テリー・ザ・キッド「な、なんだこのリングは――――――――っ!?」
実況「あっ―――――――――と!!突然現れました高重力水上アスレチックリングは何を意味するのか――――――――っ!?」
ライトニング「親父の最後をより近くで見てもらうためにケビンには特別席を用意したはずだぞ――――――――――っ!!!」
サンダー「そんな風に対戦相手同士が二人ずつ2つのリングに区分けされてしまったら、タッグマッチではなくシングルマッチになってしまうぞ――――――――――っ!!!」
ソダー王「どうだねジ・アドレナリンズに世界五大厄のみんな。この高重力水上アスレチックリングは気に入ってもらえたかね。この水上アスレチックリングには特殊な装置が組み込んであるのはさっきは言ったが…実はこの特殊な装置には高重力発生機能も付いていて、君たちが水中戦なんかより陸上戦に集中できるのも、その装置から発生する高重力のおかげというわけだ。」
テリー・ザ・キッド「じゃあソダー王!!!お前は俺たちの中から裏切り者が出ると忠告したからって、俺たちの中から裏切り者を出すために、俺たちを最初から高重力水上アスレチックリングに釘付けにして一切のチームプレーを遮断するつもりだったんだなぁ!!!」
ソダー王「キッドよ。戦いは何も力だけじゃないんだぜ。ここさ!!ここを使わねば!!仲間なんか所詮、足を引っ張るだけのゴミだってことくらいわかってるだろ!?」
ライトニング「キサマ~~~~~~~~~っ!!!」
サンダー「許せん――――――――――っ!!!」
ロビンマスク「許してくれ…殺すしか…殺すしか…」
テリー・ザ・キッド「あんまり冷てえじゃねえかロビン!俺はジ・アドレナリンズを守るって言ったじゃねえかーっ!」
ロビンマスク「許してくれキッド!私はこんな仲間を裏切るような事しかできないんだ!」
シノバズ・ポンド・デスマッチに異変が起きていた。
キッドとライトニングやロビンマスクとサンダーが2つのリングに引き寄せられ、2つのリングにはコーナーポストやロープが現れ、一転して高重力水上アスレチックリングと化す。
おかげでタッグマッチではなくシングルマッチと変わらない。
このチームの分断こそ、友情やチームワークを崩すソダー王の心理攻撃の1つだった。
遂にはロビンマスクは仲間を裏切る事を嫌い、キッドを除外し、ジ・アドレナリンズを解散する事にした。
最終更新:2021年01月22日 04:41