「作品時列表」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

作品時列表 - (2013/09/21 (土) 23:46:38) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

【種別】 年表 *古代 **不明 ・“[[紅世の徒]]”が人間の感情を感じ取ることで、隣り合う世界の存在を知る。 ・ある“[[紅世の王]]”が編み出した『[[狭間渡り]]』の術により、一部の“徒”が“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”からこの世に渡り来て“[[存在の力]]”を奪い活動するようになる。 ・“徒”から彼らの故郷の事を聞き知った人間の詩人が、その世界を“紅世”と名付ける。 ・『[[世界の歪み]]』の拡大により両界の境界面が荒れ始め、両界を往来する際に傷付き行方不明になる“徒”が増える。 ・増大した境界面の歪みをある”王”が感じ取り、“徒”の間に[[大災厄]]仮説が広まる。 ・大災厄に危機感を持った“徒”が、世界のバランスを荒らし続ける“徒”を止める方法の模索と試行錯誤を数百年繰り返し、最終的に[[フレイムヘイズ]]誕生のシステムを開発。多数の“王”が人間と契約し、最古のフレイムヘイズが生まれる(『[[儀装の駆り手]]』[[カムシン・ネブハーウ>カムシン]]、『[[棺の織手]]』[[ティス]]など)。 ・天性の素質を厳しい修行で鍛えたアメリカ大陸先住民の神官たちがフレイムヘイズになり、彼らは『[[大地の四神]]』と呼ばれるようになる。 **紀元前1000年頃 ・後の[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]『[[盟主]]』“[[祭礼の蛇]]”(当時は数十の取り巻きがただ「居た」のみで、組織ではなかった)が、“徒”の楽園たる封界『[[大縛鎖]]』創造のために、監視の[[宝具]]『[[玻璃壇>玻璃壇(はりだん)]]』を作る。 ・『大縛鎖』完成阻止を目論んだフレイムヘイズ強硬派が、『大縛鎖』創造の儀式の前に攻撃を仕掛け、『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』に殲滅される。 ・『大縛鎖』創造の儀式場にて、“祭礼の蛇”と最古のフレイムヘイズの間に「神殺し」と呼ばれる大きな戦いが勃発。最終的に秘法『[[久遠の陥穽]]』を受けた“祭礼の蛇”は世界の狭間に放逐される。以後、主を失った『三柱臣』(と後の[仮装舞踏会])は、自発的に大規模な戦いを仕掛けることは一切無くなった。 ・人間の裏切りによりティスが死亡した事を機に、“[[冥奥の環]]”[[アシズ]]がこの世に[[顕現]]。以後、“[[棺の織手]]”として存在の乱獲者となる。 **6世紀頃 ・アシズの下に、[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]最高幹部『[[九垓天秤]]』が揃う。 *中世~近世 **不詳(中世) ・[[ダンタリオン]][[教授]]が、人間を協力者として[[自在式]]のみの研究を行う。 ・[[マティルダ・サントメール]]がアキテーヌの伊達男(アキテーヌ公ギヨーム九世?)に言い寄られ、恋歌を教えられる。 ・[[ゾフィー・サバリッシュ]]が“払の雷剣”[[タケミカヅチ]]と契約し、『震威の結い手』となる。 ・[[カール・ベルワルド]]が“破暁の先駆”[[ウートレンニャヤ>ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ]]、“夕暮の後塵”[[ヴェチェールニャヤ>ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ]]の姉妹と契約し、『[[極光の射手]]』となる。 ・[[マージョリー・ドー]]が“蹂躙の爪牙”[[マルコシアス]]と契約し、『弔詞の詠み手』となる。 **不詳(中世又は近世) ・教授が『[[強制契約実験]]』を行う。[[サーレ・ハビヒツブルグ>サーレ]]らがこれによりフレイムヘイズとなるが、他の被験者の多くは発狂や自殺、放埒の末の討伐により死亡する。“紅世”から引き寄せられた“徒”も、世界を渡る途中で多数が死亡。教授が多くの“徒”からも怨まれる原因の一つとなる。 ・ある“王”を相槌に、日本の刀匠が宝具『[[贄殿遮那>贄殿遮那(にえとののしゃな)]]』を打ち、その使い手を見つけるため、自らを“[[ミステス]]”“[[天目一個>天目一個(てんもくいっこ)]]”へと変える。 ・[とむらいの鐘]が『戦狩り』と呼ばれる戦闘を行い、[[ソカル]]が一番手柄を上げる。 ・[とむらいの鐘]が、本拠地[[ブロッケン要塞]]を建造。以後、その主戦場を欧州に移す。入場の際、『九垓天秤』が順番でもめる。 **不詳(近世) ・欧州にて、“徒”同士の代理協定戦争『[[君主の遊戯]]』が流行する。 ・[[ピエトロ・モンテベルディ]]が、地中海の船便を取り仕切る顔役として討ち手の移動の手助けを行う。 **15世紀前半(フス戦争以後) ・[[ザムエル・デマンティウス]]が“吾鱗の泰盾”[[ジルニトラ]]と契約し、『犀渠の護り手』となる。 **15世紀後半~末期(『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』最終決戦の数十年前) ・教授が持ち出し改変し危機の際に手放した『[[大命詩篇]]』の断片が、数十年後にアシズの手に渡り、[とむらいの鐘]が『[[壮挙]]』を目的として動き出す。 ・[[リャナンシー]]が失意のうちに鳥籠型宝具に囚われ、宝具『[[小夜啼鳥>小夜啼鳥(ナハティガル)]]』として扱われるようになる。その後、多くの“徒”の間を渡りいく。 ・多くの“徒”が、『小夜啼鳥』を使おうとして自滅する。 ・[[ガヴィダ]]が『[[天道宮]]』に隠遁し、そのまま消息不明に([仮装舞踏会]離脱も同時期?)。 **16世紀初頭(10) ・アシズにより[[オストローデ]]で『[[都喰らい]]』が発動し、同市が高純度の“存在の力”に変換され消滅する。発生した史上空前の歪みへの危機感から多数の“王”が契約に踏み切る。 ・東方から来たマティルダが[[フワワ]]を討滅。以後、[とむらいの鐘]の宿敵となる。 ・[[ヴィルヘルミナ・カルメル]]がマティルダに近づき、以後共に戦うようになる。 ・[[[百鬼夜行]]]がマティルダとヴィルヘルミナの襲撃から紙一重で逃亡する。 ・マティルダとヴィルヘルミナを旗頭に討ち手たちが集まり出し、[とむらいの鐘]との決戦のために[[フレイムヘイズ兵団]]が結成され始め、ゾフィー・サバリッシュが総大将を押し付けられる。 **『都喰らい』から18年後 ・[[ベルペオル]]が『君主の遊戯』遊戯者によるフレイムヘイズ兵団の包囲を画策するも、マティルダとヴィルヘルミナによって有力遊戯者達を事前に潰され失敗。『炎髪灼眼の討ち手』の猛威が[[ストラス]]に強く焼き付けられる。 ・アシズ率いる[とむらいの鐘]が宝具『小夜啼鳥』奪取のため遠征。所有者の“王”、[とむらいの鐘]、フレイムヘイズの間で争奪戦が勃発し、三つ巴の乱戦の末[[ニヌルタ]]が討滅されるも、『小夜啼鳥』は[とむらいの鐘]に渡る。この一戦でフレイムヘイズ兵団は多大な損失を受け、後の討ち手の粗製乱造に繋がる。 ・アシズによる『壮挙』の宣布が行われ、感銘を受けた多数の“徒”が[とむらいの鐘]に加わり、逆にフレイムヘイズや少しでも大災厄に危機感を持つ“徒”からは大反発を受け、契約に踏み切る“王”が増加。後世『ゾフィーの子供たち』と称されるフレイムヘイズが粗製乱造される(『荊扉の編み手』[[セシリア・ロドリーゴ]]など)。 **『小夜啼鳥』争奪戦の5日後 ・フレイムヘイズ兵団が、『壮挙』の阻止を目的にブロッケン要塞に向け進撃。迎え撃つ[とむらいの鐘]との間で『大戦』最終決戦が勃発する。 ・[仮装舞踏会]も[とむらいの鐘]への「義理立て」を表向きの理由に、その実『大命詩篇』の破壊を目的に、『大戦』の戦場に布陣する。 ・[[ジャリ]]を生贄に『[[天破壌砕]]』が発動し、アシズ討滅。初代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ死亡。『大命詩篇』も破壊され、天罰神[[アラストール]]の脅威が[[ヘカテー]]に強く植え付けられる。 ・[[メリヒム]]を除く『九垓天秤』は全て討滅され、[とむらいの鐘]壊滅。残党は[仮装舞踏会]に保護される。 ・『天道宮』の主ガヴィダ死亡。 ・初代『極光の射手』カール・ベルワルド死亡。 ・リャナンシーが鳥籠から自由になり、同時にアラストールと友になる。 ・アラストール、メリヒム、ヴィルヘルミナが、『炎髪灼眼の討ち手』の後継者探しと育成のため、『天道宮』で隠遁生活に入る。 ・フレイムヘイズ兵団解散。 ・セシリアが、『戈伏の衝き手』[[クレメンス・ロット]]に誘われて、共に旅に出る。 **16世紀前半(1510~20年頃?) ・マージョリー・ドーが、ローマに入港した神聖同盟の手打ち金を強奪する。 **不詳 ・修士[[ゲオルギウス]]の召喚を聞いた[[フィレス]]が興味本位で彼と接触し、長きにわたって放埒と出鱈目の限りを尽くすが、数十年後、老いたゲオルギウスが赤子の[[ヨーハン]]を殺そうとしたことで見限られ、フィレスに殺害される。 ・フィレスとヨーハン、二人で世界を十数年巡り歩いた末に、「ずっと一緒にいたい」という願いから、時計台を材料に『[[零時迷子]]』を作り出し、ヨーハンがその“ミステス”となって、自分達のことを『[[約束の二人>約束の二人(エンゲージ・リンク)]]』と名乗りだす。 *近代(18世紀~第二次世界大戦終結まで) **不詳 ・[仮装舞踏会]が組織を改組。ベルペオルの役職名を『軍師』から『参謀』に変更する。 ・『君主の遊戯』が終焉を迎える。 ・[[フリアグネ]]がこの世に渡り来る。 ・フリアグネと[[コヨーテ]]が接触を持つ。 **18世紀~19世紀 ・[[サラカエル]]と[[ドゥーグ]]が主従関係を結ぶ。 ・[[ドレル・クーベリック]]が“虚の色森”[[ハルファス]]と契約し、『愁夢の吹き手』となる。 ・ドレルがフレイムヘイズの協力・互助・提携の必要性を主張。それから数十年後、[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]の管理者に就任。以後100年程度の短い時間で、外界宿をフレイムヘイズの支援組織として再編し、[[ドレル・パーティー]]を形成する(完成を見るのは、1930年代)。 ・フレイムヘイズたちが協力して、[[海魔>海魔(クラーケン)]]の撲滅に乗り出す。 **19世紀後半 ・リャナンシーが、教授の組み上げた自在式を改良して[[封絶>封絶(ふうぜつ)]]を完成させる。以後、数十年という短期間で、“徒”、討ち手の間に広まる。 ・人間の文明と文化の発展に伴い、本性のまま[[顕現]]する“徒”が激減し、[[人化]]する“徒”が増加する。 ・[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]が発生し、支持者を増やしていく。 ・[[クロード・テイラー]]が“觜距の鎧仗”[[カイム]]と契約し、『空裏の裂き手』となる。『約束の二人』の協力を得て、わずか数年で復讐を成就し、故郷に帰る。 ・アメリカ合衆国にて、フレイムヘイズの[[内乱]]勃発。十数年続いた後、“徒”の活動が活発化したため休戦。以後『大地の四神』は南北アメリカ大陸主要四都市で外界宿の管理者に就任し、動くことはなくなった。 ・内乱と同時期に『破約事件』発生。 **1848年 ・トリノにて、フリアグネが後に[[マリアンヌ]]となる人形と出会う。 **1850年ごろ ・ハワイのホノルルに外界宿が設置される。 **1864年 ・フレイムヘイズに恨みを持つ少年[[ビリー・ホーキン]]とフリアグネが協力して、宝具『[[トリガーハッピー]]』を作り出す。 **1880年ごろ ・この頃、マージョリー・ドーがニューヨークに滞在する。 **1890年ごろ ・[[キアラ・トスカナ]]がウートレンニャヤ、ヴェチェールニャヤと契約し、二代目『極光の射手』となる。 ・[[パウラ・クレツキー]]の依頼で、サーレ・ハビヒツブルグがキアラ・トスカナを弟子にとり、以後二人は師弟関係となる。 **1895年 ・ホノルルの外界宿が[革正団]の襲撃で壊滅する。 ・ハワイ諸島に海魔の大群が襲来し、同地を勢力圏に取り込む。 ・[革正団]のサラカエルが、ハワイ島において、[[この世の本当のこと]]を人間に知らしめるための計画を開始する。そのための同志として教授を招聘し、[[オベリスク]]の建造に取りかかる。 **20世紀初頭 ・[[サブラク]]、[[エリュー]]、[[コーエン]]が、カシュガルを訪れる。 **1901年(15) ・[[レベッカ・リード]]、[[アーネスト・フリーダー>フリーダー]]らが太平洋の海魔を制圧し、ハワイを解放する。 ・ホノルル外界宿再設置の任務を帯びてハワイを来訪したサーレとキアラが、サラカエルの計画と遭遇。『約束の二人』の協力もあって阻止に成功し、サラカエルは討滅される。 ・戦闘後、[[ドゥーグ]]が消息不明となる。クロード・テイラーは契約を破棄して死亡。カイムは“紅世”へ帰還する。 ・[[ハリエット・スミス]]が、サラカエルの遺志に基づき、ハワイでこの世の行く末を見届ける事にする。また、クロードの遺言により『約束の二人』は彼女と行動を共にする。これによって、『約束の二人』の噂が百年ほど途絶える。 **1930年代(S) ニューディール発表、禁酒法廃止(1933年)以後、ロックフェラーセンター完成(1939年)以前 ・欧州全土で[革正団]の活動が活発化。[[クーベリックのオーケストラ>ドレル・パーティー]]の要請により、米国など各地のフレイムヘイズが[革正団]根絶のために動き出す(対[革正団]戦争)。 ・[百鬼夜行]が[革正団]を各地に送り届け、対[革正団]戦争における影の花形として活躍する。 ・[[アレックス]]、[[ドゥニ]]、対[革正団]戦争で死亡。生涯の友を失ったゾフィーは引退同然となる。 ・パリにて、[[リベザル]]が[革正団]を一蹴する。 ・この頃、フリーダーとリベザルが顔を合わせる。交戦したかどうかは不明。 ・[[ユーリイ・フヴォイカ]]が、ニューヨークの外界宿『イーストエッジ外信』に約一年所属する。 ・ニューヨークに[[アナベルグ]]及び護衛の[[シュドナイ]]が現われ、エンパイアステートビルの破壊を企むも、マージョリーとユーリイに阻止される。アナベルグ討滅。ユーリイ死亡。 ・対[革正団]戦争終結。[革正団]が根絶される。 *現代(第二次世界大戦後~21世紀) **1950年前後 ・[[ウィネ]]がこの世に渡り来る。 **1970年前後 ・[百鬼夜行]が中央アジア運行ルートを開設する。 **冷戦時代 ・核兵器による“徒”の駆逐は徒労であるとの判断を外界宿が下す。その際、北極海で船舶が二隻失われた模様(『[[冷戦下の事件]]』)。 **本編開始十数年~数年前(5、ボールルーム、ゾートロープ) ・アラストール、メリヒム、ヴィルヘルミナ・カルメルら、『天道宮』に拾ってきた少女(後の[[シャナ]])を新たな『炎髪灼眼の討ち手』の候補として育成し始める。 ・ウィネが、この世に渡り来たばかりの[[ソラト]]と[[ティリエル]]を『[[星黎殿]]』に案内する。その際に“愛染の兄妹”とヘカテーの間で一悶着が起きる。この前後にストラスから『天道宮』のことを知らされたウィネが、数年に渡る『天道宮』の捜索に取りかかる。 ・[[オオナムチ]]討滅の1年余前、クレメンス・ロットが、幾度も交戦してきた[[オオナムチ]]に殺害される。クレメンスの最期の願いを聞き届けたオオナムチは、以後クレメンスの故郷が廃村となって埋もれているオーストリアの森に赴いてそこに居座り、『炎髪灼眼の討ち手』に討滅されるまでの間に、セシリア・ロドリーゴの増援として外界宿から派遣された5人の討ち手をことごとく返り討ちにする。 ・『天道宮』崩壊の数ヶ月前に、[[ガープ]]が“天目一個”に喰われる。 ・[[ウィネ]]が『天道宮』を出入りするヴィルヘルミナを探し当て、メリヒムの『[[虹天剣]]』で隠蔽が剥がれたのをきっかけに、[[ウィネ]]、“[[天目一個>天目一個(てんもくいっこ)]]”、[[オルゴン]]が『天道宮』に侵入。 ・『天道宮』の少女(後のシャナ)が“天壌の劫火”アラストールと契約し、『炎髪灼眼の討ち手』となる。 ・強者の気配に引かれて『天道宮』に侵入していた“天目一個”と、『炎髪灼眼の討ち手』が交戦。『炎髪灼眼の討ち手』が勝利し、『贄殿遮那』を継承する。 ・ウィネ、オルゴン、戦闘の中で死亡する。 ・メリヒムが最後の力で『炎髪灼眼の討ち手』に最後の教えを施し、満足のうちに討ち果たされ、『[[最強の自在法]]』の存在を伝える。 ・『[[非常手段>非常手段(ゴルディアン・ノット)]]』発動により『天道宮』崩壊。メリヒムも崩壊に巻き込まれ死亡する。 ・『炎髪灼眼の討ち手』の出立。ヴィルヘルミナと別れる。 ・『炎髪灼眼の討ち手』が契約から数ヵ月後、東欧でゾフィーと出会い、現代のフレイムヘイズとしての在り方と、女性として最低限の嗜みを教育される。 ・『炎髪灼眼の討ち手』が[[カシャ]]を討滅。数日後、[[ニティカ]]を取り逃しかけるも、ゾフィーがこれを討滅する。 ・ヴィルヘルミナ、“徒”の討滅に精励し、英雄健在を外界宿に知らしめる。 **21世紀初頭(本編開始2年前)(SII、ヴァージャー、ジャグル) ・ピエトロがヴィルヘルミナに、[百鬼夜行]の中央アジア運行ルートを潰すよう依頼する。 ・ヴィルヘルミナが上海の外界宿で中央アジアに入る準備中に、マージョリーと再会する。 ・サブラクによる『約束の二人』への襲撃が終わることなく続けられ、ヨーハンが『[[スティグマ]]』破りの自在式の製作に取り掛かる。 ・ヴィルヘルミナ、中央アジアの都市にてサブラクの必殺の罠に掛かり瀕死になるが、『約束の二人』によって救出。サブラクを退け、以後行動を共にする。 ・ヴィルヘルミナと『約束の二人』に遭遇した[百鬼夜行]が、中央アジア運行ルートを放棄し逃走する。 ・『約束の二人』を取り逃がしたサブラクが、腹いせに[[デデ]]を殺害。結果的に[[メア]]を助ける。その後、カシュガルにて[[劉陽]]を殺害。 ・メアが粗末な短剣を報酬に、サブラクに同行する。 ・『炎髪灼眼の討ち手』がゾフィーと分かれた数ヵ月後に、ゾフィーの紹介状を持ってジェノバで外界宿の顔役であるピエトロ・モンテベルディを訪ね、オオナムチの討滅を依頼される。 ・『炎髪灼眼の討ち手』がジェノバを出て1週間ほど後に、ピエトロの依頼の件でセシリアを訪ねる。オオナムチとの交戦の結果、セシリアが殺害され、オオナムチが『炎髪灼眼の討ち手』に討滅される。 ・『炎髪灼眼の討ち手』、麻薬取引を襲撃して香港ドルを確保。日本円は海路不正ルートから頂戴する。 **本編開始年 ・サブラクが[[[故崖窟]]]を殲滅し、『約束の二人』への罠を張り巡らせる。 ・フリアグネ一派が、[[御崎市>御崎市(みさきし)]]で『都喰らい』を起こすための布石として、大量の[[トーチ]]を作成し始める。 ・御崎市を訪れた剣型宝具を使うフレイムヘイズを、フリアグネ一派が殺害する。(M) 4月(0) ・『炎髪灼眼の討ち手』、日本で[[ウコバク]]と交戦し討滅。御崎市へ向かう。 ・[故崖窟]跡地にて、『約束の二人』とヴィルヘルミナがサブラクの襲撃を受け瀕死の重傷を負い、ヨーハンは『零時迷子』に封印、フィレスはサブラクを抱え戦線離脱。 ・サブラクに『大命詩篇』を打ち込まれた『零時迷子』は、変異しつつ無作為転移する。 ・上記の戦闘と同時期に、人間・[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]がフリアグネ一派に“存在の力”を喰われて死亡。喰い滓がトーチへと加工され、直後『零時迷子』が転移し“ミステス”となる。 4月末(1,電撃ドラマCD,M) ・坂井悠二、フリアグネ一派の“[[燐子]]”に襲われるも、『炎髪灼眼の討ち手』に助けられ、自分が既に死んでトーチ(“ミステス”)となっていることを知らされる。 ・『炎髪灼眼の討ち手』が[[平井ゆかり]]の存在に割り込み、悠二の監視のため、[[御崎高校]]に通学するようになる。 ・「贄殿遮那のフレイムヘイズ」(=『炎髪灼眼の討ち手』)を、悠二が「シャナ」と名付ける。 ・悠二の機転と自らの不運により、フリアグネ討滅。マリアンヌ他多数の“燐子”もシャナに斬られたり『[[ダンスパーティー]]』の能力により消滅。 ・フリアグネの“燐子”[[ニーナ]]の襲撃と討滅。悠二とシャナの[[早朝の鍛錬]]が始まる。(CD,M) 5月(2) ・[[ラミー]](リャナンシー)が、フリアグネの残したトーチを摘みに、御崎市を訪れる。 ・ラミーを追って、マージョリーが御崎市を来訪。[[佐藤啓作>佐藤啓作(さとうけいさく)]]と[[田中栄太>田中栄太(たなかえいた)]]が案内役に選ばれ“紅世”と関わることになる。 ・[[吉田一美>吉田一美(よしだかずみ)]]が、[[池速人>池速人(いけはやと)]]の助けを得て、悠二とデートにこじつける。そこで悠二がラミーと出会う。 ・マージョリーたちが、フリアグネが遺した『玻璃壇』を発見し、ラミー捕捉のため活用する。 ・悠二のやる気の喪失からシャナと一時的に不仲になるも、ラミーの助言もあって悠二がやる気を取りもどし仲直りする。 ・マージョリーとシャナが交戦。シャナは一度は敗北するが、後日再戦し、さまざまな運の要素や[[紅蓮の双翼]]の顕現により辛くも勝利を収める。 ・ラミーは、マージョリーに“[[銀]]”を追うなと忠告して御崎市を離れる。 ・シャナに敗北したマージョリーが、佐藤家に居候として住みつく。 ・『零時迷子』の効果を利用した[[深夜の鍛錬]]が始まる。 6月頃(3~5) ・シュドナイを護衛としたソラトとティリエルが、来日直前の香港でヴィルヘルミナに遭遇。シュドナイの働きにより、激突を回避する。 ・シャナ、悠二をめぐって一美と三角関係の激戦を繰り広げ、激化の一途をたどる。 ・ソラトとティリエルおよび二人の護衛者シュドナイが、『贄殿遮那』強奪を目的として御崎市に襲来。再び多数の人間が喰われ、トーチと化す。 ・新たな生きがいを見つけたマージョリーの作戦と悠二の敏感な感知能力、シャナの底力によりソラト、ティリエル、討滅される。 ・シュドナイが“ミステス”坂井悠二の蔵する宝具の奪取を試みるが、『[[戒禁>戒禁(かいきん)]]』によって腕をもがれたことで中身に気付き、[仮装舞踏会]に『零時迷子』の発見が伝えられる。 7月(6~9) ・教授、護衛のサブラクが所有する大剣型宝具『[[ヒュストリクス]]』を超・強力でカッコよく改良した結果彼に離反され、以後二人は非常に不仲になる。 ・ベルペオルが、サブラクから教授の足取りを聞き出す。 ・[[調律師]]カムシンが御崎市の[[調律]]に訪れ、一美が協力者となり「この世の本当のこと」を知り“紅世”と関わることになる。 ・[[ミサゴ祭り>御崎市ミサゴ祭り]]を舞台に、教授が実験開始。カムシンの施した調律が、教授に乗っ取られる。 ・混乱の中で、一美は悠二の死を知ってショックを受ける。 ・混乱の中で田中が緒方に告白される。 ・混乱の中で佐藤がマージョリーの言いつけに背いて、『[[吸血鬼>吸血鬼(ブルートザオガー)]]』を持ち出し、田中の鉄拳を受ける。 ・悠二、カムシンへの怒りからシュドナイの腕を吸収。同時に“存在の力”の在り様を理解する。 ・御崎高校の“紅世”関係者が一同に揃う。一美は、幼なじみで親友の平井ゆかりがとっくに死亡し、シャナに入れ替わられていた事実を知る。 ・シャナ、マージョリー、カムシンを中心に、教授の実験阻止と討滅のための作戦開始。 ・戦いの中、一美が悠二に告白し、シャナに先制攻撃を果たす。 ・フレイムヘイズたちとの激戦の末教授は敗走し、逃亡先でベルペオルに見つけられる。 ・御崎市駅壊滅。以後しばらく駅近くに歩行者天国が出来る。 ・ミサゴ祭りの2日後、調律を終えたカムシンが御崎市を立ち去る。一美がカムシンに麦わら帽子を贈る。 ・ミサゴ祭りでの一件で、シャナと悠二の仲が一時気まずくなるが、すぐに解消される。 ・緒方の提案で、期末試験対策の勉強会が開かれる。 ・シュドナイが『[[大命]]』成就に向けて活発に動き出す。手始めにドレル・パーティーを殲滅し、ドレル、パウラらを殺害。ドレル・パーティーにやや遅れて、ピエトロと彼の「コーロ」も殲滅される。以後、外界宿は指導部の消失により未曾有の混乱の中に陥る。 ・一美へのお礼と『ミサゴ祭りの続き』を兼ねて、佐藤の提案により、神社で花火をする。 ・シャナが悠二に『メロンパン弁当黒焦げのおかず付き』を贈り、以後悠二に「恋愛感情を持つなど許されない偉大なフレイムヘイズ」から「好きになってもいい女の子」と認識される。 ・シャナが悠二にキスをしかけるが、ヴィルヘルミナの登場と妨害により、未遂に終わる。 ・ヴィルヘルミナ、シャナに悠二の殺害を持ちかける。 ・悠二の父・[[貫太郎>坂井貫太郎(さかいかんたろう)]]が赴任先から一時帰宅。 ・ヴィルヘルミナ、悠二殺害を決行するも、シャナに妨害され未遂に終わる。 ・悠二、一美と『[[大戸ファンシーパーク]]』へデートに出かける。 ・ヴィルヘルミナ、悠二殺害を決行するも、シャナとの戦いや悠二の必死の足掻きにより未遂に終わる。以後、事後処理も含めて御崎市の平井家に留まる。 8月(リシャッフル、ゲーム版) ・悠二とシャナが、フリアグネの遺した宝具『[[リシャッフル]]』を起動させてしまう。『リシャッフル』はその後破壊された。(リシャッフル) ・メアが、『零時迷子』の“ミステス”を狙って御崎市に現れるが、敗れ討滅される。自在法『[[ゲマインデ]]』の効果により、戦闘の記憶は夢のようにしか残らなかった。(ゲーム版) 9月(S,SII) ・新学期開始。 ・吉田の誕生日パーティーが開かれる。(S) ・シャナとアラストール、悠二とヴィルヘルミナの関係改善のため、一計を案じる。(SII) 10月(11,12,13) ・『[[御崎高校清秋祭>清秋祭(せいしゅうさい)]]』が開かれる。 ・悠二と一美が、『ロミオとジュリエット』で仮装をする。 ・悠二が深夜の鍛錬で封絶を初使用。その際に銀色の炎を出す。 ・シャナ、悠二に告白しようとするが、フィレスの襲来によりうむやむに。 ・マージョリーが、銀の炎に我を忘れて、悠二に襲いかかるが、シャナとヴィルヘルミナにより、フィレスごと制圧される。 ・封絶内で緒方が砕け散る様を見た田中の心が折れる。 ・傀儡から本物のフィレスが出現。ヨーハンを解放しようとするも、悠二から現れた“銀”(『[[暴君II>暴君]]』)の腕に一撃を受け、“存在の力”を奪われる。 ・『暴君』の異変を察知したヘカテーが、[[フェコルー]]を護衛に御崎高校に出現。『暴君II』を押さえ、『零時迷子』に刻印を打ち、しばしの交戦の後に『星黎殿』に退去する。 ・戦いの中でヨーハンが、マージョリーの自在式を利用し、悠二の身体を一時的に作り変える形で顕現。フィレスに何らかの頼み事をし、再び『零時迷子』の中に戻る。 ・フィレス、ヨーハンの頼み事を果たすため、御崎市を離れる。その際、一美に宝具『[[ヒラルダ]]』を手渡す。 ・ヨーハンの意思により、フィレスはハワイ島の地下に下り、三つの作業に取りかかる。 10月以降(13) ・混乱する外界宿の指導者に、ゾフィー・サバリッシュが就任する。 ・御崎市の討ち手たちが『零時迷子』と[仮装舞踏会]の一件を外界宿に伝達するも、その反応が日和見的だったことから、アラストール直々に外界宿に調査を要請するも反応は鈍い。外界宿主導部のほとんどが彼のことを知らなかった事実に直面し、落ち込む。 ・シュドナイが各地の[[巡回士>巡回士(ヴァンデラー)]]などの人員を秘密裏に収容し、軍勢を形成していく。 12月(13) ・坂井貫太郎が再度一時帰宅。悠二に、[[千草>坂井千草(さかいちぐさ)]]の妊娠と彼の名が持つ意味を伝える。 ・ベルペオルがサブラクに、『炎髪灼眼の討ち手』と『零時迷子』に関わる一件を依頼する。 12月23日(14) ・シャナが一美に決戦を提案し、承諾をもらう。 ・池が佐藤に、佐藤が悠二に別々のことで相談する。 12月24日(14) ・池、一美に告白し玉砕する。 ・[[ザロービ]]と[[ビフロンス]]の襲来と撃破。ザロービは悠二に討滅され、ビフロンスはシャナとの戦いで瀕死の重傷を負わされる。 ・続けてサブラクが現われ、討ち手たちを窮地に追い込むが、悠二によるサブラクの正体の看破とヴィルヘルミナがヨーハンより継いだ『スティグマ』解除の自在式により形勢逆転、撃退する。 ・依頼を果たしたサブラクは、ビフロンスの『非常手段』により逃げおおせる。 ・瀕死だったビフロンスが、サブラクにより“存在の力”を使い尽くされ、消滅する。 ・・悠二が黒い自分(“祭礼の蛇”の[[仮想意思総体]])と合一し、[仮装舞踏会]の盟主“祭礼の蛇”の代行体となる。 ・人間(“ミステス”)坂井悠二の存在が、この世から欠落する。 1月(16~19) ・シャナがマージョリーによる訓練の結果、巨大な炎の腕を顕現させる自在法を完成させる。 ・上海において、フレイムヘイズと[仮装舞踏会]の一大会戦。『剣花の薙ぎ手』[[虞軒]]ら中国の討ち手および同地の外界宿『[[傀輪会]]』が壊滅する。 ・外界宿が、自分たちを襲っている敵の正体を[仮装舞踏会]だと(ようやく)見定める。 ・ゾフィー・サバリッシュが、全世界の討ち手の指揮権を掌握。外界宿を母胎として、第二次フレイムヘイズ兵団と呼べる組織の結成に動き始める。 ・[仮装舞踏会]で盟主の謁見の儀式。『大命』が構成員に布告される。 ・[[デカラビア]]がラミーに動員令を伝達する。 ・佐藤が外界宿の初等連絡員に就任し、マージョリーの命で東京の拠点へ向かう。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二が御崎市へ帰郷し、シャナへ思いを告げる。フレイムヘイズ三人と交戦。 ・“銀”の正体を告げられたマージョリーの自我が崩壊、以後昏睡状態に陥る。 ・シャナが“祭礼の蛇”坂井悠二の討滅を決意し戦うも敗北。アラストールごと連れ去られる。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二が一美を振り、『玻璃壇』を回収する。 ・『[[タルタロス]]』によってシャナがこの世の因果から切り離され、彼女が存在を割り込んでいた平井ゆかりの存在がこの世から欠落する。 ・外界宿を束ねるゾフィー・サバリッシュの元を、カムシンや『大地の四神』の一人[[センターヒル]]など、歴戦の討ち手たちが訪れる。 ・フィレスから外界宿総本部に、『星黎殿』の位置座標を知らせる暗号電文が届く。 2月(18~) ・シュドナイ率いる“徒”の軍勢が『星黎殿』に合流し、祀竈閣にて主要な“徒”による作戦会議が開かれる。 ・教授とラミーにより、盟主の代行体の分析が進む。 ・『星黎殿』酒保にて、決戦を控えた“徒”たちの景気づけの宴が催される。 ・ヘカテーに誘導された『星黎殿』が、『久遠の陥穽』の歪みに最も近いとされる中国中南部の山脈付近に移動し、“祭礼の蛇”坂井悠二が『久遠の陥穽』に至る『[[神門]]』を創造。それに伴う大規模な歪みがフレイムヘイズ兵団に察知される。 ・ヘカテーによるシャナ暗殺未遂。“祭礼の蛇”坂井悠二の介入により失敗に終わる。 ・ヴィルヘルミナ、知己の討ち手たちにシャナ奪還作戦への協力を要請し、ことごとく断られる。 ・レベッカがフリーダーに軟禁されていた佐藤を口実に兵団から離脱して、ヴィルヘルミナの元に向かう。レベッカに解放された佐藤は御崎市に向かう。 ・カムシンが、ゾフィーの使いとしてヴィルヘルミナを訪ね、そこで吉田と再会しフィレスの思惑について話し合う。 【不明(上記の事件の数日後)】 ・ヴィルヘルミナ、最終的にレベッカとカムシンを加えて、シャナ奪還に向けて旅立つ。 ・『大命』第二段階の開始。“祭礼の蛇”坂井悠二(アラストールを含む)、『三柱臣』、ダンタリオン、サブラク、[[ロフォカレ]]が、『久遠の陥穽』に向かう。 ・[仮装舞踏会]の軍勢が、『星黎殿』の防衛体制を整える。シュドナイ不在の間の統括者はデカラビア。 ・ヴィルヘルミナが『天道宮』をサルベージする。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二らが、巫女の先導を頼りに、最古のフレイムヘイズたちの成れの果てを退けながら『[[詣道]]』の奥へと進む。 ・[仮装舞踏会]による外界宿征討軍が全世界の主要外界宿へ進撃、交戦を開始する。 ・『天道宮』からの抜け道を通って『星黎殿』へと、ヴィルヘルミナ、カムシン、レベッカが内部から侵入する。シャナを探すヴィルヘルミナの陽動のため、カムシンとレベッカが派手に暴れ始め、カムシンが放った流れ弾が移動中のシャナの間近に直撃する。 ・フェコルーの命令を受け、[[プルソン]]がカムシンとレベッカの迎撃、[[ウアル]]が他の侵入者の捜索に当たる。 ・外界宿が『凪』『交差点』両作戦を敢行。『星黎殿』南方100km地点に4000人のフレイムヘイズ兵団が降下し、『星黎殿』直衛軍と交戦しながら『星黎殿』を目指す。 ・己の無力さからシャナが『贄殿遮那』を求めたことで、『贄殿遮那』が主に自身を届けるたびに再び“天目一個”の形を取って、フェコルーらを斬り倒しながらシャナの元に赴き、『タルタロス』を切断する。これにより、シャナが『炎髪灼眼の討ち手』として再起。ウアルとの交戦を経て、自分の抱く『炎髪灼眼の討ち手』の『強さ』のイメージを感得して力の精度が増す。 ・『[[マグネシア]]』消滅やカムシンの攻撃、ヴィルヘルミナによる『星黎殿』の落下により『[[秘匿の聖室>秘匿の聖室(クリュプタ)]]』に隠された『神門』が顕わになる。 ・『星黎殿』直衛軍の再編を終えたデカラビアが、外界宿征討軍の東西両方面主力軍司令官に、撤退命令を下す。西部戦線の撤退の総指揮は[[オロバス]]に委譲される。 ・シャナがヴィルヘルミナたちと合流。互いの情報を総合し、『神門』に突入することを決定し、また代行体・坂井悠二、『三柱臣』らの目的と行方を戦場に響き渡らせる。 ・『詣道』にて待ち伏せしていたサブラクと、侵入してきた討ち手達が接触。最古のフレイムヘイズの成れの果ての導きで、シャナは『詣道』深部へと離脱。残るカムシン、ヴィルヘルミナ、レベッカとサブラクが交戦状態に入る。 ・フレイムヘイズ兵団の攻勢が激化し、[仮装舞踏会]が劣勢に立たされる。[[デカラビア]]が「自身の戦局への投入」を決定し、外界宿征討軍総司令官職を[[ハボリム]]に委譲する。 ・ゾフィーによるデカラビアの討滅と時を同じくして、ハボリム率いる西部方面主力軍が戦場に到着する。 ・『[[祭殿]]』にて、『三柱臣』により“祭礼の蛇”の神体が復活。[[コキュートス]]がシャナの元に戻る。『神門』へと向かう“祭礼の蛇”の後方で、『詣道』が崩壊していく。 ・“祭礼の蛇”とシャナが『詣道』の途中で遭遇。創造神の神体の上で干戈を交える。 ・撤退を開始した外界宿征討軍東部方面主力軍が、谷川連峰・奥利根山塊にて、[[ミカロユス・キュイ]]率いる討ち手の一団により、足止めされる。 ・撤退途上の外界宿征討軍西部方面軍ギリシア方面軍・エジプト方面軍混成部隊がサーレ、キアラら外界宿の追撃部隊に追いつかれ、交戦状態に入る。 ・『詣道』の崩壊により収縮運動(推定)が発生し、教授がその現象を『[[朧天震]]』と名付ける。 ・マモンらを攻撃していたフレイムヘイズ部隊が、『朧天震』を機に撤退する。 ・ハワイにて、フィレスが取り組んでいた自在式の改変が完了する。 ・『詣道』を遡ってきた“祭礼の蛇”の神体を目にしたサブラクが、畏怖の念を味わいつつ、両界の狭間へと落ちて消滅する。 ・ゾフィーが『神門』の破壊を試み、フェコルーの『マグネシア』に阻止される。 ・シャナら討ち手たちが『神門』を抜けてこの世に帰還。そして、創造神“祭礼の蛇”の神体が坂井悠二たちと共にこの世に還幸する。 ・フェコルーが力尽きて死亡する。 ・ロフォカレが人知れず『星黎殿』から立ち去る。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二が全世界に向けて『大命』宣布。フレイムヘイズ兵団の士気が総崩れになり、『引潮』作戦に移行する。 ・交戦する両軍に対して、“祭礼の蛇”坂井悠二が『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造の意義を説く。これによりフレイムヘイズ兵団は組織として崩壊する。 ・センターヒルが『世界の乱れ』の本当の原因を討ち手たちに語る。歴戦の討ち手たちは改めて抗戦を決意。 ・シュドナイが残敵掃討に出陣。シャナ、ヴィルヘルミナ、センターヒルがその足止めに回り、ザムエルが残存戦力の収容、ゾフィーらが偽『天道宮』を使った攪乱工作に出る。 ・ザムエル、センターヒル、死亡。生き残った討ち手たちは『天道宮』に待避する。 ・キアラ、サーレ、シャナ、マージョリー、ヴィルヘルミナは、戦場を離脱し香港へ。 ・アメリカ南部某所に隠棲していた[百鬼夜行]を、フィレスが発見する。 ・ニューヨークにて、シャナ一派と『大地の三神』が会合。『三神』の参戦を取り付ける。 ・『イーストエッジ外信』に[百鬼夜行]が訪れる。 ・日本各地の空港で、討ち手による破壊活動が頻発する。 ・チューリヒの外界宿総本部で、人間・討ち手問わずの不毛な大論戦が続く。 ・フレイムヘイズ兵団の残存勢力が武漢で足止めされる。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二が御崎市を訪れ、吉田一美を『星黎殿』に招き入れる。 ・『星黎殿』が巨塔『[[真宰社>宰祝の社壇]]』へと変形。同時に御崎市を巨大な封絶が包む。[仮装舞踏会]が市内に兵を配置し、流入する“徒”を誘導する。 ・『真宰社』頂上『星辰楼』にて、ヘカテーが『大命詩篇』を全面稼働させ、儀式の祈りを始める。 ・『大地の三神』が各方面から御崎市へ侵攻。各方面守備隊がこれを迎え撃つ。 ・シャナ、ヴィルヘルミナ、キアラ、サーレが防衛線を突破。教授が『真宰社』の防衛機構を稼働させて、マモンとともに迎撃態勢に入る。シャナ、ヴィルヘルミナは先行。 ・『真宰社』頂上にて、シャナ、ヴィルヘルミナ対“祭礼の蛇”坂井悠二、シュドナイの決戦が始まる。 ・三度目の大命宣布により御崎市に流入する“徒”が激増。『三神』はその対処に戦力の多くを割かれることとなる。 ・[百鬼夜行]に送り届けられたマージョリーが『真宰社』内部で密かに活動する。 ・カムシンが、『真宰社』の基礎を材料に瓦礫の巨人を形成し、塔を倒壊寸前まで追い込む。『真宰社』は巨大化した『[[神鉄如意>神鉄如意(しんてつにょい)]]』を芯柱にして構造を維持。 ・吉田が『ヒラルダ』を使用する。フィレスの出現とヨーハンの顕現。琥珀色の竜巻の中でヨーハンと悠二が『零時迷子』の奪い合いをした後、『約束の二人』は吉田を連れて[百鬼夜行]の“燐子”で離脱を計る。 ・カムシンが[百鬼夜行]に合流し護衛を務める。 ・マージョリーが仕事を終えて『真宰社』最上部に登場。 ・シャナの『断罪』を前に、悠二が透明な煉瓦状の自在法を感得する。 ・シャナが『大命詩篇』改変の式を封じた『コルデー』をはめた拳を、『大命詩篇』の繭に打ち付ける。 ・フリーダーがロフォカレから[[神意召還]]について説明を受ける。 ・教授がサーレらを相手に『[[揮散の大圏]]』を発動させる。 ・『三神』が外来の“徒”を殺し続け、人喰いが禁忌であることを彼らに刻みつけようとする。 ・『[[ダイモーン]]』により暴走した[[パラ]]の“燐子”が、『真宰社』の方へ暴走する。 ・炎弾の集中で重傷を負ったカムシンが、再び儀装を纏う。 ・ヴィルヘルミナが『約束の二人』のため『真宰社』を下っていく。その後、[百鬼夜行]に合流。 ・[百鬼夜行]が『真宰社』内部に避難する。この際、『真宰社』の奥に通じるチューブの機能を麻痺させる。 ・サーレとキアラが、教授が仕掛けた地雷を逆用して教授を討滅する。 ・マモンがキアラの一撃で致命傷を負うが、ピルソインの介入で一命を取り留める。残った鉄巨人を『[[貪恣掌]]』で引き寄せ、塔の被害を最小限にとどめ消滅。 ・カムシンが『真宰社』を抉りながら[百鬼夜行]を吹き飛ばして脱出させ、自身は『揮散の大圏』で致命傷を負う。 ・神威召還“[[祭基礼創]]”発動。 ・神意召還“[[嘯飛吟声]]”発動。『[[両界の嗣子]]』の存在が全ての“徒”に知らしめられる。 ・新世界『無何有鏡』が、改変されたままの法則を持って創造される。 ・[仮装舞踏会]が兵を撤収。リベザルとピルソインが新世界に渡ったのを呼び水に、外来の“徒”が新世界『無何有鏡』へと渡り行く。 ・[仮装舞踏会]が一時散会し、将兵が新世界新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・坂井悠二と“祭礼の蛇”が分離。“祭礼の蛇”とベルペオルが新世界へ渡り行き、ただ一人残ったシュドナイと共にシャナ達を待ち受ける。 ・ラミーがリャナンシーに戻り、ドナートの板絵を復元し、悠二に復元の自在式を渡して新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・[百鬼夜行]が新たな乗客を求めて新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・ドゥーグが、新世界が捜し求めていたものか確かめるため新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・カムシンが河川敷で皆に見守られながら死亡。 ・吉田からヴィルヘルミナに、『両界の嗣子』[[ユストゥス]]が託される。 ・レベッカが強奪した『天道宮』が、新世界へ渡るフレイムヘイズ千二百余名を乗せて御崎市の河川敷に到着。ヴィルヘルミナの操縦で、『天道宮』が討ち手達と新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・御崎大橋にて最後の決戦。封絶が解除される。 ・『[[グランマティカ]]』が復元の自在法と吉田を基点に御崎市の復元を始める。 ・マージョリーによりシュドナイ討滅。 ・吉田が復元した悠二の手紙により悠二は戦う意味を喪失。シャナと口づけを交わし、『[[アズュール]]』に込められていた『転生の自在式』が起動し、悠二を確固な一個の存在に変える。 ・シャナと悠二が新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 **新世界『無何有鏡』創造後 ・“紅世”から新世界『無何有鏡』へ渡り来た“徒”が、[[秩序派]]、[[[マカベアの兄弟]]]等の集団を形成していく。 ・秩序派の“王”や[仮装舞踏会]の“徒”、討ち手らが[マカベアの兄弟]殲滅に動く。 **新世界『無何有鏡』創造から1年後の春 ・日本のとある陸上競技場にて、悠二とシャナが[[カルン]]と[[ダーイン]]を討滅する。 *未来 ・行者となった悠二が、シャナと共に、人と“徒”の共存を説いて回る。
【種別】 年表 *古代 **不明 ・“[[紅世の徒]]”が人間の感情を感じ取ることで、隣り合う世界の存在を知る。 ・ある“[[紅世の王]]”が編み出した『[[狭間渡り]]』の術により、一部の“徒”が“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”からこの世に渡り来て“[[存在の力]]”を奪い活動するようになる。 ・“徒”から彼らの故郷の事を聞き知った人間の詩人が、その世界を“紅世”と名付ける。 ・『[[世界の歪み]]』の拡大により両界の境界面が荒れ始め、両界を往来する際に傷付き行方不明になる“徒”が増える。 ・増大した境界面の歪みをある”王”が感じ取り、“徒”の間に[[大災厄]]仮説が広まる。 ・大災厄に危機感を持った“徒”が、世界のバランスを荒らし続ける“徒”を止める方法の模索と試行錯誤を数百年繰り返し、最終的に[[フレイムヘイズ]]誕生のシステムを開発。多数の“王”が人間と契約し、最古のフレイムヘイズが生まれる(『[[儀装の駆り手]]』[[カムシン・ネブハーウ>カムシン]]、『[[棺の織手]]』[[ティス]]など)。 ・天性の素質を厳しい修行で鍛えたアメリカ大陸先住民の神官たちがフレイムヘイズになり、彼らは『[[大地の四神]]』と呼ばれるようになる。 **紀元前1000年頃 ・後の[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]『[[盟主]]』“[[祭礼の蛇]]”(当時は数十の取り巻きがただ「居た」のみで、組織ではなかった)が、“徒”の楽園たる封界『[[大縛鎖]]』創造のために、監視の[[宝具]]『[[玻璃壇>玻璃壇(はりだん)]]』を作る。 ・『大縛鎖』完成阻止を目論んだフレイムヘイズ強硬派が、『大縛鎖』創造の儀式の前に攻撃を仕掛け、『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』に殲滅される。 ・『大縛鎖』創造の儀式場にて、“祭礼の蛇”と最古のフレイムヘイズの間に「神殺し」と呼ばれる大きな戦いが勃発。最終的に秘法『[[久遠の陥穽]]』を受けた“祭礼の蛇”は世界の狭間に放逐される。以後、主を失った『三柱臣』(と後の[仮装舞踏会])は、自発的に大規模な戦いを仕掛けることは一切無くなった。 ・人間の裏切りによりティスが死亡した事を機に、“[[冥奥の環]]”[[アシズ]]がこの世に[[顕現]]。以後、“[[棺の織手]]”として存在の乱獲者となる。 **6世紀頃 ・アシズの下に、[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]最高幹部『[[九垓天秤]]』が揃う。 *中世~近世 **不詳(中世) ・[[ダンタリオン]][[教授]]が、人間を協力者として[[自在式]]のみの研究を行う。 ・[[マティルダ・サントメール]]がアキテーヌの伊達男(アキテーヌ公ギヨーム九世?)に言い寄られ、恋歌を教えられる。 ・[[ゾフィー・サバリッシュ]]が“払の雷剣”[[タケミカヅチ]]と契約し、『震威の結い手』となる。 ・[[カール・ベルワルド]]が“破暁の先駆”[[ウートレンニャヤ>ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ]]、“夕暮の後塵”[[ヴェチェールニャヤ>ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ]]の姉妹と契約し、『[[極光の射手]]』となる。 ・[[マージョリー・ドー]]が“蹂躙の爪牙”[[マルコシアス]]と契約し、『弔詞の詠み手』となる。 **不詳(中世又は近世) ・教授が『[[強制契約実験]]』を行う。[[サーレ・ハビヒツブルグ>サーレ]]らがこれによりフレイムヘイズとなるが、他の被験者の多くは発狂や自殺、放埒の末の討伐により死亡する。“紅世”から引き寄せられた“徒”も、世界を渡る途中で多数が死亡。教授が多くの“徒”からも怨まれる原因の一つとなる。 ・ある“王”を相槌に、日本の刀匠が宝具『[[贄殿遮那>贄殿遮那(にえとののしゃな)]]』を打ち、その使い手を見つけるため、自らを“[[ミステス]]”“[[天目一個>天目一個(てんもくいっこ)]]”へと変える。 ・[とむらいの鐘]が『戦狩り』と呼ばれる戦闘を行い、[[ソカル]]が一番手柄を上げる。 ・[とむらいの鐘]が、本拠地[[ブロッケン要塞]]を建造。以後、その主戦場を欧州に移す。入場の際、『九垓天秤』が順番でもめる。 **不詳(近世) ・欧州にて、“徒”同士の代理協定戦争『[[君主の遊戯]]』が流行する。 ・[[ピエトロ・モンテベルディ]]が、地中海の船便を取り仕切る顔役として討ち手の移動の手助けを行う。 **15世紀前半(フス戦争以後) ・[[ザムエル・デマンティウス]]が“吾鱗の泰盾”[[ジルニトラ]]と契約し、『犀渠の護り手』となる。 **15世紀後半~末期(『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』最終決戦の数十年前) ・教授が持ち出し改変し危機の際に手放した『[[大命詩篇]]』の断片が、数十年後にアシズの手に渡り、[とむらいの鐘]が『[[壮挙]]』を目的として動き出す。 ・[[リャナンシー]]が失意のうちに鳥籠型宝具に囚われ、宝具『[[小夜啼鳥>小夜啼鳥(ナハティガル)]]』として扱われるようになる。その後、多くの“徒”の間を渡りいく。 ・多くの“徒”が、『小夜啼鳥』を使おうとして自滅する。 ・[[ガヴィダ]]が『[[天道宮]]』に隠遁し、そのまま消息不明に([仮装舞踏会]離脱も同時期?)。 **16世紀初頭(10) ・アシズにより[[オストローデ]]で『[[都喰らい]]』が発動し、同市が高純度の“存在の力”に変換され消滅する。発生した史上空前の歪みへの危機感から多数の“王”が契約に踏み切る。 ・東方から来たマティルダが[[フワワ]]を討滅。以後、[とむらいの鐘]の宿敵となる。 ・[[ヴィルヘルミナ・カルメル]]がマティルダに近づき、以後共に戦うようになる。 ・[[[百鬼夜行]]]がマティルダとヴィルヘルミナの襲撃から紙一重で逃亡する。 ・マティルダとヴィルヘルミナを旗頭に討ち手たちが集まり出し、[とむらいの鐘]との決戦のために[[フレイムヘイズ兵団]]が結成され始め、ゾフィー・サバリッシュが総大将を押し付けられる。 **『都喰らい』から18年後 ・[[ベルペオル]]が『君主の遊戯』遊戯者によるフレイムヘイズ兵団の包囲を画策するも、マティルダとヴィルヘルミナによって有力遊戯者達を事前に潰され失敗。『炎髪灼眼の討ち手』の猛威が[[ストラス]]に強く焼き付けられる。 ・アシズ率いる[とむらいの鐘]が宝具『小夜啼鳥』奪取のため遠征。所有者の“王”、[とむらいの鐘]、フレイムヘイズの間で争奪戦が勃発し、三つ巴の乱戦の末[[ニヌルタ]]が討滅されるも、『小夜啼鳥』は[とむらいの鐘]に渡る。この一戦でフレイムヘイズ兵団は多大な損失を受け、後の討ち手の粗製乱造に繋がる。 ・アシズによる『壮挙』の宣布が行われ、感銘を受けた多数の“徒”が[とむらいの鐘]に加わり、逆にフレイムヘイズや少しでも大災厄に危機感を持つ“徒”からは大反発を受け、契約に踏み切る“王”が増加。後世『ゾフィーの子供たち』と称されるフレイムヘイズが粗製乱造される(『荊扉の編み手』[[セシリア・ロドリーゴ]]など)。 **『小夜啼鳥』争奪戦の5日後 ・フレイムヘイズ兵団が、『壮挙』の阻止を目的にブロッケン要塞に向け進撃。迎え撃つ[とむらいの鐘]との間で『大戦』最終決戦が勃発する。 ・[仮装舞踏会]も[とむらいの鐘]への「義理立て」を表向きの理由に、その実『大命詩篇』の破壊を目的に、『大戦』の戦場に布陣する。 ・[[ジャリ]]を生贄に『[[天破壌砕]]』が発動し、アシズ討滅。初代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ死亡。『大命詩篇』も破壊され、天罰神[[アラストール]]の脅威が[[ヘカテー]]に強く植え付けられる。 ・[[メリヒム]]を除く『九垓天秤』は全て討滅され、[とむらいの鐘]壊滅。残党は[仮装舞踏会]に保護される。 ・『天道宮』の主ガヴィダ死亡。 ・初代『極光の射手』カール・ベルワルド死亡。 ・リャナンシーが鳥籠から自由になり、同時にアラストールと友になる。 ・アラストール、メリヒム、ヴィルヘルミナが、『炎髪灼眼の討ち手』の後継者探しと育成のため、『天道宮』で隠遁生活に入る。 ・フレイムヘイズ兵団解散。 ・セシリアが、『戈伏の衝き手』[[クレメンス・ロット]]に誘われて、共に旅に出る。 **16世紀前半(1510~20年頃?) ・マージョリー・ドーが、ローマに入港した神聖同盟の手打ち金を強奪する。 **不詳 ・修士[[ゲオルギウス]]の召喚を聞いた[[フィレス]]が興味本位で彼と接触し、長きにわたって放埒と出鱈目の限りを尽くすが、数十年後、老いたゲオルギウスが赤子の[[ヨーハン]]を殺そうとしたことで見限られ、フィレスに殺害される。 ・フィレスとヨーハン、二人で世界を十数年巡り歩いた末に、「ずっと一緒にいたい」という願いから、時計台を材料に『[[零時迷子]]』を作り出し、ヨーハンがその“ミステス”となって、自分達のことを『[[約束の二人>約束の二人(エンゲージ・リンク)]]』と名乗りだす。 *近代(18世紀~第二次世界大戦終結まで) **不詳 ・[仮装舞踏会]が組織を改組。ベルペオルの役職名を『軍師』から『参謀』に変更する。 ・[[フリアグネ]]がこの世に渡り来る。 ・フリアグネと[[コヨーテ]]が接触を持つ。 **18世紀~19世紀 ・[[サラカエル]]と[[ドゥーグ]]が主従関係を結ぶ。 ・[[ドレル・クーベリック]]が“虚の色森”[[ハルファス]]と契約し、『愁夢の吹き手』となる。 ・ドレルがフレイムヘイズの協力・互助・提携の必要性を主張。それから数十年後、[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]の管理者に就任。以後100年程度の短い時間で、外界宿をフレイムヘイズの支援組織として再編し、[[ドレル・パーティー]]を形成する(完成を見るのは、1930年代)。 ・フレイムヘイズたちが協力して、[[海魔>海魔(クラーケン)]]の撲滅に乗り出す。 **19世紀後半 ・リャナンシーが、教授の組み上げた自在式を改良して[[封絶>封絶(ふうぜつ)]]を完成させる。以後、数十年という短期間で、“徒”、討ち手の間に広まる。 ・人間の文明と文化の発展に伴い、本性のまま[[顕現]]する“徒”が激減し、[[人化]]する“徒”が増加する。 ・[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]が発生し、支持者を増やしていく。 ・[[クロード・テイラー]]が“觜距の鎧仗”[[カイム]]と契約し、『空裏の裂き手』となる。『約束の二人』の協力を得て、わずか数年で復讐を成就し、故郷に帰る。 ・アメリカ合衆国にて、フレイムヘイズの[[内乱]]勃発。十数年続いた後、“徒”の活動が活発化したため休戦。以後『大地の四神』は南北アメリカ大陸主要四都市で外界宿の管理者に就任し、動くことはなくなった。 ・内乱と同時期に『破約事件』発生。『君主の遊戯』が終焉を迎える。 **1848年 ・トリノにて、フリアグネが後に[[マリアンヌ]]となる人形と出会う。 **1850年ごろ ・ハワイのホノルルに外界宿が設置される。 **1864年 ・フレイムヘイズに恨みを持つ少年[[ビリー・ホーキン]]とフリアグネが協力して、宝具『[[トリガーハッピー]]』を作り出す。 **1880年ごろ ・この頃、マージョリー・ドーがニューヨークに滞在する。 **1890年ごろ ・[[キアラ・トスカナ]]がウートレンニャヤ、ヴェチェールニャヤと契約し、二代目『極光の射手』となる。 ・[[パウラ・クレツキー]]の依頼で、サーレ・ハビヒツブルグがキアラ・トスカナを弟子にとり、以後二人は師弟関係となる。 **1895年 ・ホノルルの外界宿が[革正団]の襲撃で壊滅する。 ・ハワイ諸島に海魔の大群が襲来し、同地を勢力圏に取り込む。 ・[革正団]のサラカエルが、ハワイ島において、[[この世の本当のこと]]を人間に知らしめるための計画を開始する。そのための同志として教授を招聘し、[[オベリスク]]の建造に取りかかる。 **20世紀初頭 ・[[サブラク]]、[[エリュー]]、[[コーエン]]が、カシュガルを訪れる。 **1901年(15) ・[[レベッカ・リード]]、[[アーネスト・フリーダー>フリーダー]]らが太平洋の海魔を制圧し、ハワイを解放する。 ・ホノルル外界宿再設置の任務を帯びてハワイを来訪したサーレとキアラが、サラカエルの計画と遭遇。『約束の二人』の協力もあって阻止に成功し、サラカエルは討滅される。 ・戦闘後、[[ドゥーグ]]が消息不明となる。クロード・テイラーは契約を破棄して死亡。カイムは“紅世”へ帰還する。 ・[[ハリエット・スミス]]が、サラカエルの遺志に基づき、ハワイでこの世の行く末を見届ける事にする。また、クロードの遺言により『約束の二人』は彼女と行動を共にする。これによって、『約束の二人』の噂が百年ほど途絶える。 **1930年代(S) ニューディール発表、禁酒法廃止(1933年)以後、ロックフェラーセンター完成(1939年)以前 ・欧州全土で[革正団]の活動が活発化。[[クーベリックのオーケストラ>ドレル・パーティー]]の要請により、米国など各地のフレイムヘイズが[革正団]根絶のために動き出す(対[革正団]戦争)。 ・[百鬼夜行]が[革正団]を各地に送り届け、対[革正団]戦争における影の花形として活躍する。 ・[[アレックス]]、[[ドゥニ]]、対[革正団]戦争で死亡。生涯の友を失ったゾフィーは引退同然となる。 ・パリにて、[[リベザル]]が[革正団]を一蹴する。 ・この頃、フリーダーとリベザルが顔を合わせる。交戦したかどうかは不明。 ・[[ユーリイ・フヴォイカ]]が、ニューヨークの外界宿『イーストエッジ外信』に約一年所属する。 ・ニューヨークに[[アナベルグ]]及び護衛の[[シュドナイ]]が現われ、エンパイアステートビルの破壊を企むも、マージョリーとユーリイに阻止される。アナベルグ討滅。ユーリイ死亡。 ・対[革正団]戦争終結。[革正団]が根絶される。 *現代(第二次世界大戦後~21世紀) **1950年前後 ・[[ウィネ]]がこの世に渡り来る。 **1970年前後 ・[百鬼夜行]が中央アジア運行ルートを開設する。 **冷戦時代 ・核兵器による“徒”の駆逐は徒労であるとの判断を外界宿が下す。その際、北極海で船舶が二隻失われた模様(『[[冷戦下の事件]]』)。 **本編開始十数年~数年前(5、ボールルーム、ゾートロープ) ・アラストール、メリヒム、ヴィルヘルミナ・カルメルら、『天道宮』に拾ってきた少女(後の[[シャナ]])を新たな『炎髪灼眼の討ち手』の候補として育成し始める。 ・ウィネが、この世に渡り来たばかりの[[ソラト]]と[[ティリエル]]を『[[星黎殿]]』に案内する。その際に“愛染の兄妹”とヘカテーの間で一悶着が起きる。この前後にストラスから『天道宮』のことを知らされたウィネが、数年に渡る『天道宮』の捜索に取りかかる。 ・[[オオナムチ]]討滅の1年余前、クレメンス・ロットが、幾度も交戦してきた[[オオナムチ]]に殺害される。クレメンスの最期の願いを聞き届けたオオナムチは、以後クレメンスの故郷が廃村となって埋もれているオーストリアの森に赴いてそこに居座り、『炎髪灼眼の討ち手』に討滅されるまでの間に、セシリア・ロドリーゴの増援として外界宿から派遣された5人の討ち手をことごとく返り討ちにする。 ・『天道宮』崩壊の数ヶ月前に、[[ガープ]]が“天目一個”に喰われる。 ・[[ウィネ]]が『天道宮』を出入りするヴィルヘルミナを探し当て、メリヒムの『[[虹天剣]]』で隠蔽が剥がれたのをきっかけに、[[ウィネ]]、“[[天目一個>天目一個(てんもくいっこ)]]”、[[オルゴン]]が『天道宮』に侵入。 ・『天道宮』の少女(後のシャナ)が“天壌の劫火”アラストールと契約し、『炎髪灼眼の討ち手』となる。 ・強者の気配に引かれて『天道宮』に侵入していた“天目一個”と、『炎髪灼眼の討ち手』が交戦。『炎髪灼眼の討ち手』が勝利し、『贄殿遮那』を継承する。 ・ウィネ、オルゴン、戦闘の中で死亡する。 ・メリヒムが最後の力で『炎髪灼眼の討ち手』に最後の教えを施し、満足のうちに討ち果たされ、『[[最強の自在法]]』の存在を伝える。 ・『[[非常手段>非常手段(ゴルディアン・ノット)]]』発動により『天道宮』崩壊。メリヒムも崩壊に巻き込まれ死亡する。 ・『炎髪灼眼の討ち手』の出立。ヴィルヘルミナと別れる。 ・『炎髪灼眼の討ち手』が契約から数ヵ月後、東欧でゾフィーと出会い、現代のフレイムヘイズとしての在り方と、女性として最低限の嗜みを教育される。 ・『炎髪灼眼の討ち手』が[[カシャ]]を討滅。数日後、[[ニティカ]]を取り逃しかけるも、ゾフィーがこれを討滅する。 ・ヴィルヘルミナ、“徒”の討滅に精励し、英雄健在を外界宿に知らしめる。 **21世紀初頭(本編開始2年前)(SII、ヴァージャー、ジャグル) ・ピエトロがヴィルヘルミナに、[百鬼夜行]の中央アジア運行ルートを潰すよう依頼する。 ・ヴィルヘルミナが上海の外界宿で中央アジアに入る準備中に、マージョリーと再会する。 ・サブラクによる『約束の二人』への襲撃が終わることなく続けられ、ヨーハンが『[[スティグマ]]』破りの自在式の製作に取り掛かる。 ・ヴィルヘルミナ、中央アジアの都市にてサブラクの必殺の罠に掛かり瀕死になるが、『約束の二人』によって救出。サブラクを退け、以後行動を共にする。 ・ヴィルヘルミナと『約束の二人』に遭遇した[百鬼夜行]が、中央アジア運行ルートを放棄し逃走する。 ・『約束の二人』を取り逃がしたサブラクが、腹いせに[[デデ]]を殺害。結果的に[[メア]]を助ける。その後、カシュガルにて[[劉陽]]を殺害。 ・メアが粗末な短剣を報酬に、サブラクに同行する。 ・『炎髪灼眼の討ち手』がゾフィーと分かれた数ヵ月後に、ゾフィーの紹介状を持ってジェノバで外界宿の顔役であるピエトロ・モンテベルディを訪ね、オオナムチの討滅を依頼される。 ・『炎髪灼眼の討ち手』がジェノバを出て1週間ほど後に、ピエトロの依頼の件でセシリアを訪ねる。オオナムチとの交戦の結果、セシリアが殺害され、オオナムチが『炎髪灼眼の討ち手』に討滅される。 ・『炎髪灼眼の討ち手』、麻薬取引を襲撃して香港ドルを確保。日本円は海路不正ルートから頂戴する。 **本編開始年 ・サブラクが[[[故崖窟]]]を殲滅し、『約束の二人』への罠を張り巡らせる。 ・フリアグネ一派が、[[御崎市>御崎市(みさきし)]]で『都喰らい』を起こすための布石として、大量の[[トーチ]]を作成し始める。 ・御崎市を訪れた剣型宝具を使うフレイムヘイズを、フリアグネ一派が殺害する。(M) 4月(0) ・『炎髪灼眼の討ち手』、日本で[[ウコバク]]と交戦し討滅。御崎市へ向かう。 ・[故崖窟]跡地にて、『約束の二人』とヴィルヘルミナがサブラクの襲撃を受け瀕死の重傷を負い、ヨーハンは『零時迷子』に封印、フィレスはサブラクを抱え戦線離脱。 ・サブラクに『大命詩篇』を打ち込まれた『零時迷子』は、変異しつつ無作為転移する。 ・上記の戦闘と同時期に、人間・[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]がフリアグネ一派に“存在の力”を喰われて死亡。喰い滓がトーチへと加工され、直後『零時迷子』が転移し“ミステス”となる。 4月末(1,電撃ドラマCD,M) ・坂井悠二、フリアグネ一派の“[[燐子]]”に襲われるも、『炎髪灼眼の討ち手』に助けられ、自分が既に死んでトーチ(“ミステス”)となっていることを知らされる。 ・『炎髪灼眼の討ち手』が[[平井ゆかり]]の存在に割り込み、悠二の監視のため、[[御崎高校]]に通学するようになる。 ・「贄殿遮那のフレイムヘイズ」(=『炎髪灼眼の討ち手』)を、悠二が「シャナ」と名付ける。 ・悠二の機転と自らの不運により、フリアグネ討滅。マリアンヌ他多数の“燐子”もシャナに斬られたり『[[ダンスパーティー]]』の能力により消滅。 ・フリアグネの“燐子”[[ニーナ]]の襲撃と討滅。悠二とシャナの[[早朝の鍛錬]]が始まる。(CD,M) 5月(2) ・[[ラミー]](リャナンシー)が、フリアグネの残したトーチを摘みに、御崎市を訪れる。 ・ラミーを追って、マージョリーが御崎市を来訪。[[佐藤啓作>佐藤啓作(さとうけいさく)]]と[[田中栄太>田中栄太(たなかえいた)]]が案内役に選ばれ“紅世”と関わることになる。 ・[[吉田一美>吉田一美(よしだかずみ)]]が、[[池速人>池速人(いけはやと)]]の助けを得て、悠二とデートにこじつける。そこで悠二がラミーと出会う。 ・マージョリーたちが、フリアグネが遺した『玻璃壇』を発見し、ラミー捕捉のため活用する。 ・悠二のやる気の喪失からシャナと一時的に不仲になるも、ラミーの助言もあって悠二がやる気を取りもどし仲直りする。 ・マージョリーとシャナが交戦。シャナは一度は敗北するが、後日再戦し、さまざまな運の要素や[[紅蓮の双翼]]の顕現により辛くも勝利を収める。 ・ラミーは、マージョリーに“[[銀]]”を追うなと忠告して御崎市を離れる。 ・シャナに敗北したマージョリーが、佐藤家に居候として住みつく。 ・『零時迷子』の効果を利用した[[深夜の鍛錬]]が始まる。 6月頃(3~5) ・シュドナイを護衛としたソラトとティリエルが、来日直前の香港でヴィルヘルミナに遭遇。シュドナイの働きにより、激突を回避する。 ・シャナ、悠二をめぐって一美と三角関係の激戦を繰り広げ、激化の一途をたどる。 ・ソラトとティリエルおよび二人の護衛者シュドナイが、『贄殿遮那』強奪を目的として御崎市に襲来。再び多数の人間が喰われ、トーチと化す。 ・新たな生きがいを見つけたマージョリーの作戦と悠二の敏感な感知能力、シャナの底力によりソラト、ティリエル、討滅される。 ・シュドナイが“ミステス”坂井悠二の蔵する宝具の奪取を試みるが、『[[戒禁>戒禁(かいきん)]]』によって腕をもがれたことで中身に気付き、[仮装舞踏会]に『零時迷子』の発見が伝えられる。 7月(6~9) ・教授、護衛のサブラクが所有する大剣型宝具『[[ヒュストリクス]]』を超・強力でカッコよく改良した結果彼に離反され、以後二人は非常に不仲になる。 ・ベルペオルが、サブラクから教授の足取りを聞き出す。 ・[[調律師]]カムシンが御崎市の[[調律]]に訪れ、一美が協力者となり「この世の本当のこと」を知り“紅世”と関わることになる。 ・[[ミサゴ祭り>御崎市ミサゴ祭り]]を舞台に、教授が実験開始。カムシンの施した調律が、教授に乗っ取られる。 ・混乱の中で、一美は悠二の死を知ってショックを受ける。 ・混乱の中で田中が緒方に告白される。 ・混乱の中で佐藤がマージョリーの言いつけに背いて、『[[吸血鬼>吸血鬼(ブルートザオガー)]]』を持ち出し、田中の鉄拳を受ける。 ・悠二、カムシンへの怒りからシュドナイの腕を吸収。同時に“存在の力”の在り様を理解する。 ・御崎高校の“紅世”関係者が一同に揃う。一美は、幼なじみで親友の平井ゆかりがとっくに死亡し、シャナに入れ替わられていた事実を知る。 ・シャナ、マージョリー、カムシンを中心に、教授の実験阻止と討滅のための作戦開始。 ・戦いの中、一美が悠二に告白し、シャナに先制攻撃を果たす。 ・フレイムヘイズたちとの激戦の末教授は敗走し、逃亡先でベルペオルに見つけられる。 ・御崎市駅壊滅。以後しばらく駅近くに歩行者天国が出来る。 ・ミサゴ祭りの2日後、調律を終えたカムシンが御崎市を立ち去る。一美がカムシンに麦わら帽子を贈る。 ・ミサゴ祭りでの一件で、シャナと悠二の仲が一時気まずくなるが、すぐに解消される。 ・緒方の提案で、期末試験対策の勉強会が開かれる。 ・シュドナイが『[[大命]]』成就に向けて活発に動き出す。手始めにドレル・パーティーを殲滅し、ドレル、パウラらを殺害。ドレル・パーティーにやや遅れて、ピエトロと彼の「コーロ」も殲滅される。以後、外界宿は指導部の消失により未曾有の混乱の中に陥る。 ・一美へのお礼と『ミサゴ祭りの続き』を兼ねて、佐藤の提案により、神社で花火をする。 ・シャナが悠二に『メロンパン弁当黒焦げのおかず付き』を贈り、以後悠二に「恋愛感情を持つなど許されない偉大なフレイムヘイズ」から「好きになってもいい女の子」と認識される。 ・シャナが悠二にキスをしかけるが、ヴィルヘルミナの登場と妨害により、未遂に終わる。 ・ヴィルヘルミナ、シャナに悠二の殺害を持ちかける。 ・悠二の父・[[貫太郎>坂井貫太郎(さかいかんたろう)]]が赴任先から一時帰宅。 ・ヴィルヘルミナ、悠二殺害を決行するも、シャナに妨害され未遂に終わる。 ・悠二、一美と『[[大戸ファンシーパーク]]』へデートに出かける。 ・ヴィルヘルミナ、悠二殺害を決行するも、シャナとの戦いや悠二の必死の足掻きにより未遂に終わる。以後、事後処理も含めて御崎市の平井家に留まる。 8月(リシャッフル、ゲーム版) ・悠二とシャナが、フリアグネの遺した宝具『[[リシャッフル]]』を起動させてしまう。『リシャッフル』はその後破壊された。(リシャッフル) ・メアが、『零時迷子』の“ミステス”を狙って御崎市に現れるが、敗れ討滅される。自在法『[[ゲマインデ]]』の効果により、戦闘の記憶は夢のようにしか残らなかった。(ゲーム版) 9月(S,SII) ・新学期開始。 ・吉田の誕生日パーティーが開かれる。(S) ・シャナとアラストール、悠二とヴィルヘルミナの関係改善のため、一計を案じる。(SII) 10月(11,12,13) ・『[[御崎高校清秋祭>清秋祭(せいしゅうさい)]]』が開かれる。 ・悠二と一美が、『ロミオとジュリエット』で仮装をする。 ・悠二が深夜の鍛錬で封絶を初使用。その際に銀色の炎を出す。 ・シャナ、悠二に告白しようとするが、フィレスの襲来によりうむやむに。 ・マージョリーが、銀の炎に我を忘れて、悠二に襲いかかるが、シャナとヴィルヘルミナにより、フィレスごと制圧される。 ・封絶内で緒方が砕け散る様を見た田中の心が折れる。 ・傀儡から本物のフィレスが出現。ヨーハンを解放しようとするも、悠二から現れた“銀”(『[[暴君II>暴君]]』)の腕に一撃を受け、“存在の力”を奪われる。 ・『暴君』の異変を察知したヘカテーが、[[フェコルー]]を護衛に御崎高校に出現。『暴君II』を押さえ、『零時迷子』に刻印を打ち、しばしの交戦の後に『星黎殿』に退去する。 ・戦いの中でヨーハンが、マージョリーの自在式を利用し、悠二の身体を一時的に作り変える形で顕現。フィレスに何らかの頼み事をし、再び『零時迷子』の中に戻る。 ・フィレス、ヨーハンの頼み事を果たすため、御崎市を離れる。その際、一美に宝具『[[ヒラルダ]]』を手渡す。 ・ヨーハンの意思により、フィレスはハワイ島の地下に下り、三つの作業に取りかかる。 10月以降(13) ・混乱する外界宿の指導者に、ゾフィー・サバリッシュが就任する。 ・御崎市の討ち手たちが『零時迷子』と[仮装舞踏会]の一件を外界宿に伝達するも、その反応が日和見的だったことから、アラストール直々に外界宿に調査を要請するも反応は鈍い。外界宿主導部のほとんどが彼のことを知らなかった事実に直面し、落ち込む。 ・シュドナイが各地の[[巡回士>巡回士(ヴァンデラー)]]などの人員を秘密裏に収容し、軍勢を形成していく。 12月(13) ・坂井貫太郎が再度一時帰宅。悠二に、[[千草>坂井千草(さかいちぐさ)]]の妊娠と彼の名が持つ意味を伝える。 ・ベルペオルがサブラクに、『炎髪灼眼の討ち手』と『零時迷子』に関わる一件を依頼する。 12月23日(14) ・シャナが一美に決戦を提案し、承諾をもらう。 ・池が佐藤に、佐藤が悠二に別々のことで相談する。 12月24日(14) ・池、一美に告白し玉砕する。 ・[[ザロービ]]と[[ビフロンス]]の襲来と撃破。ザロービは悠二に討滅され、ビフロンスはシャナとの戦いで瀕死の重傷を負わされる。 ・続けてサブラクが現われ、討ち手たちを窮地に追い込むが、悠二によるサブラクの正体の看破とヴィルヘルミナがヨーハンより継いだ『スティグマ』解除の自在式により形勢逆転、撃退する。 ・依頼を果たしたサブラクは、ビフロンスの『非常手段』により逃げおおせる。 ・瀕死だったビフロンスが、サブラクにより“存在の力”を使い尽くされ、消滅する。 ・・悠二が黒い自分(“祭礼の蛇”の[[仮想意思総体]])と合一し、[仮装舞踏会]の盟主“祭礼の蛇”の代行体となる。 ・人間(“ミステス”)坂井悠二の存在が、この世から欠落する。 1月(16~19) ・シャナがマージョリーによる訓練の結果、巨大な炎の腕を顕現させる自在法を完成させる。 ・上海において、フレイムヘイズと[仮装舞踏会]の一大会戦。『剣花の薙ぎ手』[[虞軒]]ら中国の討ち手および同地の外界宿『[[傀輪会]]』が壊滅する。 ・外界宿が、自分たちを襲っている敵の正体を[仮装舞踏会]だと(ようやく)見定める。 ・ゾフィー・サバリッシュが、全世界の討ち手の指揮権を掌握。外界宿を母胎として、第二次フレイムヘイズ兵団と呼べる組織の結成に動き始める。 ・[仮装舞踏会]で盟主の謁見の儀式。『大命』が構成員に布告される。 ・[[デカラビア]]がラミーに動員令を伝達する。 ・佐藤が外界宿の初等連絡員に就任し、マージョリーの命で東京の拠点へ向かう。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二が御崎市へ帰郷し、シャナへ思いを告げる。フレイムヘイズ三人と交戦。 ・“銀”の正体を告げられたマージョリーの自我が崩壊、以後昏睡状態に陥る。 ・シャナが“祭礼の蛇”坂井悠二の討滅を決意し戦うも敗北。アラストールごと連れ去られる。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二が一美を振り、『玻璃壇』を回収する。 ・『[[タルタロス]]』によってシャナがこの世の因果から切り離され、彼女が存在を割り込んでいた平井ゆかりの存在がこの世から欠落する。 ・外界宿を束ねるゾフィー・サバリッシュの元を、カムシンや『大地の四神』の一人[[センターヒル]]など、歴戦の討ち手たちが訪れる。 ・フィレスから外界宿総本部に、『星黎殿』の位置座標を知らせる暗号電文が届く。 2月(18~) ・シュドナイ率いる“徒”の軍勢が『星黎殿』に合流し、祀竈閣にて主要な“徒”による作戦会議が開かれる。 ・教授とラミーにより、盟主の代行体の分析が進む。 ・『星黎殿』酒保にて、決戦を控えた“徒”たちの景気づけの宴が催される。 ・ヘカテーに誘導された『星黎殿』が、『久遠の陥穽』の歪みに最も近いとされる中国中南部の山脈付近に移動し、“祭礼の蛇”坂井悠二が『久遠の陥穽』に至る『[[神門]]』を創造。それに伴う大規模な歪みがフレイムヘイズ兵団に察知される。 ・ヘカテーによるシャナ暗殺未遂。“祭礼の蛇”坂井悠二の介入により失敗に終わる。 ・ヴィルヘルミナ、知己の討ち手たちにシャナ奪還作戦への協力を要請し、ことごとく断られる。 ・レベッカがフリーダーに軟禁されていた佐藤を口実に兵団から離脱して、ヴィルヘルミナの元に向かう。レベッカに解放された佐藤は御崎市に向かう。 ・カムシンが、ゾフィーの使いとしてヴィルヘルミナを訪ね、そこで吉田と再会しフィレスの思惑について話し合う。 【不明(上記の事件の数日後)】 ・ヴィルヘルミナ、最終的にレベッカとカムシンを加えて、シャナ奪還に向けて旅立つ。 ・『大命』第二段階の開始。“祭礼の蛇”坂井悠二(アラストールを含む)、『三柱臣』、ダンタリオン、サブラク、[[ロフォカレ]]が、『久遠の陥穽』に向かう。 ・[仮装舞踏会]の軍勢が、『星黎殿』の防衛体制を整える。シュドナイ不在の間の統括者はデカラビア。 ・ヴィルヘルミナが『天道宮』をサルベージする。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二らが、巫女の先導を頼りに、最古のフレイムヘイズたちの成れの果てを退けながら『[[詣道]]』の奥へと進む。 ・[仮装舞踏会]による外界宿征討軍が全世界の主要外界宿へ進撃、交戦を開始する。 ・『天道宮』からの抜け道を通って『星黎殿』へと、ヴィルヘルミナ、カムシン、レベッカが内部から侵入する。シャナを探すヴィルヘルミナの陽動のため、カムシンとレベッカが派手に暴れ始め、カムシンが放った流れ弾が移動中のシャナの間近に直撃する。 ・フェコルーの命令を受け、[[プルソン]]がカムシンとレベッカの迎撃、[[ウアル]]が他の侵入者の捜索に当たる。 ・外界宿が『凪』『交差点』両作戦を敢行。『星黎殿』南方100km地点に4000人のフレイムヘイズ兵団が降下し、『星黎殿』直衛軍と交戦しながら『星黎殿』を目指す。 ・己の無力さからシャナが『贄殿遮那』を求めたことで、『贄殿遮那』が主に自身を届けるたびに再び“天目一個”の形を取って、フェコルーらを斬り倒しながらシャナの元に赴き、『タルタロス』を切断する。これにより、シャナが『炎髪灼眼の討ち手』として再起。ウアルとの交戦を経て、自分の抱く『炎髪灼眼の討ち手』の『強さ』のイメージを感得して力の精度が増す。 ・『[[マグネシア]]』消滅やカムシンの攻撃、ヴィルヘルミナによる『星黎殿』の落下により『[[秘匿の聖室>秘匿の聖室(クリュプタ)]]』に隠された『神門』が顕わになる。 ・『星黎殿』直衛軍の再編を終えたデカラビアが、外界宿征討軍の東西両方面主力軍司令官に、撤退命令を下す。西部戦線の撤退の総指揮は[[オロバス]]に委譲される。 ・シャナがヴィルヘルミナたちと合流。互いの情報を総合し、『神門』に突入することを決定し、また代行体・坂井悠二、『三柱臣』らの目的と行方を戦場に響き渡らせる。 ・『詣道』にて待ち伏せしていたサブラクと、侵入してきた討ち手達が接触。最古のフレイムヘイズの成れの果ての導きで、シャナは『詣道』深部へと離脱。残るカムシン、ヴィルヘルミナ、レベッカとサブラクが交戦状態に入る。 ・フレイムヘイズ兵団の攻勢が激化し、[仮装舞踏会]が劣勢に立たされる。[[デカラビア]]が「自身の戦局への投入」を決定し、外界宿征討軍総司令官職を[[ハボリム]]に委譲する。 ・ゾフィーによるデカラビアの討滅と時を同じくして、ハボリム率いる西部方面主力軍が戦場に到着する。 ・『[[祭殿]]』にて、『三柱臣』により“祭礼の蛇”の神体が復活。[[コキュートス]]がシャナの元に戻る。『神門』へと向かう“祭礼の蛇”の後方で、『詣道』が崩壊していく。 ・“祭礼の蛇”とシャナが『詣道』の途中で遭遇。創造神の神体の上で干戈を交える。 ・撤退を開始した外界宿征討軍東部方面主力軍が、谷川連峰・奥利根山塊にて、[[ミカロユス・キュイ]]率いる討ち手の一団により、足止めされる。 ・撤退途上の外界宿征討軍西部方面軍ギリシア方面軍・エジプト方面軍混成部隊がサーレ、キアラら外界宿の追撃部隊に追いつかれ、交戦状態に入る。 ・『詣道』の崩壊により収縮運動(推定)が発生し、教授がその現象を『[[朧天震]]』と名付ける。 ・マモンらを攻撃していたフレイムヘイズ部隊が、『朧天震』を機に撤退する。 ・ハワイにて、フィレスが取り組んでいた自在式の改変が完了する。 ・『詣道』を遡ってきた“祭礼の蛇”の神体を目にしたサブラクが、畏怖の念を味わいつつ、両界の狭間へと落ちて消滅する。 ・ゾフィーが『神門』の破壊を試み、フェコルーの『マグネシア』に阻止される。 ・シャナら討ち手たちが『神門』を抜けてこの世に帰還。そして、創造神“祭礼の蛇”の神体が坂井悠二たちと共にこの世に還幸する。 ・フェコルーが力尽きて死亡する。 ・ロフォカレが人知れず『星黎殿』から立ち去る。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二が全世界に向けて『大命』宣布。フレイムヘイズ兵団の士気が総崩れになり、『引潮』作戦に移行する。 ・交戦する両軍に対して、“祭礼の蛇”坂井悠二が『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造の意義を説く。これによりフレイムヘイズ兵団は組織として崩壊する。 ・センターヒルが『世界の乱れ』の本当の原因を討ち手たちに語る。歴戦の討ち手たちは改めて抗戦を決意。 ・シュドナイが残敵掃討に出陣。シャナ、ヴィルヘルミナ、センターヒルがその足止めに回り、ザムエルが残存戦力の収容、ゾフィーらが偽『天道宮』を使った攪乱工作に出る。 ・ザムエル、センターヒル、死亡。生き残った討ち手たちは『天道宮』に待避する。 ・キアラ、サーレ、シャナ、マージョリー、ヴィルヘルミナは、戦場を離脱し香港へ。 ・アメリカ南部某所に隠棲していた[百鬼夜行]を、フィレスが発見する。 ・ニューヨークにて、シャナ一派と『大地の三神』が会合。『三神』の参戦を取り付ける。 ・『イーストエッジ外信』に[百鬼夜行]が訪れる。 ・日本各地の空港で、討ち手による破壊活動が頻発する。 ・チューリヒの外界宿総本部で、人間・討ち手問わずの不毛な大論戦が続く。 ・フレイムヘイズ兵団の残存勢力が武漢で足止めされる。 ・“祭礼の蛇”坂井悠二が御崎市を訪れ、吉田一美を『星黎殿』に招き入れる。 ・『星黎殿』が巨塔『[[真宰社>宰祝の社壇]]』へと変形。同時に御崎市を巨大な封絶が包む。[仮装舞踏会]が市内に兵を配置し、流入する“徒”を誘導する。 ・『真宰社』頂上『星辰楼』にて、ヘカテーが『大命詩篇』を全面稼働させ、儀式の祈りを始める。 ・『大地の三神』が各方面から御崎市へ侵攻。各方面守備隊がこれを迎え撃つ。 ・シャナ、ヴィルヘルミナ、キアラ、サーレが防衛線を突破。教授が『真宰社』の防衛機構を稼働させて、マモンとともに迎撃態勢に入る。シャナ、ヴィルヘルミナは先行。 ・『真宰社』頂上にて、シャナ、ヴィルヘルミナ対“祭礼の蛇”坂井悠二、シュドナイの決戦が始まる。 ・三度目の大命宣布により御崎市に流入する“徒”が激増。『三神』はその対処に戦力の多くを割かれることとなる。 ・[百鬼夜行]に送り届けられたマージョリーが『真宰社』内部で密かに活動する。 ・カムシンが、『真宰社』の基礎を材料に瓦礫の巨人を形成し、塔を倒壊寸前まで追い込む。『真宰社』は巨大化した『[[神鉄如意>神鉄如意(しんてつにょい)]]』を芯柱にして構造を維持。 ・吉田が『ヒラルダ』を使用する。フィレスの出現とヨーハンの顕現。琥珀色の竜巻の中でヨーハンと悠二が『零時迷子』の奪い合いをした後、『約束の二人』は吉田を連れて[百鬼夜行]の“燐子”で離脱を計る。 ・カムシンが[百鬼夜行]に合流し護衛を務める。 ・マージョリーが仕事を終えて『真宰社』最上部に登場。 ・シャナの『断罪』を前に、悠二が透明な煉瓦状の自在法を感得する。 ・シャナが『大命詩篇』改変の式を封じた『コルデー』をはめた拳を、『大命詩篇』の繭に打ち付ける。 ・フリーダーがロフォカレから“[[神意召還]]”について説明を受ける。 ・教授がサーレらを相手に『[[揮散の大圏]]』を発動させる。 ・『三神』が外来の“徒”を殺し続け、人喰いが禁忌であることを彼らに刻みつけようとする。 ・『[[ダイモーン]]』により暴走した[[パラ]]の“燐子”が、『真宰社』の方へ暴走する。 ・炎弾の集中で重傷を負ったカムシンが、再び儀装を纏う。 ・ヴィルヘルミナが『約束の二人』のため『真宰社』を下っていく。その後、[百鬼夜行]に合流。 ・[百鬼夜行]が『真宰社』内部に避難する。この際、『真宰社』の奥に通じるチューブの機能を麻痺させる。 ・サーレとキアラが、教授が仕掛けた地雷を逆用して教授を討滅する。 ・マモンがキアラの一撃で致命傷を負うが、ピルソインの介入で一命を取り留める。残った鉄巨人を『[[貪恣掌]]』で引き寄せ、塔の被害を最小限にとどめ消滅。 ・カムシンが『真宰社』を抉りながら[百鬼夜行]を吹き飛ばして脱出させ、自身は『揮散の大圏』で致命傷を負う。 ・神威召還“[[祭基礼創]]”発動。 ・神意召還“[[嘯飛吟声]]”発動。『[[両界の嗣子]]』の存在が全ての“徒”に知らしめられる。 ・新世界『無何有鏡』が、改変されたままの法則を持って創造される。 ・[仮装舞踏会]が兵を撤収。リベザルとピルソインが新世界に渡ったのを呼び水に、外来の“徒”が新世界『無何有鏡』へと渡り行く。 ・[仮装舞踏会]が一時散会し、将兵が新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・坂井悠二と“祭礼の蛇”が分離。“祭礼の蛇”とベルペオルが新世界へ渡り行き、ただ一人残ったシュドナイと共にシャナ達を待ち受ける。 ・ラミーがリャナンシーに戻り、ドナートの板絵を復元し、悠二に復元の自在式を渡して新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・[百鬼夜行]が新たな乗客を求めて新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・ドゥーグが、新世界が捜し求めていたものか確かめるため新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・カムシンが河川敷で皆に見守られながら死亡。 ・吉田からヴィルヘルミナに、『両界の嗣子』[[ユストゥス]]が託される。 ・レベッカが強奪した『天道宮』が、新世界へ渡るフレイムヘイズ千二百余名を乗せて御崎市の河川敷に到着。ヴィルヘルミナの操縦で、『天道宮』が討ち手達と新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 ・御崎大橋にて最後の決戦。封絶が解除される。 ・『[[グランマティカ]]』が復元の自在法と吉田を基点に御崎市の復元を始める。 ・マージョリーによりシュドナイ討滅。 ・吉田が復元した悠二の手紙により悠二は戦う意味を喪失。シャナと口づけを交わし、『[[アズュール]]』に込められていた『転生の自在式』が起動し、悠二を確固な一個の存在に変える。 ・シャナと悠二が新世界『無何有鏡』へ渡り行く。 **新世界『無何有鏡』創造後 ・“紅世”から新世界『無何有鏡』へ渡り来た“徒”が、[[秩序派]]や[[[マカベアの兄弟]]]等の集団を形成していく。 ・秩序派の“王”や[仮装舞踏会]の構成員、討ち手らが[マカベアの兄弟]殲滅に動く。 ・悠二が『廻世の行者』という[[異名>あだ名]]で呼ばれるようになり、外界宿側から不審と警戒の目を向けられる。 **新世界『無何有鏡』創造から1年後の春 ・日本のとある陸上競技場にて、悠二とシャナが[マカベアの兄弟]の王子[[カルン]]と[[ダーイン]]を討滅する。 **新世界『無何有鏡』創造から二年弱 ・地中海を航行する豪華客船『ロード・オブ・シーズ(大海の君主)』が武装集団に占拠されるが、不可思議な客たちによって制圧される。事件解決後、乗務員である[[セレーナ・ラウダス]]が『夢のような景色』を目撃する。 **新世界『無何有鏡』創造から二年後 ・西日本の伴添町でダンタリオンを信奉する[[[轍>轍(ラット)]]]が[[ケレブス]]が主導者として自在法『[[ストマキオン]]』と[[我学の結晶]]『[[伝令の短剣]]』と[[狭間渡り]]の術を掛け合わせて『[[神門]]』の模造品を作り出しダンタリオンを新世界へ迎え入れようとしたが、シャナと坂井悠二に阻止され[轍]は壊滅した。 ・ベルペオルから依頼を受けたシャナと悠二が、『[[色盗人>色盗人(いろぬすびと)]]』の組織を壊滅させる。 ・[仮装舞踏会]の拠点となった『ロード・オブ・シーズ』で、新参を中心とした“徒”たちに『両界の嗣子』ユストゥスのお披露目が行われる。 *未来 ・未来は、決まっていない。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: