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第1話
美術「ねぇ技術ー。この授業終わったら一緒にトイレ行かない?(あわよくば個室であーんな事やこーんな事…)」
技術「(今日も保健君は格好いいなぁ…どんな事考えながら授業受けてるのかなぁ…)ハッ!…ごめん聞いてなかった」
美術「全くもーう。技術ったら天然なんだからぁー♪(だがそこがいいッ!)」
保健「ほら体育あれ見ろよwwww」
体育「?」
保健「見ろセンセのあの胸!動く度たぷたぷ揺れてんぜwwwwww吸いてぇwwwwwwww」
社会「何よ!私への当てつけ!?」
情報「ホントだー。凄いですね師匠
(畜生何が幼なじみじゃヴォケが。ツンデレとかふざけんなどうせキャラ作ってるだけだろうがこのアバズレめ
あんなナリして休みの日はBL本でも読みながらポテチでも食い散らかしてるに違いないこの畜生が畜生畜生畜生―――」
第2話 in屋上
生活「や、やっぱり居た。今日はおつまみ持って来たよ」
道徳「ああ、生活か。
にしてもアンタも物好きだね。何が楽しくて毎日わざわざ授業抜け出して屋上にやって来るんだか」
生活「とか言う君は1日の半分を屋上で過ごしてるだろう。
……高い所は良い。全てを見下ろせる」
道徳「影響され過ぎ。
いいのよあたしは。どうせ人来ないし。ほら、酒やるよ」
生活「有難う。はいこれおつまみ。コンビニで買っただけだけど」
道徳「あぁ、あんがと。中々話が分かるじゃない」
生活「どうも。あと、前から思ってたんだけどさ、煙草、止めた方がいいよ」
道徳「禁煙試みてはみたんだけどさ、何て言うかな…ニコ中なんだよね。ゲームとか持ってない?」
生活「はぐらかさないで。未成年、しかも女性が吸っていい物じゃない。」
道徳「酒は良くて煙草は駄目って偏見だろ。何かいいもん持ってない?」
生活「漫画とか。ライトノベルもあるよ」
道徳「『ブリーチ』『ブラックラグーン』『されど罪人は竜と踊る』…いかにもあんたみたいなのが好みそうなラインナップだな」
生活「誉めてるのかい?だとしたら嬉しいね」
道徳「ねぇ生活…あんたさ、」
生活「うん?」
道徳「周りには引かれまくってるけどさ、黙ってたら中々いい男だと思うのよ私」
生活「いきなり面白い事言うね。変な物食べた?」
道徳「あんたが持ってきたジャーキーしか食べてないよ。
いや正直。…じゃあ、ウチの事どう思う?」
生活「どっか打った?」
道徳「はぐらかさないで」
生活「話相手してくれる飲んだくれ不道徳サボリ魔。
…んじゃ、僕はそろそろ戻るよ。今頃、厳格な月の女神様が僕を待ってるだろうから。また明日」
道徳「……じゃぁね」
第3話
生活「またもや作者の都合により、カラオケとは別の話になったようだね。ちなみにこの話の舞台は、あの憎き数学の家だそうだよ。
……え?誰に向かって喋ってるかって?ふふ、邪気眼を持たぬ者には分からないんだよ」
算数「お兄ちゃんお姉ちゃんただいまー!学校のお友達連れて来たー!」
図画「えっと、お邪魔します……」
工作「お邪魔しまーす」
数2「あらあらお帰りー。こっちがお友達ね。中々いい男じゃない。何ならお姉さんと付き合ってみる?」
工作「……(顔赤らめる)」
図画「だ、駄目です!工作君は、私の、私の…」
数2「恋人って訳ね。ごめんね知らなくて。……ガキが色気付きやがって(ボソッ)」
算数「お姉ちゃん何か言った?」
数2「いえ。微笑ましくていいなと思っただけよ」
数学「姉さん、どうしたの?何か騒がしいけど。
えーっと君達は…ああ、うちのクラスの美術と技術の妹と弟だろ。前の学芸会に来てた」
図画「はい…姉がお世話になってます…」
数学「全然似てないな。
じゃ、俺は部屋戻って勉強するから」
算数「あーっ!お兄ちゃんにも遊んで貰おうと思ったのにー!」
数2「お兄ちゃんにも学校があるのよ。馬鹿なのにバルキスなんて訳の分からない定理使ってるからあんな成績になるのね。
みんなもああはなっちゃ駄目よ?」
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最終更新:2008年08月22日 14:51