アベノミクス

夏休みのある日、大阪の下町、アベノ橋商店街に住む晋三と幼馴染のアグネス。
昔ながらの商店街は再開発で立退きの憂き目にあっており、風呂屋を営んでいた晋三の家も取り壊された。アグネス一家も北海道に引越しを考えていると聞き、愕然の晋三。しかし頑固に反対するアグネスの祖父。そんな中、二人はお互いの店に商店街の四方を護る四神獣が奉られていることを知る。
だがアグネスの店のシンボルであり四神獣の最後の1つであった「ポッポ」が事故で壊れてしまう。いよいよ立ち退きが決まったその夜、奇怪な出来事が起こりはじめた。空を飛ぶ初音ミク、そして靖国神社で眠っていた英霊たちが竹島に。
必死で逃げる晋三とアグネス。だが、逃げる途中日本は崩れていき、目の前には大きなハイパーインフレが迫っていた。
最終更新:2013年03月31日 00:46