どうしたのさ数学・・・僕達は仲間だろ?
   なにふざけたことを・・・ってまさか!!あいつまでししょーを狙いだしたんじゃ!?)
情報・体育『ちょっと数g・・・』数学からの鋭利且つ冷淡な視線
理科「あたしは反対。なんだってあんなだだっ広いところよりにもよって
   『サボりの権化』の異名を持つ保健が居る班とやらなきゃいけないのよ。
   どうせ情報だって真剣に掃除なんてしないわけだし
   それならまだ生物の班とやったほうがまだいいわよ。
   漢文だってまだ女子って決まったわけでもないし。」
漢文「同藻、漢文DEATH!」
国語「ん?聞き違いか?いま英語g・・・う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・。」
ベジータ「それなら俺様がやってやろう。サイヤ人の力を見せt」
音楽「あなた達は文句なしでスペツナズ決定済みです。」
ベジータ(せっかく家庭科と一緒の掃除場所になれそうだったのにぃぃ!!)
美術「ちょっと勝手に話し進めてるけど、あたし達の意見だって聞きなさいよ。
   あたし達の班はサボり魔にその弟子まで居るんだから
   やれるとこって言ったら体育倉庫ぐらいじゃない。
   だからあたし達そこでいいわ。他にやりたい人って言ってもどうせ体育ぐらいでしょうから、
   決定でいいでしょ?」
数学「そ、それはそうだが・・・保健なら僕が監視している情報だって
   『私は、ポークビッツが自重するべきだと思います』えっ!?おっお前何言って・・・」
保健「俺はどこでもいいぜwww何が何でもサボってやるwwwかかってこいwww」
情報「ししょーカッコイイです!!」
理科「じゃぁそんな感じで決定っ♪」
音楽「り、理科さん!勝手に決めないで下さい!それでは・・・a班が体育倉庫、
   b班が音楽室①、c班が音楽室②、私達の班が教室でスペツナズは永久的にe班で。
   これでいいですか?」
一同『いーでーす』
数学「くっ・・・」
音楽「異議がないようなのでこれで決定します。
   来週からは各掃除場所を右にずらして行なうので宜しくお願いします。」
数学(あ・・・。ローテーションするなら音楽室にこだわらなくてもよかったじゃん・・・orz)


音楽「~掃除場所を決めたいと思います。」
カキカキカキッ
黒板の文字左上から順番に
班編成:(ry。「表」を参照
掃除場所:(ry。同上

理科(フフフ・・・音楽を買収しといてよかったわね。
   情報が音楽に買収話を持ちかけるなんて最初からお見通しよ。
   音楽ったら表向きは真面目キャラで通ってるから
   BL同人なんて自分で買えないでしょうしね・・・
   ちょっともったいない気もするけどあのコを買収するためなら仕方ないわ・・・。
   どこから出してきたかは秘密よ。
   それにしても上手いこと策がはまったようね。
   美術と総合を情報に対する監視役として配置し動きを封じて
   あたし自身は別の班に入れさせることによって囮として、
   あいつの貴重な戦力を無駄にさせたわ。
   まんまとあたしのところに体育を送ってきちゃって・・・頭の出来が違うのよ、情報www
   それにしてもあいつ・・・どこを間違えたのかしら?
   習字と社会をくっつけたいならそういう風に組ませればよかったのに・・・
   まさか・・・まだあいつの協力者が居るって言うの!?いえ・・・まさか・・・
   そんなヤツこのクラスにはいないはz・・・)
情報・体育『な、何ぃ!?』
理科(はっ!あたしとしたことが・・・思索に耽りすぎてしまったようね・・・えっと、今の状況は・・・)
理科「ねぇ~話聞いてなかったんだけど・・・今どんな展開なの?」
家庭科「えっとですね。
    どうやら数学さん達の班が保健君の班と合同で音楽室をやりたいそうです。
    あれ?理科さんはたしか数学さんと同じ班じゃなかったですか?」
理科「そ、そうだっけ?あははは・・・ありがとねぇ♪」
理科(3㌢かっ!!まさかの伏兵ね。情報と3㌢なんていったら水と油だと思ってたのに・・・
   一体情報のヤツどんな文句であの堅物を仲間に引き込んだのかしら・・・まぁいいわ。
   今の問題はそこじゃないし。とにかくどうにかしてこの流れを変えなくちゃ・・・
   そっか、よし!!美術、援護お願い!!)
美術(あぁ・・・早く放課後ならないかなぁ~早くあのコのトコかなくちゃいけないのに~ってなに理科?
   いきなりガン飛ばしてきて。ここに来てまさかの喧嘩上等展開?
   ・・・あぁ『援護お願い』ね。『ラジャー』っと)
理科「あたしは反対。なんだってあんなだだっ広いところよりにもよって
   『サボりの権化』の異名を持つ保健が居る班とやらなきゃいけないのよ。
   どうせ情報だって真剣に掃除なんてしないわけだし
   それならまだ生物の班とやったほうがまだいいわよ。
   漢文だってまだ女子って決まったわけでもないし。」
理科(前までは『しっかりやりなさいよぉ』なんて愚痴ってたけど
   ここに来て保健のサボり癖に頼るとはね・・・)
美術「ちょっと勝手に話し進めてるけど、あたし達の意見だって聞きなさいよ。
   あたし達の班はサボり魔にその弟子まで居るんだから
   やれるとこって言ったら体育倉庫ぐらいじゃない。
   だからあたし達そこでいいわ。他にやりたい人って言ってもどうせ体育ぐらいでしょうから、
   決定でいいでしょ?」
理科(美術GJ!!)
数学「そ、それはそうだが・・・保健なら僕が監視している~
理科・美術(まだ食い下がるの!?案外しつこいわね、あいつ・・・)
英語「私は、ポークビッツが自重するべきだと思います」
理科・美術(英語ナーイスっ!!)
理科「じゃぁそんな感じで決定っ♪」
音楽「り、理科さん!勝手に決めないで下さい!それでは・・・a班が体育倉庫、
   b班が音楽室①、c班が音楽室②、私達の班が教室でスペツナズは永久的にe班で。
   これでいいですか?」
一同『いーでーす』
理科(ふふふ、あたし達の完全勝利のようね!3㌢!あなたは善戦したわ。
   でも最後は正義が勝つものなのよ!オーホッホッホッホ♪オ~ホッホッホッホ~~~♪♪♪)
音楽「異議がないようなのでこれで決定します。
   来週からは各掃除場所を右にずらして行なうので宜しくお願いします。」
美術(あ・・・それじゃあたし達が必死になった意味ないんじゃない?
   ・・・てダメ子は脳内世界突入中か・・・
   まぁいいわ~それよりも早く・・・放課後ならないもんかしらねぇ~)ニヤニヤ

~次回予告~
さんすう「今日のおはなしはここまでだよ~」
国語「ちょwww算数まで出てくるのここ!?」
数2「なにあんた?私達が出ちゃだめだ何ていつ決まったの?」
国語「いや、だって・・・(ただでさえ扱うキャラ多すぎて作者のスペックを凌駕しているのにっ)」
数2「あん?やんのかこら?」
国語「すみませんでした。死んで詫びます・・・」
数2「最初からそうすりゃいいのよ」
さんすう「それにしてもおにいちゃん不甲斐ないね。ダサ~イ」
数2「あたしのしごきが足りなかったかしら~もっと厳しくいかないといけないわね。」
国語(あれ?この人たちこんなキャラだったっけ?
   っておい!!いつの間にか生物とか皆一人もいねぇwww)
世界史「社会の出番が少なすぎないか?」
日本史「全くだな。これは告訴ものだ。今すぐ東○地裁に・・・」
国語「あんたらもかいっ!!なにここ!?えっ!?『親族関係者』席!?意味わかんね。」
数2「全くね~この作者後先考えずに書き出したりするからこうゆー具合になるのよ。
   『席替え編』の時の予告文なんて今日の『漢文DEATH』のネタバレしちゃってるもの。」
国語「あぁ・・・その点に関しては投稿直後に『やっちまったZE☆』
   って作者がリアルに言っちゃったらしいです。」
さんすう「まぁ仕方ないんじゃない?ない頭振り絞ってるって前に言ってたことあるし。
     とりあえず『国語は何でも知ってるキャラだから未来のこともわかるのです』
     的な設定にしちゃって乗り切ればいいでしょ」
国語「ちょwwwキャラ!!キャラ変わってるって!!・・・作者に厳しいガキだなwww
   それに俺にはそんな能力いらない!!つけない!!!つけれない!!!」
学活「まぁ何はともあれ。
   空気みたいに存在感の無い姉貴についてのssだけど次回もよろしくお願いします。」
国語「え!?学活までっ!?・・・普通身内の恋沙汰なんて知りたがらないんだけどな。
   まさかこいつ・・・シスコ○!?」

その頃
家庭科「それにしても英語さん。なかなかいい登場の仕方でしたね。」
英語「前回の予告で予言したので私はやりました。後悔は全くしていません。」
漢文「我泣ネタバレ」
家庭科「漢文さん。突っ込んでくれる人は今いませんよ?」
漢文「迂闊・・・」

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最終更新:2008年08月22日 22:10