Uncyclopedia

言うまでもなく・・・このUncyclopediaにシュールさなどない、あるとすればシニカルさを匂わす何かだが
一朝一夕で辿りつくようなものではない。
蓄積なのだ。
長年の経験のな。
しかし、ビギナーはすぐそれを手にしようとする。
いや、しようとするだけでなく、掴んだような気にさえなったりする。
掲げたがるのだ。
すぐ、確信めいたものを。
無論、そんな確信は付け焼刃。
しかし、自力で辿り着いたアイディアは、本人にとっては特別でのぉ、
大した考えでなくとも、大変な閃きに感じられ、なんの吟味もなく、あっさりそれに沿おうとする。
疑い続けること、不安であり続けることが、
Uncyclopediaで受け入れられるためにもっとも必要な心構えなのに、素人ほどそれをすぐ捨てる。
言い替えれば、すぐ、安易なネタに走る。
すぐ「ユーモア欠落症が」という口をきく。
白黒を付けるタイミングが一つも二つも早い。
ビギナーは、耐えられないのだ。
ネタをどう組み込めばいいかわからないという、不安・葛藤。
そんな時間が長く続くことに耐えられない。
そんな状態よりいっそ、内輪ネタやネットスラングでごまかした方がいいと考える。
仮に、クソ滑った記事になろうとも。
それが素人の習性だ。
最終更新:2011年03月19日 23:24