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*キャラスレバックヤード。ドクターカソの野望 作者:◆wHsYL8cZCc 投稿日時:2010/12/19(日) 18:58:00 ----  ここは不思議な世界の狭間。  あらゆる者が混在し、あらゆる世界観をも飲み込む、恐怖の世界。  ワシはそこで秘密の実験をしている。このメソッドが完成すれば、過疎に悩む創発板にはとどめが刺されるじゃろう。  その実地テストとして、はるばるこの世界の狭間までやって来たのじゃ。  恐ろしい所じゃ。  途中で変態がスクワットしておったり、ぱっと見が同じ姿のポニテの女がわらわら居たり、イニシアチブを完全に女に奪われているカップルが居たり、ワサビチャーハンを薦めてくる古風な喋り方のハサミの化け物が居たり。  こんな混沌とした世界じゃほっといても過疎になるんじゃなかろうか?  とは言え、ここはバックヤードに過ぎぬ。メインはそれぞれ別の場所じゃ。ならば実験には適しておるじゃろうて。はっはっは。  おっと、ワシの名前はDr・カソ。典型的にして芸術的なマッドサイエンティストじゃ! 「これをこうして……。ここ繋げて……。で、衝撃波で圧縮されたガスが……」  ん? 何してるんだじゃと?  よかろう説明しよう! これぞワシが生み出した最凶兵器! 分類では化学兵器になるじゃろう!  サーモバリック爆弾の技術を応用し、爆発の衝撃波で固形化された化学物質を圧縮! 圧力差を利用し一気に気化させ周囲にばらまく極悪爆弾! この化学物質を体内に取り入れると一気にあらゆる妄想力が衰え、引いてはネットに繋ぐ事すら億劫になってしまうという神経ガスじゃ!  その名もKKK爆弾!(過疎を加速させ悲しくなる爆弾) 「ぐぇっへっへっへ……。さて、さっそく実験開始じkぐべぼぐべばぁ!」  有り得ない叫び声をあげてしまった。なぜなら突然後ろからぶん殴られたからじゃ。それも五発も強めで。年寄り相手に手加減はないんか。 「な……なにさらすんじゃこの小娘!」 「うっさいわボケジジイ! テメーこそあからさまに怪しい真似してんじゃねーよ!」  なんつー生意気な。ワシの脳内データベースを検索した所、この小娘は無限彼方(少女版)であると判明した。  なんの躊躇もない老人への暴力といい、ガキど真ん中じゃな。 「これはワシが開発した崇高なる最新技術の結晶! 小娘ごときが邪魔をすな!」 「その完璧に怪しい風貌で何言ってんだ! 明らかに悪どい事やる気だろジジイ!」 「当然じゃ。ワシはマッド一筋! この爆弾だって当然マッドな破壊力!」 「爆弾!? このテロリスト! 成敗してやる!」  小娘ごときがなんとまぁ。  よかろう。ガキ相手に本気を出すのは流儀に反するが、邪魔をされては敵わない。叩きつぶしちゃるわ!  ワシの恐ろしさと思いしらしめてy……べばぁ! 「何一人でグダグダ言ってんだ!」 「このガキ! 地の文とは言え口上の最中に仕掛けるとはなんたるド外道!」 「自称マッドのテメーが言うなクソボケジジイ! 死ね!」 「ちょっと刀はずるいこっち丸腰じゃn……うわあああああああ!」  なんじゃこいつは!  どこからともなく刀抜きよったこのガキ! しかも強えーし! 老人虐待じゃ!  ここは一先ず退散じゃ! なんとか逃げてどこかの世界に潜り込もう! 「あ! 姉さんいい所に! 不審者だ捕まえろ!」  ガキが言う先にはポニテの軍団がいました。  なんじゃ何人居るんじゃ!?  確か無限桃花。無限に存在するキャラクター。一人vs無限。  手に負えるかあほんだら!  とにかく逃げるべし! さっきのガキとポニテ軍団が集団で刀を振り回し追っかけてくる。どっちがマッドなんだか。とにかく逃げなくては挽き肉にされてハンバーグにでもされてしまう。 「おっとそこまでだ」  肉の壁出現。逃げる先にはさっきスクワットしていた変態がおった。はしたない奴じゃ。顔面に女性モノの下着かぶりやがって。  しかしまぁ……。なんと鍛えられた肉体か。ワシの若い頃のようじゃ。  コイツはたしか……SSP。レスラーか。鬼畜な! 「前門のマッチョ……! 後門のポニテ軍団……!」  絶対絶命! 囲まれてしまう!  どうするべきか…? 「仕方ないのう……」 「何を言っている? トレーニングの邪魔をした罪は重いぞテロリストめ」 「くはは。残念じゃが一先ず退散じゃ。機を見てまた来ようかの」  不本意ながら仕方あるまい。こんなバトル系に詰め寄られたらワシじゃ勝てん。まったくこれだから肉弾派は面倒なんじゃ。  ワシの右手に装備された腕時計風のクールなMachine。その名も「スレ間を迅速になんか凄いシステムで自在に移動するマシン」通称「迅マシン」を作動させ、第二目標のケモスレへ移動じゃ! カチカチ……ポチっと。 「ぬおっ!? なんだこの光は!」 「ふはは! また会おう小娘と変態よ」 「あっ! 逃げやがった! 卑怯者めぇ!」 「集団で老人を追い立てて何を言うか! ではさらばじゃ!」 ※ ※ ※ 「ちっくしょー。あのジジイめ。次見たら千の肉片に刻んでやる!」 「物騒な事を言う物じゃないぞGirl」 「あの野郎どこに行ったんだ……?」 「ふむ……。ケモスレとか聞こえたが……」 「どっちにしろいずれ殺す!」 反省しかしていない。終わり ---- [[その他単発作品まとめに戻る>その他・よろず単発作品群]]

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