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のどかな春の午後。
縁側に座っていた曽良と妹子は俳句を詠み合っていた。
事のきっかけは、曽良が作っていた句に妹子が興味を持った、というものからである。

「できましたか?」
「う~ん…難しい…五七五にまとまらない…」
「…見せて下さい。」

『曽良さんは 怖そうだけど 優しいよ』

「…内容はともかく、このままだと作文ですね。」
「うん…」
「これを古文に直すと、『曽良さんは 怖さうなれど 優しよ』で字足らずです。」
「あ~もう難しい!!そんな事言うなら曽良さんも一句詠んでよ!」
「…僕ですか。」

暫く考え込み、曽良は詠み始めた。

「妹子とは いと美しき 僕の華」
「…僕は美しくないよ?」
「古文は、現代文とは意味合いが違いますよ。」
「じゃあ、どういう意味?」
「…今のを現代語訳すると『妹子とは とても可愛らしい 僕の華』となります。」
「…!」

言われた事の意味を悟り、顔を赤く染める妹子の様子を見て曽良は小さく笑った。



嗚呼、なんて愛しきならむ。


うわぁ、俳句ヘタ男!!
本物の曽良君はもっと素敵な句を作るんだろうな…orz
最終更新:2009年11月08日 11:54