出題:2スレ目>>823
はさみさんの設定
- 明治維新で仕事を失った老刀鍛冶が、なんとなーく作ってみた洋鋏。年月を経て妖怪化(つくも神みたいなの)。
- サイズは二十数センチくらい。ふよふよと浮いてる感じ。
- 格好とかは古い西洋フォーマルスタイルだが、心はもののふ(のつもり)。時代劇大好き。
- でも喋り方とかはゴザル系じゃない。明治の文豪っぽい喋り。
- 現在は、古道具屋の婆さん店主の話し相手。主にツッコミ役。
- 下半身のハサミではなく、手刀で攻撃。ピシピシッ!
>>829
「ふむ……あなたはそこをそう切るというのですね。しかしながら、その萩はぐつとながく残してきつた方がよろしくはありますまいか」
「鋏に花の生け方がわかるのかえ?」
「わたくしには花の活かし方がわかるのです。そこを草の体にて葉が前を向くやうに切りませう」
「ほうほう。心得はあると見える」
「そこへ芒を。左に延びるやうにて。」
「こうじゃな。」
「いいゑ、根はもつと右手に落とすのです」
「いやはや、さても鋏ごときに花を習わんとは思いもよらんかったわい」
「わたくしの銘をご存じでございませう」
「匡船の名に恥じぬ切れ口よの。かほどな道具には久しく会わざりしに」
>>844
耄碌してもう間もなく、愛しておった夫にも先立たれ、わたしゃ、それはそれは寂しい物じゃった
けれどそれもまた思い出せないほど昔の事、今じゃ何時の間に家に住み着いた妙な物の怪がおる
その物の怪がまた、変わった奴での……
ぐぬぬ……流石に歳が取ったかねぇ……手元が震えて上手く布が切れん
「婆様、お困りでございますか」
どこからともなく、幼いけんど芯の通った声が聞こえ、わたしゃ振り向いた
この子が、何時の間に家に住み着いた物の怪・・・・・・足が鋏になっておる小さな女の子じゃ
呼び名は決めておらんが、はさみちゃんと心の中で呼んでおる
「もう目がしょぼしょぼしてのぉ……手元も震えて布が切れんのよ」
「ほう。お安い御用である、何処を切れば良いのか教えてもらいたい」
はさみちゃんはそう言って腕をまくると、わたしの手元まですぃーと飛んできた
「すまないねぇ・・・・・・いつもいつも」
「これくらい、鋏の精である私にはお茶の子さいさいだ。それに、婆様には恩義がある」
そう言って、はさみちゃんは黙々と、布を切り始めた
……ありがとう、はさみちゃん。でも良いんだよ、わたしゃ
あんたがこうして、元気でいてくれれば
「所で・・・・・・婆様、何を作るのだ?」
「あぁ、お前さんの鞘をな。女の子らしくきれいな鞘を作ろうねぇ」
「……う、嬉しくはない……が、私も欲しいと思っていたところだ」
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>>24
>>110
>>128
>>267
>>269
>>267に例によってペイントで色を塗ってみた
(>>267とは別の人)
最終更新:2010年02月13日 17:29