ダークヘッダー

「○○身はブラジラ様のために!」

【名前】 ダークヘッダー
【読み方】 だーくへっだー
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【名前の由来】 闇(英:dark)のゴセイヘッダー

【詳細】

様々な動物の頭部を模した超生命体・ゴセイヘッダーを「救星主のブラジラ」が超進化させた状態。

ゴセイナイトと同様、原理としては南極で1万年眠り続け、地球の力を得る事で超進化している。
ヘッダー形態に変形でき、ブラジラの腕に装着される事で武器となるが、基本的に人型、人語を話す事ができる。

ゴセイナイトが背中にヘッダージョイントの名残が残っているにも関わらず、ダークヘッダーの背中にはジョイントの名残が存在しない。
複数の頭部が別々の人格、複数のヘッダーが合体した状態で進化し、過程でジョイントは失われたとも考えられる。

テレビ朝日公式サイトでは「ブラジラの手によって創造され超進化した」と紹介されている。
ブラジラが元から所有していた複数のヘッダーを合成しただけなのか、ゼロから生み出したヘッダーなのかは不明。

モチーフは複数の頭部を持つ幻獣角を持つ幻獣の2種類で合成され、武器の意匠もある。
更に全体的な姿はゴセイグレートの特殊形態をモチーフにしている(顔の位置もそれぞれのゴセイグレートのヘッダーの配置に準じていると思われる。)。

名前の由来は『ナルニア国物語(オルトウロスヘッダーのナモノ・ガタリ)』、『ハリー・ポッター(ユニベロスヘッダーのバリ・ボル・ダラ)』、『ロード・オブ・ザ・リング(ヒドラパーンヘッダーのロー・オ・ザー・リ)』といった章構成のファンタジー映画から来ている。

ゴセイナイトと同格の存在となっているだけにいずれも劣らぬ強敵揃いだが、役割はゴセイジャーに倒される事で彼らのゴセイパワーを吸収し、地球救星計画の鍵「ネガー・エンドの楔」となる事にあり、真の実力を見せてはいなかったと思われる。

ネガー・エンドの楔となる際、上記の台詞を発言(バリ・ボル・ダラは発言しなかった、)。

【余談】

ゴセイヘッダーは普段「ヘッダーアイランド」と呼ばれる島で石化した状態で眠り、サモンのゴセイカードを使用されるとゴセイジャーの元まで飛んで来るが、ダークヘッダーは常に実体化し、ブラジラのサモンコールに応えて姿を現す。
本来は首だけの存在となっており、巨大化能力があり、それぞれ対応した乗り物の姿をコピーする事で「ゴセイマシン」と呼ばれる伝説のマシンとなるが、ダークヘッダーも同様の力を持つのかは不明。

デザイナーの酉澤安施氏によれば、「2種類の幻獣を合成した理由は『登場順に頭部の数を2つから4つにしたかったため』、『神に仕える蹄のある草食動物に統一するため』」らしい(DVDの映像特典の「ゴセイミュージアム」より)。

最終更新:2017年01月04日 04:58