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カルン」を以下のとおり復元します。
【種別】
“[[紅世の徒]]”、[[通称]]

【初出】
外伝『ホープ』

【解説】
“[[紅世の王]]”。[[真名>真名(まな)]]は“紊鎚毀”(びんついき)。[[炎]]の色は茶鼠色。
[[人化]]した姿は、痩せた長身の男。本性は、十余もの鎖付きの鉄槌を振り回す櫓の姿をしていた。
[[[マカベアの兄弟]]]の中で“王子”の称号を名乗る者たちの一人であり、同じく“王子”である“潜逵の衝鋒”[[ダーイン]]と行動を共にしていた。

新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』が創造されてから一年後の春、新世界の[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]の情報操作によって、日本のとある古びた陸上競技場に誘き出され、生贄のふりをして待ち構えていた[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]と遭遇。坂井悠二と交戦するが、歯が立たずに苦し紛れに放った炎も指輪型[[宝具]]『[[アズュール]]』によって防がれ、悠二に『[[吸血鬼>吸血鬼(ブルートザオガー)]]』を突き刺されて討滅された。

【由来・元ネタ】
エトルリア神話(古代ローマの前身)に登場する男女の悪魔族「カルン(Charun)」。死を司り、鎚を手にするという。
「紊」とは、乱れる、乱すという意味の語である。「毀」は破壊すること、悪し様に言うことである。併せて考えれば、真名の意味は「世界を乱す鎚による破壊」と思われる。「毀」からは秩序のような概念的なものまで破壊するという解釈も可能である。

【コメント】
☆当然として[[アニメシリーズ>アニメ版]]には未登場だが、ドラマCDには登場した。担当声優は矢部雅史。
☆悠二に討滅された“徒”は、他に[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[捜索猟兵>捜索猟兵(イエーガー)]][[ザロービ]]や[[[轍>轍(ラット)]]]の[[ギータ]]がいた。
☆鎚といえば、[[ガヴィダ]]の『[[キングブリトン]]』も大金槌型の[[宝具]]だったな。
☆[[[轍>轍(ラット)]]]のギータや[[ケレブス]]と大して変わらなかったな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の[[アシズ]]や『[[九垓天秤]]』[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]や[[ソカル]]や[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[盟主]]“[[祭礼の蛇]]”[[伏羲]]や『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』の[[ベルペオル]]や[[ヘカテー]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、序幕で観客の一人として登場した。

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