「我が分身達よ、もう十分にその数を増やしたろう 今こそ、力を見せろ!」
【詳細】
地のサイマ獣。
弓矢と薙刀を武器とし、土を食らう虫(本人曰く「分身」)を弓で操る事ができ、口から光線を放つ。
上述の虫を地中に埋め込み、地盤を脆くさせる事で地面を陥没させ、街に被害を及ぼそうと目論む。
大量の
使い魔インプスと共に出現、インプスがゴーゴーファイブを足止めしている内に自身は弓矢で街の破壊活動を行う。
ゴーゴーファイブを欺くのカモフラージュに過ぎず、地中には虫が埋め込まれ、イエローはインプスとの交戦中に絵が好きな少年・克哉に重傷を負わせた事で戦意を喪失させる。
翌日、一斉に孵化した虫は土を食べ進んでいき、広範囲の地盤が脆くなった事で大規模な地盤沈下を引き起こす。
駆け付けたイエロー以外のゴーゴーファイブをコボルダとサラマンデスが迎え撃ち、自身は悠々と虫を操るが、参戦したダイモンに弓を破壊されてしまう(同時に虫も消え去る。)。
怒りからイエローを口からの光線で攻撃、薙刀で立ち向かうが、トラウマを振り切ったイエローの至近距離からのブイマシンガンの射撃に怯み、「ビックブイバスター」により倒される(その際はコボルダも巻き添えになる。)。
その直後、
再生カードによって巨大な死霊として復活する。
ビクトリーロボ、ライナーボーイと交戦、ビクトリーロボ、ライナーボーイを強力な体当たりで攻撃を行うが、ライナーキック、ブラスターシールドの射撃に怯んだ隙にマックスビクトリーロボへの合体を許してしまい、最期は「マックスノバ」を受け爆散した。
【余談】
コボルダに作戦を命じられた際の「この老体でお役に立ちますかどうか」という台詞から察すれば、かなりの老齢と思われる。
声を演じる寺島幹夫氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となるが、2008年12月に亡くなり、最初で(特撮作品において)最後の出演ともなった。
最終更新:2016年01月28日 16:05