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オルゴール」を以下のとおり復元します。
【種別】
[[宝具]]

【初出】
IV巻

【解説】
“愛染他”[[ティリエル]]の所持していた、オルゴール型の宝具。すり切れた木製の小箱に入っていた。
どんな複雑な[[自在式]]でも、一旦込めると無制限に使うことができる。ただし、音色を安定させるために設置場所から動かすことはできず、発動させ続ける自在式も一種類のみという制限がある。
ティリエルは複雑な“[[燐子]]”[[ピニオン]]の製作・維持のための自在式を発動させ続けるためにこの宝具を使い、広域版の[[自在法]]『[[揺りかごの園>揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)]]』の核にしていた。
最後は主と共に、[[シャナ]]の[[紅蓮の大太刀>紅蓮の大太刀(ぐれんのおおだち)]]によって焼き払われた。

『オルゴール』という呼び名は音の響きが雅やかだからという理由でティリエルが決めたもので、元々の名称は不明(ミュージックボックス?)。

[[アニメ版]]ではやや洒落たデザインになっていた。

【由来・元ネタ】
オルゴールの語源は、独語・蘭語でオルガンを意味する「orgel」とされる。独語読みでオルゲル、蘭語読みでオルヘル。漢語として自鳴琴とも。劇中の通り、英語ではミュージックボックスと呼ばれる。
狭義には、金属製のシリンダー、またはディスクに刺されたピンが鍵盤を叩くことで音を鳴らす、ゼンマイ仕掛けの楽器。
発明は18世紀末で、初期は小型が主流。懐中時計や指輪に仕込まれた作品もある。19世紀末にはディスク式が開発され、より容易に曲目の変更が出来るようになった。しかし、同時期に自動ピアノや蓄音機が発明され、一気に廃れた。

【コメント】
☆ティリエルの圧倒的な強さを下支えしていた宝具。
☆そもそも正式な名前の無い宝具なのかもしれない。
☆『[[達意の言]]』で[[シュドナイ]]が言い換えたのは「ミュージックボックス」だった。彼の(あるいは“[[徒>紅世の徒]]”一般の)常用言語は英語のようだ。
☆自在式を込める宝具は他に『[[コルデー]]』が、音を鳴らす宝具は他に[[ヘカテー]]の『[[トラヴェルソ]]』がある。

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