【種別】
年表

古代

不明

  • 紅世の徒”が人間の感情を感じ取ることで、隣り合う世界の存在を知る。


  • “徒”から彼らの故郷の事を聞き知った人間の詩人が、その世界を“紅世”と名付ける。

  • 世界の歪み』の拡大により両界の境界面が荒れ始め、両界を往来する際に傷付き行方不明になる“徒”が増える。

  • 増大した境界面の歪みをある”王”が感じ取り、“徒”の間に大災厄仮説が広まる。


紀元前1000年頃

  • 後の[仮装舞踏会]『盟主』“祭礼の蛇”(当時は数十の取り巻きがただ「居た」のみで、組織ではなかった)が、“徒”の楽園たる封界『大縛鎖』創造のために、監視の宝具玻璃壇』を作る。
  • 大縛鎖』完成阻止を目論んだフレイムヘイズ強硬派が、『大縛鎖』創造の儀式の前に攻撃を仕掛け、『三柱臣』に殲滅される。
  • 大縛鎖』創造の儀式場にて、“祭礼の蛇”と最古のフレイムヘイズの間に「神殺し」と呼ばれる大きな戦いが勃発。最終的に秘法『久遠の陥穽』を受けた“祭礼の蛇”は世界の狭間に放逐される。以後、主を失った『三柱臣』(と後の[仮装舞踏会])は、自発的に大規模な戦いを仕掛けることは一切無くなった。


6世紀頃


中世~近世

不詳(中世)






不詳(中世又は近世)

  • 教授が『強制契約実験』を行う。サーレ・ハビヒツブルグらがこれによりフレイムヘイズとなるが、他の被験者の多くは発狂や自殺、放埒の末の討伐により死亡する。“紅世”から引き寄せられた“徒”も、世界を渡る途中で多数が死亡。教授が多くの“徒”からも怨まれる原因の一つとなる。

  • ある“王”を相槌に、日本の刀匠が宝具『贄殿遮那』を打ち、その使い手を見つけるため、自らを“ミステス”“天目一個”へと変える。

  • [とむらいの鐘]が『戦狩り』と呼ばれる戦闘を行い、ソカルが一番手柄を上げる。

  • [とむらいの鐘]が、本拠地ブロッケン要塞を建造。以後、その主戦場を欧州に移す。入場の際、『九垓天秤』が順番でもめる。

不詳(近世)

  • 欧州にて、“徒”同士の代理協定戦争『君主の遊戯』が流行する。


15世紀前半(フス戦争以後)


15世紀後半~末期(『大戦』最終決戦の数十年前)

  • 教授が持ち出し改変し危機の際に手放した『大命詩篇』の断片が、数十年後にアシズの手に渡り、[とむらいの鐘]が『壮挙』を目的として動き出す。

  • リャナンシーが失意のうちに鳥籠型宝具に囚われ、宝具『小夜啼鳥』として扱われるようになる。その後、多くの“徒”の間を渡りいく。
  • 多くの“徒”が、『小夜啼鳥』を使おうとして自滅する。

  • ガヴィダが『天道宮』に隠遁し、そのまま消息不明に([仮装舞踏会]離脱も同時期?)。

16世紀初頭(10)


  • 百鬼夜行]がマティルダとヴィルヘルミナの襲撃から紙一重で逃亡する。


『都喰らい』から18年後

  • ベルペオルが『君主の遊戯』遊戯者によるフレイムヘイズ兵団の包囲を画策するも、マティルダとヴィルヘルミナによって有力遊戯者達を事前に潰され失敗。『炎髪灼眼の討ち手』の猛威がストラスに強く焼き付けられる。

  • アシズ率いる[とむらいの鐘]が宝具『小夜啼鳥』奪取のため遠征。所有者の“王”、[とむらいの鐘]、フレイムヘイズの間で争奪戦が勃発し、三つ巴の乱戦の末ニヌルタが討滅されるも、『小夜啼鳥』は[とむらいの鐘]に渡る。この一戦でフレイムヘイズ兵団は多大な損失を受け、後の討ち手の粗製乱造に繋がる。

  • アシズによる『壮挙』の宣布が行われ、感銘を受けた多数の“徒”が[とむらいの鐘]に加わり、逆にフレイムヘイズや少しでも大災厄に危機感を持つ“徒”からは大反発を受け、契約に踏み切る“王”が増加。後世『ゾフィーの子供たち』と称されるフレイムヘイズが粗製乱造される(『荊扉の編み手』セシリア・ロドリーゴなど)。

『小夜啼鳥』争奪戦の5日後


16世紀前半(1510~20年頃?)


不詳

  • 修士ゲオルギウスの召喚を聞いたフィレスが興味本位で彼と接触し、長きにわたって放埒と出鱈目の限りを尽くすが、数十年後、老いたゲオルギウスが赤子のヨーハンを殺そうとしたことで見限られ、フィレスに殺害される。
  • フィレスとヨーハン、二人で世界を十数年巡り歩いた末に、「ずっと一緒にいたい」という願いから、時計台を材料に『零時迷子』を作り出し、ヨーハンがその“ミステス”となって、自分達のことを『約束の二人』と名乗りだす。

近代(18世紀~第二次世界大戦終結まで)

不詳

  • [仮装舞踏会]が組織を改組。ベルペオルの役職名を『軍師』から『参謀』に変更する。



18世紀~19世紀



19世紀後半

  • リャナンシーが、教授の組み上げた自在式を改良して封絶を完成させる。以後、数十年という短期間で、“徒”、討ち手の間に広まる。
  • 人間の文明と文化の発展に伴い、本性のまま顕現する“徒”が激減し、人化する“徒”が増加する。

  • 革正団]が発生し、支持者を増やしていく。

  • クロード・テイラーが“觜距の鎧仗”カイムと契約し、『空裏の裂き手』となる。『約束の二人』の協力を得て、わずか数年で復讐を成就し、故郷に帰る。
  • アメリカ合衆国にて、フレイムヘイズ内乱勃発。十数年続いた後、“徒”の活動が活発化したため休戦。以後『大地の四神』は南北アメリカ大陸主要四都市で外界宿の管理者に就任し、動くことはなくなった。
  • 内乱と同時期に『破約事件』発生。『君主の遊戯』が終焉を迎える。

1848年


1850年ごろ

  • ハワイのホノルルに外界宿が設置される。

1864年


1880年ごろ


1890年ごろ


1895年

  • ホノルルの外界宿が[革正団]の襲撃で壊滅する。
  • ハワイ諸島に海魔の大群が襲来し、同地を勢力圏に取り込む。
  • [革正団]のサラカエルが、ハワイ島において、この世の本当のことを人間に知らしめるための計画を開始する。そのための同志として教授を招聘し、オベリスクの建造に取りかかる。

20世紀初頭


1901年(15)


1930年代(S) ニューディール発表、禁酒法廃止(1933年)以後、ロックフェラーセンター完成(1939年)以前



  • 対[革正団]戦争終結。[革正団]が根絶される。

現代(第二次世界大戦後~21世紀)

1950年前後


1970年前後

  • 百鬼夜行]が中央アジア運行ルートを開設する。

冷戦時代

  • 核兵器による“徒”の駆逐は徒労であるとの判断を外界宿が下す。その際、北極海で船舶が二隻失われた模様(『冷戦下の事件』)。

本編開始十数年~数年前(5、ボールルーム、ゾートロープ)



  • オオナムチ討滅の1年余前、クレメンス・ロットが、幾度も交戦してきたオオナムチに殺害される。クレメンスの最期の願いを聞き届けたオオナムチは、以後クレメンスの故郷が廃村となって埋もれているオーストリアの森に赴いてそこに居座り、『炎髪灼眼の討ち手』に討滅されるまでの間に、セシリア・ロドリーゴの増援として外界宿から派遣された5人の討ち手をことごとく返り討ちにする。

  • 天道宮』崩壊の数ヶ月前に、ガープが“天目一個”に喰われる。

  • ウィネが『天道宮』を出入りするヴィルヘルミナを探し当て、メリヒムの『虹天剣』で隠蔽が剥がれたのをきっかけに、ウィネ、“天目一個”、オルゴンが『天道宮』に侵入。
  • 天道宮』の少女(後のシャナ)が“天壌の劫火”アラストールと契約し、『炎髪灼眼の討ち手』となる。
  • 強者の気配に引かれて『天道宮』に侵入していた“天目一個”と、『炎髪灼眼の討ち手』が交戦。『炎髪灼眼の討ち手』が勝利し、『贄殿遮那』を継承する。
  • ウィネ、オルゴン、戦闘の中で死亡する。
  • メリヒムが最後の力で『炎髪灼眼の討ち手』に最後の教えを施し、満足のうちに討ち果たされ、『最強の自在法』の存在を伝える。
  • 非常手段』発動により『天道宮』崩壊。メリヒムも崩壊に巻き込まれ死亡する。
  • 『炎髪灼眼の討ち手』の出立。ヴィルヘルミナと別れる。

  • 『炎髪灼眼の討ち手』が契約から数ヵ月後、東欧でゾフィーと出会い、現代のフレイムヘイズとしての在り方と、女性として最低限の嗜みを教育される。
  • 『炎髪灼眼の討ち手』がカシャを討滅。数日後、ニティカを取り逃しかけるも、ゾフィーがこれを討滅する。

  • ヴィルヘルミナ、“徒”の討滅に精励し、英雄健在を外界宿に知らしめる。

21世紀初頭(本編開始2年前)(SII、ヴァージャー、ジャグル)

  • ピエトロがヴィルヘルミナに、[百鬼夜行]の中央アジア運行ルートを潰すよう依頼する。
  • ヴィルヘルミナが上海の外界宿で中央アジアに入る準備中に、マージョリーと再会する。
  • サブラクによる『約束の二人』への襲撃が終わることなく続けられ、ヨーハンが『スティグマ』破りの自在式の製作に取り掛かる。
  • ヴィルヘルミナ、中央アジアの都市にてサブラクの必殺の罠に掛かり瀕死になるが、『約束の二人』によって救出。サブラクを退け、以後行動を共にする。
  • ヴィルヘルミナと『約束の二人』に遭遇した[百鬼夜行]が、中央アジア運行ルートを放棄し逃走する。
  • 『約束の二人』を取り逃がしたサブラクが、腹いせにデデを殺害。結果的にメアを助ける。その後、カシュガルにて劉陽を殺害。
  • メアが粗末な短剣を報酬に、サブラクに同行する。

  • 『炎髪灼眼の討ち手』がゾフィーと分かれた数ヵ月後に、ゾフィーの紹介状を持ってジェノバで外界宿の顔役であるピエトロ・モンテベルディを訪ね、オオナムチの討滅を依頼される。
  • 『炎髪灼眼の討ち手』がジェノバを出て1週間ほど後に、ピエトロの依頼の件でセシリアを訪ねる。オオナムチとの交戦の結果、セシリアが殺害され、オオナムチが『炎髪灼眼の討ち手』に討滅される。

  • 『炎髪灼眼の討ち手』、麻薬取引を襲撃して香港ドルを確保。日本円は海路不正ルートから頂戴する。

本編開始年



4月(0)
  • 『炎髪灼眼の討ち手』、日本でウコバクと交戦し討滅。御崎市へ向かう。


4月末(1,電撃ドラマCD,M)

5月(2)
  • ラミーリャナンシー)が、フリアグネの残したトーチを摘みに、御崎市を訪れる。
  • ラミーを追って、マージョリーが御崎市を来訪。佐藤啓作田中栄太が案内役に選ばれ“紅世”と関わることになる。
  • 吉田一美が、池速人の助けを得て、悠二とデートにこじつける。そこで悠二がラミーと出会う。
  • マージョリーたちが、フリアグネが遺した『玻璃壇』を発見し、ラミー捕捉のため活用する。
  • 悠二のやる気の喪失からシャナと一時的に不仲になるも、ラミーの助言もあって悠二がやる気を取りもどし仲直りする。
  • マージョリーとシャナが交戦。シャナは一度は敗北するが、後日再戦し、さまざまな運の要素や紅蓮の双翼の顕現により辛くも勝利を収める。
  • ラミーは、マージョリーに“”を追うなと忠告して御崎市を離れる。
  • シャナに敗北したマージョリーが、佐藤家に居候として住みつく。


6月頃(3~5)
  • シュドナイを護衛としたソラトとティリエルが、来日直前の香港でヴィルヘルミナに遭遇。シュドナイの働きにより、激突を回避する。

  • シャナ、悠二をめぐって一美と三角関係の激戦を繰り広げ、激化の一途をたどる。
  • ソラトティリエルおよび二人の護衛者シュドナイが、『贄殿遮那』強奪を目的として御崎市に襲来。再び多数の人間が喰われ、トーチと化す。
  • 新たな生きがいを見つけたマージョリーの作戦と悠二の敏感な感知能力、シャナの底力によりソラト、ティリエル、討滅される。
  • シュドナイが“ミステス”坂井悠二の蔵する宝具の奪取を試みるが、『戒禁』によって腕をもがれたことで中身に気付き、[仮装舞踏会]に『零時迷子』の発見が伝えられる。

7月(6~9)


  • ミサゴ祭りを舞台に、教授が実験開始。カムシンの施した調律が、教授に乗っ取られる。
  • 混乱の中で、一美は悠二の死を知ってショックを受ける。
  • 混乱の中で田中が緒方に告白される。
  • 混乱の中で佐藤がマージョリーの言いつけに背いて、『吸血鬼』を持ち出し、田中の鉄拳を受ける。
  • 悠二、カムシンへの怒りからシュドナイの腕を吸収。同時に“存在の力”の在り様を理解する。

  • 御崎高校の“紅世”関係者が一同に揃う。一美は、幼なじみで親友の平井ゆかりがとっくに死亡し、シャナに入れ替わられていた事実を知る。
  • シャナ、マージョリー、カムシンを中心に、教授の実験阻止と討滅のための作戦開始。
  • 戦いの中、一美が悠二に告白し、シャナに先制攻撃を果たす。
  • フレイムヘイズたちとの激戦の末教授は敗走し、逃亡先でベルペオルに見つけられる。

  • 御崎市駅壊滅。以後しばらく駅近くに歩行者天国が出来る。

  • ミサゴ祭りの2日後、調律を終えたカムシンが御崎市を立ち去る。一美がカムシンに麦わら帽子を贈る。
  • ミサゴ祭りでの一件で、シャナと悠二の仲が一時気まずくなるが、すぐに解消される。

  • 緒方の提案で、期末試験対策の勉強会が開かれる。


  • 一美へのお礼と『ミサゴ祭りの続き』を兼ねて、佐藤の提案により、神社で花火をする。
  • シャナが悠二に『メロンパン弁当黒焦げのおかず付き』を贈り、以後悠二に「恋愛感情を持つなど許されない偉大なフレイムヘイズ」から「好きになってもいい女の子」と認識される。
  • シャナが悠二にキスをしかけるが、ヴィルヘルミナの登場と妨害により、未遂に終わる。
  • ヴィルヘルミナ、シャナに悠二の殺害を持ちかける。

  • 悠二の父・貫太郎が赴任先から一時帰宅。

  • ヴィルヘルミナ、悠二殺害を決行するも、シャナに妨害され未遂に終わる。
  • 悠二、一美と『大戸ファンシーパーク』へデートに出かける。
  • ヴィルヘルミナ、悠二殺害を決行するも、シャナとの戦いや悠二の必死の足掻きにより未遂に終わる。以後、事後処理も含めて御崎市の平井家に留まる。

8月(リシャッフル、ゲーム版)

  • メアが、『零時迷子』の“ミステス”を狙って御崎市に現れるが、敗れ討滅される。自在法『ゲマインデ』の効果により、戦闘の記憶は夢のようにしか残らなかった。(ゲーム版)

9月(S,SII)
  • 新学期開始。
  • 吉田の誕生日パーティーが開かれる。(S)
  • シャナアラストール、悠二とヴィルヘルミナの関係改善のため、一計を案じる。(SII)

10月(11,12,13)
  • 御崎高校清秋祭』が開かれる。
  • 悠二と一美が、『ロミオとジュリエット』で仮装をする。
  • 悠二が深夜の鍛錬で封絶を初使用。その際に銀色の炎を出す。
  • シャナ、悠二に告白しようとするが、フィレスの襲来によりうむやむに。
  • マージョリーが、銀の炎に我を忘れて、悠二に襲いかかるが、シャナとヴィルヘルミナにより、フィレスごと制圧される。
  • 封絶内で緒方が砕け散る様を見た田中の心が折れる。
  • 傀儡から本物のフィレスが出現。ヨーハンを解放しようとするも、悠二から現れた“銀”(『暴君II』)の腕に一撃を受け、“存在の力”を奪われる。
  • 『暴君』の異変を察知したヘカテーが、フェコルーを護衛に御崎高校に出現。『暴君II』を押さえ、『零時迷子』に刻印を打ち、しばしの交戦の後に『星黎殿』に退去する。
  • 戦いの中でヨーハンが、マージョリーの自在式を利用し、悠二の身体を一時的に作り変える形で顕現。フィレスに何らかの頼み事をし、再び『零時迷子』の中に戻る。
  • フィレス、ヨーハンの頼み事を果たすため、御崎市を離れる。その際、一美に宝具『ヒラルダ』を手渡す。
  • ヨーハンの意思により、フィレスはハワイ島の地下に下り、三つの作業に取りかかる。

10月以降(13)
  • 混乱する外界宿の指導者に、ゾフィー・サバリッシュが就任する。
  • 御崎市の討ち手たちが『零時迷子』と[仮装舞踏会]の一件を外界宿に伝達するも、その反応が日和見的だったことから、アラストール直々に外界宿に調査を要請するも反応は鈍い。外界宿主導部のほとんどが彼のことを知らなかった事実に直面し、落ち込む。


12月(13)
  • 坂井貫太郎が再度一時帰宅。悠二に、千草の妊娠と彼の名が持つ意味を伝える。


12月23日(14)
  • シャナが一美に決戦を提案し、承諾をもらう。
  • 池が佐藤に、佐藤が悠二に別々のことで相談する。
12月24日(14)

1月(16~19)
  • シャナがマージョリーによる訓練の結果、巨大な炎の腕を顕現させる自在法を完成させる。

  • 上海において、フレイムヘイズと[仮装舞踏会]の一大会戦。『剣花の薙ぎ手』虞軒ら中国の討ち手および同地の外界宿『傀輪会』が壊滅する。
  • 外界宿が、自分たちを襲っている敵の正体を[仮装舞踏会]だと(ようやく)見定める。
  • ゾフィー・サバリッシュが、全世界の討ち手の指揮権を掌握。外界宿を母胎として、第二次フレイムヘイズ兵団と呼べる組織の結成に動き始める。

  • [仮装舞踏会]で盟主の謁見の儀式。『大命』が構成員に布告される。
  • デカラビアラミーに動員令を伝達する。

  • 佐藤が外界宿の初等連絡員に就任し、マージョリーの命で東京の拠点へ向かう。
  • 祭礼の蛇”坂井悠二が御崎市へ帰郷し、シャナへ思いを告げる。フレイムヘイズ三人と交戦。
  • “銀”の正体を告げられたマージョリーの自我が崩壊、以後昏睡状態に陥る。
  • シャナが“祭礼の蛇”坂井悠二の討滅を決意し戦うも敗北。アラストールごと連れ去られる。
  • 祭礼の蛇”坂井悠二が一美を振り、『玻璃壇』を回収する。
  • タルタロス』によってシャナがこの世の因果から切り離され、彼女が存在を割り込んでいた平井ゆかりの存在がこの世から欠落する。


2月(18~)
  • シュドナイ率いる“徒”の軍勢が『星黎殿』に合流し、祀竈閣にて主要な“徒”による作戦会議が開かれる。
  • 教授とラミーにより、盟主の代行体の分析が進む。
  • 星黎殿』酒保にて、決戦を控えた“徒”たちの景気づけの宴が催される。
  • ヘカテーに誘導された『星黎殿』が、『久遠の陥穽』の歪みに最も近いとされる中国中南部の山脈付近に移動し、“祭礼の蛇”坂井悠二が『久遠の陥穽』に至る『神門』を創造。それに伴う大規模な歪みがフレイムヘイズ兵団に察知される。
  • ヘカテーによるシャナ暗殺未遂。“祭礼の蛇”坂井悠二の介入により失敗に終わる。

  • ヴィルヘルミナ、知己の討ち手たちにシャナ奪還作戦への協力を要請し、ことごとく断られる。
  • レベッカがフリーダーに軟禁されていた佐藤を口実に兵団から離脱して、ヴィルヘルミナの元に向かう。レベッカに解放された佐藤は御崎市に向かう。
  • カムシンが、ゾフィーの使いとしてヴィルヘルミナを訪ね、そこで吉田と再会しフィレスの思惑について話し合う。

【不明(上記の事件の数日後)】

  • ヴィルヘルミナ、最終的にレベッカとカムシンを加えて、シャナ奪還に向けて旅立つ。


  • ヴィルヘルミナが『天道宮』をサルベージする。
  • 祭礼の蛇”坂井悠二らが、巫女の先導を頼りに、最古のフレイムヘイズたちの成れの果てを退けながら『詣道』の奥へと進む。

  • [仮装舞踏会]による外界宿征討軍が全世界の主要外界宿へ進撃、交戦を開始する。



  • 己の無力さからシャナが『贄殿遮那』を求めたことで、『贄殿遮那』が主に自身を届けるたびに再び“天目一個”の形を取って、フェコルーらを斬り倒しながらシャナの元に赴き、『タルタロス』を切断する。これにより、シャナが『炎髪灼眼の討ち手』として再起。ウアルとの交戦を経て、自分の抱く『炎髪灼眼の討ち手』の『強さ』のイメージを感得して力の精度が増す。

  • マグネシア』消滅やカムシンの攻撃、ヴィルヘルミナによる『星黎殿』の落下により『秘匿の聖室』に隠された『神門』が顕わになる。
  • 星黎殿』直衛軍の再編を終えたデカラビアが、外界宿征討軍の東西両方面主力軍司令官に、撤退命令を下す。西部戦線の撤退の総指揮はオロバスに委譲される。

  • シャナがヴィルヘルミナたちと合流。互いの情報を総合し、『神門』に突入することを決定し、また代行体・坂井悠二、『三柱臣』らの目的と行方を戦場に響き渡らせる。

  • 『詣道』にて待ち伏せしていたサブラクと、侵入してきた討ち手達が接触。最古のフレイムヘイズの成れの果ての導きで、シャナは『詣道』深部へと離脱。残るカムシン、ヴィルヘルミナ、レベッカとサブラクが交戦状態に入る。


  • 祭殿』にて、『三柱臣』により“祭礼の蛇”の神体が復活。コキュートスがシャナの元に戻る。『神門』へと向かう“祭礼の蛇”の後方で、『詣道』が崩壊していく。
  • 祭礼の蛇”とシャナが『詣道』の途中で遭遇。創造神の神体の上で干戈を交える。

  • 撤退を開始した外界宿征討軍東部方面主力軍が、谷川連峰・奥利根山塊にて、ミカロユス・キュイ率いる討ち手の一団により、足止めされる。
  • 撤退途上の外界宿征討軍西部方面軍ギリシア方面軍・エジプト方面軍混成部隊がサーレキアラら外界宿の追撃部隊に追いつかれ、交戦状態に入る。

  • 『詣道』の崩壊により収縮運動(推定)が発生し、教授がその現象を『朧天震』と名付ける。



  • 『詣道』を遡ってきた“祭礼の蛇”の神体を目にしたサブラクが、畏怖の念を味わいつつ、両界の狭間へと落ちて消滅する。

  • ゾフィーが『神門』の破壊を試み、フェコルーの『マグネシア』に阻止される。
  • シャナら討ち手たちが『神門』を抜けてこの世に帰還。そして、創造神“祭礼の蛇”の神体が坂井悠二たちと共にこの世に還幸する。






  • 日本各地の空港で、討ち手による破壊活動が頻発する。
  • チューリヒの外界宿総本部で、人間・討ち手問わずの不毛な大論戦が続く。
  • フレイムヘイズ兵団の残存勢力が武漢で足止めされる。

  • 祭礼の蛇”坂井悠二が御崎市を訪れ、吉田一美を『星黎殿』に招き入れる。
  • 星黎殿』が巨塔『真宰社』へと変形。同時に御崎市を巨大な封絶が包む。[仮装舞踏会]が市内に兵を配置し、流入する“徒”を誘導する。
  • 『真宰社』頂上『星辰楼』にて、ヘカテーが『大命詩篇』を全面稼働させ、儀式の祈りを始める。
  • 『大地の三神』が各方面から御崎市へ侵攻。各方面守備隊がこれを迎え撃つ。
  • シャナ、ヴィルヘルミナ、キアラ、サーレが防衛線を突破。教授が『真宰社』の防衛機構を稼働させて、マモンとともに迎撃態勢に入る。シャナ、ヴィルヘルミナは先行。
  • 『真宰社』頂上にて、シャナ、ヴィルヘルミナ対“祭礼の蛇”坂井悠二、シュドナイの決戦が始まる。
  • 三度目の大命宣布により御崎市に流入する“徒”が激増。『三神』はその対処に戦力の多くを割かれることとなる。

  • 百鬼夜行]に送り届けられたマージョリーが『真宰社』内部で密かに活動する。
  • カムシンが、『真宰社』の基礎を材料に瓦礫の巨人を形成し、塔を倒壊寸前まで追い込む。『真宰社』は巨大化した『神鉄如意』を芯柱にして構造を維持。

  • 吉田が『ヒラルダ』を使用する。フィレスの出現とヨーハンの顕現。琥珀色の竜巻の中でヨーハンと悠二が『零時迷子』の奪い合いをした後、『約束の二人』は吉田を連れて[百鬼夜行]の“燐子”で離脱を計る。

  • カムシンが[百鬼夜行]に合流し護衛を務める。
  • マージョリーが仕事を終えて『真宰社』最上部に登場。



  • 教授がサーレらを相手に『揮散の大圏』を発動させる。
  • 『三神』が外来の“徒”を殺し続け、人喰いが禁忌であることを彼らに刻みつけようとする。

  • ダイモーン』により暴走したパラの“燐子”が、『真宰社』の方へ暴走する。
  • 炎弾の集中で重傷を負ったカムシンが、再び儀装を纏う。
  • ヴィルヘルミナが『約束の二人』のため『真宰社』を下っていく。その後、[百鬼夜行]に合流。
  • 百鬼夜行]が『真宰社』内部に避難する。この際、『真宰社』の奥に通じるチューブの機能を麻痺させる。

  • サーレキアラが、教授が仕掛けた地雷を逆用して教授を討滅する。
  • マモンキアラの一撃で致命傷を負うが、ピルソインの介入で一命を取り留める。残った鉄巨人を『貪恣掌』で引き寄せ、塔の被害を最小限にとどめ消滅。
  • カムシンが『真宰社』を抉りながら[百鬼夜行]を吹き飛ばして脱出させ、自身は『揮散の大圏』で致命傷を負う。



  • 新世界『無何有鏡』が、改変されたままの法則を持って創造される。

  • [仮装舞踏会]が兵を撤収。リベザルピルソインが新世界に渡ったのを呼び水に、外来の“徒”が新世界『無何有鏡』へと渡り行く。
  • [仮装舞踏会]が一時散会し、将兵が新世界『無何有鏡』へ渡り行く。
  • 坂井悠二と“祭礼の蛇”が分離。“祭礼の蛇”とベルペオルが新世界へ渡り行き、ただ一人残ったシュドナイと共にシャナ達を待ち受ける。
  • ラミーリャナンシーに戻り、ドナートの板絵を復元し、悠二に復元の自在式を渡して新世界『無何有鏡』へ渡り行く。
  • 百鬼夜行]が新たな乗客を求めて新世界『無何有鏡』へ渡り行く。
  • ドゥーグが、新世界が捜し求めていたものか確かめるため新世界『無何有鏡』へ渡り行く。

  • カムシンが河川敷で皆に見守られながら死亡。
  • 吉田からヴィルヘルミナに、『両界の嗣子ユストゥスが託される。
  • レベッカが強奪した『天道宮』が、新世界へ渡るフレイムヘイズ千二百余名を乗せて御崎市の河川敷に到着。ヴィルヘルミナの操縦で、『天道宮』が討ち手達と新世界『無何有鏡』へ渡り行く。


新世界『無何有鏡』創造後

  • “紅世”から新世界『無何有鏡』へ渡り来た“徒”が、秩序派や[マカベアの兄弟]等の集団を形成していく。
  • 秩序派の“王”や[仮装舞踏会]の構成員、討ち手らが[マカベアの兄弟]殲滅に動く。
  • 悠二が『廻世の行者』という異名で呼ばれるようになり、外界宿側から不審と警戒の目を向けられる。

新世界『無何有鏡』創造から1年後の春


新世界『無何有鏡』創造から二年弱

  • 地中海を航行する豪華客船『ロード・オブ・シーズ(大海の君主)』が武装集団に占拠されるが、不可思議な客たちによって制圧される。事件解決後、乗務員であるセレーナ・ラウダスが『夢のような景色』を目撃する。

新世界『無何有鏡』創造から二年後


新世界『無何有鏡』創造から数年後


未来

  • 未来は、決まっていない。

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最終更新:2024年08月12日 08:21