主人公と同じクラスに在籍するドイツ出身の女の子。
非常に優秀な能力と美しい容姿を持ちながらも他を寄せ付けない雰囲気を持つ。
通称は高嶺の花。攻略ユーザーの一部からはコミュ障とも呼称される。
キャラクター性能
能力構成はデッカーとサムライの能力を併せ持つ、(主人公を除くと唯一に近い)コンバットハッカー。
ゲーム最高峰クラスの素質を持つハッキング能力、サムライと同等の戦闘力を併せ持ち、
操縦や鍵開けといった穴となりやすい痒いところにも手が届く。
高い論理力のお陰で、知識技能や医療技能も専門ではないものの、専門家並にカバーする事ができる。
(基本的にハッキングや戦闘能力を伸ばすユーザーが多いが、そちらを伸ばす選択肢も有)
総合能力としては、説明の通り非常に優秀であり、仲間にする事ができれば
間違いなく役に立つキャラクターではある。
ただし、欠点もいくつか存在する。
- サムライ並の戦闘力があるが、耐久力は並のため、前に出し過ぎると死亡する
- 魔法能力は一切ないため、魔法能力が必要になる場合には役に立たない
- コミュ障の愛称の通り、交渉能力は非常に低い
- 好感度補正にマイナスが大きくかけられており、他のキャラクターとパーティを組みにくい
仲間にしづらいキャラクターであり、上記のように欠点も存在するため、
「とりあえず仲間にしとけ」とは言い辛いキャラクターである。
また、1~3については運用と主人公の能力によってカバーしえるが、4つ目の欠点が非常に重い。
このゲームはキャラクター毎のクセが強いため、パーティに制限がかかる欠点は攻略上足枷となりやすい。
加えて、後述のルート最終戦では行動不能状態の彼女を守りながら、他ルートの最終戦と同等かそれ以上の敵と
戦う必要があり、彼女と主人公だけを育てて乗り切ってきたプレイヤーでは非常に辛い戦いをする事になる。
攻略基本事項
ティルピッツルートを攻略する際の基本事項は以下の通りである。
- 交渉要員の確保
- 魔法系要員(魔法使い、またはミスティックアデプトを推奨)の確保
- とにかく仲良くなる&仲良くできるパーティメンバーを増やす
加えて、可能なら3の中に「戦闘要員の確保」を含むべきである。
これ等を踏まえると、主人公は魔法を使えるビルドにした方が安定するが、
サムライビルドで戦闘力を確保 又はフェイスにして交渉力を確保しても、
他の仲間次第だが上手くまわると考えられる。
ハッカービルドはおすすめできない。(編集部には、ティルピッツたんに罵られるのがいいという剛の者もいたが)
彼女自身がデッカーとして非常に優秀なため、それを越えようとすると成長をほぼそこにつぎ込む事になり、
ただでさえ仲間が少ないことによりできる穴を埋める事ができなくなる。
一応、ティルピッツをサムライ方向に成長させれば補えなくもないが、最高峰のハッキング素質を捨てる事になるため、おすすめできない。
攻略ルート別
全てを諦めさせるルート
このルートは以下の条件を全て満たしている場合に到達可能である
- イベント「彼女の身体は……」にて、「全てを諦めて安静に暮らす事を提案する」を選択している
他のルートと比べて、ゲーム屈指の難易度を誇るイベント「復讐の時来たれり」をクリアしなくてもよい分難易度は低い。
このルートでは、ランをする事をやめたティルピッツは戸惑いながらも、別の仕事を探す事になる。
最終的に彼女は銃やコンピュータの職業講師として生きていく道を見つける。
ただし、彼女の目に以前のような力はなく、よく言えば穏やかな、悪く言えば無気力な感じになっている。
かなりしおらしくなっているため、付き合いはしやすくなったが、同じ人物とは思えないと感じるだろう。
●イベント抜粋
ティルピッツ「あら、(主人公呼び名)じゃない。こんなところであうなんて」
ティルピッツ「え?仕事?射撃とコンピュータに関する警備会社のインストラクターをしてるわ。危険はないし、給料は食べていける分はあるわよ」
ティルピッツ「後悔してないかって?」
そう聞くと、ティルピッツはすごく遠くを見るように目を細めて
ティルピッツ「後悔はないとはいえないわ。けど、私は諦めて生き残る道を選んだのよ」
ティルピッツ「だから……思い出させないで。これ以上、惨めな過去を思い出したくないから」
ティルピッツはそう言って、悲しそうな顔をしながら去っていく。
その後、彼女がBTLにはまり、本当にダメになっていった事を風の噂で聞く。
ティルピッツ「やったわ。やってやったわ。あの憎い奴への、復讐をやり遂げたわ」
喜ぶティルピッツの顔、だがそれは仮想現実にすぎない。
ティルピッツ「そう、私には簡単だったのよ。私には……」
暗い部屋で仮初の現実に溺れるティルピッツを背景にフェードアウトしていき、エンディングが流れ始める。
ランナールート(復讐未完)
このルートは以下の条件を全て満たしている場合に到達可能である
- イベント「復讐の時来たれり」をクリアしている。
- 上記イベントでティルピッツに止めを刺させる以外を選択している。
このルートはひとまずのケリはつけたものの、最後のケリは彼女以外がつけたため、心残りがあるルート。
基本的には復讐完了と概ね同じ結末を辿る。
ランナールートの場合、エンディング中でティルピッツが倒れて、その後ランをやめさせる説得をするかを選べる。
この際に好感度が親友以下の場合は、一蹴されてティルピッツはランを続ける事になる。
好感度が愛情に達している場合は、説得を受け入れてランをやめてくれる。
●イベント抜粋
あるランの後の出来事からエンディングは始まる。
ティルピッツ「今回の仕事も楽勝だったわね」
主人公「(ティルピッツとこうしてランをこなすようになって随分経つ。今までより明るくなったが、少しだけ目の奥に後悔の暗さがある)」
ティルピッツ「ねぇ、(主人公呼び名)。次の仕事は……」
と聞いてきたところで、突然力が抜けるようにティルピッツが倒れ、意識不明になる。
慌ててストリートドクの所へ彼女を連れ込んで、診断してもらう。
ドク「いよいよだな。今までごまかしてきたが、もう本当に予断がない。次倒れたら、恐らく二度と目覚めないと思ったほうがいい」
ドク「私からも説得したんだがね。まるで聞く耳持たない。君から説得してみてくれないか」
ティルピッツの病室に赴く主人公。
ティルピッツ「あら、(主人公呼び名)。ごめんなさい、突然倒れたりして。でももう大丈夫だから。次の仕事までには体調を治しておくわ」
(主人公に選択肢)
- そうか。無理するなよ
- ドクから聞いた。もう限界だ、無理をするんじゃない。
ティルピッツ「ええ、ありがとう。それじゃあ、また」
それから何度か仕事をこなしたところで、ドクの言っていた限界を迎えてしまう。
降りしきる雨の中、膝をつき、目を閉じるティルピッツ。
目の見えない状態で口だけを動かして、主人公に語り掛ける。
ティルピッツ「……ごめんなさい。やっぱり、だめだったみたいだわ。本当は分かってたの」
ティルピッツ「復讐も自分でやり遂げれなかった私は、自分自身が許せなかった。せめてランを続けて自分の実力を示したかった」
ティルピッツ「けれど、それももう終わり……もう走れない」
ティルピッツ「ねぇ、(主人公呼び名)。私、貴方の役に立てたかな……わた、し……」
そういった所で口も動かなくなり、コンディションモニターが脳死を告げる。
主人公が降りしきる雨の中、ティルピッツを抱きしめた所で、フェードアウトしてエンディングとなる。
ティルピッツ「……そう、聞いたのね。けど、ごめんなさい。私はやめられないの。走り続けないといけないの」
ティルピッツ「不安に感じるならば、メンバーから外してくれてもいい。けど、やめるつもりはないわ」
その後は1を選んだ場合と同じく、何度かの仕事の後に限界を迎える。
ティルピッツ「……そう、聞いたのね。けど……私、走り続けるのをやめたら、どうすればいいのかしら」
主人公「それを見つけるのも戦いだ。けれど、俺は君に死んでほしくない」
ティルピッツ「(主人公呼び名)……わかったわ。大変だと思うけれど、やってみるわ」
それから、しばらくの年月が過ぎた後…
ティルピッツはある会社に就職して、普通のOLとなる。
ある日、ランを終えた主人公がよったバーに彼女が訪れる。
彼女は以前のような軍服ではなく、スーツを着こなしている。
ティルピッツ「(主人公呼び名)?久しぶりね、元気にしていた?」
ティルピッツ「私?私の方はまあ、とりあえず職にはあぶれなかったという所かしらね」
ティルピッツ「……あの時、ランを続ける選択肢をしなくて良かったと思ってるわ。続けてたら、今こうして貴方と話してなんかいられなかっただろうから」
ティルピッツ「長話をしても仕方ないわよね。それじゃあ、ひとまず再開を祝して」
そう言って、主人公と二人でグラスを鳴らし、乾杯をしたところでフェードアウトしてエンディングへ向かう。
ランナールート(復讐完了)
このルートは以下の条件を全て満たしている場合に到達可能である
- イベント「復讐の時来たれり」をクリアしている。
- 上記イベントでティルピッツに止めを刺させる選択肢をしている。
- 復讐の先に……のイベントにて、平穏な日々ルート・お嫁さんルートに入っていない
このルートは復讐にケリをつけたが、他の道を知らないティルピッツがランを続けるルート。
ただし、ランナールート(復讐未了)と同様に平穏な日々で生かす事も可能。
基本セリフが異なる(復讐を遂げて満足した旨を伝えてもらえる)だけで展開は同じ。
※こっちのルートだと、心残りがなくなっているので好感度によっては愛しているといってもらえるぞ
●イベント抜粋
(中略)
ティルピッツ「ええ、ありがとう。それじゃあ、また」
それから何度か仕事をこなしたところで、ドクの言っていた限界を迎えてしまう。
降りしきる雨の中、膝をつき、目を閉じるティルピッツ。
目の見えない状態で口だけを動かして、主人公に語り掛ける。
ティルピッツ「……ごめんなさい。やっぱり、だめだったみたいだわ。本当は分かってたの」
ティルピッツ「けれど復讐もやり遂げる事ができた。もう未練もない。なら、最後まで貴方の助けになりたいって……」
ティルピッツ「それなのに、最後の最後まで足を引っ張ってばかりね……」
ティルピッツ「ねぇ、(主人公呼び名)。私、貴方の役に立てたかな……わた、し……」
そう言って、口が動かなくなる。だが、その表情は柔らかく満足に満ちたものだった。
主人公が降りしきる雨の中、ティルピッツを抱きしめる。
(以下は好感度が愛情の場合のみ、それ未満はフェードアウトしていく)
もう動かないと思われた口が僅かにだけ動く。声はない。
だが、その唇は確かにこう動いていた。「貴方を愛していた」と。
主人公の涙が雨に交じって流れる。そこでフェードアウトしてエンディング。
•2を選択した場合(好感度が足りている)(足りていない場合は割愛)
ティルピッツ「……そう、聞いたのね。けど……私、走り続けるのをやめたら、どうすればいいのかしら」
主人公「それを見つけるのも戦いだ。けれど、俺は君に死んでほしくない」
ティルピッツ「(主人公呼び名)……わかったわ。できないと思えていたこともできたのだもの。諦めずにやってみるわ」
それから、しばらくの年月が過ぎた後…
ティルピッツはある会社に就職して、普通のOLとなる。
ある日、ランを終えた主人公がよったバーに彼女が訪れる。
彼女は以前のような軍服ではなく、スーツを着こなしている。
ティルピッツ「(主人公呼び名)?久しぶりね、元気にしていた?」
ティルピッツ「私?私の方はまあ、とりあえず職にはあぶれなかったという所かしらね」
ティルピッツ「あの時、ランを続ける選択肢をしなくて良かったと思ってるわ。続けてたら、今こうして貴方と話してなんかいられなかっただろうから」
ティルピッツ「……本当はあそこで倒れてもいいと思ってた。やり遂げたからもう死んでもいいって」
ティルピッツ「けれど、貴方にそうじゃないって教えられた。一人の命を救ったのよ?誇っていいんじゃない?」
ティルピッツ「まあ、余り長話をしても仕方ないわよね。それじゃあ、ひとまず再開を祝して」
そう言って、主人公と二人でグラスを鳴らし、乾杯をする。
一杯目をティルピッツが飲み終えたところで、彼女は酒に弱いのか赤くなっている。
ティルピッツ「そう、お酒が入っちゃったから真剣さが足りないかもしれないけれど、伝えておくわ」
ティルピッツ「Ich liebe dich(私は貴方を愛している)。心から、ね」
赤面した彼女の顔が一枚絵になったところで、フェードアウトしてエンディングへ向かう。
平穏な生活ルート
このルートは以下の条件を全て満たしている場合に到達可能である
- イベント「復讐の時来たれり」をクリアしている。
- 上記イベントでティルピッツに止めを刺させる選択肢をしている。
- 復讐の先に……のイベントにて、平穏な日々ルートに入る選択肢を選んでいる
SINを取り戻して、ゼーダークルップに再就職するルート。
この場合、彼女はゼーダークルップのフラウ・シュミットに就任する。
●イベント抜粋
あれからティルピッツはゼーダークルップに再就職したと風の噂で聞いた。
自分はランを続けており、連絡もあまりとれていなかった。
別れてから数年後、機会があってゼーダークルップの仕事を受ける事になった。
シュミット氏との待ち合わせ場所に来たのは、数年経ったが忘れない彼女の姿だった。
ティルピッツ「お待たせしました、Mr。あら、私の顔に何か……やめましょうか、他人行儀は」
ティルピッツ「お久しぶりね、(主人公呼び名)。そうよ、ティルピッツよ。今は経験を活かして仲介をやってるの」
ティルピッツ「最初はうまくいかない事が多かったけど、そうね、さすがに慣れたわ」
そう言って、苦笑しながら彼女は仕事を提示する。
ティルピッツ「それでは、仕事の話をしましょう。今回は……」
それからしばらく仕事の説明がなされる。仕事は難しくもなく、無事に終わる。
ティルピッツ「お疲れ様でした、Mr。これが報酬です。今後ともゼーダークルップと誠意ある取引をいただけると幸いです。我々は貴方のよき隣人ですから」
そう言って、少し茶目っ気を出して彼女がウィンクする。
そこで一枚絵となりフェードアウトしていき、エンディングへ向かう。
お嫁さんルート
このルートは以下の条件を全て満たしている場合に到達可能である
- イベント「復讐の時来たれり」をクリアしている。
- 上記イベントでティルピッツに止めを刺させる選択肢をしている。
- 復讐の先に……のイベントにて、お嫁さんルートに入っている。
事前にこのルートを狙う前提でなければ、ほぼ到達は不可能。(編集部では狙っても至れず発狂するものが続出した)
何より、お金を50万新円貯めてクリアするというので躓く人が多い。
このページにある各イベントを一つ一つ確認しながら、慎重に進めていくようにしよう。
達成すると、あの不愛想な彼女がウェディングドレスで甘えてきてくれるぞ。破壊力はメガトン級だ。
非常に困難だと思うが、ファンならぜひとも挑戦して欲しい。
●イベント抜粋
あれから四年の月日が経った。彼女はお願いした通り、戦闘用サイバーも抜いて、エッセンスも戻した。
エッセンスの喪失による精神の不安定化もなくなった。
そして、何よりもよく笑うようになった。エッセンス治療は決して楽ではなかったようだが。
シアトルのとある式場
ティルピッツ「あの、えっと……これ、おかしい所ないかしら。や、やっぱりちょっと私には白すぎるんじゃ」
純白のウェディングドレスに身を包む彼女。この数年で少しだけ残っていた幼さが抜け、女性らしさが増した。
それでも、顔を赤くして自分を見てくる彼女はどこか幼さが残っているようにも感じられる。
ティルピッツ「……っと、ああもうこんな時間?!め、メイクもしなきゃ…ほら、(主人公呼び名)も準備があるでしょ!」
そう言って、控室から主人公を追い出す。
しばらく後、式場で慣れないタキシードを着て待っている主人公の下へ
ティルピッツを美しいまま年を取らせたらこうなるだろうという女性に手をとられて、純白の花嫁が連れられてくる。
母親「全く、親不孝ものだった娘が結婚する事になるとは……けれど、私の時もそうだった。あの人も喜んでいるだろう」
主人公の方を向いて、
母親「非常に面倒な娘だと思うが、器量は悪くないと思う。末永くよろしくお願いする」
ティルピッツ「母様っ!?もう……そんなに面倒じゃ、ないと思うの、だけれど」
赤面しながら、主人公の下へと近づいてくる彼女。
普段はメイクも余りしないため、純白のドレスと合わさって非常に美しく思える。
神父「では誓いの口づけを」
そうして、二人は口づけを行う。長い長い口づけを……そうして、口づけが終わる。
ティルピッツ「ここまで来るのに時間がかかってしまったけれど、これからが始まりなんだから。手、離さないでよね」
主人公「勿論、君を離したりはしない」
ティルピッツ「Danke, mein Prinz(ありがとう、私の王子様)。そう、私今」
とても幸せだわ と言って、裏の無い笑顔を浮かべて笑う。
その笑顔が映った所で、フェードアウトしていき、エンディングへと向かう。
イベント一覧
・優等生は孤独
発生条件:1年生5月初週以降(ランダム)
ティルピッツの初登場イベント、これ以降キツネにコムコード(電話番号)を聞くことができる。
ランダム発生だが、優先度はそれなりに高いので会えなかったという人は余りいないはず。
ただし、5月が終わっても発生しないようであれば、ロードやリセットも考慮にいれよう。
・貴方とは組めない
発生条件:イベント「そんなに言うなら試してあげる」が発生するまで
ティルピッツをラン(デート)に誘うと発生する。
ランの誘いは必ず断られるが、次のイベントのために必須なので諦めずに電話をかけ続けよう。
・そんなに言うなら試してあげる
発生条件:イベント「貴方とは組めない」を3回起こす(ランダム)
このイベントが発生すると、ティルピッツと二人でランに挑む事になる。
簡単な潜入と戦闘任務なので、ゲームの基礎を理解していれば問題はないと思うが、
ここでA評価以上を取らないと、また「貴方とは組めない」からやり直しになる。
A評価以上を取ると、晴れてティルピッツをランに誘えるようになるが、
好感度が「嫌悪」から始まるので、こまめにランに誘う等して好感度を上げることに努めよう。
●イベント攻略
ティルピッツのハッキング能力が優秀なため、内部のセキュリティは大体無力化できる。
(成功率は高いので、ほぼ成功するが失敗したら運が悪かったと思おう。ポンコツかわいい)
あとは、うまく警備員に見つからないか速攻で倒せば苦労せずにA評価以上を取れるはず。
ただし、無策で突っ込むんだり、欲を出し過ぎると警戒レベルがあがってBやC評価となるため、
無駄な事はせずに手早く片づけよう。
・夏といえば(1)
発生条件:1年生の7月~9月の間にプールや海に関連するランに誘う
ランに応じてくれる必要があるため、ここまでにイベント「そんなに言うなら試してあげる」をクリアしている必要がある。
クリアルートの条件としては必要ないが、3年生の時に貴重な水着シーンを見るための布石となるため、
ファンはぜひ攻略していただきたい。
時期が非常にシビアなので、会ってからすぐにランに誘えるように誘わないと難しい。
主人公がせっかく夏のプールなのだから水着についての話題を振るも、塩対応される。
・夏と言えば(2)
発生条件:2年生の7月~9月の間にプールや海に関連するランに誘う、イベント「夏といえば(1)」発生済
1年生の際にフラグを立てておかないと発生しない。
去年の話題を再び。水着について聞くが、私には似合わないといって断られる。
・夏と言えば(3)
発生条件:3年生7月~9月の間にプールや海に関連するランに誘う、イベント「夏といえば(2)」発生済、友好度が愛情
発生条件は非常に厳しいが、ルート攻略を目指しているならばフラグ回収さえしていれば条件を満たせているだろう。
このイベントでようやく貴重な水着シーンを見る事ができる。
水着の話題を振ると、どの水着がいいか聞かれる。選択後の翌週にティルピッツにプールに誘われて水着を披露してもらえる。
水着の選択肢は以下の4つから選択になる。
- ビキニ
- パレオ
- ワンピース
- スク水
ティルピッツ「ちょっと、露出過多じゃないかしら……お、おかしくない?なら、いいけれど」
ティルピッツ「この辺り、どうかしら……水着なんてほとんど着ないから流行とか分からないのだけれど」
ティルピッツ「ちょっと胸がきつ……い、いえ、何でもないわ。さぁ、泳ぎましょう」
ティルピッツ「……ほんとにこれでよかったの?そりゃあ学生だし、着れなくもないけれど、ねぇ」
・誕生日
発生条件:ランに誘える状態で12/20を迎える
ランに誘えない状態(イベント未了、死亡)だと発生しない。
プレゼントは各年以下の通り
- 1年目:頭痛薬 ×, くまのぬいぐるみ ●, 新発売のプログラム △
- 2年目:健康用サイバーウェア △, 筋トレグッズ ×, 懐中時計 ●
- 3年目:可愛い洋服 ●, 恋愛小説 ×, サイバーデッキ △
・クリスマス
発生条件:ランに誘える状態で12/24を迎える
ランに誘えない状態(イベント未了、死亡)だとクリスマスパーティに登場しない。
クリスマスパーティに出てくる服装である程度の好感度を図る事ができる。
- 好感度低:士官軍装(いつもの服装と大差なし。帽子だけない)
- 好感度中:ドレス(黒いドレスを着てくれる、露出低)
- 好感度高:肩出しドレス(黒いナイトドレス。露出度高)
新年
発生条件:ランに誘える状態で1/1を迎える
ランに誘えない状態(イベント未了、死亡)だと選択肢に上がってこない。
好感度が知人未満の場合、誘うことはできるが断られる。
- その後、別の人と過ごすか一人で過ごすか選択する。
- 一人で過ごした場合は精神ダメージを食らうが、ティルピッツの好感度は上昇する。
- 他の人と過ごした場合は、対応したイベントが発生するが、ティルピッツの好感度は低下する。
バレンタイン
発生条件:ランに誘える状態で2/14を迎える
ランに誘えない状態(イベント未了、死亡)だと発生しない。
好感度に対応してイベントが分岐する
- 好感度が普通未満
- 好感度が普通~相棒
- 好感度が親友
- 好感度が愛情
義理チョコの場合は、いつの間にか机の上に置かれており、それを受領する事になる。
好感度が親友だと、教室で何事もないかのように渡される。中身は手作りだが包装はそのまま。
「手間をかけたんだから味わって食べるといいわ」と言われる。
好感度が愛情だと、放課後に呼び出して渡される。包装まで手作りで作られている。
「普段余り作らないから、口に合うといいのだけれど……感想、もらえると嬉しいわ」といって赤面しながら渡される。かわいい。
ホワイトデー
発生条件:イベント「バレンタイン」が発生し、義理チョコ以上をもらっている
義理チョコ以上をもらっている場合、御返しをするかどうかが選べる。
この時、好感度により対応が分岐する。
- 相棒以下の場合
- 「お返し?当然よね。ありがとう」と言ってしれっと受け取られる。
- 親友の場合
- 「分かってるわね。ありがとう、大切にするわ」と言って喜んで受け取ってもらえる。
- 愛情の場合
- 「べ、別に期待してたり……少しだけ、するかもしれないわ。ありがとう」といって照れながら受け取ってもらえる。かわいい
どうして一緒に?
発生条件:好感度が普通以上になる(ランダム)
好感度が普通以上になるとランダムで発生する。
ルートイベントの最初であり、これが発生しないと以降のイベントは発生しない。
どうして態々自分のような人間と組むのか、他の人と組まなくて良いのかと聞かれる。
選択肢は以下の通り
- 一人で危なっかしそうだから 好感度上昇大
- 優秀な人と組みたいから 好感度上昇小
- 美人だから 好感度変動なし
- なんとなく、気がむいたから 好感度減少小
基本的にどれを選んでも好感度の増減があるだけで変わりはない。
貴方はどうしてランナーに?
発生条件:イベント「どうして一緒に?」が発生済。好感度が知人以上(ランの後にランダムで発生)
ルートイベントの二つ目。
ティルピッツにどうしてランナーになったのか質問される。
選択肢は以下の通り
- それしか生きていく術を知らないから 好感度上昇大
- 自分を試してみたかったから 好感度上昇小
- 大金が稼げるから 好感度変動なし
- 何となく、流されてそうなった 好感度減少大。以降ルートイベント凍結。
ルートに入る気ならば、4以外を選ぼう。1~3はどれを選んでもイベントが継続される。
質問に答えるとティルピッツが少しだけ過去を語ってくれる。
元々ゼーダークルップの企業軍にいたが、事情により退職して、ここに来た事を教えてくれる。
ランナーの価値とは
発生条件:イベント「貴方はどうしてランナーに?」が発生済。好感度が相棒(友人)以上(ランの後にランダムで発生)
ルートイベント三つ目。
ティルピッツに対してランナーとして期待している事を聞かれる。
選択肢は以下の通り
- デッカーとして期待している 好感度上昇中
- サムライとして期待している 好感度上昇小
- 参謀として期待している 好感度上昇小
- 何も期待していない 好感度減少大。以降ルートイベント凍結。
- 一人の相棒として期待している 好感度上昇極大
ここまでの好感度上昇の選択肢で聡い人は分かっているかもしれないが、
ティルピッツはランナーとしてしか生きる術を知らないが、それから抜け出したいと思っている。
ただ、それによって誰からも見向きもされない事を怖がっている。
なので、必要としている事を伝える選択肢が最も好感度が上昇する。
逆に必要とされていないと感じると、彼女の心は冷え切って、以降心を閉ざしてしまう。
質問に答えると、ティルピッツが何故ゼーダークルップから抜けたのかについて詳細を語ってくれる。
彼女はかつての上司に陥れられて、ゼーダークルップの反逆者として追われる身なのだ。
なので、そのかつての上司に復讐する事を願っている。
ここで、復讐に手を貸すかどうかについて聞かれる。
選択肢は以下の通り
- 手を貸す ルートイベント継続が確定する
- 手を貸さない 以降ルートイベント凍結
- 少し考えさせてほしい 次回のラン終了時に再度選択肢。ただし、3回この選択肢を選ぶと「迷っているならもういい」と言われて、以降のルートイベントが凍結される
彼女の身体は……
発生条件:イベント「ランナーの価値とは」が発生済。好感度親友以上(ランダム)
発生条件を満たした時にランダムで発生し、その週の終わりにティルピッツと二人でランをする事になる。
●イベント攻略
ラン自体はよくあるブレイク&エンターであり、ここまできちんと主人公とティルピッツを育ててきているならば、
そこまで難しくはないミッション。
ただし、時間を掛け過ぎるとHRTチームが到着して苦しくなるので、ハッキングを使って気づかれないように事を運ぼう。
ランの開始時にティルピッツが頭痛がする事を漏らすが、道中では特にマイナス影響は起こらない。
最奥の部屋にたどり着いたところでイベントが発生し、目的物を確保したところで、ティルピッツが倒れる。
その後、建物を出るまでは話しかけても「いや、やめてっ……」しか言わない。
建物を出たところでイベントが発生し、警備チームのストリートサムライと戦闘になる。
この戦闘では、ティルピッツは常に行動不能となり、実質主人公が一人で対峙することになる。
なお、戦闘前に選択肢が発生し
- ティルピッツを諦めて、逃亡する
- いや、彼女を見捨ててはいけない
の二択を選ぶことになる。
1を選んだ場合、戦闘せずに逃げてランを完遂する事ができるが、当然ティルピッツは死亡する。
2を選んだ場合は、ストリートサムライを倒すと逃亡に成功する事ができる。
ランの後、彼女を助けた場合はストリートドクの所へ搬送することになり、
彼女の身体、特に脳が酷使されており、ランのハッキングのような激しく脳を酷使する仕事を続けていると
いずれは脳が焼き切れて、廃人となる可能性を突きつけられる。
ここで起き上がった彼女に対して、以下の選択肢を迫る事ができる。
- 彼女の病状を隠す 自動的にランナールートのいずれかに入る事になる
- 彼女の病状を包み隠さず話す 追加の選択肢へ
2を選んだ場合、ティルピッツは「それでもランを続ける」事を告げる。
それに対しての追加の選択肢は以下の通り
1.全てを諦めて安静に暮らす事を提案する
- 全てを諦めさせるルートが確定し、以降ランには誘えない(デートはできる)
2.ランを続ける事を受け入れる
- 以降もイベントが継続する。ランに誘う毎に判定が行われ、10%の確率で倒れて、ランに不参加となる。
トラウマトリガー
発生条件:イベント「彼女の身体は…」が発生済。好感度が愛情以上(ランダム)
ランダムイベントとして発生。
スラムの方を訪れていた主人公とティルピッツが、チンピラに絡まれる。
その後、最年少のチンピラに銃を向けた所で、いきなりティルピッツの顔が青ざめ始める。
チンピラは逃げ出すが、ティルピッツは震えて膝をつき、「私は人形じゃない。人形じゃない」と繰り返す。
その後、ストリートドクの所に連れていって診断してもらうと、エッセンス減少による
精神不安定化の一種とのこと。
どうやら彼女は「自分が人でなく、人形になりかけている」「そもそも人の部分がなくなっていっている」
「過去の自分が思い出せない、自分自身が消えて行っている」と感じているらしい。
しばらく休憩するとティルピッツの調子はいつも通りになる。
以下の選択肢が出現する。
- これ以上無理をしない方がいい。ランもやめた方がよいのではないか。
- この選択肢の場合、「それでも私にはそれしかないから」と悲しく笑う。
- 君は人だ。人形なんかじゃない。
- この選択肢の場合、「ありがとう。少しだけ、みっともない所を見せてもいい?」と聞かれ、滅多に見せない涙を流す姿を見せる。(ファン必見なのでぜひ見よう!編集部でも何人も墜ちたぞ!!)
- 何も言わない。
- この選択肢の場合、「ごめんなさい、体調が悪くて。迷惑をかけたわね」と苦笑する。
どの選択肢を選んでも会話イベントが変わるだけで、影響はない。
このイベント発生後、ティルピッツがグリッチを出した場合、
主人公により介抱されるまで解除されない行動不能のバッドステータスが付与されるようになる。
※なお、お嫁さんルートに行くためにはここまでのイベント完走が必須となる。
復讐の時来たれり
発生条件:イベント「ランナーの価値とは」が発生済。その際に復讐を手伝う選択を選んでいる。卒業試験のイベントが発生
卒業試験(ラスボス戦)の一つとして、発生するイベント。
ティルピッツから、ゼーダークルップに対してランを仕掛ける旨が告げられる。
この時に、ティルピッツからそのキャラクターへの好感度が親友以上のメンバーしか連れていけない。
ただし、主人公への好感度が愛情の場合は、一人だけ好感度を無視して連れていく事ができる。
話を聞いた後のブリーフィングモードの前にキツネとジェイク先生から
HRTチームが招集されており、このランは明らかに誘われている罠だからやめておけと告げられる。
ここで選択肢が提示され、ランを実施するかどうかを聞かれる。
実施しない場合は、ティルピッツに「そう、貴方も所詮……失望したわ」と言われて、
他の卒業試験を選択する事が可能になる。(勿論、ティルピッツをメンバーには誘えない)
●イベント攻略
ジェイク先生とキツネの言の通り、HRTチームとティルピッツのかつての上司が待ち構えている。
小細工はできない真正面からの戦闘となるため、戦闘力の高いメンバーを揃えよう。
相手はストリートサムライ×3、デッカー、メイジ、かつての上司と無限沸きする警備員。
上司を倒せばイベントにより勝利する事ができるが、一番最奥に配置されるため、
そこに到達するまでに、サムライやメイジと交戦する事はほぼ必須となる。
警備員は倒しても毎ターン3体まで自動補充されるため、無視したい……ところだが。
冒頭のイベントにより、ティルピッツが行動不能になり、無防備となるため、一人は守りに残したい。
(警備員なら多少は耐えれるが、ストリートサムライが来ると即死しかねない。また、警備員相手でも撃たれ続けると倒される)
警備員ですら、今までのアサルトライフルとフルボディアーマーを標準装備しているので非常に強い。
ストリートサムライやメイジ、デッカーはそれに加えて技能値も非常に高く設定されているため、
一人ずつ丁寧に倒すか、囮を使って誘導している間に、上司を集中狙いしよう。
上司自身もラスボスの座にあるだけあって、戦闘能力は高い。
加えて、言葉のナイフで味方を行動不能にしてくるため、戦闘能力以上に面倒な存在。
どうしてもクリアが難しい場合、二周目以降の引継ぎで主人公を強化して挑むようにしよう。
(仲間が制限されるため、戦闘力の高い仲間を多数連れてごり押しは難しい)
●冒頭イベント抜粋
上司「やぁ、ティルピッツ君。君も物好きだネ。素直に逃げていれば死なずに済んだのニ」
ティルピッツ「お生憎様。私は借りたものは忘れないの。ここで落とし前をつけさせてもらうわ」
上司「そうかイ、悲しいねェ。もう子供の頃のような純粋さを忘れた人形になったんだネ。それはそれで成長した事を喜ぼうカ。さぁ、来なさい。抜け殻の人形くン?」
そこでティルピッツは左手で顔を押さえて、驚愕の表情を浮かべて数歩下がり、
ティルピッツ「ち、違う。私は人形じゃない。人形じゃないわ。戻れなくなんかない。戻れなくなんか。ぁっ……ぁっ……」
といって、行動不能になる。
何の事か分からない人は、イベント「トラウマトリガー」を参照の事。
●終了後イベント(最重要ポイント!)
ここでの選択肢でエンディングが変わります。
追い詰めた上司に止めを刺すかどうかの選択肢が提示される。
- 主人公が止めを刺す
- 止めを刺さない
- ティルピッツに止めを刺させる
1又は2の場合は、ランナールート(復讐未完)になります。
3の場合のみ、追加イベント「復讐の先に……」が発生します。
復讐の先に……
発生条件:ティルピッツが復讐を完遂している(※詳細はイベント「復讐の時来たれり」を参照)
復讐の終わったティルピッツにこれからどうするのかを問いかけるイベント。
彼女はランナーを続けるつもりだと告げる。
この時に、イベント「彼女の身体は……」が未発生の場合は自動的に1の選択肢が選ばれる。
その後に以下の選択肢が発生する。
●最終選択肢1
- じゃあ、これからも一緒に仕事をやっていこう → ランナールート(復讐完了)へ
- もう復讐は終えたんだ。休んでもいいんじゃないか。
2を選んだ場合は追加の選択肢が発生する。
●最終選択肢2
- SINも戻ったし、平穏な仕事だって選べる → 平穏な生活ルート
- 俺の嫁になってくれ → お嫁さんルート判定
2の場合のお嫁さんルートは以下の条件を全て満たしている場合のみ見る事ができる。
- ティルピッツから主人公の好感度が愛情以上
- イベント「トラウマトリガー」までを完走済
- 所持金が50万新円以上
以上の条件を満たしていれば、お嫁さんルートに入る事ができる。
1つでも未了の場合は、ランナールート(復讐完了)になる。
この中で最も難しいのは所持金だと思われる。一番効率がいいのはデッカーからデッキをはぎ取って売る事だ。
ただ、サムライの装備を充実させると、お金が湯水のように減るし、デッキを強化しても減る。
特にティルピッツはそのどちらもを必要とするため、愛を持って育てたプレイヤーほど、ここで泣きを見る。
●イベント会話抜粋
ティルピッツ「終わったわ……全て……本当はできないと思ってたのよ。正直やけっぱちになってたのもあるわ。
けれど、貴方のお陰で生き延びて、復讐を終わらせる事ができた。ありがとう。感謝してるわ、心から」
主人公「これから、どうするんだ?」
ティルピッツ「……復讐は終わったけど、私は他の生き方を知らない。恨みだって買いすぎている。
ランナーを続けようと思うわ」
●ここで最終選択肢1
ティルピッツ「そうね。貴方とならうまくやっていけそうだわ。Danke Ein freund(よろしくお願いするわね。お友達)」
ティルピッツ「休むって言われても……私、ランナー以外の、裏以外の生き方を知らないの」
そう言って、ティルピッツは悲しく笑う。
ティルピッツ「15の頃から軍としての教育、17かそこらではもう人を殺していたわ……それしかできない子なのよ。私は」
少し主人公から離れるように歩いて、振り向きながら
ティルピッツ「それでも、貴方は休む道がある。別の道があるっていうの?」
●ここで最終選択肢2
ティルピッツ「確かにSINは、戻ったけれど……」
主人公「これ以上無理したら死ぬかもしれない。君に死んでほしくないんだ」
ティルピッツ「(主人公呼び名)……けど、それじゃ、貴方とはもう会えないわ。そんなの……」
主人公「それでも、死んだら会える可能性はゼロになる。それなら可能性がある方がいい」
ティルピッツ「……分かったわ。大変だと思うけど、不可能だと思えたこともできた。もう一度信じてやってみるわ」
ティルピッツ「ぇ……じょ、冗談でしょ。わ、私をお嫁さんにって。きゅ、急に、言われたって……」
顔を真っ赤にして、手を顔の前でナイナイと振る。
ティルピッツ「第一、戦闘用サイバーとか入りっぱなしだし……エッセンスだってほとんど残ってない」
ティルピッツ「そんなの……お嫁さんとして失格でしょう……でも気持ちは嬉しかったわ。ありがとう」
そう言って、彼女は精一杯の笑顔を作る。
ティルピッツ「ぇ……じょ、冗談でしょ。わ、私をお嫁さんにって。きゅ、急に、言われたって……」
顔を真っ赤にして、手を顔の前でナイナイと振る。
ティルピッツ「第一、戦闘用サイバーとか入りっぱなしだし……エッセンスだってほとんど残ってない」
ティルピッツ「そんなの……お嫁さんとして失格でしょう……でも気持ちは嬉しかったわ。ありがとう」
そう言って、彼女は精一杯の笑顔を作る。
主人公「それが解消されればいいんだな?」
ティルピッツ「それは、そうだけど……サイバーを抜くのはともかく、エッセンス治療って物凄く高いのよ?」
主人公がプラチナのクレッドスティックを投げる。
主人公「50万新円ある。残りは君が治療を受けている間に稼ぐ。何も問題はないだろう?」
ティルピッツ「……期間もものすごくかかるのよ。多分必要な分を完治させようとしたら4年くらい」
ティルピッツ「そしたら、もう私おばさんに近くなっちゃうし……それに、私なんかに使うより、もっといい使い道がいくらでも……」
主人公「君に使いたいんだ。君が欲しい……」
ティルピッツ「……私なんかでいいの?もっといい人、いくらでもいるわよ」
視線を外そうとするティルピッツを主人公は凝視する。
根負けしたティルピッツは赤面しながら、握手するように手を差し出し。
ティルピッツ「後悔させないようにはするわ。貴方も、後悔はしないでよね?Mein, mein einziger Prinz(私の、私だけの王子様)」
そう言って、差し出した手を主人公が手をとったところでイベントは終了し、エンディングへ向かう。
最終更新:2019年01月05日 20:15