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完全一式」を以下のとおり復元します。
【種別】
[[自在式]]

【初出】
X巻

【解説】
ある種の特別な自在式の総称。断篇の一部でも一旦物に刻めば、破壊や干渉を受け付けなくなる自在式。
作中では、『[[大命詩篇]]』のみ登場した。

オリジナルを持つ者による共振で破壊できるようだ。
また、中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』最終決戦で[[神威召喚]]にて[[天罰神>神]]として[[顕現]]した[[アラストール]]は、これを容易く砕いてみせた。
その際、[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[ヘカテー]]は『大命詩篇』破壊の余波を受けて苦しんでいた。

刻んだ自在式が破壊や干渉を受け付けなくなるのであって、刻まれた物が破壊や干渉を受け付けなくなるわけではないようであり、XIII巻にて[[ベルペオル]]は『大命詩篇』が数多く組み込まれた『[[暴君]]』の破壊を危ぶんだことがあった。

[[御崎市>御崎市(みさきし)]]決戦にて、[[シャナ]]が[[宝具]]『[[コルデー]]』に改変した『大命詩篇』を込めて、新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造途中のヘカテーを取り巻く『大命詩篇』の繭に『コルデー』を打ち込んで新世界の理を改変しようとしたが、防御機構である『暴君』によって阻止された。
しかし、最終巻でシャナが[[自在法]]『[[真紅]]』の拳に『コルデー』を握り込んで、『大命詩篇』の繭に打ち込んで改変した。

【コメント】
☆[[アニメ第2期]]と[[アニメ第3期]]では、この名称は語られなかった。
☆最終巻で[[シャナ]]と[[マージョリー・ドー]]によって改変されたな。
☆[[逆転印章>逆転印章(アンチ・シール)]]よりはるかに複雑だったな。

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