出題:2スレ目>>326
>>332
日暮里(にっぽり)。東京は山手線の駅名。陰呼大仏像と60000リットルの液体人間池で有名な尾出御寺がある。
>>334
あの日君はにっぽりと笑った
>>341
日暮里は古くより交易の拠点として名を馳せた商業都市である。
一時は敦煌、カイロ、イスタンブール、バグダットと並び称されるほどの栄華を誇り、
人をして「東洋の美姫」とまで言わしめたものであった。
だが、今はかすかにそのよすがを偲ばせるばかり、面影もほとんどない。
街道の筋が逸れたのが最初で最後の痛手であった。いまや、点々とした廃墟の中に、その都市は
静かに黄昏るばかり、静かな終焉を迎えるものと思われていた……
>>342
チャンランチャチャンチャチャンチャ~ン♪
チャラ~ンチャチャ~ンチャランチャチャチャ~チャラ~ンチャ~ン♪
森本レオ「JR~常磐線~」
森本レオ「鈍行と~快速~」
快速「よう、鈍行!」
鈍行「なんだい快速」
快速「お前は楽でいいよな。乗客が少なくて楽が出来てよう」
鈍行「むっ!」
快速「俺もたまにゃあ楽がしたいぜ~」
鈍行「なんだい? それじゃあ快速は僕がサボってるって言いたいのかい」
快速「いいや、別に~?」
鈍行「むうう~っ!」
ガヤガヤガヤガヤ!
快速「な、なんだあ!?」
鈍行「うわあ、凄い人だなあ!」
快速「今日は柏レイソルの試合じゃないだろ」
鈍行「う~ん……なんでなんだろう?」
乗客1「いや~、今年は液体人間池からどんな液体人間が出てくるのかな~!」
乗客2「去年は美少女だったから、今年も美少女だろう!」
乗客3「いやいや、案外オッサンかもしれないぜ?」
乗客1「そりゃあ勘弁だ!」
乗客1・2・3「あははははは!」
鈍行「……えっと、つまり皆、日暮里が目的地なわけ?」
快速「みたいだな。っていうかよ、あの人数を俺達だけで運びきれると思うか?」
鈍行「それは……」
ガヤガヤガヤガヤ!
鈍行「……無理かもしれない」
チャンランチャチャンチャチャンチャ~ン♪
森本レオ「さて~この二人は一体どうやって日暮里に向かう乗客の皆さんを運ぶんで~しょうか~」
チャラ~ンチャチャ~ン、チャランチャチャチャラ~チャ~ラ、チャララランチャ~ラン♪
森本レオ「それはまた~別の~おはなし~」
チャラララン、チャ~チャチャチャ、チャラン♪
>>344
晩夏。
痛みにも似た暑さを感じさせる昼頃を越えると、季節柄か大きく見える太陽はゆっくりと落ちていき、
それと共に緑一色の山々が無限の色を帯び始める。赤く染まる森、黒に沈む山。
世界の全てが鮮やかに移り変わり、空だけがうっすらと、赤から紺の薄いグラデーションを描きながら
全てを包み込んでいく。やがてそれも深い藍に染まった時、全ては夜として、ひっそりとその一日を終えていく。
変わらない自然の営みである。
ここでは、その営みを盛り立てる賑やかしがいる。
薄く透明な羽を張り甲高く囃し立てる彼らは一様に林の中に潜み、木々の陰に隠れながら生きている。
林の中が、彼らの里なのだ。
涼しい場所を好み、昼を忌み嫌う彼らは、いつも夜がやってくる頃になると口々に叫ぶ。
「忌々しい昼め。貴様の暑苦しい時間は必要ない、引っ込んでいろ!」
しかしそうしたところで太陽は昇るし、暑い日は来る。それは変えようの無い事実で、
彼らの訴えが世界に届く事は無い。
それでも、彼らは啼き続ける。決して長くは無い人生を楽しく過ごすべく、
どうにもならない暑さに野次を飛ばしながら、彼らは自然の営みの中で生き続ける。
彼らの名はヒグラシ。自然の中に生まれた彼らの里で、今日もその野次が美しく響く。
最終更新:2010年02月13日 17:23