メルトスズヤルート攻略

・ベルヴァレー(メルトスズヤ)について
1年目9月(北米の年度開始月)の部活動勧誘期間中の選択肢「>そっとしておこう」を選ぶと登場する同級生キャラ。
ゲーム期間通して隣のクラス所属で、同じクラスになることはない。
ヒューマンが装備可能な最高能力のサイバーレッグを始めとした身体強化で、エッセンスをほぼ0になるまで強化した生粋のサムライである。

 

■長所

  • 自前でアサルトライフル、サブマシンガンといった、面制圧武器を持っている。
  • 近接もサイバーレッグにスパーを埋め込んでいるので、エッジを乗せればトロールの首も狩れる。
  • 装甲はタンク極振りのトロールには譲るが、遮蔽さえ確保すれば小銃弾が飛び交う戦場でも生き残れるほど厚い。
  • ダメージ補正器R4のおかげで、負傷修正の発生が遅く、ある意味トロールよりしぶとい。
  • 企業知識と戦術(都市)といった、ストリートでは中々見つからない知識技能を持つ。
  • グラップルガン、油圧ジャッキ、高レベルの体術を組み合わせて、壁走りアデプトの真似事ができる。
  • 《偏見》の対象でない限り、穏便にチームが組める。
  • キャラグラがリンゴをぶつけられた。(意味深)

 

■短所

  • 戦闘能力極振りのため、電脳、魔法、対人交渉は全く適性がない。特に対人交渉は《対人ストレス》持ちのため、グリッチ確率が高い。
  • 《偏見/軽度/特殊:男性研究者》があるので、該当する属性のランナーと組んだ場合、やる気が下がる。
  • 《悪評》持ちのため、一部のランナーとチームが組めない。
  • 《独特のスタイル》があるので、パーティー会場に潜り込んで暗殺のような、目立たないことが要求されるランに使えない。

総じて「物理戦闘は任せろ、それ以外は知らん」といった、文明社会に生きるサイバーゴリラである。
フェイス、魔法使い、ハッカーといったテクニカルなコンタクトを確保しておかないと、手の込んだランで失敗するぞ。
編集部の脳筋は、「見つからなければ隠密」とか言って皆殺し隠密した結果、報復ENDでドラゴン・ドージョー送りになった。

 

■個別ルート

最序盤で登場・勧誘可能で、終盤まで頼りになるサブキャラとしての顔とは裏腹に、個別ルート攻略は難しいとの声が多い。
キーイベントをクリアすれば、進行度は上がっていくものの、同時にイベント中のFOEが強化されていくのが原因だろう。
固定敵ではないため回避可能ではあるものの、評判が低くランの相手がギャングという時期でも、サイバートロール分隊が出てくることもある。
FOE回避に有効なのは〈忍び歩き〉技能なのだが、強制出撃になるメルトスズヤ自身はそれほど高いとは言えない。
完全透明化や静寂といった魔法や、隠蔽のパワーでブーストしないと、あっさりドラゴン・ドージョー送りになってしまう。
あるいは、フェイスやハッカーを使って、そもそもランの前段階で状況修正を積めるだけ積み、クリアポイントを稼いでクリアする方法もある。
いずれにしても、ワンマンアーミーが一人でエリート部隊を蹴散らして行くトリッド幻想は、端から捨てた方が良い。

ここからは、キーイベントの紹介と、ルート攻略の上での注意点を挙げよう。

・マーダー・ブック
ターゲットの住居に隠されている、顧客名簿を手に入れる必要がある。
在処はランダム配置ではないので、地下から潜入してピエロと遭遇しなければ特に問題なく入手できる。
問題はピエロで、サムライを2人は揃えておかないと死人が出る。

・オーガニック・フード
クリアするために、所長室の日記を発見する必要がある。
日記はトレジャーの研究資料とは別なので、見つかるまで〈知覚〉を振ろう。
ただ、ピエロに見つからないよう周辺監視は怠らないように。

・ウェルカム・トゥ・シアトル
開始トリガーに日本語が必要な点に注意しよう。
また、ターゲットの生存が後続のイベントトリガーになるので、何となくで殺さないように。殺したいのは分かるが。

・ギルティ・オア・ノットギルティ
その時点での状況修正に応じて、同じ選択肢でも正解とドラゴン・ドージョー送りが変わる変則シナリオ。
ヒントはそれなりに出されるが、意図を測る(3)に成功すれば正解を選べるので、直観・魅力を上げるかフェイスとチームを組もう。

・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ジャパン
「ウェルカム・トゥ・シアトル」のクリアがトリガーのシナリオ。
特に悩む要素はないが、メルトスズヤの過去を突っ込んでおくと、忠実度ダウンの代わりにダメージ補正器が痛覚遮断になる。
サムライであるメルトスズヤが使う分にはほぼ上位互換なので、選んで損はない。
突っ込まなければCGが回収できる。

・ボーイ・ミーツ・スシ
輸送ミッションなので、リガーかスマグラーのコンタクトを雇うか、自前で車両を用意する必要がある。
また、このシナリオはFOEのレベルが固定だが、エンシェンツなので結構強い上に回避するのはかなり難しい。
グリッドガイドを誤魔化しながら、グレネードや手榴弾といった爆発物を運用するのも、ひとつの手段である。

・ショウ・ザ・フラッグ
「ウェルカム・トゥ・シアトル」をクリアして、180日以上の日数経過で発生するシナリオ。
何のことはないブレイク&エンターミッションであるが、きちんと情報を集めないとレッドサムライに突っ込むことになる。
こちらも7人のサムライに魔法使いとハッカーを各々2人揃えておけば、何とかなるのを編集部一の脳筋Sが証明したが、そういうプレイは早晩財政破綻するぞ。というか、した。

・ワット・ア・ラブリーデイ
NANの荒野で、モーターモヒカン族の妨害を潜り抜けながらモンスターハントと原質採集するシナリオ。
都市エリアでのランとは、セオリーが随分異なるので事前準備は万全にしたい。人数分の野外生活キットと、できればトヨタ・ゴーファーを調達しておきたいところ。
攻略の本筋とは関係ないが、ここまでにキーシナリオを6本以上こなしていると、FOEで野生のレッドサムライが出現する。

・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・シアトル
「ショウ・ザ・フラッグ」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ジャパン」のクリアがトリガーのシナリオ。
シナリオ開始時に忠実度が4以上でないコンタクトは、このシナリオ中使用できないのが最大の問題。
幸いイベント開始条件を満たしたら強制開始ではないので、他のランをこなしてフィクサーとチームメンバーの忠実度を上げて対処しよう。

・ネイビー・ブルー
「ショウ・ザ・フラッグ」をAランク以上でクリアして、90日以上の日数経過で発生するシナリオ。
メルトスズヤルート終盤を告げるシナリオであり、AAAの精鋭部隊に守られた重役を暗殺する。
正面からでも行けなくはないが、フェイスとハッカーのコンタクトを駆使して、状況修正を積み上げてターゲットとボディガードのみを相手取るのが正解だろう。
暗殺後、重役のコムリンクをハッキングするのをお忘れなく。

・ロンゲスト・デイ
「ネイビー・ブルー」をSランクでクリアして、90日以上の日数経過で発生するシナリオ。
舞台が日本帝国となるため、そこかしこで日本語技能が必須となる。
日本語ネイティブであるメルトスズヤに頼るのも良いが、《独特のスタイル》を治安の良い街中に出すのは相応のリスクがある。
また、高レートの偽造SINを用意しておかないと、頻発する職質を切り抜けるのも苦しくなる。
少なくとも街中で活動する人数分は用意しておこう。

・ラスト・ジャッジメント
「ロンゲスト・デイ」をSランクでクリアして、30日以上の日数経過で発生するシナリオ。
ロンゲスト・デイに続いて、日本帝国が舞台となるシナリオ。
メルトスズヤルートの実質最終話であり、ぶ厚い前衛と充実した後方支援が要求される。
ここまで到達できたチームなら、低レベルクリアなどの縛りプレイでない限り、問題はないだろう。幸運を祈る。

・マイ・ネーム・イズ―
「ラスト・ジャッジメント」をAランク以上でクリアがトリガーのシナリオ。
いわゆるエピローグシナリオ。忠実度とキーシナリオのクリア数によって結末が分岐する。
分岐条件としては、忠実度5以上→TRUE(キーシナリオクリア10以上)、GOOD(TRUEを満たさなかった)、
忠実度4以下→GOOD(キーシナリオクリア7以上)、NORMAL(GOODを満たさなかった)、となる。
TRUEとGOODだと、以降メルトスズヤのあるモノが変わる。何が変わるかは自身で確かめてもらいたい。

最終更新:2019年01月10日 23:42