Wikipedia
言うまでもなく・・・このWikipediaに信憑性などない、あるとすれば信頼に足る何かだが
一朝一夕で辿りつくようなものではない。
蓄積なのだ。
長年の勉学のな。
しかし、ビギナーはすぐそれを手にしようとする。
いや、しようとするだけでなく、掴んだような気にさえなったりする。
掲げたがるのだ。
すぐ、確信めいたものを。
無論、そんな確信は付け焼刃。
しかし、自力で辿り着いたアイディアは、本人にとっては特別でのぉ、
大した考えでなくとも、大変な閃きに感じられ、なんの吟味もなく、あっさりそれに沿おうとする。
疑い続けること、不安であり続けることが、
百科辞典で信頼を得るためにもっとも必要な心構えなのに、素人ほどそれをすぐ捨てる。
言い替えれば、すぐ、肚を括る。
すぐ「嘘を嘘と(ry」という口をきく。
白黒を付けるタイミングが一つも二つも早い。
ビギナーは、耐えられないのだ。
正しいか否かわからないという、不安・葛藤。
そんな時間が長く続くことに耐えられない。
そんな状態よりいっそ、ハッキリさせた方がいいと考える。
仮に、間違いが確定することになろうとも。
それが素人の習性だ。
最終更新:2011年03月19日 23:26