Q1:我々は先祖伝来のものによって形作られます。顔つき、肌の色、身長、体格、種族、素質でさえ親から子へ伝わる遺伝子に影響されます。
また、思想は自身の人生と先祖伝来の文化に関する情報を両親によって教えられます。
キャラクターの出身地はどこですか? その家系の由来は何ですか? 両親はどんな人ですか? 両親から何かを受け継ぎましたか?
「はい、ブリテンは大都市にある風光明媚な闇メイド育成学園になります、そこで日々研鑽を積み―――(棒)」
「―――――」
「何ですか、嘘ではないですよ(棒) ……、……、まぁ…、生まれはシカゴ、だそうですが。」
「ええ、はい、そうです。アレスが戦術核を起爆し、隔離されたそのシカゴです。
細かいところは何とも、引き取られた後は教官たちに育てられましたので。」
Q2:両親は子供を誇りに思うか、または出産したことを後悔することができます。愛している人ものいれば、無関心な人もいます。
両親は皆、メタヒューマンにすぎず、子供に関する自身の意見があります。話すかもしれないと仮定する場合、両親はキャラクターに関して何を言うでしょうか?
「さて、生みの親についてはまったくと言っていいほど覚えがないので。
ただ、育ての親も含めて、生きていれば文句は言われない気がします。」
「はて、格好? 何か変でしょうか? お仕着せはメイドの戦闘着ですよ?」
Q3:多くの人々は生涯の中で特定の歴史的な出来事を覚えています。21世紀初頭の10年内に生きている者にとって、ジョン・F・ケネディの暗殺や天安門事件、ベルリンの壁の崩壊、あるいは2001年9月11日の同時多発テロになるでしょう。最初にこれらの出来事について聞いたとき、自分達がどこで何をしていたかを覚えています。
『シャドウラン』の歴史には、ダンケルザーン大統領の暗殺やクラッシュ2.0、
テクノマンサーとAIの出現などの重大な出来事があります。
最近の『シャドウラン』の歴史から出来事を選び、キャラクターに尋ねます。その時どこにいましたか? その出来事を覚えていますか? 何をしている時でしたか?
「クラッシュ2.0の時でしょうか、あの時は訓練中で…
周囲は大混乱で、ただそれ以上に周りに人たちが鬼気迫っていて…
あの頃からでしょうかね、何かが変わったのは」
Q4:シャドウランナーになることを選ぶ人々はほとんどいません。おそらく、それは混沌で冷淡な世界に人生を投じることだからです。
影に入ると意識的に決断したとしても、その決断は周囲の世界による影響を受けています。
キャラクターはどうやってシャドウランニングを行なうようになりましたか? なぜその道を行くことになりましたか?
「出向先で、ちょっと契約違反な事故がおきまして…ええ、まぁそのまま逃亡生活に
はい、どうにも偉い方がかかわっていまして。」
「後は知己に助けられシアトルで潜伏していたのですが、
仕事をしなければ干からびますし、メイド服を新調しましてどうにかこうにか
適正的にはきっとあっていたんですよ、おそらく鉄火場が」
「恩も返せたらいいんですが、むしろ怒られそうです、なぜでしょうか」
Q5:人々は自身の生活アレンジメントを管理します。
クレヨンとテープをいっぱいに使いきるほどの幼児から家族写真と猫の絵を壁一面に張りつける年配の寝たきり病人まで、誰もが自身の生活空間は自身にとってより快適なものにします。
キャラクターの生活空間は何に似てますか? 独自のものにするために何かを加えたり変更しましたか?
「少々危険ですが、場末のアパートに。 殺風景なものですよ」
「ああ、それでも最近は物が増えてしまって…支給がないと不便で」
「内訳ですか…? ―――銃弾、手入れ道具、ハーブやポプリ、化粧品、茶葉、下着、部屋着。 まぁ、おおよそ消耗品ですね。」
Q6:誰にも信念があり、多くの信念は確信といってもじゅうぶんなほど堅固です。宗教的なもの、政治上のもの、社会的なもの、あるいはそこにいる理由だったりします。
キャラクターの何を信仰しますか?(もしあれば)信念は何ですか? そしてなぜそれらを抱いているのですか?
「『昆虫精霊殺すべし』、魂にまで刻まれております。」
「きっかけ?さて、お世話になった方たちがそうでしたし、特別なことは何も」
「それからメイドになる前も後も『良き主に仕える』ことでしょうか。
今は、何もありませんが。 候補は、いなくなくもないのですけど…」
「なぜか? そうですね、まぁおそらく憧れですね。 誰にか、は秘密です」
「後は、信念というほどではありませんが
良き人の手助けとなれれば幸いではないかと。」
「『良き』の基準ですか? 3食昼寝付きで雇ってくださる方ならいいですね。」
Q7:誰にでもその人柄の一面が気に障る人がいます。親友同士でさえ時々一方を苛立たせます。性格の欠点は資質と同じぐらい重要です。
キャラクターの人柄に関して何が最も嫌ですか?
「さて? どうにも正直すぎるとか、信じすぎるといわれることがありますが…」
「これでも疑り深いほうでして、そこまで、とは思うのですが」
「―――まぁ、嘘が苦手な性分を知る方に、ちょっとその、ずるいことをすることはあります」
「いいじゃないですか、こちらの方が少し不利なんですから」
Q8:第六世界は大衆によって制御しきれず空転していると考えられています。制御できるとしたら『10大』のAAAメガコーポでしょう。
これらの多国籍企業は、2070年代に日常生活への多くの影響を及ぼします。
キャラクターが最も高く(あるいは最も低く)配慮しているのは10大のどこですか? もっとも好ましくないものはどこですか? そして、その理由は何ですか?
「最も気にしているのはアレスです。最も嫌いなのもアレスです。」
Q9:人々は知人と友人を作るため変化しにくいです。人間は社会性動物です。
これは知人以外にあなたが持っていない力を借りることができるのような影では特に正しいことです。関係あるすべての人の背景に物語があります。
キャラクターとコンタクトの間の物語は何ですか?
「だいたい関係が切れたので狭いのですよね…
以前からの知己で、恩もあるアレスの若いミスター・ジョンソン。
名前は勘弁を一応の流儀として。
普段は軽口ばかり叩くくせに、私には辛辣というか意地悪というか
もう少し優しくしてくれても良いと思いませんか?
私? 私はいいのです、それにできないことは言っていません。
向こうももっと私を使えばいいんです。
あとはこちらに来てから贔屓にしているタリスモンガーの方で
お歳めいたドワーフのご婦人です。
『ババ様』と呼ばせていただいています。
目はぎょろりとしていてかくしゃくとしていますが、可愛い方らしいですよ。」
Q10:日曜日の朝です。キャラクターには翌日の午後まで予定がありません。
その日は何をしますか?
「――――おおむね普段通りの日課を少し丁寧にする感じでしょうか。
掃除、整備、食事、トレーニング、メイド。
後は趣味にメイドを少々。」
Q11:あなたのキャラクターは何を知っていて、ノウハウがある範囲はどこかを定義する能動技能と知識技能のリストで示される特定の技能のセットがあります。
どのようにしてこれらの技術を習得するようになりましたか? そして、どのようにしてそれらのレベルを上昇させましたか?
「それまでのことが曖昧で他にすることもなかったので学んだのが最初でしょうか。
きっかけは仮の身元を確認したときですが…」
「何のことってそれはメイd、
あっ、いえ、違います、闇メイド育成学園で学びました、はい、他の技能も()」
「他もだいたい育ての親や教官より学んだものです。
どうにも地が悪いのかすべては覚えられず、落ちこぼれてはしまったのですが」
Q12:誰しも限界があります。後ろ暗いことがある人もいますが、多くの人々の本能は特定の行動と思考に一線を画し、自身の道徳的な信念を保ちます。
あなたのキャラクターは受けた仕事を実施するにあたって道徳的な限界はありますか? そして、どんなシャドウワークに従事することを拒否しますか?
「特別これといっては…、向き不向きの範囲とは違いますよね?
ああ、でもテロリストや昆虫精霊の手助けをするのはお断りさせていただきます。 それが何かの手段であろうとも。
それ以外であれば、まぁあまり目立つことはできませんね。」
Q13:もし覚醒者やテクノマンサーのキャラクターだった場合、あなたの様式やストリームを考えてください。
メジャーな確立された魔法様式や最近出現したテクノマティックなストリームの中でさえ、個別化の余地があります。何がその特別なパラダイムに引きつけられたのか自身に尋ねてください。
それはどのように世界と魔法を見る方法に作用しますか? それはどのように導師精霊やパラゴンの選択に翻訳されますか?
そして、それはどのようにあなたが召喚したり、コンパイルする精霊やスプライトの外観に影響しますか?
「女神のウィッカ様式と呼ばれるものを修めております。
元の働き先で覚えました。 周囲はヘルメス式などが多かったのですが、
師にも巡り合え、肌にもあっていましたので。
とはいえ、あまり熱心な方でもないので、少し薬や植物の扱いに慣れてる程度かと」
Q14:承認とバイアスは場所によって異なりますが、人体強化――サイバーウェア、ジーンウェア、ナノウェア、バイオウェア――は第六世界でますます一般的で利用可能です。
しかしながら、個人への技術的強化はそれほど安いわけではなく、ランナーの所持している多くの移植機器が制限されています。
どのようにしてあなたのキャラクターは人体強化を持つようになりましたか? どのように代価を支払いましたか? そして、(キャラクターが選択したなら)何がその選択を動機づけましたか?
「私自身は特には。 ただ、師は入れていたので何かのきっかけがあれば、とは思っております。」
Q15:シャドウランナーの人生は定義上「正常な」人生の領域の外にあります。スラムや大邸宅に住んでいるか否かに関係なく、シャドウランナーは世間一般の人々の人生にまったく収まりません。
あなたのキャラクターは平凡な人生や主流の文化、それらにとどまる人についてどう考えますか?
「そうですね…直視すれば、おそらく眩しく感じるかと」
「ただ、ああ、そうですね、それを見守れる立場には憧れます。」
Q16:誰もが悪夢を見ます。目覚めとともに完璧に夢を忘れるときもあれば、脳裏を去らなかったり回想される悪夢もあります。
あなたのキャラクターに長引く悪夢や根強い恐怖があるのなら、それはいったい何でしょうか? そして、なぜそれが恐ろしいのかがわかりますか?
「覚えていませんが、育ての親に拾われる前のことではないでしょうか。
幼かったとはいえ覚えておりませんし
昔はよくうなされていたそうです。」
「具体的に? ―――ふふ。」
「あ、すみません、思い出し笑いですのでお気になさらず。」
Q17:人々は彼等の所有物や近くにいる人々に感情的な価値をつける傾向があります。彼等はこれらを間近にあって安全であることを保つために努力します。
あなたのキャラクターの「神聖な物」や「近しい人」とは何ですか? そしてそれらはどのような由来でキャラクターにとってとても重要なものになりましたか?
「現状一番は勿論メイドです。
メイドは素晴らしいですからね。
知るきっかけとなった彼、我がジョンソンにも多大な感謝を捧げましょう。」
「それから育ての親に教官たち。
もし敵対することとなっても胸を張って会いたいですね。
まぁ、現状こんな感じではありますが。」
Q18:メタヒューマニティの最大級の資産の1つは、未来に向かってみる能力と、よりよい人生を想像することです。小さい子供にさえ、大きくなった時にやりたい夢があります。
あなたのキャラクターは子供の時に何になりたかったですか? そして、現在の目標は何ですか?
「子供のころは、世話になった人たちと肩を並べたいと思っていました。良い生徒ではなかったですが、いつかは、と
今は? 愚門ですね。 メイドを極めるべきかと。」
Q19:人の外観は多くのことを語ります。ファッションセンスから、好みの色、歩き方やしゃべり方までです。人柄が外観を決めることもあれば、世界を選ぶ外観が人柄に影響することもあります。
あなたのキャラクターは何に似ていますか? そして、何が彼の選択を示唆しましたか?
「メイドになると決めてから、口調や身なりを改めました。
演技は苦手ですが時間をかけて染み込ませることは苦手ではなかったので。
印象もかなり変えて我がジョンソンも少しは驚くと思ったのですが、あまり驚かれず・・・・・・・・」
「今では、この通りシックなものが好みですね。メイクもそれに合わせていますし。
髪色とも相まって似合うと思いませんか?」
Q20:誰にでも名前はありますが、ランナーの通り名は影との繋がりの表現です。
ランナーは自身のあだ名を選ぶ場合もありますが、より多くがあだ名として与えられるか、(悪い)珍しい出来事を通して得ます。
あなたのキャラクターはどのようにして通り名が知られるようになりましたか?
「もっぱら黒メイドとかメイドと呼ばれますが、シアリアで通しております。」
「実名というわけでもなく最初に投げ渡されたSINがそれでしたので、
そのまま使わせてもらっています。
ルリツグミという鳥の学名らしいですよ?
主に昆虫類を捕食するそうです。 すばらしいですね。」
最終更新:2019年07月12日 00:18