出題:1スレ目>>691

>>695

「えっ何よそのお題!?何?私がツンデレだとでも言いたいわけ?え?そんなことない?
 馬鹿にしないでよ!はあ? それがツンデレだ?ちっ……違うもん違うもん!
 ああーもう何ニヤニヤしてるのよう!そういう態度をツンデレって言うんだってそんな……
 ええいっ!うるさいうるさいうるちゃい!うるちゃいうるちゃい、うるちゃいうるちゃいうるちゃい!」 

>>697

男「女! 弁当を作ってきたぞ!」
女「はあっ!?」
男「朝六時に起きて作ってきた!」
女「そ、そうなの?」
男「さあ、食ってくれ! さあさあさあさあ!」
女「……そこまで言うなら食べてあげるわよ。あ、ありがたいと思いなさいよね!?」
男「ああ、ありがとうな!」

女「……」
女(何よ、なんであたしがお弁当を食べるってだけでそんなにニコニコすんのよ)

男「味はどうだ?」

女「ま、まあまあじゃないの? 悪くないわ」
女(本当はあんまり美味しくないけど……男が私のために作ったんだもん)

男「えっ、そうか? 俺が味見した時はクソまずいと思ったけどなぁ」

女「!?」

>>702

「ば、馬鹿にせんで欲しいのう。どうして妾がお主のことを心配せねばならんというのだ?」
「豆腐――」
「あ、その豆腐は熱いぞ気をつけよ」
「熱っ――!」
「だから言うたであろうが!」


「……全くお主は、鍋に最初に白米をぶち込んでおった時から欠片も進歩しておらん」
「ふー……ふー……」
「う……うむ、じゃが猫舌で鍋は食えぬと、ピーピー泣いておったころに比べると
幾分ましに……なったかのう?」
「……」
「ふふ、食うのに忙しくて声も出ぬか、そうかそうか」
「肉……煮えたかな?」
「ああ、だから生の豚肉は腹を壊すと申したであろうが!」
「……(もっきゅもっきゅ)」
「ほれ、妾の手にぺーせよ、ぺーじゃ。こら、噛むな、飲み込むなあ! 腹を下すぞ!?」

「……そしたら看病して」
「ば……! お主、周りに人がおる時にはとんとつれないくせに、
二人きりになると途端に妾に甘えおってぇ!」

>>703

俺には彼女がいる。今隣で眠っているこの子がそうだ。
「お、起きたか。」
「あれ? えーっと……。ちょっと、なんであんたがここにいるの?」
おっと、人違いだったようだ。この子は俺のことをひどく嫌っている。
「あんた、私が寝てる間に電車に乗せてどこへ行くつもりなの?」
「さあ。自分の胸に聞いてみれば?」
怒らせてしまったか。まあこの子がどうなろうと俺には関係ないんだがな。

この子は次の駅で電車を降りてしまった。
まったく。彼女の気も知らないで……。
しばらくしてメールを受信した。
「またデートに行けなくてごめんね」
彼女からだった。しかたないさ、もうひとりのお前のせいだからな。


二重人格・ツンとデレ

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最終更新:2010年02月13日 17:19