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975 名前:名無しさん(ザコ)[sage] 投稿日:2006/09/19(火) 18:05:31 ID:r+aLJDDM0 【多次元世界エニバース】 版権オリジナル系リレーシナオリオ。 同じ版権オリリレーであるSA-DA-MEと同じく、主催者は木藤氏。 参加者は自シナリオを公開している&一定以上の評価がある人が多く、期待が持てる。 リリース分までプレイした感じでは、舞台が異世界に変わったという点を除けば、ノリは大体SA-DA-MEと同じ。 部分部分で気になる所はあるが、場数を踏んでいる作家が多く、SA-DA-MEに比べて安心してプレイできる。 現時点では普通のオリシナリオと言った感じだが、今後の展開次第では十分化ける要素はあると思うので期待したい。 それだけではあんまりなので、各話感想をば。レビューなんて御大層な真似はできねぇorz ネタバレ要素が多いので、未プレイの方は見ないほうがいいかもしれない。 一話:前田耕二氏 女の子が異世界に飛ばされてきたという、異世界物では典型的パターンでスタート。 その後、偉い人のテレパシーに誘導され、ダンバイン風ユニット『ゼノバイン』に乗って脱出。 ここまでの流れはちょっと御都合主義っぽいなあと感じた。 リレー物で第一話だと無難な展開の方が良いのかもしれないけど、もう少し紆余曲折あった方が面白い場面だったと思う。 第二話の方に話が掛かっちゃうけど、因縁を持つ敵キャラとか出して、顔合わせくらいしても良かったんじゃないかなーとか。 戦闘パートはマップ右上端に逃げるか、敵を全滅させるかでクリア。でもマップ右上端が遠いので移動がめんどい。 地上に降りて基地を陣取れば、ほとんど攻撃は当たらないので結局全滅させることにした。 ここら辺の工夫も、もう少しできると思うけどどうなんだろう。 氏のシナリオ『空裂騎アルディオン』は戦闘バランスが秀逸だと思っただけに残念。 氏は力も実績もあるし、もう2~3日煮詰めればストーリーパートも戦闘パートも数段良いものが出来たんじゃないかと思う。 余談になるけど、氏のアイコンは良いなぁ。氏が参加する共闘リレーでは書き下ろしアイコンが見られるので、それが密かな楽しみだったりする。 二話:木藤氏 逃げていたら敵に追いつかれ、救援がきて応戦。流れは大体こんな感じ。 というか、イベント戦闘での「グレンキャノンもよ!」で吹いた。 その後の戦闘でも件のセリフを聞きたいがために、グレンキャノンメインで攻撃しているのは俺だけじゃないと信じたい。 今回の味方のユニットはゼオライマー+イデオンの『アラドイマー』とガンダムSEEDのアークエンジェル風戦艦『ヴァーチャー』。 敵ネームドはバーチャロンマーズのマイザーシリーズから『マイザー・Θ』。 戦闘はボス戦以外は楽勝。ボス戦はアラドイマーとヴァーチャーをぶつければ問題なく倒せる。 その後はイベント戦闘。マイザー姉さんの噛ませ犬っぷりが素晴らしい。 エピローグ、アラドイマーパイロットのヒカルさんの悲惨な過去と敵国の外道さが余す所なく描写される。 SA-DA-MEの一話もそうだったけど、木藤氏はこういう話書くの上手いなーと思う。 三話:彩華氏 主人公一向は無事味方拠点に辿り着き、一方敵側はマイザー姉さんの所へ新たなネームドキャラが。 搭乗機はガンダムSEEDDestinyのストライクフリーダム風MS『アブソリュートフリーダム』。パイロットの通り名もそのまんま『絶対自由』。 機体名が見事なまでに原作系列になってて素晴らしい。 一方味方の新規ユニットは新ガイキングのユニットから『スカッド』。ガイキングは見たことないから詳細分からず。 そんなこんなで、マイザー姉さんが再びゼノバインを取り返しにやってきて戦闘。 ゼノバインパイロットのレイは最初出撃せず、途中からポジティブともネガティブとも取れる決意をし参戦。 目の前の事で一杯一杯な感じが出てて良いな。いきなり御大層な理由を持ってきて戦うより、こういう方が好みだ。 戦闘は2話と大体同じ。ただ新キャラのメリルは落ちやすいから、注意するのはそこらへんくらいか。 戦闘後イベント、やっぱりマイザー姉さんは噛ませ犬だった。だがそれがいい。 エピローグ、レイとメリルの確執。というよりメリルが一方的に嫌ってるだけか。この辺がどう消化されるかが楽しみ。 絶対自由の人は裏でコソコソやってる様子。絶対自由という通り名とは裏腹に、色々なしがらみに縛られてる苦労人だなぁ。 四話:いぷしろん氏 味方の砦でチンピラな傭兵が悪態ついてる所からスタート。氏のシナリオ『龍骸戦記』に出てきそうなキャラだ。 コイツ敵側に向いてそうなキャラだなーと思ったら案の定裏切った。傭兵だから裏切るって表現も少し変か。 しかし傭兵の乗ってるゲッター風ロボはどうやって作られたんだろう。傭兵が乗ってるくらいだからどっちかの国で作られたとは考えにくいけど。 一方、新キャラがエニバース(このシナリオの舞台)に異世界の技術が流出している原因を探りに。 原典は何かと思ったら、オリシナリオの『AW戦記ツヴァイブレイド』か。これはどうなんだろう。 意見が分かれてるけど、難しい所だなー。個人で作るシナリオなら「好きな作品だから出しちゃった。テヘ☆」で良いと思うけど、 こういう企画で多人数で作るリレーシナリオってのだと問題あるかもしれない。 AWシリーズは好きだし、こういうのが見れて個人的には嬉しいけど手放しに喜べない。複雑な気分。 戦闘は敵ネームドが強いけど、アラドイマーがメイオウ覚醒してるから思ったより楽。 やっぱり氏が作ると演出に力入ってるなー。 エピローグ、ヒカルさんが戦線離脱。加えて新キャラのエクスがストーリーに大きく関わりそうな説明をする。 話が大きくなってきたけど、どうやって纏めるか楽しみだ。 五話:ネオ・ぐらっちぇ氏 世界の異変を王様に報告するも、消極的な王様。現状ですらジリ貧なのにどうにかしろと言っても無理だよなぁと納得。 新たな敵反応を察知して現地へ。どうやら無人兵器が暴れていた様子。 なんだかGガンっぽいなー…と思ったら、案の定戦闘途中で「この女を知らないか?」と謎の男が登場。 Gガンネタは正直食傷気味なんだよなー…と思いつつユニットの武装を見たら、ドラゴンボールも入ってるのか。 確かに組み合わせやすいけど、今まで見た事なかった&ネオオキナワなガンダムという設定に好感。インパクトあるなぁ。 改めて考えてみたら、このパイロットの名前も『ゴーヤ』で沖縄チックだった。 もう一人『フルメタル・パニック!』ベースのキャラが味方で参戦したけど、こっちは影が薄いかな。 戦闘は難しすぎず簡単すぎず、丁度いい感じ。ただやっぱり、フルメタ系の新キャラは戦闘でも地味だ。 戦闘後、ゴーヤの探していた女が登場。場所を変えて一対一で勝負を挑むも、全く歯が立たず敗北。 諦めが悪くまだ戦うのかと思ったら…太陽拳使って逃げたΣ(゜Д゜;) 必殺技が『サンライトフィンガー』だったから「太陽拳のことか?」と思ったら、ここで使ってきたか。正直やられた。 全体を通してみれば可もなく不可もなくな感じだったけど、要所要所で面白かった。 六話:Mr.ゴルドン氏 砦の防衛中、敵の攻撃を受けて海に墜落したレイと、助けようとしたメリルとユミ(5話で登場したフルメタベースのキャラ)。 3人が流れ着いた先で今回の新キャラ、シムネール国の王女『ジュラ』登場。これはまた濃そうなキャラだ。 一方、3人がいなくなって、ゴーヤが合流した味方本体。マイトとエクスがいいキャラしてるなー。 個人的に、このシーンの会話はかなり好きだ。敵が再来した所で再び女性サイドへ。 案の定濃ゆい王女様と一悶着を起こす3人。ここら辺の描写は氏らしさが出てて良いなぁ。 ジュラの描写も上手いというか、身勝手な言動が今までの生い立ちから起因していて納得。 レイとメリルがそれとなく和解する所も良い感じ。失礼ながら、氏は百合展開ばかりじゃなくこういう話を書いても面白いなと思った。 しかし、ジュラの搭乗機は『アバレンジャー』ベースで、さらに戦闘時はスーツ着用。 正直ここまでやるとは思わなくて吹いた。5話のゴーヤもインパクトあるなーと思ったけど、ジュラはそれと同等かそれ以上のインパクトだ。 再び本隊サイド。今までのネームド敵集合&ジュラを加えたレイ達4人も合流。 さらに味方旗艦のピンチにヒカル復活。ここは燃える展開だけど、反面惜しいなーと思う一面も。 このヒカル離脱~戦線復帰までの展開を、中盤あたりにやっていたらもっと燃える展開になってたんじゃないかと。 というのもヒカルが登場して戦線離脱するまでは2~4話と短い期間しかなく、感情移入するには少し足りない気がする。 裏人格(というかヒカル本人)が望んでいる「エニバースを破壊しつくす」という願望に対して、 「仲間がいるからエニバースを守る」という理由は、プレイヤー視点からでは説得力が弱いと思う。 とはいえ、リレーという性質上ある程度仕方のない問題だと思うし、伏線の消化の仕方という意味ではこの展開は上手いことには変わりない。 戦闘はネームドがHP70%以下で撤退するので、間合いに気をつけつつ戦えば難しくはない。 ただ、ボス戦のドラグナザウルスは水中にいて一部攻撃が通り辛い上、HP回復を持っているので厄介。 よく見たらこのドラグナザウルス、デザインにD-1、D-2、D-3全部入ってたのか。この纏め方は秀逸だなー。 エピローグは綺麗な締め方で終了。 レイとメリルの「エニバース」という世界に対する考え方を変えず、お互い歩み寄った感じが素敵。 個人的には、今までの話の中でこの6話が一番好きだ。
975 名前:名無しさん(ザコ)[sage] 投稿日:2006/09/19(火) 18:05:31 ID:r+aLJDDM0 【多次元世界エニバース】 版権オリジナル系リレーシナオリオ。 同じ版権オリリレーであるSA-DA-MEと同じく、主催者は木藤氏。 参加者は自シナリオを公開している&一定以上の評価がある人が多く、期待が持てる。 リリース分までプレイした感じでは、舞台が異世界に変わったという点を除けば、ノリは大体SA-DA-MEと同じ。 部分部分で気になる所はあるが、場数を踏んでいる作家が多く、SA-DA-MEに比べて安心してプレイできる。 現時点では普通のオリシナリオと言った感じだが、今後の展開次第では十分化ける要素はあると思うので期待したい。 それだけではあんまりなので、各話感想をば。レビューなんて御大層な真似はできねぇorz ネタバレ要素が多いので、未プレイの方は見ないほうがいいかもしれない。 一話:前田耕二氏 女の子が異世界に飛ばされてきたという、異世界物では典型的パターンでスタート。 その後、偉い人のテレパシーに誘導され、ダンバイン風ユニット『ゼノバイン』に乗って脱出。 ここまでの流れはちょっと御都合主義っぽいなあと感じた。 リレー物で第一話だと無難な展開の方が良いのかもしれないけど、もう少し紆余曲折あった方が面白い場面だったと思う。 第二話の方に話が掛かっちゃうけど、因縁を持つ敵キャラとか出して、顔合わせくらいしても良かったんじゃないかなーとか。 戦闘パートはマップ右上端に逃げるか、敵を全滅させるかでクリア。でもマップ右上端が遠いので移動がめんどい。 地上に降りて基地を陣取れば、ほとんど攻撃は当たらないので結局全滅させることにした。 ここら辺の工夫も、もう少しできると思うけどどうなんだろう。 氏のシナリオ『空裂騎アルディオン』は戦闘バランスが秀逸だと思っただけに残念。 氏は力も実績もあるし、もう2~3日煮詰めればストーリーパートも戦闘パートも数段良いものが出来たんじゃないかと思う。 余談になるけど、氏のアイコンは良いなぁ。氏が参加する共闘リレーでは書き下ろしアイコンが見られるので、それが密かな楽しみだったりする。 二話:木藤氏 逃げていたら敵に追いつかれ、救援がきて応戦。流れは大体こんな感じ。 というか、イベント戦闘での「グレンキャノンもよ!」で吹いた。 その後の戦闘でも件のセリフを聞きたいがために、グレンキャノンメインで攻撃しているのは俺だけじゃないと信じたい。 今回の味方のユニットはゼオライマー+イデオンの『アラドイマー』とガンダムSEEDのアークエンジェル風戦艦『ヴァーチャー』。 敵ネームドはバーチャロンマーズのマイザーシリーズから『マイザー・Θ』。 戦闘はボス戦以外は楽勝。ボス戦はアラドイマーとヴァーチャーをぶつければ問題なく倒せる。 その後はイベント戦闘。マイザー姉さんの噛ませ犬っぷりが素晴らしい。 エピローグ、アラドイマーパイロットのヒカルさんの悲惨な過去と敵国の外道さが余す所なく描写される。 SA-DA-MEの一話もそうだったけど、木藤氏はこういう話書くの上手いなーと思う。 三話:彩華氏 主人公一向は無事味方拠点に辿り着き、一方敵側はマイザー姉さんの所へ新たなネームドキャラが。 搭乗機はガンダムSEEDDestinyのストライクフリーダム風MS『アブソリュートフリーダム』。パイロットの通り名もそのまんま『絶対自由』。 機体名が見事なまでに原作系列になってて素晴らしい。 一方味方の新規ユニットは新ガイキングのユニットから『スカッド』。ガイキングは見たことないから詳細分からず。 そんなこんなで、マイザー姉さんが再びゼノバインを取り返しにやってきて戦闘。 ゼノバインパイロットのレイは最初出撃せず、途中からポジティブともネガティブとも取れる決意をし参戦。 目の前の事で一杯一杯な感じが出てて良いな。いきなり御大層な理由を持ってきて戦うより、こういう方が好みだ。 戦闘は2話と大体同じ。ただ新キャラのメリルは落ちやすいから、注意するのはそこらへんくらいか。 戦闘後イベント、やっぱりマイザー姉さんは噛ませ犬だった。だがそれがいい。 エピローグ、レイとメリルの確執。というよりメリルが一方的に嫌ってるだけか。この辺がどう消化されるかが楽しみ。 絶対自由の人は裏でコソコソやってる様子。絶対自由という通り名とは裏腹に、色々なしがらみに縛られてる苦労人だなぁ。 四話:いぷしろん氏 味方の砦でチンピラな傭兵が悪態ついてる所からスタート。氏のシナリオ『龍骸戦記』に出てきそうなキャラだ。 コイツ敵側に向いてそうなキャラだなーと思ったら案の定裏切った。傭兵だから裏切るって表現も少し変か。 しかし傭兵の乗ってるゲッター風ロボはどうやって作られたんだろう。傭兵が乗ってるくらいだからどっちかの国で作られたとは考えにくいけど。 一方、新キャラがエニバース(このシナリオの舞台)に異世界の技術が流出している原因を探りに。 原典は何かと思ったら、オリシナリオの『AW戦記ツヴァイブレイド』か。これはどうなんだろう。 意見が分かれてるけど、難しい所だなー。個人で作るシナリオなら「好きな作品だから出しちゃった。テヘ☆」で良いと思うけど、 こういう企画で多人数で作るリレーシナリオってのだと問題あるかもしれない。 AWシリーズは好きだし、こういうのが見れて個人的には嬉しいけど手放しに喜べない。複雑な気分。 戦闘は敵ネームドが強いけど、アラドイマーがメイオウ覚醒してるから思ったより楽。 やっぱり氏が作ると演出に力入ってるなー。 エピローグ、ヒカルさんが戦線離脱。加えて新キャラのエクスがストーリーに大きく関わりそうな説明をする。 話が大きくなってきたけど、どうやって纏めるか楽しみだ。 五話:ネオ・ぐらっちぇ氏 世界の異変を王様に報告するも、消極的な王様。現状ですらジリ貧なのにどうにかしろと言っても無理だよなぁと納得。 新たな敵反応を察知して現地へ。どうやら無人兵器が暴れていた様子。 なんだかGガンっぽいなー…と思ったら、案の定戦闘途中で「この女を知らないか?」と謎の男が登場。 Gガンネタは正直食傷気味なんだよなー…と思いつつユニットの武装を見たら、ドラゴンボールも入ってるのか。 確かに組み合わせやすいけど、今まで見た事なかった&ネオオキナワなガンダムという設定に好感。インパクトあるなぁ。 改めて考えてみたら、このパイロットの名前も『ゴーヤ』で沖縄チックだった。 もう一人『フルメタル・パニック!』ベースのキャラが味方で参戦したけど、こっちは影が薄いかな。 戦闘は難しすぎず簡単すぎず、丁度いい感じ。ただやっぱり、フルメタ系の新キャラは戦闘でも地味だ。 戦闘後、ゴーヤの探していた女が登場。場所を変えて一対一で勝負を挑むも、全く歯が立たず敗北。 諦めが悪くまだ戦うのかと思ったら…太陽拳使って逃げたΣ(゜Д゜;) 必殺技が『サンライトフィンガー』だったから「太陽拳のことか?」と思ったら、ここで使ってきたか。正直やられた。 全体を通してみれば可もなく不可もなくな感じだったけど、要所要所で面白かった。 六話:Mr.ゴルドン氏 砦の防衛中、敵の攻撃を受けて海に墜落したレイと、助けようとしたメリルとユミ(5話で登場したフルメタベースのキャラ)。 3人が流れ着いた先で今回の新キャラ、シムネール国の王女『ジュラ』登場。これはまた濃そうなキャラだ。 一方、3人がいなくなって、ゴーヤが合流した味方本体。マイトとエクスがいいキャラしてるなー。 個人的に、このシーンの会話はかなり好きだ。敵が再来した所で再び女性サイドへ。 案の定濃ゆい王女様と一悶着を起こす3人。ここら辺の描写は氏らしさが出てて良いなぁ。 ジュラの描写も上手いというか、身勝手な言動が今までの生い立ちから起因していて納得。 レイとメリルがそれとなく和解する所も良い感じ。失礼ながら、氏は百合展開ばかりじゃなくこういう話を書いても面白いなと思った。 しかし、ジュラの搭乗機は『アバレンジャー』ベースで、さらに戦闘時はスーツ着用。 正直ここまでやるとは思わなくて吹いた。5話のゴーヤもインパクトあるなーと思ったけど、ジュラはそれと同等かそれ以上のインパクトだ。 再び本隊サイド。今までのネームド敵集合&ジュラを加えたレイ達4人も合流。 さらに味方旗艦のピンチにヒカル復活。ここは燃える展開だけど、反面惜しいなーと思う一面も。 このヒカル離脱~戦線復帰までの展開を、中盤あたりにやっていたらもっと燃える展開になってたんじゃないかと。 というのもヒカルが登場して戦線離脱するまでは2~4話と短い期間しかなく、感情移入するには少し足りない気がする。 裏人格(というかヒカル本人)が望んでいる「エニバースを破壊しつくす」という願望に対して、 「仲間がいるからエニバースを守る」という理由は、プレイヤー視点からでは説得力が弱いと思う。 とはいえ、リレーという性質上ある程度仕方のない問題だと思うし、伏線の消化の仕方という意味ではこの展開は上手いことには変わりない。 戦闘はネームドがHP70%以下で撤退するので、間合いに気をつけつつ戦えば難しくはない。 ただ、ボス戦のドラグナザウルスは水中にいて一部攻撃が通り辛い上、HP回復を持っているので厄介。 よく見たらこのドラグナザウルス、デザインにD-1、D-2、D-3全部入ってたのか。この纏め方は秀逸だなー。 エピローグは綺麗な締め方で終了。 レイとメリルの「エニバース」という世界に対する考え方を変えず、お互い歩み寄った感じが素敵。 個人的には、今までの話の中でこの6話が一番好きだ。 ---- 590 :名無しさん(ザコ):2007/10/20(土) 15:59:28 ID:AIqbhmuk0 おなじみ感のあるメンバーによる版権オリロボ。 一話 前田耕二(以下敬称略) あらすじ ファンタジック異世界に唐突に迷い込んだ少女が最新ロボを盗んでお尋ね者に 「異世界人のパワーすげえよ」ってことでガンガン人間を召喚しまくってる 「悪い国」とそれに対抗する「良い国」が戦争しているらしー。要するにダンバイン。 とりあえず、ウインク顔は目の位置おかしいと思う。 あと魔法の念話のアイコンが「UNKNOWN」と赤字で書かれた まるで通信モニターみたいなのはどうかと。 「異世界に迷い込んだ直後親切な魔法使いからコンタクトを受けて世話を焼いてもらう」という 展開には胡散臭さを感じたのだが、後の会話から察するに本当に魔法使いに含むところは無かったようだ。 仕方ないけど、ちょいご都合かなあ。 魔法使いに言われるがまま悪い国から偽ダンバインを盗んで良い国に逃げようとする少女。 20×20の画面隅まで逃げるのはめんどいので 敵を全滅しにかかったら、こちらは射程1のため、これまためんどいという。 うーん。 少女が現代人かどうかさえ教えてもらえないうちにトントンと話が進むので ちょっとキャラ(と作者)との間に壁を感じる。 だが導入としては悪くない。 2話 木藤 あらすじ 最新機なんか盗んでしまって追手かけられまくりの少女もなんとか良い国についた そんなわけで当面のライバルっぽいキャラ(バーチャロン)含め 結構な大部隊に追われてる少女。 夜まで待ってそのへんのザコメカパクって ひっそり逃げてればよかったんじゃないスか賢者さん。 そこに現れたゼオライマー+イデオン。 チャロンに向かっていきなり攻撃を仕掛けます。 「グレンキャノンもよ!」 うぁ。さぶい。 グレンキャノン単体で使ったときに言われても。 ライバルは高威力高命中Mが偽ダンバイン殺しでいやらしい。 偽ゼオライ一人で頑張るのがおすすめ。 んでやっぱり二重人格イヤボーンとかお約束が色々あったりしつつ、 この世界に流れてきた異界人は兵器扱いでひどい目にあってるよというお話に展開。 うーんそっちに流しますか。 手堅く繋げつつ自分の色を出してるなという印象。 3話 彩華 あらすじ 少女はゼオライ女たちに同情して良い国側で戦うことを決意。 そこに盗んだ偽ダンバインを追ってしつこく追撃が この時点で少女が元の世界に帰ることを二の次にしだしたりという流れに割と違和感。性急かも。 しかし悪い国がこうも執拗に追っている偽ダンバインは、 思った以上に重要なロボなのか? # そうでもなかった 敵チャロンはあいかわらずダンバイと新キャラ(元ネタ不明・多分新ガイキング)を M投でまとめて即死させられるので怖い。 新キャラ描写には、とりあえずモブNPCかというあっさりさで登場させて 後からキャラを出していくという手法が使われていて、 少女が気に食わないという立ち位置もあって割と面白いキャラに描けている。 でも、「それが売り」みたいに描かれても4Q攻撃力0CT+20の引なんて使わんス。 4話 いぷしろん あらすじ 次元観測員が「おまえら召喚なんかしまくるからこの世界自体がヤベェーよ」とイエローカード持ってきた もう少女がやっぱり帰りたいよーとか言い出す。 そらねーべ。 縦一列に並んだザコに戦闘意欲が吸収される。 そしてコスト2地形でつっかえてるし。 新キャラ、次元観測員は元ネタが素でわからない。 燃費の悪いEN回復持ちでハイパーモード後は無消費なしという設計は面白いが、 能力多彩で器用すぎるかな。高威力長射程必殺+援護はやりすぎか。 無茶しすぎたゼオライ女がしばしリタイア。 上から物見てる人の介入という点は微妙だけれども、 味方サイドに大義ができたのは大きいと思う。 5話 ネオ・ぐらっちぇ あらすじ Gガン 次元観測員の警告が良い国王に届くが「悪い国はやっぱり悪いな」ということで のんびり戦争続行。 >防衛任務の続行にあたれ 日本語おかしい なんとなく増えたACだかフルメタだかはタダの人数合わせだ! 俺がやりたいのはとにかくGガンだ! という作り。 G+ドラゴンボールという組み合わせは意外と面白い。 元のシャイニングと比べて遠・近・必殺が揃った便利ユニットになっている。 フルメタは空気かつ性能もしょっぱい。援護こいつにもたせようよ。 6話 Mr.ゴルドン あらすじ ドラゴノサウルスを倒そうとしたら遭難して海の国のアバレ王女が仲間になった 少女の過去がようやく語られたり 敵ザコの種類が豊富になったり 過去登場した敵ネームドが一度に出てきたり 盛りだくさんの大型eveだがダレさせない構成。 新キャラの都合による唐突な場所転換スタートと 多すぎるザコはちょっとひっかかったが。 それにしても敵幹部、並べると悪ゲッターだけ頭ひとつふたつ強いというか厄介。 特撮ネタアイテムとナース型戦艦がイカス。 7話:ごっつぉー あらすじ 偽J9が良い国に亡命してきた。イェイ! 悪い国の王子は良い具合に傀儡っぽい あだ名が「氷刃」ってどうよと思ったが アイザックポジションではしかたあるまい。イェイ。 増援の出し方が雑。旧配置と重なってる。あと多すぎ。 会話が全体的に読みにくい。 ボスが空射程1が穴だったり気力低かったり全然怖くない。 本気出しても気力低すぎて全然怖くない。 偽ブライガー、こいつも援護かい。 ブライシンクロンいいながらユニットが変形してねー。 仕上げの荒い回。 みんなで作ってるんだからもっとこう、周りもアドバイスとか…… それにしてもこのデジャヴ。この人……いや、やめとこう 8話:深影 あらすじ 前回いつの間にかテッカマン娘を助けていたらしい。 あと偽ドモンが人間的に成長してたり気力減らない補給ユニットが増えて死角がなくなったり 助けてたらしい。 冒頭は一話飛ばしたかと思った。 敵と味方の増えるスピードはこの2/3くらいのほうがいいと思うのだが、さて。 全身戦闘かっこいい。 チャロンの人はロリコンとか言うキャラじゃない気がする 9話:ネオ・ぐらっちぇ あらすじ 前後編。空気キャラ筆頭フルメタ娘を自己レシーブ。ついでにスパイクでえらいことに。 あとドモンと敵がパワーアップしたり因縁が語られたり この回の始めでいきなり湧いたばかりの伏線に絡め取られるフルメタ娘。 ええー。 そしてドモンとフラグが立つ。 ええー。 ここまでの流れではドモンと絡むのはアバレ王女だと思ってたのだが。 うーん。話は面白かったけど…… やっぱりリレーでは自分の出したキャラのその後は できるだけ他の人に委ねたほうが良いのではと思ってしまう。 みんなで好き勝手弄ろうぜ。 10話:木藤 あらすじ 敵味方に犠牲者が出る 正直、「あれ? 何で今?」という気がしないでもない。 物語的にこの死によって得られたものはなんだろう、とか。 実は死んでなかった、も死者復活もあたりまえの土壌なので 「だれもがいつ死んでもおかしくない現実的なハードさ」を 描きたかったのなら成功していないと思う。 足遅い陸ユニットに限って森にめり込んでるのはイジメだ。 11話:前田耕二 feat. ネオ・ぐらっちぇ あらすじ 少女が戦いたくない病。それが普通というか、むしろかかるの遅かった。 というわけで長編には欠かせない、主役?が人の死を通じて成長という回 戦艦乗りはもうちょっと賢者に反抗してもいいと思う。 毎回、初期ガイにーちゃんみたいに死ぬ死ぬいいながら出撃してた ボルテッ娘がロボに乗ることに。 自然で面白い展開だし、どうせ弱かったからそうしてくれてありがたい。 ビッグコアは盾Lv5=遮蔽板じゃないのか。 まとめ 慣れたメンバーによる安心の完成度。 しかし同時に「いつもの」感をぬぐうこともできていない。 これから終盤に向けてこのリレーならでは特色を出していけるだろうか? 戦闘がヌルいことも手伝って、最近のシナリオにしてはサクサク進むほうなので 少し気になったのならとりあえず手を出してみてもいいと思う。

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