作者:1スレ目>>1
真紅「……水銀燈、あなた何を言っているの?」
水銀燈「あぁら真紅。貴方、おしりから何も出ないのかしらぁ?」
真紅「出るわけがないわ。当たり前でしょう」
水銀燈「当たり前、ねぇ。……ふふっ!」
真紅「……何がおかしいのかしら」
水銀燈「真紅、あんたは所詮その程度だったって事ね」
真紅「聞き捨てならないわね」
水銀燈「別にぃ?」
真紅「……気に入らないわ。その見下した態度」
水銀燈「あら、おしりから何も出ないあんたが私と戦うつもり?」
真紅「当たり前でしょう」
水銀燈「生憎だけど、私はおしりから何も出ない子には興味ないの」
…バサッ
真紅「待ちなさい水銀燈!」
水銀燈「じゃあねぇ」
バサバサッ!
真紅「あっ……」
真紅「……」
真紅「……あの自信はどこから来ているのかしら」
真紅「……」
JUM「どうしたんだよ真紅、なんか元気ないな」
真紅「ちょっと考え事をしていただけよ」
JUM「考え事?」
真紅「……ええ」
JUM「話してみろよ」
真紅「えっ?」
JUM「僕でも何かの役に立てるかもしれないだろ?」
真紅「ジュン……ありがとう」
JUM「よ、よせって! 僕は部屋でボーッとされるのが嫌なだけなんだからな!」
真紅「……という訳なの」
JUM「なる程。水銀燈のおしりからヨーグルトが、ねぇ」
真紅「勿論嘘に決まってるわ。でも……」
JUM「水銀燈の自信満々な態度が気になる、か」
真紅「……ええ」
JUM「……なあ、真紅」
真紅「何?」
JUM「もしかして……水銀燈のおしりからは本当にヨーグルトが出るんじゃないか?」
真紅「……」
真紅「……えっ?」
真紅「な、何を言っているの!?
誇り高きローゼンメイデンのおしりから、そんな……そんなはずないのだわ!」
JUM「本当にそうかな?」
真紅「当たり前よ! 変なことを言わないで!」
JUM「……真紅。水銀燈は乳酸菌と仲が良い、よな?」
真紅「……それがどうかしたの?」
JUM「……」
JUM「……なら、おしりからヨーグルトが出ても不思議じゃないと思うんだ」
真紅「あ、有り得ないわ!」
JUM「いいや、有り得ない事じゃない。
人間は食べたものがウンコに影響するんだ」
真紅「下品よ、ジュン!」
JUM「落ち着けって。……水銀燈の腸内で乳酸菌が大活躍して、
結果的におしりからヨーグルトが出ても不思議じゃあない」
真紅「私達ドールのおしりからそ、そんな物が出るはず……はっ!?」
JUM「そう。それが水銀燈の自信の秘密だ」
真紅「ま、まさか……」
JUM「水銀燈は……人間に、究極の少女に一歩近づいたんだ」
JUM「おしりからヨーグルトが出る、それはその証明さ」
真紅「そ、そんな……!」
真紅「ま、待ちなさいジュン!
お父様が究極の少女に、アリスに排泄をさせるとは思えないわ!」
JUM「いいや真紅。それはお前の、いや、女の子の意見だ」
真紅「なんですって?」
JUM「僕の考えるアリスは……排泄をする。いや、して欲しいからだ」
真紅「……人間の雄は本当に下劣ね」
JUM「ああ、そうさ、下劣さ。……だがな」
真紅「?」
JUM「果たして、ローゼンもそうじゃないと言い切れるのか?」
真紅「あ、当たり前よ!」
JUM「いいや、ローゼンはそうとは考えていない。
真紅、親の心子知らずとはまさにこの事だな」
真紅「お父様の事を勝手に下品な人物に仕立て上げないで頂戴!」
JUM「だったら!」
真紅「!?」
JUM「……だったら、どうして水銀燈のおしりからヨーグルトが出たんだ?」
真紅「そ、それは……」
JUM「認めるんだ真紅。
お前のお父様……ローゼンは、ちょっとアブノーマルな変態だ」
真紅「……」
真紅「お父様が……へ、変態だったなんて……」
JUM「変態でなきゃ、アリスを求めたりなんかしないさ」
真紅「あ、ううっ……!」
JUM「……気にするな真紅。ローゼンはちょっとアブノーマルな変態なだけだ」
真紅「気にするなと言われても……無理よ」
JUM「無理じゃないさ。本当にアブノーマルな奴は、
おしりからヨーグルトが出たと聞いてガッカリするんだ」
真紅「……どういう事?」
JUM「ウンコじゃないのかよローゼン。期待して損した、ってね」
真紅「……」
真紅「……だけど、これで水銀燈の自信の秘密がわかったわ」
JUM「で、お前はどうするんだ?」
真紅「私がどうするか、ですって?」
JUM「ああ。水銀燈はおしりからヨーグルトが出たんだぞ?
なのに、お前はおしりから何も出ていない」
真紅「そ、それは……」
JUM「可能と不可能。これはアリスゲームにおいて不利になると僕は思うね」
真紅「そ、そんなっ!? ど、どうすればいいの……!」
JUM「……簡単さ」
真紅「えっ?」
JUM「……」
JUM「お前もおしりから何かを出せばいいんだ」
JUM「まだだ! まだ5リットルしか紅茶を飲んで無いぞ!」
真紅「無理……もう無理よ……ウプッ」
JUM「諦めるのか真紅! そんな事じゃ水銀燈に勝てないぞ!」
真紅「勝てない……私が、勝てない……?」
JUM「雛苺を見ろ!」
雛苺「うにゅーおいしいのー!」
JUM「文句も言わずに苺大福を食べてるんだぞ! もう76個目だ!」
真紅「……ウプッ!」
JUM「吐くな! 飲み込め! ガッツを見せろ!」
翠星石「……何をやってるですか?」
JUM「ああ、翠星石か。良い所に来たな」
真紅「私は……私は負けないのだわ! ゴクッ、ゴクッ……オウプッ!」
雛苺「ねえジュンー。うにゅーおかわりー!」
翠星石「……とても良い所には見えませんけど」
JUM「翠星石、お前はスコーンだな」
翠星石「な、何がですか?」
JUM「そりゃもちろん、おしりから出すものさ」
真紅「も、もう入らないわ! 無理……無理よ……!」
JUM「諦めるな真紅! 今ごろ水銀燈は
おしりからカスピ海ヨーグルトが出るようになってるかもしれないんだぞ!」
真紅「! ま、負けていられないわ!……ゴクッ、ゴクッ……うおえっ」タパパッ!
JUM「吐いた分はまた飲みなおせ! お湯と茶葉は大量にある!」
翠星石「ううっ! とんでもねー状況で来ちまったですぅ……」
JUM「お前も頑張るんだ翠星石! 負けていいのか!?」
翠星石「でもスコーンはパサパサしてて……コホッコホッ!」
JUM「牛乳と一緒に食べるんだ! 頑張れ翠星!」
翠星石「ち、チビ人間に応援されたから頑張るわけじゃねーですからね!」
雛苺「うにゅーおかわりー!」
真紅「う、おううっ……!」
翠星石「ひぃ……ひいっ……!」
JUM「……そろそろ何かしらの効果が現れてもいい気がするんだけどなぁ」
真紅「……きっと水銀燈がついた嘘だったのよ!」
翠星石「そうですよ! 翠星石達を苦しめるための罠に決まってます!」
JUM「もしかしたら、そうかもしr」
雛苺「はうっ!?」
JUM「どうした雛苺。苺大福を喉につまらせたか?」
雛苺「お、おしりがなんだかムズムズしてきたの……」
一同「!」
JUM「なんだって!?」
雛苺「う、うううっ……!」
真紅「そ、そんな……! まさか、水銀燈が言っていた事が本当だったなんて!」
翠星石「な、何が起こるっていうんですか!?」
JUM「さっき説明しただろう?」
雛苺「ううううぅぅぅっ!」
JUM「……ス薔薇しいものさ」
雛苺「うにゅうううぅぅぅーーーっ!!」
ぶぼむっ!
真紅「な、なんなの今の音は!?」
翠星石「ち、チビチビのパンツが妙に膨らんでますよ!?」
雛苺「う、うぅ……」
JUM「大丈夫か、雛苺?」
雛苺「何か……ヒナのおしりから何かが出たの……」
JUM「見ても良いか?」
雛苺「……うん」
JUM「……」
ゴソゴソッ
JUM「……こ、これはっ!」
雛苺「あっ、うにゅーなのー!」
JUM「! も、もしやっ!」パクッ!
雛苺「あーっ! ジュンが苺大福食べちゃったー!」
真紅「何をしているのジュン!? おしりから出たものを食べるだなんて!」
翠星石「そ、そうですよ! 早く吐き出すです!」
JUM「……モグモグ……モグ……っ! お、おいしい!
今まで食べたどの苺大福よりもおいしい!」
真紅「なんですって!?」
翠星石「そ、そりゃどういう事ですか!?」
雛苺「ヒナにもちょうだいジュンー!」
JUM「……僕はローゼンを舐めていた」
真紅「どういう事か説明して頂戴」
JUM「ローゼンは、ただ女の子のおしりから食べ物を出すのが目的じゃなかったんだ」
翠星石「一体どういう事ですか?」
JUM「ローゼンは……女の子のおしりから出た食べ物を
本当に美味しくいただく事が目的だったんだよ!」
真紅・翠星石「!?」
JUM「なんだかんだ言って、排泄物は排泄物だ。
普通の食べ物に比べたら……」
JUM「だけど、それが本当に美味しかったとしたら? それが食べられるとしたら?
……天国だよ」
真紅・翠星石「……」
雛苺「うにゅーおかわりー!」
JUM「きっと、水銀燈の出すヨーグルトも美味しいに違いない。
もしかしたら、金糸雀も既に美味しい玉子焼きを出せるのかも……」
真紅「じゅ、ジュン!」
JUM「何だ?」
真紅「紅茶を煎れて頂戴! 大量によ!」
JUM「真紅……」
翠星石「す、スコーンも焼いてくるです!」
JUM「翠星石まで……」
雛苺「うにゅーまだー?」
蒼星石「……」
JUM「蒼星石じゃないか。来てたのか?」
真紅「グビッ! グビッ!」
翠星石「ガツガツ! ガツガツ!」
雛苺「はやくうにゅー買って来いメガネ」
蒼星石「……」
蒼星石「……ねえジュンくん。これは一体何の騒ぎ?」
JUM「これか? これは……アリスゲームさ」
蒼星石「……」
蒼星石「えっ?」
JUM「……というわけなんだ」
蒼星石「……本当におしりから何か出るの?」
JUM「ああ。水銀燈はヨーグルトが出るらしいし、雛苺はさっき苺大福を出した」
蒼星石「雛苺が出した所を見たの!?」
JUM「絶品だった。……な、雛苺?」
雛苺「メガネ、はよ買って来い」
JUM「……というわけさ」
蒼星石「……そんな……まさか……」
蒼星石「有り得ない! そんなの有り得ないよ!」
真紅「お、おしりがムズムズしてきたわ!」
翠星石「す、翠星石もきたですぅ!」
蒼星石「!?」
真紅「だ、だだだっ……!」
翠星石「で、でででっ……!」
JUM「っ、真紅! パンツを下ろすんだ!」
真紅「だわあああぁぁぁーーーっ!」
ジョパッ!
翠星石「ですうううぅぅぅーーーっ!」
ボムンッ!
JUM「くそっ! 翠星石はスコーンだからいいけど、
真紅は紅茶だから服に染み込んじゃったか!」
蒼星石「……」
JUM「どうだ蒼星石、信じてもらえたか?」
蒼星石「……一応、ね」
JUM「それじゃあ蒼星石の好きな食べ物を教えてくれ。
それを食べ続ければおしりからそれが出ると思うんだ」
蒼星石「で、でも。僕はなんでも好きだから……その……、
おしりから特に食べ物は出ないと思うんだ」
JUM「……」
蒼星石「じゅ、ジュンくん?」
JUM「……蒼星石」
蒼星石「な、何?」
JUM「お前がおしりから出すものは、僕の期待に応えてくれるものかもしれない」
おわり
最終更新:2010年02月13日 17:40