約束の丘

Chronicle 2nd←クリックで前画面に戻る

第八巻 216ページ…

鬱蒼と生い茂る ウェルケンラートの森
その向うに約束の丘がある

瞬いた刹那 その闇の中に灼きつく風景
彼は生涯忘れえぬ夕陽を見た…

「何があろうと僕は必ず…君の元へ帰って来るよ…」
「…ええ信じてるわ…愛してるもの…忘れないでアルベール」

その日の空の色 哀しい程に朱く
(「離れても二人を 結びつける朱石」)
若い二人は甘い永遠(とわ)を丘に誓った…
(「の首飾りを架け誓った…」)

時が語り手を欠いたとしても 物語は紡がれ続けるだろう
白鴉が羽ばたいて往く途… 斜陽の空に何を求めて…

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最終更新:2009年03月13日 19:16