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カイナ」を以下のとおり復元します。
【種別】
[[宝具]]

【初出】
V巻

【解説】
銀でできた水盤型の宝具。“[[紅世の徒]]”を、本来必要な“[[存在の力]]”を消耗させずに、この世に留め置くことができる。ただし“徒”は水盤の上からは動けず、外へと力を振るうこともできない。
かつて『[[天道宮]]』を建造した“髄の楼閣”[[ガヴィダ]]が、ともにその作業に当たった人間の同志たちと永の語らいを持つために作った。『[[星黎殿]]』における『[[ゲーヒンノム]]』と同様、『天道宮』の制御機能も付与されていた。
彼の亡き後、[[アラストール]]が『天道宮』ごとこれを受け継ぎ、[[新たな『炎髪灼眼の討ち手』>シャナ]]の養成に当たっていた。

『天道宮』が[[ウィネ]]が所持していた『[[非常手段>非常手段(ゴルディアン・ノット)]]』によって崩壊した際に、共に破壊されたと思われていたが、数年後に[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]との決戦のために[[ヴィルヘルミナ>ヴィルヘルミナ・カルメル]]が再訪した際には自動[[修復]]が完了していた。『カイナ』それ自体に修復機能があるのか、修復機能を持つ『天道宮』の一部であったためかは詳細不明。

【由来・元ネタ】
名前の由来は、ダンテの『神曲』に登場する地獄界の第九圏「コキュートス」を構成する四つの円の一であるカイーナ(Caina)のことだろうか。

【コメント】
☆[[アニメ版]]から登場・使用されていた。
☆『天道宮』はアラストールが動かしているような描写も以前にあった。
☆大太刀型宝具『[[贄殿遮那>贄殿遮那(にえとののしゃな)]]』の製作も相槌に“[[王>紅世の王]]”を据えたとあったし、案外人間と“徒”の交流はよくあったことだった。
☆制作者であるガヴィダがこれを利用しこの世にとどまり、人間達([[ドナート]]を含む)と芸術に関して熱き言葉を交わしていた風景が目に浮かぶな。
☆[[ラミー]]師匠といい、こういう因縁や過去の出来事が散りばめてあると読者的にはいろいろ想像できて楽しいな。 
☆これ一人乗りかな?
☆↑一人乗りというか一人乗れるくらいの大きさに“徒”がなるんじゃないかな?じゃなきゃアラストールが実物([[魔神>神]])大の大きさで乗ってることになってしまうから・・・。小さい“徒”は知らんがな。
☆これって[[トーチ]]に組み込む形で使えたのかな。
☆“[[祭礼の蛇]]”がこの宝具に座っている姿を見たかったな。

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