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出題:2スレ目>>412

>>421


女「あっ、ド忘れした!」
男「いきなりだな」
女「なんだっけ、ほら。有名な音楽家の……」
男「ベートーベン?」
女「それはさすがに忘れないわよ」
男「バッハ?」
女「そんな強そうな名前じゃなかった」
男「強そうか? バッハって」
女「う~……あ~……あ! 思い出した!」

女「シューマッハ!」

男「ベルトに謝れ。マッハで謝れ」


女「あれ? なんだっけ」
男「またか」
女「ほら、『にこにこぷん』の後にやったやつ」
男「ああ、あれか」
女「あたしあれの歌が好きだったんだけど、思い出せなくてね~」
男「……ミ~ド」
女「! ファ~ド!」
男「レッシー」

女「空へ!」

男「行ってどうする」


>>422


 昨日出たばかりの新譜を、早速変換してウォークマンに詰め込んだ。
 そして特に用もないのに町へ繰り出す。じゃかじゃか流れる音楽を背景に、ウィンドウショッピングと洒落込む。

 新しくCDを買うと必ずこういう行動パターンを取っていたんだが、今日は何だかいつもと違う道を歩いてみたくなった。
少し手前で曲がり、路地に入る。小さな個人商店が建ち並ぶのを横目に、僕はずんずんと進んでいく。
 曲が佳境に入ったところで、僕はふと視線を感じた。はっと立ち止まる。
 右手の商店は随分と少女趣味で、ロックばかり聞いている僕にはかなり合わない気がしたが、
店の奥に佇む小さな視線の主に誘われて中へ入ってしまった。
 ピンクや白の花模様が咲き乱れる店内、そんな背景に紛れるように、同じような色をした女の子が座っていた。
「お客さん。久しぶりのお客さん」
「…ど、どうも」
 にこにこ笑う少女の魔力に勝てなくて、僕は頭を下げてしまった。これで何も買わずに店を出るのは、
小心者の僕にはちょっと難しい。
「お兄さん、そこの小物入れなんてどう。CDケースにもなるよ」
 おまけに当店オリジナルのCDまで付けちゃう、と少女は言った。値札を見れば値段は手頃だったし、
この店の商品にしてはシンプルな作りに見えたから、僕はこれを買うことに決めた。
 じゃあこれ下さい、と言うと少女がはにかんで笑った。

 家に帰って僕は袋を開けた。この部屋には似合わない、真っ白いCDケースと、彼女曰く当店オリジナルCD。
 オリジナルCDはコンポに掛けても音は鳴らなかった。てっきり癒し系サウンドでも
入っているのかと思ったのに、ずっと砂嵐。
 僕が肩を落としてスイッチに手を伸ばすと、途端にばあっと音量が上がってロックっぽい音楽が流れ出した。
慌てて音量を下げる。流れているのは、僕の知らない曲だった。

 僕はもう一度彼女に会おうと、次の日あの路地を探した。でも見つからなかった。曲がったはずの路地がなかった。
 …と、ここまでならよくある話だ。僕が面白いと思うのは、数日後あの路地へ行けたこと。
そして一週間もした後、ある法則を見つけ出した。じゃかじゃかロックを聞いている時に限ってあの路地に入れるんだ。
 あんななりをしているけれど、案外ロックの妖精さんなのかもしれない。


>>423

ド。ドは奴隷のド。階級の最下層で、人並みの権利も与えられぬ厳しい身分。
レ。レはレイプのレ。女性を無理矢理犯し、心に大きな傷を負わせる最低な行為。
ミ。ミは見せしめのミ。他の人を戒めとして罰する、脅迫的行為。
ファ。ファはファシズムのファ。国家を優先し、個人をないがしろにする独裁的な思想。
ソ。ソは粗悪のソ。粗末でみすぼらしい、質の悪い物。粗悪な人間にはなりたくないですね。
ラ。ラは来襲のラ。敵が襲って来ること。周りは敵ばかり、簡単には信用できませんね……。
シ。シは死のシ。死、絶命、死去……。命を失うこと。死にたい……。
さぁ、歌いましょう……。

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最終更新:2010年02月13日 17:23