出題:4スレ目>>832
>>833
1
男「俺は体育が嫌いだ」
女「何よいきなり。ってかアンタ運動は得意でしょ?」
男「ああ」
女「なら、なんで体育が嫌いなのよ」
男「……昔はよかったぜ」
女「? 何がよ」
男「ブルm」
ドグシャアッ!
女「―――準備運動にもなりゃしないわ」
2
男「っていうか、なんで『体育』は『体育』って呼ぶんだろうな」
女「スポーツを通じて体を……」
男「育てる?」
女「う~ん。鍛えるの方があってるけど、
成長期の子には育てるの方があってるんじゃない?」
男「……」
女「? 何よその顔」
男「いや、胸g」
ゴブヒュウッ!
女「―――成長が足りなくて悪かったわね」
3
男「なあ、どうして俺とお前は一緒にいるんだ?」
女「えっ? な、なによイキナリ……」
男「いや、なんとなく」
女「えっ、と。それは……その……///」ワタワタ
男「ああ、わかった! 今日が体育の日だからだ!」
女「?」
男「ほら、二人組をつくっt」
メギャン!
女「―――先生に言われたからじゃないわよ」
>>844
兄「お、どこかいくのか、ジャージまで持って。さてはダイエットか?」
妹「馬鹿兄、今日は何の日だか分かってる?」
兄「は? 休みだろ」
妹「……ほう。完璧に忘れてらっしゃるようですわね」
兄「落ち着け。口調が間違ってる」
妹「こほん……今日は、体育祭があるのよ」
兄「あ」
妹「はぁ、本当に忘れてたみた――」
兄「しまった。そうだったか! 一ヶ月前から用意してたのにコロッと忘れてたぜ」
妹「ちょっと! 何いきなり高性能な一眼レフ持ち出しているのよ!」
兄「それは勿論、美少女の――」
妹「それ以上は言わなくていいわよ! 変態の兄を持った私の身になりなさい!」
兄「ご愁傷様です」
妹「少しは自重しろっていってるのよ!」
兄「少しも自重しないから変態なんだよ!」
妹「殴るわよ」
兄「殴ってから言うセリフじゃないです」
妹「ともかく、恥ずかしいマネだけはしないで下さいね」
兄「やだ」
妹「蹴ります」
兄「それ蹴りじゃなくて縦四方固め! ギブ! ギブ! 参ったから!」
――数日後
妹「あれ、これ体育祭の写真……私の写真ばっかりじゃない。
別に変なアングルとかでとってるわけでもないし……
少しは自重したのね」
兄「どうした妹。ああ、それか。結構きれいに映ってるだろ。海外に出てる父さんに送ろうと思ってな」
妹「……少し見直しました。一応家族のことを考えてたことが分かって」
兄「え、俺、妹の中でどんだけ価値低いの?」
妹「ゾウリムシなみです。今はゴキブリ並みにアップしました」
兄「それはアップって言うのか?」
妹「ええ」
兄「ならいい」
妹「いいんですか?」
兄「ああ、今はいいんだ。今の俺は妹の中でどんだけ価値低くても許せる気分なんだ」
妹「……その心は?」
兄「お前の写真、結構いい値段で売れるんだぜ。これでエロゲが買える!」
妹「死ね」
>>847
高坂君と佐藤さん※G出張版
「という訳で……体育祭だそうですよ……!佐藤さん……!」
「ウザッ!? ゆきっちゃんウザッ!? 何その分かり難いテンション!?」
うう、何か佐藤さんがキツい気がするよ……。久しぶりに書いているせいでしょうか??
というわけで、再びGGG出張であります!
体は乙女! 心はもののふ! その名は高坂ゆきったん!
分からない人はTSスレを見てねっ☆
「……そう。俺達のSS投下以来、二週間近く流れが止まってるTSスレなんですよ……」
「……あまりそういうメタな事は言わないでよ……」
だって寂しいんですもの。俺が止めちゃったみたいで、すっごく罪悪感。
でも……あれあれ? 佐藤さん、何やら元気がないようですよ?
「あ~……昨日からちょっち熱っぽくて、ね」
ちょ!? ちょっちですと!!?
そりゃ少し古いぜ! 佐藤さん!!
「……何故か腹も立って来たんですけれど、どうしてでしょうね? 高坂君?」
「ハッ、気の持ち様かと思われますサー」
この娘、油断ならねえ。
しかし、佐藤さんの体調が思わしくないとは一大事ですよ?
「体育祭、休めないの?」
「……女子対抗リレーのアンカーなの、私」
そうでした。
音速の女王――マッハ・クィーンこと佐藤さんは、運動部の期待の星でもあるのです!
……でも、弓道部だけどねっ☆ 音速関係ねー!
「袴姿の佐藤さんハァハァ」
「何を妄想しているのかね君は? そしてマッハなんちゃらって何なのよ!」
まあまあ。わかりやすいビジュアルイメージは重要なのです。
しかし、あれですよ? 何かボク、今回のお話読めてきましたよ?
という訳で!
謎の美少女・高坂ユキ、代走であります。
おおっ! TSっぽくなって来ましたよ? ブルマーも穿いて(どきどき)準備万全であります!
「……うう、ゆきっちゃんが……ついに○態に……」
……佐藤さんには、熱にうなされて妄想を見ていたのだと、後で申そう。
男はただ走るのみ!
今は女の子ですけどね―――――!!
後日談です。
「優勝しちゃいましたー!!」
でも。
熱も引いたというのに、佐藤さんはまだちょっち元気がないみたい。
「……その後で男子が出走してたのばれて、取り消しになっちゃったけどね……はぁ」
はは。
……ばれちゃいました。そりゃそうですよね。
「ゆきっちゃんにお咎めはなかったから良かったけど……」
「そりゃお咎めがあっては困りますよ!」
本当は、女の子なんですもの。
……言えないか、そんな事。
「優勝は幻かぁ……」
「だね……でも」
「でも……ゆきっちゃん、かっこ良かったよ?
……ホントは熱でよく覚え」
「いやっほぅぅぅ!! これってフラグなんですか!!? 佐藤さんんん!?」
「最後まで聞きなさい!!」
少しだけ俺を見上げるような上目遣いで、
佐藤さんは言ったんだ。
>>853
「たいくたいくー」「うんどーかいあるよ」
妖精さんたちがなにやらキャイキャイしています。
それにしても運動会とはなんなのでしょう。
私は残念ながらその運動会なるものを見たことがないのですが。
「うんどーかいはーたいくさいともいうです?」
なるほど、体育の祭りなのですね。生徒全員でも10人ほどという学徒で学んだ私にとって
体育というと体を育てるための授業の1つにしかすぎないのですが、スポーツとして楽しんでいた時代もあるようです。
その頃のお祭りですかね?
それにしても妖精さん? たいくじゃなくてたいいくじゃありませんか?
「いんやたいくー」「ふだんみんなたいくっていうよね」「なぜかへんかんできない」
「もんぶしょーのおうぼうだ」「たいくのほうがかわいいです?」
なるほど、理解いたしました。妖精さん言葉では体育は「たいく」と呼ぶのですね。
たぶん私が理解してる体育と同じものなのでしょうが、そのお祭りがあるという情報には心踊られます。
また今度お菓子の差し入れもってのぞきにいくとしましょう
最終更新:2010年02月13日 17:34